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内容紹介
芥川賞、野間文芸新人賞候補作『五つ数えれば三日月が』の著者、最新作
多様な性的アイデンティティを持つ女たちが集う二丁目のバー「ポラリス」。国も歴史も超えて思い合う気持ちが繋がる7つの恋の物語。
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2017年、初めて日本語で書いた小説「独舞」(のち『独り舞』に改題)で第60回群像新人文学賞優秀作を受賞し、作家デビュー。
2作目の、日本で働く台湾人の「私」が台湾に渡った友人へ募らせる思いを繊細に描いた『五つ数えれば三日月が』で第161回芥川賞、第41回野間文芸新人賞の候補となった著者。
これまでの作品に通底する、セクシュアルマイノリティであることや、言語や国境を超えた人々の繋がりといったテーマを内包しながら、日本に移住し、二丁目に通うようになった筆者の目に映るこの街の煌めき、そこに集う人々への取材によって想起される過去の街と人々の記憶をも掬い上げようとする渾身作です。
どうぞご注目ください!
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李琴峰(り・ことみ)
1989年台湾生まれ。作家・日中翻訳者。2013年来日。2015年、早 稲田大学大学院日本語教育研究科修士課程修了。2017年「独舞」にて第60回群像新人文学賞優秀作を受賞しデビュー。2018年『独り舞』を刊行(のちに自訳で台湾でも刊行)。2019年「五つ数えれば三日月が」が第161回芥川賞候補作となる。同年、『五つ数えれば三日月が』を刊行。その他の作品に「流光」「星月夜」などがある。
おすすめコメント
名付けえない感情とアイデンティティ、それらをありのままに受け入れる美しさと孤独。未練と未来の狭間に漂いながら、刹那の救いを求めて、彼女たちは新宿二丁目という聖域に溶けてゆく。
――東山彰良(作家)
世界でこのひとにしか書けない小説が生まれた。日本と台湾、台湾と中国、「普通」と「それ以外」、そして「女」と「女」……さまざまな「近くて遠い」物語が、夜空に浮かぶ七つの星のように、切なく煌めいている。
――王谷晶(作家)
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784480804921 |
本体価格 | ¥1,600 (JPY) |
閲覧オプション
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