オリジン・ストーリー

138億年全史

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刊行日 2019/11/14 | 掲載終了日 2019/12/24

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内容紹介

世界29カ国語に翻訳決定!空前の話題作 「ビッグヒストリー」提唱者最新刊、ついに邦訳刊行!

われわれはどこから来たのか―― 宇宙創成から現代までを一望し、この永遠の謎に挑む 世界各国で話題沸騰、驚異の138億年史! ビッグヒストリーの到達点!!


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【目次】

まえがき

序章

年表

第I部:宇宙

1 始まり ―― 臨界1

2 恒星と銀河 ―― 臨界2と臨界3

3 分子と衛星 ―― 臨界4

第II部:生物圏

4 生命 ―― 臨界5

5 小さな生命と生物圏

6 大きな生命と生物圏

第III部:私たち

7 人間 ―― 臨界6

8 農耕 ―― 臨界7

9 農耕文明

10 現代世界の前夜

11 人新世 ―― 臨界8

第IV部:未来

12 すべてはどこへ向かおうとしているのか?

謝辞

付表

人間の歴史に関する統計

解説(辻村伸雄)

用語集

参考文献


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「この奇妙な種はいったい何者なのか(……)この問題はあまりに複雑で多岐にわたり、多くの含意を持つので、科学的な回答を生み出すのは不可能だと感じている者もいる。だが興味深いことに、人間の歴史をより広い生物圏や宇宙の歴史の一部として捉え直すと、私たちの種の顕著な特徴がぐっと際立ってくる。今日、私たちを異質な存在にしているのは何なのかという問いに対して、さまざまな分野の学者たちが一様に、似たような結論にたどり着きつつあるようだ。」(第7章より)


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今もっとも注目を集める歴史学の新潮流「ビッグヒストリー」の到達点ともいえる1冊に、ぜひご注目ください。





世界29カ国語に翻訳決定!空前の話題作 「ビッグヒストリー」提唱者最新刊、ついに邦訳刊行!

われわれはどこから来たのか―― 宇宙創成から現代までを一望し、この永遠の謎に挑む 世界各国で話題沸騰、驚異の138億年史! ビッグヒストリーの到達点!!


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出版社からの備考・コメント

「ワシントン・ポスト」「ウォールストリート・ジャーナル」、「オーストラリアン」(豪)、「タイムズ」(英)、CNN(Book of the Week)など各メディア絶賛の話題作を、『サピエンス全史』『ホモ・デウス』の訳者でもある柴田裕之氏による訳で刊行致します。

「2018年夏に読むべき5冊」としてビル・ゲイツ氏が推薦。
「デイヴィッド〔・クリスチャン〕は私がもっとも気に入っている講義、「ビッグヒストリー」の提唱者だ。ビッグバンから複雑な現代社会までの宇宙の歴史を、さまざまな分野から得られた洞察とエビデンスでもって一つの物語としてまとめ上げている。まだビッグヒストリーに触れたことがないのであれば『オリジン・ストーリー』はその素晴らしいイントロダクションになるし、もし手に取ったことがあるならその認識を新たにすることだろう。いずれにせよ、本書は宇宙のなかでの人類の居場所について、深い知見をあなたに与えてくれるはすだ。」とコメントを寄せています。

近年、ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』やユヴァル・ノア・ハラリ『サピエンス全史』といった人類史、文明史を俯瞰するような重厚な歴史書が注目を集めています。「私たちはどこから来たのか、現代はどのような時代で、どこへ向かおうとしているのか」――こうした漠然とした問いに、緻密な考証や大胆な仮説、鋭敏な分析をもって応えようとするこれらの書籍は、ビジネスパーソンなど幅広い読者の関心を呼び、ベストセラーに名を連ねてきました。

「ワシントン・ポスト」「ウォールストリート・ジャーナル」、「オーストラリアン」(豪)、「タイムズ」(英)、CNN(Book of the Week)など各メディア絶賛の話題作を、『サピエンス全史』『ホモ・デウス』の訳者でもある柴田裕之氏による訳で刊行致します。

「2018年夏に読むべき5冊」としてビル・ゲイツ氏が推薦。
「デイヴィッド〔・クリスチャン〕は私がもっとも気に入っている講義、「ビ...


おすすめコメント

膨大な科学的証拠や歴史的洞察を親しみやすい物語にまとめ上げたエレガントな一冊

――ビル・ゲイツ


ビル・ゲイツ氏も大絶賛の本書。

『サピエンス全史』『ホモ・デウス』につづき、大注目の一冊です。

ぜひ読んでみてください!

著者のTED動画も下の関連リンクからご覧いただけます。



膨大な科学的証拠や歴史的洞察を親しみやすい物語にまとめ上げたエレガントな一冊

――ビル・ゲイツ


ビル・ゲイツ氏も大絶賛の本書。

『サピエンス全史』『ホモ・デウス』につづき、大注目の一冊です。

ぜひ読んでみてください!

著者のTED動画も下の関連リンクからご覧いただけます。




販促プラン

メディア関係者さま、下記への取材、ぜひお待ちしております!!

■来日イベント

●「ビッグヒストリーとリベラルアーツ シンポジウム」(参加無料 日英同時通訳付き)

主催:桜美林大学 リベラルアーツ学群

日時:2019年11月23日(土)13:00~18:00

デイヴィッド・クリスチャン教授登壇パート(予定)

講演(30分)13:20~13:50

鼎談(30分)15:05~15:35

(デイヴィッド・クリスチャン×バリー・ロドリーグ×出口治明  コーディネーター:堀潔)

シンポジウムお問合せ先:桜美林学園 総合企画部 広報課 042-797-9772 http://obhp.org/jp/action/2019/


●書店トークショー(逐次通訳付き)

会場:ジュンク堂書店 池袋本店

日時:2019年11月24日(日)19:00~21:00

出演:デイヴィッド・クリスチャン、孫岳(中国版翻訳者)、辻村伸雄(邦訳版解説者) トークショー

お問合せ先:筑摩書房 宣伝課 03-5687-2683 https://honto.jp/store/news/detail_041000039445.html?shgcd=HB300


●特別授業「ビッグヒストリーと気候変動」(逐次通訳付き)

会場:アレセイア湘南高校

日時:2019年11月25日(月)12:10~13:00 もしくは 13:35~14:25(調整中)

参加者:アレセイア湘南高校の世界史の授業を履修している高校1年生32名(男子11名、女子21名)

特別授業お問合せ先:筑摩書房 宣伝課 03-5687-2683

▶気候変動をめぐる世代間対話の重要性を浮かび上がらせたグレタ・トゥーンベリさんや、彼女に共鳴した世界中の子どもたち。クリスチャン教授は「ビッグヒストリー」の枠組みを通して、彼らの問いかけに対する大人サイドからの真摯な回答を、16歳のグレタさんと同世代の生徒たちに向けて示していこうとされています。偶然にもグレタさんと同じ年齢だった16歳の時に経験したキューバ・ミサイル危機が原点だったという「ビッグヒストリー」が、いかに気候変動の問題を的確にとらえ、解決策を見出す糸口となるのか? この授業を受けて日本の高校生がどのような考えを持つのか?ぜひ、ご注目ください!

メディア関係者さま、下記への取材、ぜひお待ちしております!!

■来日イベント

●「ビッグヒストリーとリベラルアーツ シンポジウム」(参加無料 日英同時通訳付き)

主催:桜美林大学 リベラルアーツ学群

日時:2019年11月23日(土)13:00~18:00

デイヴィッド・クリスチャン教授登壇パート(予定)

講演(30分)13:20~13:50

鼎談(30分)15:05~15:35

(デイヴィ...



NetGalley会員レビュー

「サピエンス全史」を彷彿とさせる作品であるが、本書は宇宙の始原から書き起こされ、時間軸の視点は全史とは大きく異なる。「サピエンス全史」は人類のオリジンを説くが、本書は万物のオリジンを説く。人類の歴史はオリジンストーリーのほんの一部でしかない。

本書で臨界と称される、次のステップへ進む特異点(オリジナルではthresholdか)も、8ステップあるうちの5までは人類誕生以前の話であり、臨界6に至って人類が誕生する。7は農耕。これにより、人類は爆発的に人口を増大させる。8が人新世、工業化・メガイノベーションを描く。これにより、人類は地球の環境をも左右できる存在となったのである。本書では、以後地球の終焉、太陽系の最後、宇宙の終末までを描く。

余りに取り扱うテーマが広大であるため、目新しい知見が綴られている訳ではないが、この世の始まりから終わりまでを描いた本は、他に類を見ないので、一読の価値ありである。

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莫大なエネルギーを持った本

この本が持つ莫大なエネルギーは何なんだろう。
まずは自分の中でエントロピーをしっかり定義付けしないことに、読み進めることが困難になるであろう。
生命構造は都市の構造と瓜二つという考えは、いろんな面で参考となる気付きだった。
人間の正式分類は、サピエンス種、ホモ属、ヒト科、サル目、哺乳綱、脊索動物門、動物界真核生物ドメイン。
この長い名前に全てが詰まっていると思った。
圧巻は宇宙の始まりと生命の始まりの部分。
そして、人間の集合的学習の進歩について。
はっきりしない領域から始まったとされる最古の文献「ヴェーダ」にも触れ、宇宙のビックバン、LUCAである最初の生物に迫る。

人間の爪が伸びるほどの速度で近くプレートは動いている。
この先人間は何かを超えていくのだろうか?
読み応えバッチリの一冊。

本が好き!倶楽部
せいちゃん

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オリジン・ストーリー: 138億年全史
デイヴィッド・クリスチャン

緻密な考証や大胆な仮説、鋭敏な分析でもって、地球の終焉、太陽系の最後、宇宙の終末までを描く内容なのだが、ウーーーん何かのSFなのかなという風な感じにおもえてしまった。これはすごいのかもしれないが、そうではないのかもしれない。

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『オリジン・ストーリー』の序章に星空のもと年寄りたちが祖先から伝えられた物語を若者たちに聞かせるシーンが出てくる。自分たちが何者であるか、自分たちが生まれる前に存在したものが何か、自分たちがほんの一部でしかないものの全体像が何なのか。

本書は現代版の万物の起源の物語について書かれている。わたしたち人類のオリジン・ストーリーを重要な変わり目である臨界で区切り示している。第一の臨界はビッグバン。そこから? ――そう、そこから。来し方を起源から探り、現在地を眺めれば人類のこれからが見えてくる。〈好むと好まざるとにかかわらず、今や私たちは生物圏全体を管理しており、それに成功することも、失敗することもありうる〉。ぎりぎりで危機を回避し持続可能な未来を手にするのか、あるいは無数の生物を道連れに破綻へとなだれ込むのか。
岐路に立ち、新たな臨界を迎えようとするわたしたちが必要とする物語が書かれている。

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読み終えた後、呆然としてしまうようなスケール感のノンフィクション。
 人間の、いや人類の趨勢なんて宇宙から見れば、ほんの刹那の夢のようなものだと分かってはいたつもりでしたが……こうやって科学的な論拠を示しながら語られると、想像以上にこの世界というのは広大で、また不思議なのだと思い知らされるようでした。
 人類がここにいたるまでには、様々な戦略や、発明による爆発的な進歩がありました。けれど、それがゆえに今現在、環境問題や、格差の問題などに直面することにもなりました。
 私たちは、これから先のヴィジョンを描き、解決への道筋を決断し、行動することができるのでしょうか?
 人の生が儚いものであり、偶然の産物なのだとしても、数百年数千年あるいはさらに先の人類のことを見据えることにはきっと意味があるのだと、そんな風に感じさせてくれる一冊でした。

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宇宙の始まりから現代までを一望する「ビッグヒストリー」を提唱した著者による,私たちの起源を見直し,さらに将来について考える一冊.現在から過去に向かって遡った道を,過去から現代への一本道として表現すると,わかりやすいし,納得しやすいけれども,それだけではないとも思う.読者のクリティカルシンキング能力が試されるかも.

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ビッグ・ヒストリーの決定版かも。
ただし、主役である人類が出てくるまでも長い。まさにビッグなヒストリーか。
いや、人類はすでに主役ではないのか。とすると、「歴史」を知覚しているのは誰なのか、というよくわからない問題まで生じてしまうか。
厖大な歴史を四百ページの押し込めたので、駆け足感があるかと思ったが、そうでもなかった。ただし、人類不在の間は僕は読んでて寂しかった(笑)。

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