こどものアレルギー基礎BOOK

アレルギーの治療は自己判断せずお医者さんと一緒に取り組んでいきましょう

こんな症状が出たらアレルギーかも!? アレルギーの原因や種類、上手な付き合い方など知っておきたい基礎知識がよく分かります。アレルギーは、一度かかるとなかなか治りませんが、生活の質を落とさずにコントロールすることは難しくありません。必要なのはアレルギーのことを知り、上手なつき合い方を学ぶこと。お医者さんと一緒に正しく治療すること。本書は、子どもがかかるアレルギーを気にしていたり、アレルギーに少し怖いイメージ持っていたりする親御さんに向けた、子どもがかかりやすいアレルギーを中心に、基礎知識を幅広くわかりやすくまとめた一冊です。アレルギーの基礎知識、子どもがかかりやすいアレルギー、大人になってから発症しやすいアレルギー、6つのアレルギー症状を読みやすくまとめました。 

『心配になったら一番最初に読む本　こどものアレルギー基礎BOOK』は、アレルギーを気にしていたり、アレルギーになったらどうしようと少し怖いイメージを持っていたりするお母さんやお父さんに向けた、こどもがかかりやすいアレルギーを中心に、基礎知識を幅広くわかりやすく、また読みやすくまとめた本です。

アレルギーの患者さんはとても多く、一度かかるとなかなか治りませんが、生活の質を落とさずにコントロールすることはむずかしくありません。そのためにも相手（アレルギー）のことを知り、上手なつき合い方を学ぶ必要があります。なによりも大事なことは、お医者さんと一緒に正しく治療することであることを、この本を通してお母さんとお父さんに知っていただけたらうれしいです。

１ページから読んでいただいても良いですが、いま症状が現れていたり、気になるアレルギーがあっ たりするようでしたら、そのページから読んでみるのも良いでしょう。 

お子さんやご家族の健康のために、こどものアレルギーを学んでみてください。

昭和大学医学部 小児科学講座 　今井孝成 

・・・はじめにより

監修：今井孝成（いまいたかのり）

昭和大学医学部小児科学講座 教授 / 日本小児科学会専門医・指導医 / 日本アレルギー学会指導医 

東京慈恵会医科大学医学部卒業後、昭和大学医学部小児科学講座入局。国立病院機構 相模原病院小児科医長を経て、現職。食物アレルギーを専門とし、東京都アレルギー疾患対策検討部会の委員や文科省「学校給食における食物アレルギー対応指針」作成委員会の委員長などを歴任。厚生労働科学研究班「食物アレルギーの栄養指導の手引き」の作成委員長を務め、日本小児アレルギー学会「食物アレルギー診療ガイドライン2012」の作成や品川区、横浜市、相模原市など自治体の食物アレルギー対応マニュアルの監修にも携わる。