かけだしたイス

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刊行日 2020/11/26 | 掲載終了日 2021/10/31

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内容紹介

【サトシン絵本 まるっとレビューキャンペーン対象作品】

ある日、イスはふと思った。「いつまでも人に座られ続ける必要はないんじゃないか。」そう気がついたイスは、一歩踏み出さずにはいられなくなる。家を飛び出し、野を越え、山を越え走るイス。その俊足ぶりは、史上最強の名馬ガンバリルドルフの耳に入り、2人はやがて、大観衆の中で、その速さを競うのだった。

【サトシン絵本 まるっとレビューキャンペーン対象作品】

ある日、イスはふと思った。「いつまでも人に座られ続ける必要はないんじゃないか。」そう気がついたイスは、一歩踏み出さずにはいられなくなる。家を飛び出し、野を越え、山を越え走るイス。その俊足ぶりは、史上最強の名馬ガンバリルドルフの耳に入り、2人はやがて、大観衆の中で、その速さを競うのだった。


販促プラン

【サトシン絵本 まるっとレビューキャンペーン】

2021年10月31日(日)まで、絵本作家サトシンさんの作品計20冊以上が一斉掲載中!

ご投稿いただきましたレビューはすべてサトシンさんへお届けいたします。

対象作品1冊以上にレビューをご投稿頂いた方に豪華特典をプレゼント!

みなさま、ふるってご参加ください!


【レビュー投稿者 豪華特典3点】

・サトシンさん直筆サイン入りポストカード

・サトシンさんオリジナルエコバッグ

・サトシンさんZoom読み聞かせイベント 参加券(日時:2021年12月1日(水) 19:00~)

レビュー投稿締切:2021年10月31日(日)23:59

  

【ナイスレビュー賞】

対象作品の全レビューの中から、10名様の投稿者に、サトシンさんの直筆サイン本をプレゼント!


【プレゼントに関する注意事項】

・特典の在庫に限りがあるため、無くなり次第終了する場合がございます。その際はこちらページにて告知いたします。

・2021年8月23日~10月31日の期間に対象作品1冊以上にレビューをご投稿いただいた方がプレゼント対象となります。

・複数の作品にレビューをご投稿いただいた場合でも、お一人様1セットのプレゼントとなります。

・プレゼント対象者には、11月15日(月)までに、NetGalleyからプレゼントに関するメールをお送りいたします。NetGalley登録メールアドレスを出版社に開示設定を行なっている方が対象となります。

・発送の都合上、国内在住の方が対象となりますが、Zoom読み聞かせイベントは海外からでもご参加いただけます。


【5冊以上のレビューで限定バッジを付与】

2021年8月23日~10月31日の期間に対象作品5冊以上にレビューをご投稿いただいた方に、プロフィールに表示される「サトシン絵本 まるっとレビューキャンペーン 限定バッジ」を付与いたします。

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【レビュー投稿者 豪華特典3点】

・サトシンさん直筆サイン入りポストカード ...


出版情報

ISBN 9784073420903
本体価格 ¥1,400 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

イスが足を動かしてみるところの不安交じりの嬉しさ(の表情)。
そして、すぐ部屋を飛び出す思い切りの良さにグッと引き込まれました。
あれよあれよという間に夢の舞台へ・・・
凛々しくなつたイスと、対決相手のガンバリルドルフもかっこいい。

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サトシンさんとドーリーさんのコンビネーション大好きです。
常識を一度疑ってからはじまる冒険の予感に序盤からわくわくしました。そのわくわく感をずっと保ち続けるサトシンさんの文章と、ドーリーさんの躍動感のあるイラストで…ぜひおはなし会で子どもたちと一緒に味わいたいと思いました。

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こういうもんだと自分の人生を納得させたり諦めたりするのではなく、自分の心に正直にやりたいことをまずはやってみようよとのエールをもらった気がします。
勝負の勝ち負けよりライバルと全力を出し合う喜びが躍動感ある絵によりうまく表現できているなぁと思います。映画のワンシーンみたい。

読書感想画にもピッタリ!
是非購入したいと思います。

ただ…「ガンバリルドルフ」は噛みます!
噛みまくりでうまく読めないので相当練習が必要です…。

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ぐいぐい引き込まれるというのはこういうことなのだ。スピード感にいつの間にか乗せられている。
椅子と対峙する馬。その脚に異様な力の充実が見てとれた。
ドーリーさんの、今回は比較的ベタな色の塗られ方が逆に空間を膨らませているようにも感じました。
膨らんで膨らんで空にものぼる不思議な高揚感に浸っていたら…
机さんも?と引き戻されました
後味が複雑だけど、二番煎じではない展開も読後の読者の世界にバトンタッチされる感覚がおもしろい。

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●「可能性は∞!」

すごい面白い!

絵がめっちゃうまい(笑)ので
椅子なのに躍動感がはんぱない

最後のさいごも非常に良かった(笑)

読んでいくうちに
小さいゾウが可能性を諦める話を思い出した

小さいゾウは小さい頃から鎖を付けられていて
大きくなって、もうその鎖を壊す能力があっても
無理だと認識してしまってるから壊すことすら試みない
みたいな……

可能性は∞!こういう本は本当に素敵だと思います

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絵が素敵です。
イスの表情が感じられそうでした。
文も良いのですが、ひらがなばかりだと
非常に読みづらいです。
漢字に大きめのルビではダメですか?
読み聞かせしたいのですが、
多めの文章にひらがなはキツイです。

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イスが動き出すなんて…
奇想天外なお話…
イスが競争?しかもサラブレッドと?
でも、その奥にサトシンさんからの大切なメッセージもジーンと伝わってきました。
そして、最後の最後も「やられた〜」でした。
発売が楽しみです!

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自分という存在意義を疑うイスと、自分のあり方を自認している馬との、自我を持った戦いは、なぜか爽快感と心地よい疲れを読者にももたらす。

イスはある日ふと思うのである。
自分はこれで良いのか、と。静から動に。
突然開かれる世界。自分が行動することで得られるもののなんと大きいことか。

それを読む私でさえ、そんなイスに負けてはならない!と思うほどであるから、競うことを、走ることを生業としている馬にとっても挑戦状を叩きつけられた思いがするだろう。

なかなか、毎日の自分の振る舞いを疑うことも、殻から飛び出すこともできない私にとっては、眩しい一冊だった。

そして次に机が....いやいやそれは....

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自分の生きる意味はなんだろう?
そして、やりたいことはなんだろう?
生きがいは何だろう?

と改めて考えるとともに、「いす」の駆け出しを、応援しながら読み手も駆け出すように読み上げてしまう勢いのある作品でした。

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壮大なプロジェクトドラマを見ているような感じでどんどん物語に引き込まれました。壮大かつユーモアがあり 子供たちに早く読み聞かせたいとおもいました。絵も壮大で 椅子と馬が飛んでいるように描かれたページは圧巻です。 ただ「ガンバリルドルフ」ちょっと噛みます!

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これは、自我を持ったイスのお話です。自分には足があるのに、どうしてじっとしていて、人にすわられなければならないんだと、イスは外に飛び出します。最後には、サラブレッドと競争をしたりするのですが、このお話は、自分の置かれた環境を何も考えずに受け入れるのではなく、ちゃんと自分なりに疑問を持つこと。その大切さを教えてくれるような気がします。

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あはは、まえあしってこっちだったの?・・・とか思いながらイスのあとを追っかけていっしょに走ってしまいます。ルドルフとのレースでなるほど~と思ったり、おしまいで、自分のやりたかったことってなんだろうと考えるかもしれません。余韻のある絵本です。

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まずタイトルで「かけだしたイス」⁉︎と興味をそそられ、読み始めたらどんどん進み、読み終わった後は爽快感と熱い気持ちを持つ自分がいました。ただ「あー面白かったかった」というだけじゃない、変わりたいと思っているのに、やりたいことが出来ないと何も行動していない自分の背中を押してくれる絵本でした。そして最後につくえ…続編あるのかなぁ。。

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力強く、それでいて洒落っ気のある文章。そして、小説における行間や余白を上回る、どこまでも広がっていくような絵との見事なタッグに心も目も躍る。
爽やかな寂寥感が漂うオープンエンドの余韻は長く尾を引く。
最近、絵本を読みまくっているが、この作品はダントツに好き。絵本における絵というものの認識を新たにした。
さあ、ここから子供たちを冒険の世界へと誘っていきたい。

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まず思ったのは「こっちがまえあしで、そっちがうしろあしなの?」でした。衝撃を受けたのですが、すぐにそのようにしか見えなくなっていました。イスとガンバリルドルフの表情がとてもかっこよくて素敵で、どちらも応援したい気持ちになり、レースがおわったページでまた衝撃を受けました。そして、たっぷりの余韻を残し読み終わりました。小さい人とも読みたいですが、小学生や中学生と読んだり、読み聞かせをするのも楽しそうです。話の輪が広がりそうです。

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とにかく絵の迫力に圧倒されました。アングルが秀逸で、手に汗にぎるシーンの連続という感じです。余韻の残る競争の結末、そして次に続くストーリー展開もいいですね。
 一つだけ気になったのは、活字の字体は今回見たままなのでしょうか?何体なのかはわかりませんが、もう少し読みやすい字体というかはっきりした字体の方が小さい子にはいいのですが…。

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椅子は座られるもの。
そうに決まってると思っている事を、ちょっと違う目線で考えてみたら…
サトシンさんならではの、敢えてやさしい言葉にしない子どもに媚びない文章。ちょっと難しい言葉使いを、鼻高々で読む子どもたちの姿が浮かびました。
最後のオチまで楽しめます。

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大胆な構図と余分なものを排した絵が空の広さや臨場感を感じさせる絵本です。
スピード感のあるストーリー展開と絵も、とてもよくマッチしています。
最後のページで新たな予感を読み手に与えるところも楽しい。
小さな子はわくわくするおもしろい読み物として、また、十代からおとなは楽しいと同時に自分の可能性を考えるきっかけとして、読み返したくなる作品だと思います。

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素晴らしい作品だと思います。
絵が素敵です。
読むと「生きる希望」を与えてくれます。
夢が必ず叶うとは限らないけど、
とにかく、一歩「踏み出す」ことの大切さ、歩き続けることの大切さです。
踏み出さない事の後悔は、どこかで自分を許すことは難しいけど
「踏み出した結果」のエピソード「失敗や後悔」は、「何かの誇り」を持たせてくれ、
「運」も「不運」も「自分」も「他人」も、許すことができる。
どんなに小さくても「志」をもつことの素晴らしさや意味も伝わると思いました。

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主人公であるイスの、はっきりとした意志を、スピード感のある文章と絵が、ビシビシと伝えてくれて、グイグイと物語に入り込みました。そして、自分自身にもしっかりした意志を認識させてくれました。
 唐突な書き出しが、続編を思わせる様な締めくくりとマッチして、壮大な曲を聴いた時のような読後感を味わいました。
 ガンバリルドルフというネーミングに、「いかにも、わたしがガンバリルドルフである」というような、シルクハットとヒゲの名探偵を連想しました笑
 そんなガンバリルドルフを前にしても、ビクともせず、ワクワクしているように見えるイスが本当にカッコ良かったです。
 うんこに引き続き、今度はイスに、「根拠のない自信」=自己肯定感の大切さを教わりました。

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すごくいい!!イスのかっこいい姿と絵の明るさに、読んでいてとても勇気をもらえました。
日常を当たり前に受け入れてしまいがちの私も一歩踏み出す時が今なのかもしれない!
と前向きな気持ちにさせてくれる1冊です。絶対我が子用にも購入しようと思います。

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椅子は自分の本能の欲望のまま駆け出した。そして、最後は競馬馬 ガンバリメドルフ との対決まで・・・。この発想力は面白い。思いが椅子を起動させ、最終的には競馬馬との闘いという高見にまで押し上げたのだった。良い作品だ。

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無機物のイスが主人公。それも、駆けるって、どういうこと?
そう思いながらも、イスのつぶやきに、頷いてしまう。
そして、一歩踏み出さずにいられないイスを応援したくなる。

後半、話はどんどん大きくなり、史上最強のサラブレッド・ガンバリルドルフと、名もなきイスは対決することに! 圧倒されながらも、負ける気がしないイス。スゴイ!

ラスト、奥付の手前の小さな絵と一言に、その絵と同じ顔になってしまった……(笑)

サトシンさんの予想の付かないストーリー、サイコウ!
様々な角度から、躍動感あふれるイスを描き出すドーリーさんの画力に大拍手!

とにかく面白かった! 絵本ならではの爽快感を味わえる一冊。
子どもだけでなく、大人も楽しめる。オススメです!

#かけだしたイス #NetGalleyJP

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ある日、椅子は、人に座られいるだけの一生はさびしいと思った。こんなに立派な脚があるんだから、と動かしてみた。動く! 椅子は窓からとびたして、駆けだした。
 いや、それはないでしょう! 椅子なんだから、どれだけ人に居心地よく座ってもらえるかが大切でしょうと! とつっこみながら、サラブレッド馬とのレースという思いもよらぬユーモラスな展開に、こみ上げる笑いをこらえながら、ページを捲った。
 でも、、椅子とサラブレッドのガンバりルドルフは、大真面目。勝利に向かって、一心に駆ける。その力強い姿に、彼らが踏みしめる大地に、吹き抜ける風に、躍動する空に、いつのまにか心が躍っていた。そして、なんともいえない、気持ちのいい爽快感を感じた。
 そうだよね。自分はこうなんだと、決めつけなくていいんだ。可能性があれば、思いっきりやってみればいい。自分の枠から飛び出せばいい。きっと、気持ちいい!
 それにしても、椅子の前脚って、背もたれのあるほうだったんだ。

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皆さんご存じ、イスとは、私たち人間が座るために作られた道具の1つにすぎないが、
ある日イスは考えた。
本当にイスってそういうもんなのか?と。
その問いは、本質を追求する学問「哲学」の偉大なる第1歩。
イスはその1歩を力強く踏み出し、馬と一緒に草原を駆け巡る。
駆け巡るイスと一緒に、私も、これまでの自分とこれからの自分に思いを馳せた。
こうやって現状を問い、本質を追求することは、
これからの可能性を見い出すことでもある。
それをこのイスに教えてもらった。
今自分が置かれている現状や、自分の在り方を改めて問うことができる絵本。
これは大人におすすめの1冊だ。

史上初、「哲学するイス」
もしかしたら、我が家のイスも
哲学しているかもしれない。

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毎日人に座られるだけの人生(いす生?)それだけって寂しくない?
そんな疑問を持ってしまった!!
当たり前だと思っていた自分の生き方、このままでいいのだろうか?
一歩前に踏み出したいすと共に、新しい世界へ踏み出そう!!
きっと、新しい景色が見えてくるはず。
いすと一緒に冒険の旅に出たようなわくわくした気持ちになりました。

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まず表紙がイイ!
はっと目を引く鮮やかな色彩と、たくましいイスの脚。
何だろう、イスなのにマッチョな感じと言うか(笑)
斜めに張り出した、疾走感のあるタイトルもイイ!
ワクワク感をかきたてる表紙に、まず座布団10枚!
ページをめくると、ぽつんと無表情な椅子。まだこの時点では、幼稚園などで良く見かけるタイプの子供用椅子だ。しかし物語が進むにつれ、無機質な椅子が、徐々に意思のあるイスになって行く。嬉しくなったり、楽しくなったり、頑張ってみたり。そしてとにかく走りが早い。椅子が走る訳はないのだが、そういう事はどうでもいい。イスは走りたいから走る。
ネタバレになるので詳しくは書けないが、イスはすばらしいライバルを得て、ますます生き生きと走る。その姿に悲壮感は一切なく、ただひたすらに楽しんでいる。
読み進めるうち、なんだか涙が出てきた。
1ページ目の無表情で無機質な椅子が、思いもよらない自分の可能性に気づき、それができる喜びを知り、爆発させ、ひたすら楽しそうに走るイスとなって行く様子に、じーんと心が痺れた。
ライバルとして現れるガンバリルドルフもお気に入りだ。なんてイケメン!
ドーリーさんの描く、うねるような生命感。本当に芸術品だと思う。
ラストシーンはサトシンさんの遊び心を感じて、くすっと楽しい気持ちになれた。
こんな絵本と出会えた幸せに感謝したい。

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「あるひ、イスは、ふと おもった。」

何を?
と思ったところからはじまって・・・
えーー!まじか〜!?
駆け出しちゃうのか〜!
しかも、そんなに速いのか〜!?

イスの強い意志と、絵の疾走感にぐいぐいと惹き込まれ、
イスが駆け出すわけないじゃんなんて思ってしまった大人だってワクワクしちゃいます。
そして、読み終わって思うんです。
ふと思えば出来ちゃうのかもって。
そんな、心動かす絵本でした!

本好き!倶楽部
まっちー

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イスがかけだすって、どういうこと?
タイトルですでに興味津々!
そして、いつのまにか引き込まれる「イス・ワールド」。
この本を読み、人生で初めてイスの前足について考えました。
無邪気で自由奔放なイスがほほえましく、ワクワクします。
ダイナミックな動きと美しい背景も見逃せません。
開くと元気をもらえるステキな絵本です。

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ある日「いつまでも人に座られ続ける必要はないんじゃないか。」と気づいたイス。
そしてイスは走る喜びに目覚めた。
このイスを人間に置き換えてみたなら・・・
それはイスの役割から、走る喜びに気づいた様は、お父さん、お母さん、会社員、学生、自営業など、ありとあらゆる役割に縛られている私たちが見えてくるように感じます。
もしその役割ではなく、自分の本当に好きなことに気づき、行動したならば、その人は人々の記憶に残る生き方をするのかもしれないと感じさせる、そんな絵本でした。
今、こうでなければいけないと言う生き方をしている人にとっては目から鱗が落ちる絵本だと思います。

本好き!倶楽部
トシ

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イス界の『弱虫ペダル』だ(笑)

「あるひ、イスは、ふと、おもった。」

こんな一節からはじまる、イスの成長絵本?冒険絵本?いや、青春絵本だ、これは。これから青春をむかえる子どもたちにはもちろん、もうとっくに青春なんて過去の話だという大人にも読んでほしい。そして、読んだ人に「ふと、おもって」ほしい絵本でした。

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イスを作ってくれた人は、誰かがすわることを思って作ったのだよなあ。と思いました。
だけど、イスは自分で、自分には立派な足があることに気がついたり、「やってみたい」と湧き上がる気持ちに正直に行動して、そして結果自分に満足しとても気持ちよくすっきりしている。
期待された、知らずと割り当てられた役割ではなく、自分に正直に行動した結果手に入れたもの。

この後、イスは誰かを座らせるのだろうか。座らせるとしても、今までとは違う心持ちだろうな。
座ったひとがウジウジ逡巡していたら、「それで『お前は』いいのか?」っていいそう笑

背中を押されたような気分になりました。

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イスだから尻に敷かれるのは当たり前。
なんだけどそこに不満があるなんて
日々尻にしかれてる男性の心の声みたいで笑った!
いやしかし、イスは窓から飛び出して
イキイキと夢を叶える。
いろんな読み方、深堀も出来て楽しかった。絵の躍動感も素敵な本。

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もしイスが自分の意志で動けたら何をする?
イスの気持ちと一緒に駆け巡る疾走感を楽しめます。

動けないイス。もし、イスに心が宿り自由に動けるようになったら何をする?

動きたくなります。
そして、競走馬と競争したくなります。
そして、その結果は?ハラハラドキドキ。

面白くて、いっきに読める作品です。
気分が楽になりそうです。
思わず走りたくなりました。

本が好き!倶楽部 のり

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躍動感が秀逸な、大人も子どもも夢中になれる絵本。

とにかく絵の躍動感がすごい。今にも絵本の中から飛び出して来そうな勢いが絵にある。夢中でページを捲るほど。
椅子が縦横無尽に走り、サラブレッドと対決するストーリーには、わっと血が騷ぐ。
競馬場の沸き上がるような歓声が聞こえてくる興奮と感動。
エンディングが、読み手に委ねられているところが、この絵本の醍醐味でもある。
読み聞かせで盛り上げること間違いない一冊。

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自分を問い直すきっかけになる一冊。
なにをして生きるのか、このイスから突きつけられる問いはとてつもなく深い。
与えられた役割と環境に反して、心のままに自由にチャレンジする勇気、まさに一歩踏み出すその意義を語る骨太な物語。
当たり前に疑いを持つことから全ては始まるのかもしれない。当たり前は当たり前ではない、と気づく時、それは当たり前を失った時であることがほとんどである私たち人間にこのイスは疑う必要性を教えてくれる。
イスがイスであることに疑いをもつことから繰り広げられる壮大なストーリー。
テンポよく疾走感あふれるスピーディーなストーリー展開にのみこまれ、まるでイスに導かれたようにラストまで一気に読み進めることができる。
導かれた先にあるものは…ラストのページで、あぁ、これは、イスだけの話ではなかった、とクスリと思わず笑う、次への布石のような、物語の続きを想像させるような面白さと共に、誰にも当てはまる一人一人の物語にもつながるのだ、と気付かされる。
そこに大きなテーマが見え隠れしている気がしてならない。
ややもするとユーモアナンセンス絵本ともとられるかもしれない奇想天外なストーリーにも関わらず、もっとじっくり読みたくなる落ち着いた雰囲気を感じるのは、リズミカルによめる言葉繋ぎとそして、力強く感じる言葉選びとが大きい。
そして、なにより、常に変化ある構図、変にデフォルメされずシンプルでいて大胆な絵、躍動感あふれる場面と一瞬時間が止まったような切り取られた場面…絵がさらに物語をしっくりまとめている。イスがイスであった時と動き出したイスとの対比がまた素晴らしい。
進路に悩む岐路に立つ人、自分の殻をやぶりたい人、やりたいことが見つからない人、チャレンジしてみたい人、色々な人の背中を押す心強い作品になるに違いない。
と、同時に、もちろん、現実にはありえない絵本ならではのこの世界観を声に出して読んで、ドキドキワクワクしながら、ただ思い切り楽しんで味わってほしい。
明るいニュースが少ない今のような状況だからこそ、なにか新しい生活への明るい希望ともとれ、読後、清々しくなる一冊だ。

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いつも元気パワーをくれるサトシンさんの絵本。ページを開いて、優しい色合いの可愛い絵にワクワク感が止まらない。読み始めていきなり、うるっとした。思わず手に力が入り、動き出すイスにエールを送っていた。「かけだしたイス」は、何事も諦めないことへの大切さはもとより、勇気や清々しさ、温かさにも溢れた作品。子どもだけじゃなく、大人への階段を登っている若者、もう大人だよ、という人にも薦めたい一冊。

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主人公のイスが「自分はイスだから仕方ないのかもしれないけれど、人にただ座られるだけの毎日でよいのかな?」と自分に問いかけるところから、このお話は始まります。
それから思い切って家を飛び出したイスが、ある日馬と共に駆けっこをするシーンがあり、それはまるでイスが空を飛んでいるように見えて、うつむいて悩みがちだった私の気持ちが一気に晴れたのです。
なぜなら部屋でジッとしていたイスが、空に向かうように思いっきり走ることができたとき「俺は自由なんだ、何にだってなれる」と解放感でいっぱいになった様子が伝わってきて「なんだか私の悩みも大したことないわ、同じところに立ち止まっていないで動き出せばどうにでもできるんじゃないか」って思えたからです。

だからクヨクヨグルグル悩みがちな人に是非読んでほしいです。きっと気持ちが晴れて楽になれるはずです。

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一歩踏み出した先に広がる世界。
イスの新しい発想と行動力、かけだしたことで体感した感情に心が躍りました!
役割を果たすことから、自分の好きなことを見つけて新たな世界へ踏み出していくイス。
美しい色使いの絵の力で、世界に入り込んで読める絵本!
子どもだけではなく、大人にとっても大切なメッセージが込められている素敵な作品です。

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「イスが歩く」「イスが走る」というば「なにそれ!」と思いますが、発想がユニークです。
イスの立場を考えると、「毎日、毎日人の尻を支え、俺の一生こんなものか」と思うでしょう
自分の能力を知ったイスは走る挑戦をします。そして史上最強の名馬ガンバリルドルフと競争が始まります。
結果はわかりませんが、イスにとっては充実した日々だったと思います。
「一歩踏み出そう」「自分の能力を試そう」がこの本のテーマです。この本で「勇気」「能力」を
感じてもらえたらいいですね・・・。

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どうして、イスは走りたかったのだろうか?誰かのおしりが上に乗っている事が多くて、退屈で、とにかく動きたかったのだろうか?
この絵本を1人で読み終えた後、たくさんの疑問が頭の中に浮かんできた。

そもそも、人は既成概念に囚われやすく、物事の可能性を狭めてしまいがちだ。自分が正しいと信じていることが真実だと思い込み、予想外の出来事に上手く対応できない。わたしも「イスは動かない」と思っているので、突然走り出す物語に違和感を感じた。

だけれども、息子にこの絵本を見せたら、「がんばれー!負けるなー!あはは、馬の顔が面白い!」とケラケラ笑って楽しんでいた。
物事を自分の価値観に合わせて考えるのではなく、息子のようにありのままの姿と正面から向き合うことが出来たら、もっと笑って過ごせるかもしれない。

この絵本は、これまで出来るはずがないと諦めていることに挑戦する勇気をもらえる不思議なチカラを持っている。わたしのように難しい顔で読んでしまったら、ぜひ子どもに読み聞かせしてみて欲しい。きっと、イスが走る姿を応援したくなるはずだから。

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ふと、考える瞬間があります。
『自分の本当にやりたいことは何だろう?』
現状に疑問を感じ、一歩踏み出したイスくんに自分を重ねて考えました。

イスが走るなんて非現実的なストーリーなのですが、躍動感あふれる絵と場面展開にいつの間にか物語の世界に引き込まれてしまいました。
イスを応援しつつも、ガンバリルドルフの志の高さにも憧れ、ライバル同士の真剣勝負にハラハラドキドキ。

自分の使命や生きる喜びって何だろな〜
それをみつけるヒントをイスくんが教えてくれます。

大人も子どもも楽しめる絵本。
読み終わって、自分のイスが愛おしくなりました。

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まさか椅子が自分から
動こうとするなんて

当たり前を疑ってみる
それも必要なのかもしれない
そこから何かが始まる
やってみなきゃわからない
やったらわかる
ってきっとそういうことなんだ
と感じさせてくれました

また絵が絶妙にお話しと
マッチしていて
さまざまな感情が
表情豊かに表現されていて
ぜひ大人に読んで欲しいです


本が好き!倶楽部
        みやこ

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予想外の展開に、ワクワク、ドキドキする一冊!これからの新しい一歩を後押ししてくれるような、希望にあふれた内容。お子さんが楽しめることはもちろんですが、夢や希望、子どもの頃のちょっとした冒険心を忘れてしまった大人にも、あのたまらないワクワク感を思い出させてくれる素晴らしい一冊です。

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イスがかけだす?
イスに前足、後ろ足?
しかも早い?
そして競走馬と競走?

すべてがえー‼️びっくり、ドッキドッキ‼️

そして新たな挑戦者。

ネタバレしてますか?

明日、私のイスが駆け出したらどうしよう。

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作者であるサトシンさんの絵本作家活動をずっと応援してきましたので、まさにサトシンさんの姿を見ているようで、感動いたしました。
ドーリーさんの絵も、迫力があり、躍動感があり、動きがあるので、読んでいる私も心を動かされました。
椅子と一緒に走っている気持ちになりました。
動き出すこと、それが次に繋がっていく、人生そのもののようで、大人にも訴えかける強い力も感じました。
みんなにおすすめしたいです‼️‼️‼️

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イスの本当にやりたかったこと

いつも家の中にいるイスが外の世界へ飛び出した!!
イスって座るもの(座られるもの)だと思っていたけれど、本当にやりたいことは別にあったなんて!!
そして、イスがやりたいことをやったら、あの方にもやりたいことが・・・

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イスが駆け出すという奇想天外な発想。しかしながら、イスの可愛らしいフォルム、表情からは完全に意識を持った生き物に見えてきます。作品を通して伝わってくる躍動感、疾走感に大人もワクワクします。新しい世界に飛び出し、自分がやりたいと思ったことをやりきる経験って大切だなぁ、と改めて思った作品でした。

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立派な足があるのに、座られるだけだったイスがその足で今まで出来なかった体験をすることができたことが良かったと思いました。
また、競走馬ガンバリルトルフの決意のおかげでレースが実現し、力の限り走ることができ、天にも登るような喜びを感じられて良かったと思いました。

このコロナ禍でやりたい事を見失ったり、外に出ることが無くなった人に是非読んでいただきたいです。

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いっぽ踏み出したイスはステキだ。
いつの間にかイスを人に見立てて読んでいた。

やりたいことがあるけれど
自信が無くて
踏み出せない自分と重ねて読んだ。

恐る恐る一歩を踏み出したイスは自由に駆け出す。
「意外と上手くいくもんだ」

ライバルも現れる。
実際にやりたいことが上手くいき始めると
こんな風にライバルが出てくるんだ。
そう思いながら読んだ。

最後のページを読んで
私の妄想はさらに膨らんだ。

これは大人のための絵本。
やりたいことがあるのに、
一歩踏み出せない…。
そんな人の背中を押す物語です。

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イスだけでなく動物も会話できる世界で、我慢して人の尻に敷かれ続けてきたイス。
一歩踏み出す勇気がなければ、意外な才能に気付くことがなかったという点では、無限の可能性がある子供達に是非読んで欲しい一冊。

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自分の内側に潜む可能性の扉をこじ開けてくれる素敵な絵本!

「好きなことをして生きていく」って、まさに今風な生き方。
そうとは直接的には書いておりませんが、そんな感じでメッセージ性のあるストーリー展開で、自分を信じることの大切さを教えてくれます。


私がおすすめしたいポイントは、
このイスは、イスとしての責務をしっかりと果たしたうえで、
自分の好きなこと、やりたいことを追求したという点です。
 
「好きなことをして生きていく」という意味を、
好きなこと"だけ"して生きていく
と、はき違えてしまう若者が多い世の中になってしまっているようにも思えます。
 
人生は長いんだから、
このイスのように、
イスとしてまずはしっかりと生きて、
そして、イスとしての人生を全うしたその先から、
自分のやりたいことを目指しても、
遅くはないですし、
人にも迷惑をかけないし、
周りの人にもこの先応援されるんではないかと思います。


イスとして生き抜いた苦労や経験こそが、
これからやりたいことを始めていくうえでの糧にもなりますし、
その挑戦できる環境や日々に有難さを持って挑めるのではないでしょうか。


そうした親父臭い話を、私の言葉で言うよりも、
この絵本を読み聞かせるだけで、人に気付きを与えることができるんじゃないかなって思いました。
これからの自分の人生を考える全ての方へ贈りたい絵本です。

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イスが主人公の物語です。
ところで、椅子って何でしょうか?
辞書的な意味では、座るために使う道具、です。そう、椅子は座られるものなのです。

でも、ある日、主人公のイスはふと思った。いまの自分に疑問を持ってみた。そもそも椅子ってなんだろうかと哲学しはじめた。

そんなイスの姿を見て、私もイスと同じように考えてみた。
おれは自分を型にはめていないだろうか?
おれは当てがわれた役割に甘んじていないだろうか?
結果的にはこのままでいいと思うかもしれないけれども、ふと思ってみないことにはこんな考えには至らなかった。
イスのおかげで考えることができた。どうやら椅子は座るだけの道具ではなさそうだ。
そして、ふと思った。もしかしたら、私が座っているこの椅子も同じことを考えているかも...

うまくいっていない人やしんどいなぁと思っている人は、椅子に座って哲学してみてはどうだろうか。あなたにも、この「ふと思った」がやってくるかもしれない。

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4歳と2歳の親です。
この年代には少し難しい内容かと思いましたが、読み聞かせてみると、予想以上に興味深々。
絵が鮮やかでなので、ずっと目で物語を追っていました。
子供が大きくなった時にも読ませてあげて、物語のメッセージを理解してくれたらいいなと思いました。

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自分の中で、「自分に与えられた役割」や「あるべき姿」を勝手につくってはいないか?を考えさせられた作品でした。自分の殻から飛び出すことは、とても勇気が必要なことだけど、飛び出した先には、本当の意味での自分の世界や爽快感が待っているのかもしれません。かけだしたイスと一緒に走り出せ自分!

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イスがかけだす訳がない。主人公のイスがそんな固定概念をぶち破り、周りを巻き込んでいき夢を叶える物語。
主人公のイスを通して、固定概念や無意識のうちにに捉われず伸び伸びと生きることを知ってほしい。
また、絵の構図がダイナミックなパースで描かれていて文字が読めない年齢でも絵だけでも楽しむことができる。

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この世界には、当たり前にしていることやそうだと思って疑わないことがたくさんある。それらに疑問や違和感を感じたとしても、どれだけの人がそれらと向き合い解決しているのだろうか。

本作は、イスが自分の殻を破って、本当に望んだことに挑戦したお話だ。まさかの展開にワクワクした。

読み終わって、これまで物にも自分自身にも様々な枠をはめて、「◯◯でなければならない。」と強く思い込んで生きてきたんだなぁと、はっと目が覚める思いだった。もっと自由に、自分の思うように生きてみていいんだ、とイスの行動から教えられた気がした。考え方や行動を少し変えてみるだけでも、まだまだ私にも何か出来ることがあるのではないかと勇気ももらえた。

真面目に生きてきて、今生きづらさを感じている人に読んでもらいたい。そして、これまでとは違った角度から、自分自身や周囲の物を見るきっかけの一冊になればと思う。

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かけだしたイスくんが、とっても魅力的で、ライバルも凛々しくてカッコいいです。
そして、芝生の緑、走る躍動感!
ドーリーさんの明るい絵がストーリーにぴったりです。
自由っていいな!
清々しい読書感で、何度も読みたくなる絵本です。

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子どもの頃、椅子の背もたれ側を前にして跨って、パッカパッカとお馬さんのように走る真似をしたことを思い出しました。そうそう、これが椅子の前脚だよ!と最初から興奮!!躍動感いっぱいの画面展開にワクワク。子どもたちと一緒に読んでみたいです。

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想像力を掻き立てる作品で
早く子供たちに読み聞かせしたい!と感じました。

自分の持っている秘めた能力
環境打破
結果が全てではない

など、色々と自分の心の中にワードが浮かんできました。

偉そうに誰かに言葉で諭されるよりも
絵本でそれぞれが感じたメッセージの方が影響が大きいと思うので

現状に不安を感じている
もう一歩踏み出したいけど躊躇しているといった方々の力になれる絵本になるでしょう。

作者の熱い思いが伝わってくる素晴らしい作品です!

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どんなものにも自由は必要だ。ある日気づいたイスのアイデンティティー。そこにあるのは自己肯定感。できるとなれば、試してみたくなるのが人(?)の常。前代未聞の、ただ一度だけの大勝負にどきどき。伸びやかなドーリーさんの絵が読み手の気持ちも大きく広げてくれる。#かけだしたイス#NetGalleyJP

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走るイス!
しっかりした色使い、この躍動感。動くイス、というと、某放送局の子供番組を思い出して実はそんなに違和感や突拍子もない感じはしなかったのだが。
とてもとても楽しい絵本、小さい子供への読み聞かせ、かなりウケるのではないかな。
大人にとっては。。。あたりまえだと思い込む、既成概念をうちやぶれ!という、あたまをたたかれる感じだろうか。

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主人公はイスである。
そう、みんな知ってるあの「イス」だ。
イスって人間が座るために作った道具なんだけど、
ある日イスは考えた。
本当に自分は道具に過ぎないのかと。

こうやって、物事や事象の本質を追求する問答は哲学の基礎だが、
あろうことかこのイス、哲学を始めてしまったのだ。
イスはしばし考えたあと、この4本の棒は足ではないか?と思った。
足ならば動くのではないか。果たして棒はイスの意思で動き出す足となる。
イスが新たな本質をイス自身が確かに獲得した瞬間、
絵本から飛び出てくるかと思うほどの躍動感で、どーん!と外へ飛び出ていった。
私は素晴らしい門出を感動しながら見送った。

人間はとかく、一方向から物を見てしまいがちだ。
そんな固定観念をぶち破ったこのイスに、私は哲学する大切さを教えてもらった。
哲学はまた、本質を追求するがゆえにあらゆる可能性を1つ1つ検証もする。
もしかしたら、私は自分の可能性を潰しているかもしれない。
自分なんか、どうせ。が口癖の人にぜひ読んでもらいたい。
哲学するイス、おすすめです。

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いすの動きだしの絵が、なんだか本当に生きているみたいで魅せられました。何をするかと思えば・・・名馬とのレース!?このイスは、どこかに行きたい以上に、速さを求めるイスだったんだね。果たして机の話はどうなるのか!

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あり得ないなんて決めつけず、何でも可能性がある事、楽しむ大切さなどを感じる事ができる絵本。絵もほんわかしたタッチでかわいく色も鮮やか。少し難点な所は、絵の色と文字の色が似ている部分があり、たまに読みにくかった。仕方ないのかな、、、

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サトシンさんの独特な絵と世界観のファンなので、本作も読んでみました。お子さんはもちろん楽しめますし、社会人でも日々の忙しい生活から少し離れてリラックスできるような、アットホームな雰囲気を感じる作品になっていると思います。

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なんじゃそりゃ(笑)
タイトルでやられた。
中を開いてもそのまんま、シンプルで爽快なお話。
これまで当たり前だった「人間の尻に敷かれる生活」に疑問を持ち、自分に足があると気づいた途端、好奇心があふれてきて試しに足を一本ずつ動かしてみる。
イスが覚醒するまでの数ページが、とってもかわいい。

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柔らかい色彩で素敵でした。画角が凄くユニークで動きもダイナミック。イスとガンバリルドルフのレースの疾走感は本当に凄いっっ。
大人の自分もちょっと興奮してしまいました。
そんな絵本に子供達が目をキラキラさせてドキドキワクワクしながらページをめくる光景が見えて来る。

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絵の色使いがとても綺麗で、イスの躍動感と雄大な景色が素晴らしいです。走るイスを下から見上げたり、競馬場を俯瞰するような構図も見応えがあります。
ちょっと難しめの言葉が出てきて、舞台も競馬場なので、大人向けの絵本かなと思います。子どもに読んであげても喜びそうですが、どちらかと言えば疲れた大人の栄養剤になりそうなストーリーです。
レースの観客の中にサトシンさんが紛れているのを見つけて、思わず吹き出してしまいました。こういう遊び心があるのは大好きです。

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イスに秘められた才能!!「かけだした」のレベルが想像を超え、歴史に残る名勝負へつながる・・・
子どもたちとワイワイ言いながら読みたい本でした。
早くワイワイしたい・・・コロナ・・・
最後の机のところが最高です。シリーズ化していただけるのでしょうか!?

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いすが駆けだすというナンセンスな始まりから、外へ出た瞬間の爽快感、自由に視点を変える構図、そして伝説の名馬っぽい名前のサラブレッドと対決するワクワクのストーリー、といろいろなものが詰め込まれた絵本でした。低学年に読み聞かせしたらきっと楽しんでくれるでしょう。

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イスはその第一歩を踏み出した。そして次々強敵に打ち勝ち......そうか、考えているだけじゃダメだ、まず始めてみることが大切なんだよ、と背中を押してもらった気がします。兎に角クヨクヨしないでチャレンジしてみよう!という気持ちにさせてくれる一冊。で、そばでそれを見ていた人も感化される⁈

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記憶に残る絵本です。
「あるひ、イスは、ふと おもった。」
という一行からこの物語は始まり
好奇心をくすぐられます。

あるひ、ワタシは、ふと おもった。
イスって何だろうと。
毎日使っているのに記憶に残らない。

私たちは大人になればなるほど
いろいろな固定観念に
とらわれているような気がします。

イスとは座るものだ。
そんな固定観念を気持ち良く
覆してくれる世界観に引き込まれました。
ありがとうございます。

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イスには確かに「あし」がある。
あしがあるのならば走れるはず!
おそるおそる一歩を踏み出して、駆け出すイス。
疾走感のある絵が、見開きで魅せてくれました。
気づいていないだけで、わたしたちも何かの可能性を秘めているのかも知れません。
家庭で、会話をしながら楽しみたいえほんです。

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自由を愛するものは、おそれはしない。
失敗だってわらいとばせる。そんなの、自由につきものさ。
自由の反対は失敗じゃない。
選ぶべき時に選ばないことだ。選ぶ勇気を持たないことだ。自分の声に耳をふさぐことだ。
自由がなにかを知るものは、自由を人に求めたりしない。自分が勇気をだすだけだから。
「だれよりはやくはしりたい」ガンバリルドルフ。「ちからのかぎりはしりたい」イス。
今、ここに自分に正直な者同士の人生が熱く交わる。
・・・って、熱く語ってしまうほどに、サトシンさんのドラマチックな物語と、ドーリーさんのスリリングなカメラワークに触発されてしまいました。なんか、あっつ熱です。
どストレートのメッセージをいただいたのに、バントでは失礼。下手くそなりの、フルスイングレビューです!
ありがとうございました。

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自分の存在意識とは何かと考えたイスがある時、駆け出した。イスだから座られるだけでなくたっていい。一歩踏み出す勇気も大切。イスは元来使われるものだが、使う側としても座るだけでなく、他の用途としても使ってあげなきゃって思えました。絵のアングルがまた実に絶妙で、とても躍動感を感じました。

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固定概念が覆される、驚くべき絵本です。走るイス!しかもすごい早い!前足はそっちなの?と思わず突っ込んでみたりして、楽しみました。走り抜けるイスのスピード感がすごいです。大人も楽しめるゆかいな作品だと思います。

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昔々、私はよく走る少女でした。
友達の家に遊びに行くときも
美容院に髪を切りに行くときも
母に買い物を頼まれたときも
いつも走っていました。
いつからか、汗をかくのがいやになり
疲れることをしたくなくなり
体調を崩してからは運動からも遠ざかりました。
ただ、足を動かして無心に走ることが
どんなに楽しかったか
なんだか表情まで見えるイスが思い出させてくれた気がします。

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イスが駆け出してサラブレッドと競争するという勢い満点の絵本。
ドーリーさんの絵が、やっぱりこういう構図でなくちゃというバッチリな構図で気持ち良い。
(でも内容は、イスが駆け出して充実感を感じた、っていうそれだけの話。)

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表紙・タイトルから想像した通りの面白さ。サトシンさんらしい、爽快さ。子どもたちに読み聞かせしたい絵本の1冊になりました。もともとサトシンさんの絵本は子どもたちに受けるのでよく読み聞かせをします。特に、絵本から疎遠になる高学年に読み聞かせしやすい本が多いと感じます。例えば「でんせつのきょだいあんまんをはこべ」「ぶつくさモンクターレさん」「おれたちはパンダじゃない」あたりは、どの学年でも読み聞かせしています。この本は、初めて知りましたが、まさに「どの学年でも読み聞かせできる1冊」になりました。ぜひ、購入して子どもたちに読んであげたいです。

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椅子は自分では動けない走らない家具だという既成概念があるからこそこのタイトルと煽り文句に惹かれました。アニメみたいに動き出しそうな絵の迫力で子どもの頃に置いてきた自由さに憧れてちょっと盗んだイスで河川敷とかを暴走してみたくなりました。

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かけだしたイスってなに?
走るイスってどういうこと?と、思いながらページを開くとイスの気づきから始まった。
イスに意識があったら、たしかに毎日お尻に敷かれてたらイヤかもしれない。
イスが走ってることに驚きながらも受け入れてる人々。
そしてガンバリルドルフとの対戦。
なにがいいって結果が分からないこと。
読み終わって感じたのは、一つのことに縛られない良さ。
そしてやりたいことに気づいた時、走り出すことのできる潔さ。
今の私にはあるだろうか?
自分を振り返ってみたい。
そして、机。なにに気づいたのかな?

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#かけだしたイス

教室にある、いすがある日突然動き出します。

馬のように走りだし、犬もついていけないほど。

走りまわっていると、競馬で負けなしの騎馬と勝負することになります。

展開が超加速していくような作品でした!

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まさか!まさか!
イスが自分の持つ能力に気付いてしまい、今まで知らなかったそとの世界に飛び出していきます。
走るイス。足がついているのだから、走り出しても不思議じゃないような気持ちになります。
ラストのレース後は余韻がじんわり。
1番最後の、机はいったい何を思いついたのでしょう。
どんな世界を見るのかなと考えるとわくわくして、その先も見てみたいです。

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サトシンさんの発想の奇抜さが大好きです。この作品も妄想がどんどん膨らんでいき、次のページではどうなるのだろうというワクワク感がたまりません。
イスも馬も、やりたいことができたという清々しさが、私の中にも広がりました。
最後のページの次は机が…。この作品も読んでみたいと、私の妄想がとまりません。

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自らの存在意義を確かめようとする椅子と、名声を高めた名馬ガンバリルドルフとの対決は
躍動感があり、競馬ファンの私が見てもわくわくさせられます。椅子のスピードは
本物の競走馬といい勝負できるほどだから70kmは出せるのではないでしょうか。
読み終わったあと、椅子を馬にして騎手ごっこをする子どもが現れそうです。

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タイトルも絵もストーリーもすてき!
人の尻に敷かれるのはもうまっぴらだぜ!と四本の足をぎゅんぎゅん動かしてびゅんびゅんかけだすイス。
マメシバみたいでかわいい!
そしてそれに対抗心を燃やすガンバリルドルフがかっこいい!侠気あるぜ!
ふたりのレースのシーンも下からのアングルでド迫力。
どっちが勝負に勝ったのかなんてもうどうでもよくなっちゃう絵本でした。

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まず、イスがかけだしたくなるというイスのキモチが、楽しい発想でした。やってみたら、動けることがわかるのもいいぞ!と思っていたら、サラブレッドとレースをすることになるという大きな展開に驚かされました。ワクワクするお話で、元気がでます。また、どのページの絵もお話にぴったりの広がりのある絵でよかったです。お話も絵も視点が新鮮でした。

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椅子は、普段ので生活の中で、なかなか駆け出すことはありません。
それでも子ども達は、椅子を馬や車のように扱って、イマジネーションの中でスピード感を味わっています。
そんな、使われる側だった椅子が主体的に走り出そうとするこの作品、
あり得ないことをすでに起きた出来事のように描き、、
椅子が生き物のように動いて見える描写と表現は、
サトシンさんとドーリーさんのコンビだからの作品なのでしょう、
椅子に立ちはだかる強力なライバルもまた、正々堂々としていて、
誰一人として、悪者が現れないことも、おはなし会などで、
子ども達が夢中になって楽しめる一因かもしれません。
読後は、誰もが自らの生活の中で堂々と生きていくべきだと、
力強く後押ししてくれていることを感じられますし、
この絵本の物語は、聞いていることも達へバトンとして渡され、
子ども達は、明日に向かってかけだしていくのだと思います。

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『挑戦』『可能性』といったキーワードがピッタリです。自分の限界を自分で決めてしまっていないか、そして、目の前の子どもたちの可能性はもっと広がっているんじゃないか、絵本を通して改めて振り返りました。そして、「みんなの可能性は無限大なんだよ」というメッセージを込めて子どもたちと一緒に絵本を読みました。伝わってくれていたら嬉しいなぁ。

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しりにしかれっぱなし、いすわりつづける、イヌとイス、けつい(けつに座られる椅子だけに)、、、と、ダジャレも入ってるかと思いきや、「一瞬の静寂の後」という大人が使う言葉での表現…絵本の中で、サトシンさんらしいことば遊びをしているなあと思いました。だからこそ、子どもも大人も楽しめます。面白がって結末を見ることができる、そして、それだけでなく、一歩踏み出す勇気、実はみんな、隠れた素晴らしい力を持っているというメッセージが込められているのかなあと思いました。面白さと深いところを共存させるのが、流石です。

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イスが思うんです。自分を顧みて「今ある自分」で踏み出してみようと。
そうだよなぁ、今の自分をもっと信じていいんだよなぁと思った絵本でした。
スリルあるストーリー
迫力あるドーリーさんの絵
余韻を残したラスト
余韻を残したラストは映画を見ているようでした。
顔のないイスなのにその表情は、馬の目に投影され
文句なしの主演・助演・演出・監督・作品賞総なめの作品でした!

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既成概念何のその。冒頭から不思議な世界に迷いこんだかと思いました。ものすごく勇気とわくわくを感じました。人の目だけでなく、自分自身の目すら疑いたくなりました。自分がどうしたいのか、どうありたいのか。この作品のお陰で自分の可能性に改めてチャレンジしたくなりました。背中を押してくれる大人にもオススメしたい絵本です!

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椅子が走るという奇想天外なタイトルに惹かれ、この本を手に取りました。ですが、椅子がずっと立ち続けるのを止めて駆け出し、気が済んだら家に帰るのだろう、と想像していたら、予想外の結末を迎えて驚きました。また椅子が走るシーンは躍動感があり、とても見ごたえがありました。

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勢いに笑ってしまいました。勢いで走ってきたのに、最後のしんみりした終わり方にも笑ってしまいました。この絵本を見ていると、学校のイスも走り出しそうだなと思いました。椅子を可愛いと感じたり、イスって馬みたいだなと今まで感じたことのない感情におそわれました。

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こちらの絵本を先日、小学校で6年生への読み聞かせしてきました。間もなく中学生となる我が子達に「『一歩踏み出す勇気』が今こそ必要!」と選本しました。
年齢的にも「イスが走り出す!?そんな事あるわけ無いじゃん…」と冷めた反応も覚悟していましたが、そんなことは全く無く…みんなお話しにひき込まれていました。自分には無理、と気持ちに予防線を張り一歩引いてしまいがちなお年頃。でも、一歩踏み出せば世界は変わる!その気持ちを持ち実行してみることが重要、バッチリ伝わったと思います。
史上最強の名馬ガンバリルドルフ🐴、ネーミングがサトシンさんらしくて好きです(^^)

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「読んだ後、椅子に向かって「君はかけだしたいの?」と声をかけたくなります。
青空の下、気持ちよさそうに走るイスとガンバリルドルフを見て、どんどん絵に引き込まれていきました。そして、どっちが勝ったんだろう?と想像が膨ら‼み…最後の「つくえ」のその後も気になります‼

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ずっと重い腰をのせられていたイスはついに自分の重い腰を上げることに。初めの一歩はだれであっても恐ろしく、臆病になってしまうもの。それを機動力に変え、走り出した世界に爽快感があった。絵の構成も面白く、視点が常に低く床に近い。小さい子供からすると似たような景色を見ていると考えると、走り出す際の世界の雄大さが絵本から感じられると思う。ただ今までイスが誰かの腰を支えてくれていた時間は決して必要のないものではないと感じた。

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毎日同じ場所で、毎日誰かに座られているイス。そんなイスがある日、動ける事に気付いたら…。今までのイスとしての生活を投げ捨てる様に走る、走る、走る。その走りは凄まじ。犬も兎も陸上選手も勝てない。そして、史上最速のサラブレッドと戦う事に…。硬いはずのイスのしなやかな走りの躍動感がもの凄く伝わってくる絵もとても良かった。感情なんてもちろん無いはずのイスの尻に敷かれ日々から広く自由な外へ出た喜びも伝わってくる。うちにあるイスもたまには外に出してあげようかしら…逃げ出したら困るからリードで繋いで。

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躍動感が半端ないです!
絵のアングルも今まで見たことがないです。
読んでいてとても気持ちがいい。
自由の素晴らしさ。
最後のオチに、ニヤッとしてしまいました。
机バージョンの続編に期待しちゃいます!

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絵に力があって、画面にも迫力がありました。コロナで閉塞的な空気に支配されがちですが、明るい画面とイスの疾走する姿に、解放感と何かに挑戦したくなる衝動を得ます。
小学校図書館なら是非入れたい本だと思います。

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躍動感溢れる絵に深いお話で大人ながら感動しました。
一歩踏み出す勇気とかその先にある見たことのない景色とか。
このために頑張ってきたと思える瞬間って素敵ですよね。
悩み迷うすべての世代に読んでほしいです。
ラストのページもとても気になったのですが続編も出てるんですか?

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動くはずのない椅子がサラブレットと互角の走りを見せる、奇想天外のストーリーに子どもたちも大喜びです。サトシンさんの作品全般に言えることですが、ただただ子どもと楽しむことができる絵本でありながら、大人がじっくり読むと、サトシンさんからの生きるための強いメッセージを受け取ることができます。「自分の思いをすべて込めたので、引退してもいい」とあちこちで話されたようですので、会心の一冊だったと思います。これで引退だと悲しんでいましたが、どの語も続々と新刊が出ていますので、まだまだ引退はないようですね。

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可能性はどこにだってあって、思って走り出せば、つかみ取っていける!!
やりたいことに突き進め!!
って、エールをもらえる絵本で、
私自身も、コロナ禍で大変なこの絵本から力をもらいました。

全ての方に届けたい絵本です!!

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