家族で楽しむ「まんが発見!」①学校に行こう

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刊行日 2020/08/03 | 掲載終了日 2020/08/06

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内容紹介

傑作短編マンガのアンソロジー。

日本の「マンガ」は、この半世紀の間に奇跡的な発展をとげ、たくさんの大長編が生まれてきた。

一方、短編の世界でも、物語、表現、描写、哲学など、あらゆる面で純文学に遜色のない名作が誕生していった。

すでに、高い評価を得ている作品から、あまり知られていない注目作までを探索し精選した、日本短編まんがの代表作集シリーズ。全9巻刊行予定

①巻「学校に行こう」

まんがの世界で学校といえば、少年向きだったらスポ根(スポーツ根性)まんが、少女向けだったらラブコメ(ラブコメディー)まんがといったところが定番だろう。かつては、学校の不良グループのリーダーが主役の「番長もの」も盛んだったが、いまはほとんど姿を消してしまった。

さて近年の学校を舞台にした作品を読んでいくと、最初は教室の風景の1部ぐらいにしか感じられなかったのに、しだいに気になる存在へと変化していったものがある。それは、クラスメート(級友)だ。まんがの中の彼らは、特に華々しい活躍をするわけではない、集団でなにかをなし遂げることもない。なんとも無個性のようで、「その他大勢」とひとくくりで片付けられてしまわれがちなのだ。それなのに、「中学生日記」「ちびまる子ちゃん」「天才柳沢教授の生活」などの諸編を読んでいくと、クラスにはスポ根や番長の時代のステロタイプのヒーローだけでなく、一人一人がそれなりの一芸をもって活き活きと過ごしているということがわかってくる。

偶然のことだが、この巻にはナンセンスギャグまんがの三人の開拓者が勢揃いしている。旧来のコント的言葉遊びやパロディやコスプレを掘り進めながら、コマ、吹き出し、擬音、絵のタッチなど、まんがの基本的な約束事、文法のようなところまで、ギャグの素材として使っていった赤塚不二夫。それまではタブーとされてきた性的表現や残酷シーンなどをあっけらかんと明るく白日の下にさらけだし、表現できる領域を限りなく広げた谷岡ヤスジ。人々の内面に潜んでいる変態的な欲求や無意識の衝動などをていねいに掘り起こして、深いところからの笑いを発見していった山上たつひこ。この三人が切り開いた地平を吉田戦車、いがらしみきおなどがさらに深く広く耕していくことになる。(編者あとがきより)


今回、書籍に8作品収録中、5作品を公開。

傑作短編マンガのアンソロジー。

日本の「マンガ」は、この半世紀の間に奇跡的な発展をとげ、たくさんの大長編が生まれてきた。

一方、短編の世界でも、物語、表現、描写、哲学など、あらゆる面で純文学に遜色のない名作が誕生していった。

すでに、高い評価を得ている作品から、あまり知られていない注目作までを探索し精選した、日本短編まんがの代表作集シリーズ。全9巻刊行予定

①巻「学校に行こう」

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出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784751530214
本体価格 ¥1,800 (JPY)

NetGalley会員レビュー

家族で楽しむ『まんが発見!』学校に行こう
学校が舞台のまんがを紹介されています。

一番、印象に残っているまんがは、『ちびまる子ちゃん』で、
小さい頃から見ていて、まるちゃんと同級生になり、お姉ちゃんと同級生になりと一緒に育ったまんがでもあります。
コマに書かれる突っ込みが面白いまんがでした。
改めて読んで、初期の頃は同級生があまりキャラ立ちしてなかったんだと…
絵もこんな感じだったんだと…
人の記憶は書き換えられていくのだなぁとちょっとびっくりしました。

他のまんがも、子どもの頃は楽しめていたのに、改めて読むと、えっ?この内容いいの?と考えてしまって純粋に楽しめなくなっていました。
そこが大人になったというか、なってしまったんだなと感じました。

こういう発見が出来る本は素晴らしい‼︎
もっと読みたいです‼︎

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読みましたー なるほど 「家族で楽しむ」ですね お父さん世代の漫画から 最近の漫画まで、 学校が題材の漫画が出てきますので お父さん世代は勿論 こどもも楽しめる内容だと思いました 本当に がきでか、 まるちゃんやら、 バカボンやら、 教授…… とバラエティにとんでいるので、 なんか学校に対する価値観って さまざまで良いのだったってなる気がします もちろんマンガなので楽しく読めるのですが 新しい順からとかにした方がよかったのかも

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松田哲夫さん編集の文学と哲学のシリーズが良かったので、こちらも期待して読みました。
谷岡ヤスジさんや山上たつひこさんの、日本がおおらかだった時代のマンガを読めるのが楽しいです。
表現はどぎつい部分がありますが、ギャグマンガの基本は昔も今も変わらず、この時代のマンガが原点になっているのを実感します。
山下和美さんは、以前読んだ「数寄です!」がとても面白くて、「天才柳沢教授の生活」も読んでみたいと思っていたので、こちらに収録されていて嬉しいです。父親がモデルという柳沢教授のキャラが立っていて、この二編だけでなくもっと読んでみたいと思いました。

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「がきデカ」はリアルで雑誌連載を読んでいたので、ものすごく懐かしい感じがした。ただ絵柄が、記憶とは少し違っていたので、人間の記憶とはあてにならないものだと思った。
 谷岡ヤスジや赤塚不二夫は、絵柄が私の好みではないので、あまり興味が湧かなかった。
 しかし、他の作品はともかく、こまわり君やバカボンのパパがいる学校なんて、まずないと思うのだが。天才柳沢教授の生活はもっと続きが読みたいと思う。

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