痴漢外来

性犯罪と闘う科学

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刊行日 2019/10/07 | 掲載終了日 2019/11/01

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内容紹介

やめたいのに、やめられない

痴漢は犯罪であり、同時にその一部は「性的依存症」という病気でもある。東京都心のとある精神科クリニックで開かれる、通称「痴漢外来」。ここでは性的依存症の「治療」プログラムによって、通常30%台と言われる痴漢の再犯率を3%にまで抑えている。痴漢行為を行うのは、どんな人なのか。彼らに共通する「認知のゆがみ」とはなにか。どうすれば痴漢をやめさせることができるのか。最新の研究成果に基づき、痴漢をはじめとする性犯罪・性的問題行動の実態に迫る。


【目次】より

はじめに 痴漢外来とは

第一章 痴漢外来の一日

第二章「病気」としての性的問題行動

第三章 性的依存症の原因と診断

第四章 性的依存症の治療

第五章 ハイリスク性犯罪者への対処

第六章 強迫的性行動症――さまざまな性の困難を生きる人々

第七章 性犯罪の被害者

おわりに


やめたいのに、やめられない

痴漢は犯罪であり、同時にその一部は「性的依存症」という病気でもある。東京都心のとある精神科クリニックで開かれる、通称「痴漢外来」。ここでは性的依存症の「治療」プログラムによって、通常30%台と言われる痴漢の再犯率を3%にまで抑えている。痴漢行為を行うのは、どんな人なのか。彼らに共通する「認知のゆがみ」とはなにか。どうすれば痴漢をやめさせることができるのか。最新の研究成果...


出版情報

発行形態 文庫・新書
ISBN 9784480072566
本体価格 ¥880 (JPY)

NetGalley会員レビュー

先日博多駅近くに、性的依存症の治療を自費診療でされている病院があることを知り、アディクションについて学ぶ機会がありました。
専門家の方が新書という形で出版されることによって、より知識が広まり、治療への足がかりになるケースが増えることを望みます。
読ませていただき、ありがとうございました。

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痴漢は犯罪であるが、性的依存症であり、刑罰とともに治療もセットで行う必要がある、という考えに納得できます。再犯を減らせば、犯罪自体が減り、被害者も減るのですから。そのためには、社会の理解がまだまだ足りませんね。本の後半は、分かってはいたけどやっぱりショックを受ける話ばかりでした。痴漢という犯罪が日本にしかないことをよく考えて、日本人は反省すべきです。

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