カピバラの だるまさんが ころんだ
中川ひろたか・作/柴田ケイコ・絵
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刊行日 2021/09/13 | 掲載終了日 2021/09/15
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内容紹介
はじめのい〜っぽ! 遊んでいるのはカピバラたち。
「だるまさんがころんだ」の声と共に、1ぴき、また1ぴきと脱落していきます。
最後のひと声で終わると思いきや…? ちょっぴりシュールで、面白さ満点の絵本。
◆◇◆著者メッセージ◆◇◆
【中川ひろたかさんより】
カピバラをうごかした
旭山動物園で飼育係として働いていた、絵本作家のあべ弘士さんのはからいで、昔、動物園ライブをやったことがある。お客さんは30人くらい。カバの前でカバの歌を歌ったあと、みんなでキリンの前に行って、キリンの歌を歌う。で、ぼくたちは、カピバラのところに行った。その時、あべさんが言った。
「カピバラが、だるまさんがころんだやったら、一番強い。まったく動かないからな」って。ほんと、何を考えてるんだろう。お地蔵さんみたいにじっと一点を見つめて立っている。ぼくのレパートリーにカピバラの歌はない。仕方ないので、♪マイベイビーベイビーカピバラって「バラ・バラ」というテンポの速いロックンロールの替え歌を歌ったらザワザワと全員が動き出して次々水の中に入っていった。「カピバラをあんなに動かした中川はえらい」とあべさんにほめられた。こんど、大きなダルマを持って、カピバラの柵の中に放り投げてみようかな。編集者にカピバラの絵本を作りたいと言われた時に、まず、この日のことを思い出した。つまり、この絵本、あべさんのおかげ様なんであります。
中川ひろたか
【柴田ケイコさんより】
原稿をいただいた時にとてもシンプルな内容だったので「これは絵で作品が決まってしまう」という気持ちでとてもプレッシャーを感じました。でも中川先生がカピバラにした設定のおかげで、へんてこなポーズをするカピバラ隊にすればなんだか面白くて子どもも大人も真似して実際遊んでくれるじゃないかなと思いながら描きました。構図も遠くから手前に迫ってきている感じを出して、読み手を鬼側にすれば面白いかなと考えて描きました。
実際お子様といろんなポーズで「だるまさんがころんだ」を楽しんで欲しいです。
柴田ケイコ
おすすめコメント
中川ひろたかさんと、柴田ケイコさんが夢のコラボ!
心地よいリズムのテキストと、ユーモアあふれるイラストがマッチした、楽しい絵本です。
子どもたちの爆笑をさらうこと間違いなし! 読み聞かせにもぴったりな1冊。
中川ひろたかさんと、柴田ケイコさんが夢のコラボ!
心地よいリズムのテキストと、ユーモアあふれるイラストがマッチした、楽しい絵本です。
子どもたちの爆笑をさらうこと間違いなし! 読み聞かせにもぴったりな1冊。
出版情報
ISBN | 9784323035123 |
本体価格 | ¥1,300 (JPY) |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
あの、しあわせ顔でピクリともしない カピバラさん。
なんとまあ、坊や相手に、だるまさんがころんだ!
それは、それは、一生懸命なのです。
ころんでも、なぜかしあわせはにげたりしない、カピバラさん!
わたしたちみたいに、「それ得するの?、損するの」とか、「意味分かんないっ!」とか、立ち止まらないのです。
おかまいなし!
全て、一生懸命、全力トライなのです。
ちっちゃな こどものころは、きっとそう!
爆発したように泣くし、笑うし、できないことが不可能だなんて思ってもいない。
赤ちゃん、カピバラさんの変なポーズ おもいっきりまねしそう!
おもしろいとか、そんなの抜きに!
何人ものちっちゃなこどもの前で、全力で読んであげたいな。
わたしも、カピバラさん、ちっちゃな人間に紛れ込んで、ジョイン&エンジョイ!
中川ひろたかさんX柴田ケイコさん、それにカピバラとくれば、なにやらおもしろいことが起こるに違いない!という期待に違わず、
むふふな展開。いつもは達観したお顔で、何が起きてもどこ吹く風のカピバラたちの、思いの外キレのいい動きににやにやが止まりません。
思わず決めポーズをまねたくなる楽しさ!
多分自分たちは最強だと踏んで挑んだ「だるまさんがころんだ」なのに、想定外の事態が……。
これで一件落着と思った先の、怒涛のラストにわっはっは!
コロナで萎縮しがちな昨今の気持ちを思いっきり広げて笑いましょう!
まずタイトルに強く惹かれた。
”だるまさんがころんだ”
きっと誰もが子どもの頃に経験したことのある遊びではないだろうか。
なぜカピバラなのか。
私の中に潜んでいたやんちゃな好奇心を
くすぐられた気がした。
カピバラの仕草にくすっと笑みがこぼれ
真似したくなる 、そんな絵本だ。
男の子と一緒にだるまさんがころんだで遊んでいるカピバラの話。
…なんだけど、あれ?この遊びってこんな感じだったかな?“だるまさんがころんだ”の概念がかわりそうな、でも、そんなのまるっと考えるのやめても、うふふっと笑えるユーモア絵本。
「だるまさんがころんだ」って遊びを考えついた人は天才だと思う。普通の鬼ごっこだったら足が速い子が絶対に有利でしょ。でも、だるまさんがころんだは違うのよ。鬼が振り向いた時に動きが止まっていることが大事なのね。だから、ゆっくり歩いていても、寝っ転がってもいいのよ。とにかく止まれればいいんだから。
でもね、鬼が振り向いた瞬間にドキッとしちゃうから、片足が上がったところで止まろうとしちゃうの。
すり足で行けばいいのに、誰もそんなことしないの。グラグラ、バタン、って動いて捕まっちゃう。
カビパラさんたちも、いろんなポーズをしようとするから動いちゃう。鬼が振り向くごとに、一匹、また一匹と脱落しちゃう。
いつのまにか、「だるまさんがころんだ」じゃなくて「カビパラさんがころんだ」になってる!
みんなもカビパラさんと一緒に遊ぼう!
カピバラ登場!しかも、柴田ケイコさんの絵!もう期待せずにはいられませんでした。
ページをめくるたびに現れるカピバラの表情には大笑い。最後まで抜かりなしの展開。
早く子どもたちと一緒に楽しみたいです。
2021/8/17 Netgalleyからお知らせがあり「すぐ読み」しました。
我が家にも カピバラのぬいぐるみがあるんですけど、カピバラって正面から見るとこんな顔?
可愛すぎます。
お花畑で遊ぶちょっとシュールな カピバラ。
「だるまさんがころんだ」ゲームで、一匹ずついなくなる。
ポーズで静止できなかった カピバラの 必死な~~様子が かわいい。
思わず 3回ほど読み返しました。 (*^_^*)♪
何度見ても、楽しい気分になります。
いつもじっと座って、気づけば寝ている、その姿を見ているだけで癒されるのんびりお気楽なカピバラさん。
でもこの絵本のカピバラさんはちょっと違う!
ササッと動いてピタッと止まる"だるまさんがころんだ"をみんなでしちゃうのだ!
普段、キビキビと動いてるところをあまり見ないカピバラさんの、こんな姿、見たことない!
そして思いもよらない驚愕のラストが…笑
カピバラさんと同じポーズをとりながら、一緒にやってみたくなる楽しさです♪
なんで金髪少年?なんでだるまさん?なんてツッコミは無用です。必死なカピバラさんたちの表情にニヤニヤが止まりません。誰が「きーった」をやるのかとドキドキしていたら、まさかの展開。はやくカピバラ大好きな子どもたちに読み聞かせをしたいです。
絵を担当されている柴田ケイコさんのファンなので「柴田さんの新作絵本が出る!」とチェックしていた1冊。誰もが知ってるこどもの遊び「だるまさんがころんだ」をカピバラにやらせようって発想が面白い。そしてこの本は自分が鬼になったつもりで声に出して読んだほうが絶対面白い。柴田さんの描くカピバラの動きや表情がとても愉快で可愛いくて、でっかいホンモノが転がってくるオチが最高だった。自分で読んでも面白かったけれど、上手な人に読み聞かせしてもらったら、もっと楽しめるだろうなと感じる1冊だった。
柴田さんのSNSで知って、出版を楽しみしていたら、なんと先読みできるとは! うれしい!
ただただ「だるまさんがころんだ」をしているだけなのに、おもしろくって、笑ってしまう。
心の片隅に、「カピバラって、こんなだっけ?」という素朴な疑問が湧いたり、ふっと、「カピバラじゃなくて、ピーナッツに見えるな」って思ったりしながら、何度も読み返した。カピバラさんが表情豊かで、楽しい♪ 止まっていないといけないのに、ヨロヨロする様子に、ドキドキする。
このまま終わるんだろうな、と思ったところに、まさかの〇〇〇が登場!
さすが、中川さん!
新たな名コンビの誕生だ!
おはなしライブで読んで、そのまま「だるまさんがころんだ」をしたら、盛り上がりそう!
#カピバラのだるまさんがころんだ #NetGalleyJP
文字はほとんどないので、大人としてはあっという間によみおえることができる。
これにどうコメントしたらいいんだ。
紹介、するならどうしたら。
しばしなやんだが、これはレビューを諦めよう、そうしよう、と。作者のコメント読む方がおもしろい、降参。。。
あべ弘士さんのもと、動物園ライブをしたときの体験。ぜったいにうごかないカピバラを動かした!あべさんにほめられた(❓)体験談。
それを読んでなるほど、とおもった。そんな体験がこんな本をうむのか。子供達はそんな裏話をしらずによむだろう、そしてあはははとわらうだろう。
中川ひろたかさんと柴田ケイコさん。このコンビネーションは中身が気になってしょうがない!
すぐ読みでしたので、中を見てみたら…、意外や意外の文字の少なさ!見開きページ(2ページ)で1文字だけのページもあり!
すぐ読み終える。読み切れる。というのは、子供に読書習慣をつけるのに大切なプロセスだと思っています!
そして、その行間は、絵がストーリーを語ってくれて、読み手の想像力を掻き立たせてくれます。
「このカピバラ、一人だけ目が開いてるよね〜」
「このカピバラ、一人だけよろってしてるよね〜」
って、たくさん子供と会話が生まれそうな絵本だったので、早速本屋さんで予約してきました。読ませていただき、ありがとうございました!
(とにかく、カピバラが可愛くて面白い。笑。)