グッド・アンセスター

わたしたちは「よき祖先」になれるか

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刊行日 2021/09/08 | 掲載終了日 2021/12/26

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内容紹介

私たちは、どうしたら「よき祖先」になれるのか!

私たちは、皆いずれは未来に生まれてくる人たちにとっての祖先となる。その時、未来の人たちに私たちが「よき祖先」と思ってもらえるかどうか。負の遺産を残した「悪い祖先」にならないようにするには、今、どんな行動をすればよいのかを論じた内容。

著者はイギリスの文化思想家。「よき祖先」になるための考え方、方法、過去から現在までの活動例、問題を様々な視点から分析し、最終的に私たちに行動を起こすよう提案する。

現在、「SDGs」が叫ばれているが、正に「持続可能な開発目標」を具現化させるための方法を、わかりやすく記述した書である。

今回は、本文の前半ページをご提供。


私たちは、どうしたら「よき祖先」になれるのか!

私たちは、皆いずれは未来に生まれてくる人たちにとっての祖先となる。その時、未来の人たちに私たちが「よき祖先」と思ってもらえるかどうか。負の遺産を残した「悪い祖先」にならないようにするには、今、どんな行動をすればよいのかを論じた内容。

著者はイギリスの文化思想家。「よき祖先」になるための考え方、方法、過去から現在までの活動例、問題を様々な視点から分...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784751530702
本体価格 ¥1,800 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

#TheGoodAncestor: A Radical Prescription for Long-Term Thinking
#RomanKrznaric


著者のことを知らないままに読み始めて、ゲラで頂いたのは一部だったので、購入した。解説にあるように、SDGs関連の本と言えるだろう。
が、文や思考の流れが、非常に興味深い。訳者も寡聞にして存じ上げなかったが、なるほどと思う。比較するほどの能力もないのだけれど、哲学者が訳しているとこうなるのかと。どうなのかうまく説明できないけれど、これは読みたい、と思わせる

脚注が丁寧についているから届いたら読もう。

気づきが猛烈にたくさんある。七世代先までの思考、世界中で七世代先までの呼び名や思考をもつ民族はけっこうあるのだそう。それは100年より長い。
どんなに先をみよう、目先のことだけ考えず、と日常レベルで努力しても、たいていの思考は、自らの死でおわる。それが人間の脳の働き(マシュマロ脳とどんぐり脳というメタファーが面白い)。それを超えたスパンでの思考。時間軸を帰る。思考の転換。きれいごとでなく、すとんとおちてくる思考。

おもしろそう。
検索してみるとTED Talk などにもインタビュー動画のようなものがあった。

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自分の子どもが将来生活する地球環境のみならず、孫、そのまた子ども...にも過酷な環境下で育ってほしくない。空や海はつながっているから、遠い国で起きる環境破壊も影響を及ぼす。私たちも祖先が築いてきた土台のおかげで、衛生的で文化的な生活を享受しているわけで、私たちも未来の子孫に胸を張れるような対策を今すぐ考えなければならない。二酸化炭素排出量、森林伐採、生態系の維持etc.適正量はとっくにはじき出しているはず。あとはどうやって実現するか、一人ひとりが現在の便利を我慢して、ミニマリスト的な生活に移行できればいいのだけど、それが無理なら強権的な規制が必要なのでしょうね。

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長期思考を考察していくなかで、マシュマロとどんぐりの違いを把握する必要があるようだ。
質感や匂い、佇まい、与える影響などさまざまだ。
人間の行動を左右する仕組みはここにあると著者。

もはや、自分の思想や倫理や人生観など、1クリックで形容されて然るべき時代になってきた。
優秀なコンピューターは自分サイズに合わせるようにカスタマイズされていく中で、私たちが選択する時間は帳尻合わせにすぎないのだろうかー。

この1冊で実に、いろいろ概念の見直しを求められる。
時間に拘束される人類が歩むべき道を示唆してくれそうだ。

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どうしたら良き祖先になれるかという視点は、SDGsに共通する理念を感じたので、最近の話なのかと思ったが、人類の歴史に見る長期経過として、ザグラダファミリアや天然痘の撲滅等も事例としてあり、人類が昔から取り組んできたことと再確認した。

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