語られなかったアメリカ史③

人類史上もっとも危険な瞬間

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刊行日 2020/03/19 | 掲載終了日 2020/04/15

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内容紹介


本書は、今まで知られていなかったアメリカ史を誰にでも読みやすい文で紹介したものだ。

映画監督のオリバー・ストーンと歴史学者のピーター・カズニックによって書かれた原書に歴史家のエリック・シンガーがさらに掘り起こして加筆した。

第二次世界大戦後から、1962年までの冷戦期が語られている。

アメリカの軍人たちが「キノコ雲」をモチーフにしたケーキで核実験成功を祝い、政府高官は原爆を月面で爆発させてソ連を威嚇することを夢み、水爆でハリケーンの進路を変えたりすることを真剣に検討していたのだ。

原爆を投下された国に住む私たちには、信じがたいこれらの事実が次々と明らかにされていく。さらに、すんでのところで核戦争を回避させたソ連の軍人のこともリアルに書かれている。

世界は、核戦争による全滅からまぬがれた。しかし、1945年から1962年の17年間で、人類は、地球を複数回破壊できるほどの攻撃能力を保持するようになった。

本書は、「語られなかったアメリカ史」の書であるが、第二次世界大戦後の「人類史上もっとも危険な瞬間」までの史実を、アメリカとソ連の両側から記載した書である。

今回の本文掲載は、冒頭の紹介文と第5部「人類史上もっとも危険な瞬間」とした。



本書は、今まで知られていなかったアメリカ史を誰にでも読みやすい文で紹介したものだ。

映画監督のオリバー・ストーンと歴史学者のピーター・カズニックによって書かれた原書に歴史家のエリック・シンガーがさらに掘り起こして加筆した。

第二次世界大戦後から、1962年までの冷戦期が語られている。

アメリカの軍人たちが「キノコ雲」をモチーフにしたケーキで核実験成功を祝い、政府高官は原爆を月面で爆発...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784751529461
本体価格 ¥2,200 (JPY)

NetGalley会員レビュー

大変面白く読めました。
表紙もカッコよく子供たちにもぜひ手に取ってほしいですし、
内容もとても分かりやすいです。

残念ながらアメリカの歴史に疎いので”語られなかった”の部分が
十分理解できてないのですが、”知ってみよう”という意欲は沸きました。

ジョンFケネディーやキューバのカストロなど成り立ちや
存在感は十分理解できた。

①②もぜひ手に取りたいです。

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サンプルは最終章(第5部)のみ読めるが、ここは白眉だろう。ケネディ時代のピッグス湾事件(キューバ侵攻失敗)とキューバミサイル危機に触れているからだ。
著者の一人オリバー・ストーンの代表作の一つ「JFK」は、根っこがここにあるわけだ。
映画は陰謀論のパッチワークだった印象があるが、本書で述べられた史実には不合理な陰謀説はないと思う。が、「語られなかった」と題するだけあって、危険な歴史書・歴史観かもしれない。

ケネディ暗殺の遠因が、彼が選挙で取った「共和党より強硬なタカ派を演じる」戦術にあった、ということは、僕ら東洋の子どもにはとてもショックだ。僕らにはケネディはリベラルの良識のように見えていたからだ。
非常に興味深い歴史書だ。そして著者たちは、ストーンは米国の最過激左派、カズニックはリベラルなリヴィジョニストだ、ということを認識して読むべきだろう。
これはけっして米国の公式な歴史ではない。だが、米国の少なからぬ数の良識派・左派は本書を支持しているようだ。日本人が彼らの考え方を知るのはとても良いことだと思う。そして信じすぎないことも。

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キューバ危機の話しがおもしろかった。ケネディは日本ではリベラルということで通っているが、ニクソンとのテレビ討論の様子を見るとニクソン以上のタカ派じゃないか。その後のキューバ侵攻の失敗もそうだけど、他の話しもそうだけど、歴史の教科書では悪がフルシショフで正義がケネディという感じになっているが現実はそうではないような気がする。どちらかが正しいなんてない。それぞれの立場があるだけだ。今ある平和がとてもあやふやな倫理の上に立脚しているのだということに恐怖する。ケネディの印象がかなり変わった。

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教育格差。
あまりにひどいのでは無いか?
最近あまり話題にならないが、教科書検定のニュースの時に、これでは日本がダメになってしまうのでは無いか?と危惧を抱くことが多いのだが、その上をいっている。
恐ろしいことだ。今はまだ明らかにされていないケネディ大統領の暗殺などについても触れられているようなのでこのシリーズ、とても楽しみ。

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