沙漠と青のアルゴリズム

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刊行日 2020/11/24 | 掲載終了日 2020/11/23

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内容紹介

2028年、日本滅亡⁉
恐怖の大予言を回避できるのは、絵画の中の〈彼女〉? 

 時は2028年。第三次世界大戦により滅亡の危機に瀕した日本人。その数少ない生き残り の少年・ヒカルはある日避難先のノルウェー・ヴェストヴォーゴイで、一冊の画集を手に する。その中にあったKという画家による〈塔と女三部作〉では、日本のカタストロフがすでに2000年前後から予言されていたのだった。 

 一方、2015年の東京で、《センセ》作「黒淵教授」シリーズ最新作の担当になった新米編集者の未歩は、作者のスランプが過去の三角関係にあると知り、二日酔いで夢現のまま、その友人画家・Kの自宅へ向かう。だが、そこで待っていたのはKの首なし死体だった──!

 過去と未来、現実と創作世界が錯綜する先に待ち受ける結末とは?

これはSF小説?それともミステリ?それとも恋愛小説……?著者デビュー10年目の集大成。

2028年、日本滅亡⁉
恐怖の大予言を回避できるのは、絵画の中の〈彼女〉? 

 時は2028年。第三次世界大戦により滅亡の危機に瀕した日本人。その数少ない生き残り の少年・ヒカルはある日避難先のノルウェー・ヴェストヴォーゴイで、一冊の画集を手に する。その中にあったKという画家による〈塔と女三部作〉では、日本のカタストロフがすでに2000年前後から予言されていたのだった。 

 一方、2015年...


出版社からの備考・コメント

校了前のデータを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

※発売前作品のため、発売後に読まれる読者の皆様のためにも、「ネタバレ」「外部書評サイトへのレビュー投稿」は極力お控えいただけますよう、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
※※リクエストの承認につきましては現在お時間をいただいております。

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※発売前作品のため、発売後に読まれる読者の皆様のためにも、「ネタバレ」「外部書評サイトへのレビュー投稿」は極力お控えいただけますよう、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
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販促プラン

★★

作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は     
恐れ入りますが<講談社 第五事業販売部>まで直接お問合せをお願い致します。  

★★

★★

作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は     
恐れ入りますが<講談社 第五事業販売部>まで直接お問合せをお願い致します。  

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出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784065215630
本体価格 ¥1,750 (JPY)

NetGalley会員レビュー

序盤は世界観をなかなか理解出来ず、読むスピードを落として読んでいました。難しくても先が気になってしまう不思議な一冊でした。
首なし死体が出た辺りから物語のリズムも掴めてきて、面白さが出始めました。
読んだことある本や私の学生時代の頃の携帯電話や出来事が文中に出てくるので懐かしながら読んでいました。

こちらの作品は私は一度読みではなく、再読する事により面白さが更に増してくる作品ではないかと思いました。
私はもう一度読んでみようと思っています。

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時間、時空が目まぐるしく変わっていく。その展開の早さが主人公が巻き込まれている嵐のような事態を体感させてくれるかのようで、読んでいて自分まで夢の中にいるのか現実なのかわからなくなってきてしまうほどだった。一度読んだだけでは味わい尽くせない複雑で濃い作品。

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そう遠くない近未来。日本人は絶滅の危機に瀕していた。ノルウェーの寒村に逃れていたヒカルはある絵画に秘められた謎を解こうとしていた・・。
国境だけでなく、現実と非現実、真実と偽の境界が曖昧で融け合います。さらに時空まで縦横無尽に彷徨うようです。予言を体感し、紡ぎ出す感覚は禁忌を犯しているようでした。ただ必要とされる禁忌・・
想像する電脳世界とはまた違う平行世界。AIの進化は現実化しそうです。
ポーやサン=テグジュペリ、漱石まで登場し、彼らの世界にも迷い込みましたが戻れたかどうかわかりません。
1秒前の自分と同じですか?

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元々がSF的なものが苦手なので、とても苦労しました。作中作、夢の中の出来事、過去と、近未来がごちゃ混ぜになって頭の中でオーバーフロウしそうでした。それでもしがみついていけたのは、大好きな黒猫シリーズが関わっているから。これは、容易に前を見返せる紙の本で、もう一度読み直したい作品です。

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2028年、日本滅亡❓
令和2年(今年❓)から第三次世界大戦始まる❓
突拍子もない下から物語は始まる。
謎解きの鍵は、画家Kの〈塔と女の三部作〉の予言。
SFなのか、ミステリーなのか?
現代に生きる主人公の若手編集者が時空を越えて虚実を自在に行き来する。
ダビンチコードのような暗号。
さらには、夏目漱石、サン•テグジュペリ、エドガー・アラン・ポウ(江戸川乱歩❓)
が登場。
国境や時代、現実と幻実、現実と虚構の境目が混沌としていて曖昧な世界に迷い込み、空想の世界に翼を広げた不思議な読後感。
嫌いじゃない。😊

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滅亡の危機に瀕した日本人の数少ない生き残りの少年・ヒカルや新米編集者の未歩など、いくつもの視点が交錯する展開は目まぐるしかったですが、それぞれのストーリー、夢と現実もまただんだんひとつに繋がっていっていくことで見えてくる結末がなかなか濃厚な物語でした。

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未来世界の少年、女性編集者、逃亡する女、夏目漱石、AI、といくつもの視点から
世界も時代も超えて紡がれる物語ははじめはバラバラで無関係に思えたけれど、
読み進めてゆくにつれて一つ一つが絡み合い始め、壮大な物語が最後一つに
繋がった瞬間、鳥肌が立ちました。

互いの関連性を見出すまではあちらこちらに飛ぶので読みにくさもありましたが、
首なし死体や処刑執行人が共通のキーワードとして出てきた辺りから俄然面白くなり、
のめり込んでいきました。
そして、どの世界でも結ばれることのない男と女の物語も切なく、
どこかの世界でくらいは結ばれるかもしれないと物語を追いかけました。

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