Mガールズ

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刊行日 2021/02/18 | 掲載終了日 2021/12/07

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内容紹介

20XX年。COVID-19は終息したものの、新たなウイルスが猛威をふるっていた。動画サイトで見たストリートダンスにハマった小学六年生のミリとメイは、ユニットメンバーを募集する。集まったのは年齢こそ同じだが、住む「エリア」もダンスの経験値も不ぞろいの少女たち。会えるのはタブレットの中でだけ――。新型ウイルスがはびこるいま、その少し先の未来、わたしたちの日常はどう変わっていくのか、変わらずに何が残るのか。ダンスをきっかけに、オンラインでつながった少女たちの目線で描く、近未来小説。

20XX年。COVID-19は終息したものの、新たなウイルスが猛威をふるっていた。動画サイトで見たストリートダンスにハマった小学六年生のミリとメイは、ユニットメンバーを募集する。集まったのは年齢こそ同じだが、住む「エリア」もダンスの経験値も不ぞろいの少女たち。会えるのはタブレットの中でだけ――。新型ウイルスがはびこるいま、その少し先の未来、わたしたちの日常はどう変わっていくのか、変わらずに何が残る...


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784863896062
本体価格 ¥1 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

今の小学生におすすめできるような本を見つけるのはなかなか難しい。
表紙が人気絵師によるものでもいざページを開いて知らない事柄が書かれているとすぐに読むのをやめてしまい、「つまらない」「面白くない」「わからない」「読む本ない」と訴える子が少なくない。仕方なしに挿絵だけ見て終わりという子も多い。
この物語はちょうど今より少し先の未来を舞台になっていて面白い具合にファンタジー(いつ読んでも少し先の未来のお話)になっている。
一人称であるので説明口調の文章がしつこく感じるのは否めないが、ここをクリアできれば今の子どもたちにも読める作品ではないかと思う。
この物語では子どもたちはダンスで繋がっているが、今の子供たちは音ゲーや先のアニメ映画で話題になった仮想空間でのアバター、など近未来舞台での人間の繋がり方に常に関心を持っている。
その関心に応えることができる、まさに「今むけ」の作品だと思う。

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コロナを乗り越えた先の、新たなウイルスが出現した近未来の物語でした。それだけでなく、経済格差による住み分けもはっきりしていて、生きにくさも伝わって来ますが、美梨たちが戸惑ったり悩んだりしながらも、ダンスを通じてその垣根を飛び越え、絆を深めてゆく様子に希望が持てました。

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濱野京子の新作。『ダンスもの』の本作は、そこに新しい感染症との戦いを盛り込んだ『近未来SF青春スポーツもの』。ダブルダッチの「フュージョン」や、バンド物の「バンドガールズ」を思い出しました。
とはいえ、今回の作品は、主人公と友達の話だけではなく、主人公の家族の在り方や、住んでいる地域による社会階層の違いなども盛り込んだ、とても社会的な視点を持った一冊です。あとがきには、「自分のために書いた」とありましたが、これをよんだこどもたちは、「お話が面白かった」だけでは無い、色々なモヤモヤを感じて、きっと自分でも色々考え始めてくれるのでは無いかと思います。
ということも含め、少し大きな人、小学校6年生より大きな読者におすすめしたい本だと思いました。

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