「オードリー・タン」の誕生

~だれも取り残さない台湾の天才IT相~

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刊行日 2022/04/18 | 掲載終了日 2022/04/14

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内容紹介

「なぜ、教室ではみんなが同じことを学ばないといけないのだろう?」
世界が注目する<新しい民主主義>の旗手、オードリー・タンの原点は教室で抱いた疑問にあった!
心臓病をもって生まれ、8歳で不登校となり、死すらを考えたギフテッド、唐宗漢少年は、どうして希望を取り戻せたのか?
トランスジェンダーである自分を認め、あらゆるマイノリティーを取り残さない社会を、みんなとともに創ろうとする「オードリー・タン」が生まれるまでの伝記物語

***********

「世界一受けたい授業」などでも話題沸騰のオードリー・タン氏。台湾の天才IT相として知られますが、生まれつき重い心臓病をかかえ、小学校では、いわゆる「浮きこぼれ」。小学校3年生で不登校となっています。戒厳令下の台湾の硬直した教育体制による体罰やいじめ。それを<あたりまえ>とする社会とぶつかり、世界に絶望した9歳の唐宗漢がいかにして世界と和解し、台湾の教育を変え、ソーシャル・イノベーションによる新しい民主主義の旗手「オードリー・タン」となっていったのかを描く伝記物語です。

オードリー・タン(唐鳳)
1981年台湾・台北市出身。台湾デジタル担当政務委員。14歳で中学を中退後、起業する。24歳でトランスジェンダーであることを公表。33歳でビジネスからの引退を宣言。2016年に発足した蔡英文政権に、史上最年少の34歳で入閣。IT技術を駆使して、政治や行政をより国民に開かれたものにする役割を担っている。新型コロナウイルス感染症対応で辣腕をふるい、成果を上げている。2019年、アメリカの外交専門誌『フォーリン・ポリシー』のグローバル思想家100に選出。


★著者紹介 石崎洋司(いしざきひろし)
東京都生まれ。慶應義塾大学卒業後、出版社勤務を経て、作家・翻訳家としてデビュー。『世界の果ての魔女学校』(講談社)で第50回野間児童文芸賞、第37回日本児童文芸家協会賞を受賞。「黒魔女さんが通る!!」シリーズ(講談社青い鳥文庫)など多数の人気作品を手がける。伝記には『杉原千畝 命のビザ』、『福沢諭吉 自由を創る』(講談社火の鳥伝記文庫)などがある。

★挿画 小林マキ(こばやしまき)



「なぜ、教室ではみんなが同じことを学ばないといけないのだろう?」
世界が注目する<新しい民主主義>の旗手、オードリー・タンの原点は教室で抱いた疑問にあった!
心臓病をもって生まれ、8歳で不登校となり、死すらを考えたギフテッド、唐宗漢少年は、どうして希望を取り戻せたのか?
トランスジェンダーである自分を認め、あらゆるマイノリティーを取り残さない社会を、みんなとともに創ろうとする「オードリー・タン」が生まれ...


出版社からの備考・コメント

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発売前の大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
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おすすめコメント

【担当者より】
デジタルというと「冷たい」「固い」というイメージがありますが、この人の手にかかると、デジタルが「温かく」、「優しい」、「しなやかな」ものになるのが不思議です。台湾のデジタル担当相、マスクマップの開発で有名なオードリー・タン(唐鳳)さんのことです。

IQ180、十代で起業、ITの神様、Appleの顧問、33歳でビジネスから引退し、台湾で最年少大臣……。彼女には、そんな「勝ち組」の代表のような言葉がつきまといます。
けれど彼女は、生まれたときから、さまざまな意味での「生きづらさ」を抱え、はじきだされる側でした。8歳で不登校となり、死すら考えた唐宗漢少年は、どうして世界に希望の火を灯す、<あたらしい民主主義>の旗手「オードリー・タン」となっていくのか? 本書はその心の軌跡を追う伝記物語です。対立と分断を乗りこえる彼女の出発点がここにあります。

●読者対象●
・小学生から大人まで 今、疎外感を感じている子どもたち
・今、疎外感を感じている親、大人たち
・進むべき未来(希望)を探すすべての人たち
・親子読書にも最適です!

【担当者より】
デジタルというと「冷たい」「固い」というイメージがありますが、この人の手にかかると、デジタルが「温かく」、「優しい」、「しなやかな」ものになるのが不思議です。台湾のデジタル担当相、マスクマップの開発で有名なオードリー・タン(唐鳳)さんのことです。

IQ180、十代で起業、ITの神様、Appleの顧問、33歳でビジネスから引退し、台湾で最年少大臣……。彼女には、そんな「勝ち組」の代表のよ...


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★★★★★

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出版情報

ISBN 9784065275931
本体価格 ¥1,500 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

オードリー・タンの生い立ちを辿り、彼女の成し遂げてきたことの裏にある信念を明らかにする。
内容は物語調で語られ、全てふりがながふってあるので、小学校高学年〜中学生でも読みやすいのではないか。
オードリー・タンをよく知らなかった私は、こんなに魅力的な人がいるなんて!と夢中になって読んだ。
少数派の意見も取り入れて、勝ち負けではなく、みんなで協力して価値のあるものを作り出す。
そんなオードリーの信念と行動力に救われる人も多いと思う。組織のリーダーはもちろんのこと、マイノリティで肩身の狭い思いをしている人、モヤモヤしている人に読んでほしい。

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コロナ禍でのマスク対応で一躍有名になったオードリーに関する本は続々出版されているので、何冊も読んできた。知っている内容がほとんどだったが、ルビが丁寧にふってあり、子供や若い読者に向けてのメッセージ性の強い組み立てとなっている。特に、生い立ち、親と子の葛藤や、両親や親戚も、彼女の才能だけでなく病気や苦悩と、時に激しくぶつかり合いながらともに歩んできたことに焦点が当たっている。何より、この天才、この才能がいかにして花開いたか、その土壌をこうして追ってみると、大きな問題提起もされている。みんなが同じことを同じようにできるように、という教育方針(できないと体罰さえ日常的にあったという)では、こういう個性は育たない。

とてつもなく魅力的な人物なので、彼女に関する本は数多いが、本人からの直接な言葉で語りかけてくる本として同じく講談社の
「オードリー・タン 自由への手紙」もおすすめです。

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新型コロナウイルスによるマスク不足パニックをデジタル技術で収め、注目を集めた台湾史上最年少のデジタル担当政務官オードリー•タン。天才ハッカー・トランスジェンダーとしても有名だが、学校生活では少数派として苦しんだ。自由、助け合い、多様性の尊重を目指すようになった背景にある半生が分かる。全てルビつき。

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恥ずかしながら台湾での優れたマスク政策で、初めて彼女のことを知った。知れば知るほど、彼女は台湾が誇る天才だと思ったが、その裏には辛いイジメや爪弾きに耐えた幼き頃もあり、普通なら世を恨みドロップアウトしてしまうところだが、やはり天才は一風変わっていて、その間最大限に自分の能力を熟成させ、10代半ばから一気に開花させた。金儲けだけにとらわれない、誰にも平等に与えられるという考え、台湾らしくてとても素敵だ。子供への教育に対する両親のフレキシブルな考えも素晴らしい。

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これまでの型破り35歳の若さ、トランスジェンダー、長髪の台湾のIT大臣「オードリー・タン」。小学校入学する頃にはIQ180のギフテッド。IQが高いから「強者」ではなく、「なぜ?どうして?」がつきまとう「弱者」。11歳でドイツへ留学し、台湾の教育を変えたいと。「学校では先生に従い、順位を争うために学ぶ?みんなで協力し合って問題を解決力できるのではないか。」この考えが「市民の声を聞くオープンソースの政治」「選挙権のない高校生の提案が法律になる」「名前や性別、選挙権があるかないかは意味がない」など、台湾の政治さえも変えたオードリー。
タンのような政治家が日本にも現れないだろうか。高いIQでありながら「弱者」だから見える視点があったんだろうな。
この表紙もステキです。

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まず、表紙がステキ。植物の彩もオードリー・タンさんの優しく柔らかい雰囲気に合っていて、これまでの一般書よりそれだけでやさしげな空気感をまとっている。オードリーさんの本は数冊目ですが石崎洋司さんは名前を知るのみで初でしたが青い鳥文庫で活躍されているだけあって読みやすい文章。話の内容自体は既知のこと中心でしたが、学校図書館に置くのにぴったりだなぁと思いながら読了。学校という社会になじむのに苦労した彼女が親御さんの理解に救われた部分もあるけれど、その親御さんだって初めから完璧な対応ができたわけではないというのは、保護者の側から読んだときにも支えてくれそうな気がする。そしてもちろん、学校側の理解が必要なことも身に沁みました。

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彼女の活躍は他の本も読んで知っていましたが、この本はギフテッドに生まれた本人と家族の苦悩、葛藤が丁寧に描かれていたのが興味深かったです。彼女の活躍を説明するために台湾の政治や教育事情も紹介されており、同じアジアとしてつい自国と比べてしまいました。
 生きづらさを乗り越えるまでの物語。まさに「誕生」。黒魔女さんシリーズの石崎洋司さんの書籍。漢字にはふりがなもふられていて、児童向けですが大人の人にも是非オススメしたいです。

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「世界一受けたい授業」でお顔を拝見し
興味を持ちました。
彼?彼女?の生い立ちはようやく近代の世の中では受け入れられる
存在になってきているけれど、今まで経験してきたことはやはりつらかった
ことですよね。

日本でタンのような方が政治にまで携われる世の中になってほしいと切に思います。
見た目や色や形じゃない!と思います。

#オードリータンの誕生
#NetGalleyJP

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