渚の螢火

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刊行日 2022/04/21 | 掲載終了日 2022/05/10

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内容紹介

デビュー2作目にして直木賞候補入りした新鋭が

沖縄本土復帰50年にあわせて描いた昭和史×警察小説

【内容紹介】

1972年4月、警視庁に出向していた真栄田太一は本土返還が5月15日に迫る琉球警察本部に帰任する。その直後、沖縄内に流通するドル札を回収していた銀行の現金輸送車が襲われ100万ドルが強奪される事件が起きる。琉球警察上層部は真栄田を班長に秘密裏に事件解決を命じるが・・・・・・事件の裏には、アメリカと日本の間で翻弄される残酷な島の現実が隠されていた。


【著者プロフィール】

坂上 泉(さかがみ いずみ)

1990年、兵庫県生まれ。東京大学文学部を卒業後、会社勤めをしながら2019年、「明治大阪へぼ侍 西南戦役遊撃壮兵実記」で第26回松本清張賞を受賞。同年、受賞作を改題した『へぼ侍』でデビュー。二作目となった『インビジブル』は第164回直木賞候補、第23回大藪春彦賞、第74回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞している。

デビュー2作目にして直木賞候補入りした新鋭が

沖縄本土復帰50年にあわせて描いた昭和史×警察小説

【内容紹介】

1972年4月、警視庁に出向していた真栄田太一は本土返還が5月15日に迫る琉球警察本部に帰任する。その直後、沖縄内に流通するドル札を回収していた銀行の現金輸送車が襲われ100万ドルが強奪される事件が起きる。琉球警察上層部は真栄田を班長に秘密裏に事件解決を命じるが・・・・・・事件の裏には、ア...


出版社からの備考・コメント

※発売前作品のため、ネタバレや、読書メーターやブクログなど外部書評サイトで発売前にレビューを投稿することはお控えください。

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出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784575245097
本体価格 ¥1,500 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

誰がためにある・・・
本土復帰が間近に迫る中、発生した米ドル強奪事件。解散・移行予定の琉球警察の真栄田が事件を追う。
杳として消息不明の容疑者追跡の中で、さまざまな背景が語られるが複雑な感情が垣間見える。米軍への、本土への、出自への想いが熱量を伴いながらも諦観にも似た哀しみが漂うようだ。当時の社会感情を「怒り」よりもむしろ「哀しみ」の方に突出させて描かれているようにも感じられ、読者にもより複雑な感情を呼び起こす。
緊迫感溢れる追跡シーンに圧倒されながらも、最後の蛍のような光に時代への想いを託す作品。

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戦後の混乱の中、生き抜くために米国人と共に立ち直った沖縄が、本土復帰でまた揺れ動く。そんな自分の足元が不安定な感じがリアルに迫ってきました。主人公の真栄田なんかは、日本人でも琉球人でもないような、さらに不安定なところに立っていて、何とか警察官という仕事を通して自分の立ち位置を確立しようとしているように見えます。そんな時にあの義母の言葉、キツいなー。自分なら耐えられんなーと歯を食いしばって読みました。

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