タイタン

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刊行日 2020/04/20 | 掲載終了日 2020/04/19

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内容紹介

またAI暴走ディストピアか…と思ったら全然違う!!
前代未聞の神話級≪お仕事≫エンタメ小説!


至高のAI【タイタン】により、社会が平和に保たれた未来。
人類は≪仕事≫から解放され、自由を謳歌していた。
しかし、心理学を趣味とする内匠成果(ないしょうせいか)のもとを訪れた、ほんの一握りの≪就労者≫ナレインは彼女に告げる。

「あなたに≪仕事≫を頼みたい」

彼女に託された≪仕事≫は、突如として機能不全に陥ったタイタンのカウンセリングだった――。



アニメ『バビロン』『HELLO WORLD』で日本を震撼させた、鬼才野﨑まどが令和に放つ、前代未聞の超巨大エンターテイメント!

またAI暴走ディストピアか…と思ったら全然違う!!
前代未聞の神話級≪お仕事≫エンタメ小説!


至高のAI【タイタン】により、社会が平和に保たれた未来。
人類は≪仕事≫から解放され、自由を謳歌していた。
しかし、心理学を趣味とする内匠成果(ないしょうせいか)のもとを訪れた、ほんの一握りの≪就労者≫ナレインは彼女に告げる。

「あなたに≪仕事≫を頼みたい」

彼女に託された≪仕事≫は、突如として機能不全に陥ったタイタ...


出版社からの備考・コメント

校了前のデータを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

※発売前作品のため、発売後に読まれる読者の皆様のためにも、「ネタバレ」「外部書評サイトへのレビュー投稿」は極力お控えいただけますよう、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
※※リクエストの承認につきましては現在お時間をいただいております。

校了前のデータを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

※発売前作品のため、発売後に読まれる読者の皆様のためにも、「ネタバレ」「外部書評サイトへのレビュー投稿」は極力お控えいただけますよう、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
※※リクエストの承認につきましては現在お時間をいただいております。


おすすめコメント

「おれ、何のために働いてるんやろ?」
そう思ったこと、ありますよね。はい、僕も日々悩んでいます。
「悪とは何なのか」をテーマに書かれたのが『バビロン』だとすれば、本作のテーマは「仕事とは何なのか」です。その答えが、この本の中にあります。
実は、今、僕は≪仕事≫をしています。この本を皆さんに読んでもらうことが僕の≪仕事≫の第一歩です。ですが、本当に≪仕事≫になるかはまだわかりません。≪いい仕事≫をするために、皆さんの力を貸してください。絶対に後悔はさせません。
野﨑まどは、本気でヤバい作家です。『タイタン』は、本気の傑作です。
――担当編集者より

「おれ、何のために働いてるんやろ?」
そう思ったこと、ありますよね。はい、僕も日々悩んでいます。
「悪とは何なのか」をテーマに書かれたのが『バビロン』だとすれば、本作のテーマは「仕事とは何なのか」です。その答えが、この本の中にあります。
実は、今、僕は≪仕事≫をしています。この本を皆さんに読んでもらうことが僕の≪仕事≫の第一歩です。ですが、本当に≪仕事≫になるかはまだわかりません。≪いい仕事≫をするため...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784065177150
本体価格 ¥1,800 (JPY)

NetGalley会員レビュー

今から200年後の未来の物語。
少し読み進めて、ふと、200年前のことを思った。日本では江戸時代で武士がいた。武士は今はいない、だからなったことがない、文献で想像するしかない。
同じように仕事がなくなった未来で、仕事に就いたことのない主人公が、仕事に就き大部分を担っているタイタンと向き合い、仕事とはを考えていく。
未来の話しで、未来のAIが登場するので、SFの要素もあるが、仕事での人と人との関わり、向き合い方、心が描かれる。
そして、仕事とはの答えをしっかりだしてくれている物語だった。
200年の人が今の世の中を想像できるか考えたら出来ない気がする。
しかし、今は、200年後の未来を想像できるように著者が、この物語を書いてくれた。
この物語を読んだ後、影響を与えられたと感じた。
著者のよい仕事に感謝したい。

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人工知能はどれだけ発展し普及していくのだろう。新しい知識を取り込み、瞬時に多数の選択肢の中から最適なものを判断する。情報を与えられれば与えられるほど進歩していく。そこに感情が芽生えたら、もはや人と同じかもしくは人よりも上等の生き物になるのではないかとも思う。未来。どのような世界になるのか。

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人は成り上がったのか、成り下がったのか・・
「仕事」という概念が失われた近未来。AI「タイタン」が日々の生活を保障する中で内匠成果は稀有な「仕事」を依頼される。その「仕事」の内容とは・・
完璧さ、調和のAIと、不器用でいびつな個々の人間の対比が著しい中で、同じ問いに答えを求める様が滑稽にも感じられる。
また描かれる姿は幻想的かつ迫力に溢れ、惧れをも抱かせた。
ユートピア兼ディストピア小説。

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読了後しばらく「野崎まど、凄い!凄い!」としか言葉が出なかった。
少し時間がたってようやく落ち着いた。
AIをカウンセリングするという頭の痛い事態に引きずり込まれる内匠成果。
「仕事」とは何か?定義づけを行うために思考と対話を積み重ねてゆく静かな前半。
更なる答えを求めて動き始める中盤。ロードムービーを見ているようでちょっと心和む部分もある。
そこからは一気に怒涛&壮絶なクライマックスを経て驚きと静けさのラストへ。
本当に仕事とは何なのか。自分にとってはどうなのか?仕事イコール人生ではないけれど、仕事部分を取り去ってしまったらどうしていいか戸惑ってしまう。では生きるって何なのだろう。「仕事」を考えていたのに「生きる」を考えることになってしまった。こんなことを書いているけどエンタテインメント全開だし映像的だしストーリーにぐいぐい引っ張られる。
作品では一つの答えが示され現時点では私は大いに賛成できる。けれど、この答えも唯一無二ということではないだろう。
明日もまた仕事とは何かを模索しながら私は生きてゆくのだ。


野崎先生は仕事をしたと言い切ってもいいと思うなあ。

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AIが発展して、人類のほとんどが働かなくても快適に生きていけるようになった未来。「趣味」として臨床心理をたしなんでいる主人公は、「AIのコンサルティング」という「仕事」をする羽目になった。

「お仕事小説」と紹介する向きもあるようですが、SFという枠組みの中で、「仕事」とは何か、をストイックに考えさせる作品だと感じました。
AIまわりの技術の設定がしっかりしているので、読んでいて突っ込みたくなることもなく、エンタメ寄りのSFとしても優れた作品だと思います。。
吉岡里帆あたりで映画化しそう…と思ったけど、CGが大変そうだからやはりアニメでしょうか。

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なかなか壮大な設定なんだけど、中身は仕事の話で、未来の話なんだけれど、現在の私たちに通じるものがあった。
すべてのことがAIによってまかなわれ、人間は仕事というものをしなくなった未来。
ここで考えた。仕事をしなくていいなら勉強をする必要はあるのだろうか。
主人公は心理学者。つまり心理学の勉強をしてきたということ。
勉強は「趣味」なのか。この世界でどのように生きているのか、なかなか想像ができなかった。
SFなのでなかなか頭の中で映像化するのが難しいけれど、面白かった。映像で見てみたいなと思った。
難しそうだけれど。

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