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内容紹介
事故で聴覚を失った17歳の少女
その時、友達は、恋人は、そして家族は……
それぞれの葛藤と再生を描いた青春群像劇
都立高校に通う主人公・原田由香は、部活では中心的存在のダンス部員。だが高校2年のある日、帰宅途中に接触事故に遭い、その外傷が原因で感音性難聴、つまり、耳が聞こえなくなってしまう。音の代わりに聞こえてくるのはテレビの砂嵐のような耳鳴り。友達や恋人との連絡も取れなくなってふさぎ込み、家族の関係もぎくしゃくしてくる……そんな中で彼女は何を感じとったのか、そして、失った音の代わりにつかんだものとは――!?
出版社からの備考・コメント
校了前のデータを元に作成しています。 刊行時には内容が若干異なる場合がありますが、ご了承ください。 ※発売前の作品のため、ネタバレのレビュー投稿は極力お控えいただけますよう、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
おすすめコメント
作者の村本氏は、主に90年代から00年代にかけて数々の名CMを手掛けたCMディレクター。原田知世さんの「植物物語」(ライオン)や、吉川ひなのさん&鳥羽潤さんの「ポッキー坂恋物語シリーズ」(グリコ)など、20年以上も前に放送されていたのにいまだ印象に残る作品を世に送り出した人物です。フジサンケイ広告賞やロンドン国際広告賞など、国内外の多数の広告賞も受賞しています。また、「セーラー服と機関銃」の相米慎二監督に師事して映画監督としても活躍しており、監督を務めた『MASK DE 41』(04年、田口トモロヲ主演)では釜山国際映画祭の企画賞を受賞しています。そんなCM&映画業界の名監督が初めて手掛けた青春小説が本作。今流行の「衝撃のラスト〇ページ」みたいな“大どんでん返し”はありませんが、いい意味で衒いや外連のないその文章と作品構成によって、清々しい読後感を味わうことのできる作品です。
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784575243598 |
本体価格 | ¥1,600 (JPY) |
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