青の読み手

【青の読み手シリーズ】①

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青の読み手 第1巻
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刊行日 2021/02/08 | 掲載終了日 2024/04/17

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内容紹介

王都の貧民街で暮らす少年ノアは、ある日、奇妙な依頼をうける。

<修道院から、ある本を持ちだしてほしい。>

依頼主の黒ずくめの男爵は、本と引きかえに、ノアが姉と慕う少女の行方を教える、という。

怪しみながらも、情報ほしさに依頼を受けたノアは、首尾よく修道院に忍びこむ。しかし、盗もうとしたその本は、選ばれし者だけが読むことのできる魔導書<サロモンの書>だった。

やがてノアは、囚われの王女や、人語を話すネズミと出会い、依頼主である謎の男爵の正体にせまっていく。

1冊の本をめぐり紡がれる長編ファンタジー。

王都の貧民街で暮らす少年ノアは、ある日、奇妙な依頼をうける。

<修道院から、ある本を持ちだしてほしい。>

依頼主の黒ずくめの男爵は、本と引きかえに、ノアが姉と慕う少女の行方を教える、という。

怪しみながらも、情報ほしさに依頼を受けたノアは、首尾よく修道院に忍びこむ。しかし、盗もうとしたその本は、選ばれし者だけが読むことのできる魔導書<サロモンの書>だった。

やがてノアは、囚われの王女や、人...


出版社からの備考・コメント

【ご注意下さい】 ここに掲載している作品データは校了前のものです。刊行までに内容の修正があり、仕様の変更がある場合もございますが、ご了承下さい。

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おすすめコメント

【著者紹介】

作/小森香折

東京都に生まれる。『ニコルの塔』でちゅうでん児童文学賞大賞、新美南吉児童文学賞を受賞。作品に「歴史探偵アン&リック」シリーズ、『夢とき師ファナ』『時知らずの庭』『ウパーラは眠る』など、翻訳に『リスベート・ツヴェルガーの聖書物語』などがある。

絵/平澤朋子

イラストレーター。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業後、児童書の挿絵や絵本など、様々な媒体で活動中。絵本に「ニルスが出会った物語」シリーズ、『巨人の花よめ』、装画・挿絵を手掛けた作品に『アギーの祈り』『千の種のわたしへ』『竹取物語』など多数。

【著者紹介】

作/小森香折

東京都に生まれる。『ニコルの塔』でちゅうでん児童文学賞大賞、新美南吉児童文学賞を受賞。作品に「歴史探偵アン&リック」シリーズ、『夢とき師ファナ』『時知らずの庭』『ウパーラは眠る』など、翻訳に『リスベート・ツヴェルガーの聖書物語』などがある。

絵/平澤朋子

イラストレーター。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業後、児童書の挿絵や絵本など、様々な媒体で活動中。絵本...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784037273408
本体価格 ¥1,500 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

主人公の少年は生きていく為に何でも屋で稼いだり、時には悪事にも手を染める生活をしている。修道院からある一冊の本を盗んで欲しいとの依頼を受けるが…。白魔術に黒魔術、ネズミの友達などが登場し魔法と冒険のファンタジー。人間の少年とネズミの友情が可愛らしく、主人公よりもネズミに注目してしまう。とても楽しく読んだが、シリーズになりそうな結末で早く先の物語を読みたくなる。

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下町ネズミとして猫の親分にこきつかわれながらも、柔軟な頭の良さを活用してしたたかに生きるノア。
ある日、怪しげな男爵から依頼された、修道院から本を盗んでくるという奇妙な仕事をきっかけにノアの運命が動きだす。
ロゼ姉さんはどこに行ってしまったのか?
青の読み手としてノアはどうなっていくのか?
読んでいる間中どきどきさせてくれる冒険ファンタジーでした。
ノアの小さな相棒として大活躍なのが、男爵の仕業で“しゃべることの出来る”ネズミとなったパルメザン。ノアを助けつつ、ユニークな言い間違えでボケとツッコミのようにする会話にくすぐられます。
続きがありそうな終わりだったので続編に期待しちゃいます。

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青空の様な青い目を持つ下町ネズミとして生きるノア。行方知れずのロゼ。下町に現れた謎の男爵。修道僧。身分も住む場所も違う人々が出会った時、人生だけでなく国までもが動き始める。
ファンタジー好き必見、可愛い動物好きにもお薦めです!
まだまだ続きそうですので楽しみにしています!

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とてもおもしろい。挿画の雰囲気が、各省(?)の冒頭への入れられ方もよく、どこか遠くに気持ちが運ばれるのをよく手伝っている。
選ばれしものの活躍というところではありがちなつくりではあるけれど、「書」の存在と色彩に訴えるところが映像化にも結び付きそうに思える作品。もう少し緻密な伏線の整理というのでしょうか、作られ方がされるとよかったかと。
どこが舞台なのだろう?カリオストロ公国のように「ヨーロッパのどこか」が想定される。もうすこし「どこでもない」雰囲気が前面に出るとよいと思った。そう思う原因がネーミングである。はっきりと「フランス」が舞台だと思えてしまうところが想像力が限定されてもったいない。
人智を超えた力、悪魔が跋扈するから文章全体が不穏なものになるが、少々文章が乱暴にも思える。そこが楽しいのだとは思うが、私としてはもう少し思いやりがあってもよいかと。

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デュマの『三銃士』(からの「ダルタニャン物語」)のような、
ロマンあふれる冒険活劇に、ファンタジー要素が加わった、実に「物語」
らしい「物語」だと思いました。イラストもどこか懐かしと新しさが同居
した、実に雰囲気のある一冊になっているかと思います。

双子の王女(王子)の一人が平民として育てられて、後からその出自
がわかる、なんて王道の物語パターンを踏襲していますが、そこに、
更に捻りがあったり、色々な古典的な物語のパターンや面白さの常套を
用いながら、現代の子どもたちにとっても面白く、興味を惹かれる
ような作品であるかと思います。要は、とても面白い作品です。
これから始まる冒険の第一幕という感もあり、続編の刊行にも期待
します。

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主人公ノアの本来持っていたと思われる、芯の通った正義感が読み進めると共に成長していく様が心地よい。

登場人物達の性格も、表面に出るものばかりではない部分もきちんと描かれているからファンタジーなのに現実味もある上に決して綺麗事ばかりではないところがまた面白い。

映画になっても耐えうる背景と設定だし、最後にノアの謎がまだ残されているところから、次への期待にもつながる。

旧約聖書や新約聖書の世界も垣間見えるところや、黒白魔術も自在に登場するあたり今後の展開が楽しみ。

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悪魔・黒魔術・城・王女・男爵と言った言葉が古典的な童話を思い出します。
表装や挿絵は物語の雰囲気とよく合っていて物語のイメージを膨らませてくれました。
修道士たちの存在は、子供達にはイメージしにくいのではないかと感じました。
ノアが修行するシーンや、いろんな魔術のシーンがもっと沢山描かれていたらもっと面白かったかもしれません。

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最新刊「紫の女王」の刊行に合わせてのシリーズ既刊公開だったからか、公開されていたのは、四章あるうちの第一章のみだった。
物語の始まりから、暗く寒い森であるとか、金髪であるとか、紫のドレスであるとか、色や匂い、温度も感じられるような描写で、すぐ物語に引き込まれた。
中世のヨーロッパを彷彿とさせるような街並みや様式、そして魔法使いと言った、まさにファンタジーの王道といった感じ。
第一章の終わり、やっと慕っているロゼ姉さんに会えたノアだが、ロゼ姉さんの様子がおかしい。
彼女は、どうなってしまったのか。
続きがとても気になる。

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