つまらない住宅地のすべての家

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刊行日 2021/03/19 | 掲載終了日 2021/10/17

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内容紹介

あなたの隣人は、どんな人か知っていますか?

とある町の、路地を挟んで十軒の家が立ち並ぶ住宅地。そこに、女性受刑者が刑務所から脱走したとのニュースが入る。自治会長の提案で、住民は交代で見張りをはじめるが……。


日々いろいろな思いを抱えて暮らす人々を、巧みな構成と描写で浮き彫りにした長編小説。

あなたの隣人は、どんな人か知っていますか?

とある町の、路地を挟んで十軒の家が立ち並ぶ住宅地。そこに、女性受刑者が刑務所から脱走したとのニュースが入る。自治会長の提案で、住民は交代で見張りをはじめるが……。


日々いろいろな思いを抱えて暮らす人々を、巧みな構成と描写で浮き彫りにした長編小説。


おすすめコメント

発売以来、数多くの新聞・雑誌で書評に取り上げられました!!

そして!TSB系『王様のブランチ』ブックコーナーでもインタビューされました!


■朝日新聞 2021年3月24日 

■週刊新潮 2021年4月15日発売

■日経新聞 2021年4月22日 

■西日本新聞 2021年5月1日

■東京新聞 2021年5月1日

■新潟日報 2021年5月2日

■本の雑誌  2021年6月号 

■BAILA  2021年5月12日発売

■信濃毎日新聞  2021年5月22日 

■週刊文春 2021年5月27日発売

■GLOW  2021年5月28日発売

■週刊文春 2021年6月3日発売

■読売新聞 2021年6月6日

■週刊朝日 2021年6月15日発売


発売以来、数多くの新聞・雑誌で書評に取り上げられました!!

そして!TSB系『王様のブランチ』ブックコーナーでもインタビューされました!


■朝日新聞 2021年3月24日 

■週刊新潮 2021年4月15日発売

■日経新聞 2021年4月22日 

■西日本新聞 2021年5月1日

■東京新聞 2021年5月1日

■新潟日報 2021年5月2日

■本の雑誌  2021年6月号 

■BAILA  2021年...


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784575243857
本体価格 ¥1,600 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

住民達の目線が入れ替わりながら語られる日々はみな、鬱々としてパッとしない。それでも計らず関わる事である者はひっそりと、ある者は劇的に人生が変わる不思議。淡々と進むのに全く止められなかった。引き込まれる。

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刑務所から脱走した横領犯の女。町内会の会長は自警団のようなものを結成し、住民たちは交代で監視することに。傷害でも殺人でもないのに監視する意味に疑問を抱きつつ。そこから見えてきたのはそれぞれの家庭に横たわる様々な事情。時には不穏な描写もあり、横領犯の脱走よりも大きな事件が起きやしないかとヒヤヒヤする。つまらない住宅地の住民にもドラマがあり、時には一線を超えてしまいかねないこともあるが、ほんの些細なきっかけで思いとどまることもある。膨張して破裂しかけた物語が、元のつまらない住宅地に収束していく様子がリアルだった。

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様々な事情を抱え、他人と接する機会がないと事情の違和感に気づけない。接点がなかった隣人達が、逃亡犯により近づいて関わっていく。きっかけがないと関われないのかもなぁと、改めて気づかされました。ミステリなのに各家庭のしこりが少しずつ溶けていくので、安心して読み進めることができました。

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会社のお金を横領し服役中だった女が逃亡した。逃亡犯はこの住宅地に住んでいる親戚に会いに現れるのでないか。自治会長の呼び掛けで住民は交代で住宅地の入り口を見張ることに。
古くからいる者、新しく越してきた者、家族と暮らす者、一人暮らしの者、働いている者、無職の者、学生、中学生、引きこもり、抑圧を受けている者、抑圧している者…さまざまな住民が暮らす小さなコミュニティに起こった危機。丁寧に描かれた一つ一つの家庭の事情に潜む伏線を拾いながら読み進めていった。
自身数作品目の津村さん作品で津村さんの面白さに開眼。派手さは全く感じられなかったけれど、とにかく安定感があると思った。キャラクターの会話の言葉遣いのブレなさによってリズムよく読み進められた気がする。

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深いところに踏み込んではいけないし、そこまでの興味もない。当たり障りのない会話をし、その場をやり過ごす。近所付き合いはトラブルを起こさないよう、波風を立てないよう。
そんなどこにでもあるような住宅地に飛び込んできた脱走犯のニュース。
いつもと違う状況に、そわそわしている人々。計画が狂って落ち着かない人も。脱走犯は現れるのか?それぞれの家にあるそれぞれの事情。家の中の出来事は外からは見えない。
「脱走犯」という異物の存在が、隣人との距離を近づけていくのがおもしろかった。

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ほとんどの登場人物は子どもも含めて訳ありで常に淀んだ空気感の中物語が進んで行くが思いもよらない選択をせざるを得ない中で少しずつ、少しずつ、風通しが良くなっていく。
登場人物たちの人生も決して何かが大きく変わったわけではないけれど悪くないじゃないって、人生捨てたもんじゃないよと思える身近に起こり得るような等身大の物語でした。

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つまらない住宅地だが、愛すべき住人たち。あまりにもありふれたつまらない日常の描写はとても面白いという妙な感覚に陥る。日常の機微を垣間見ることで、他人の生活を除いてしまったような罪悪感さえ湧いてくる。だからこそ面白いのかもしれないが。近所で起こった事件は淡々と過ぎていく日常のスパイスにはなるものの、結局は今個人で抱えている問題の方が心をしめる割合は大きい。しかし、その事件がきっかけで住人たちの生活や気持ちに変化が訪れるラストはとても清々しい気持ちにさせてくれる。

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