今宵も喫茶ドードーのキッチンで。

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刊行日 2022/05/12 | 掲載終了日 2022/08/31

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内容紹介

毎日がんばるあなたをいたわるメニュー、あります
おひとりさま専用カフェの店主が作る絶品料理に、心がくつろぐ物語。

【内容紹介】

住宅地の奥でひっそりと営業している、おひとりさま専用カフェ「喫茶ドードー」。この喫茶店には、がんばっている毎日からちょっとばかり逃げ出したくなったお客さんが、ふらりと訪れる。SNSで発信される〈ていねいな暮らし〉に振り回されたり、仕事をひとりで抱え込み体調を崩したり……。目まぐるしく変わる世の中で疲れた体と強ばった心を、店主そろりの美味しい料理が優しくほぐします。今宵も「あなたの悩みに効くメニュー」をご用意してお待ちしております。心がくつろぐ連作短編集、開店。


【著者プロフィール】

標野 凪(しめの なぎ)

静岡県浜松市生まれ。東京、福岡、札幌と移り住む。福岡で開業し、現在は東京都内で小さなお店を切り盛りしている現役カフェ店主でもある。2018年「第1回おいしい文学賞」にて最終候補となり、2019年に『終電前のちょいごはん 薬院文月のみかづきレシピ』でデビュー。他の作品に『終電前のちょいごはん 薬院文月のみちくさレシピ』、『占い日本茶カフェ 「迷い猫」』がある。

毎日がんばるあなたをいたわるメニュー、あります
おひとりさま専用カフェの店主が作る絶品料理に、心がくつろぐ物語。

【内容紹介】

住宅地の奥でひっそりと営業している、おひとりさま専用カフェ「喫茶ドードー」。この喫茶店には、がんばっている毎日からちょっとばかり逃げ出したくなったお客さんが、ふらりと訪れる。SNSで発信される〈ていねいな暮らし〉に振り回されたり、仕事をひとりで抱え込み体調を崩した...


出版社からの備考・コメント

※発売前作品のため、ネタバレや、読書メーターやブクログなど外部書評サイトで発売前にレビューを投稿することはお控えください。

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出版情報

発行形態 文庫・新書
ISBN 9784575525700
本体価格 ¥630 (JPY)

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

本を読んで森林浴をしたような不思議な気分です!疲れた身体に染み渡るような飲み物や食べ物もとても美味しそうで、読んでいて癒されながらもお腹が空きました。
もしかしたら現実の世界の何処かに、「喫茶ドードー」があるのでは?と期待してしまいます。あったらいいなぁ…!
今の現代社会の様々な問題の中で、息の詰まる思いをしている登場人物たちに自分を重ねてしまう人もたくさんいると思います。そんな人たちに是非読んでもらいたい作品だなと思いました。
そっと寄り添ってくれるような優しい言葉や、風景に出会えるはずです。
私も肩の力を抜いて、なにか美味しい物でも食べよう!と明日への活力が湧いてきました。
とっても温かい作品でした!素敵な作品をありがとうございました。

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これまでと同じ暮らしができなくなってしまった今の世の中。
どこへ行くにも、何をするにも気を使う。時が経つにつれてどんどんたまってきた身体と心の疲れ。何もかも上手くいかず嫌な気持ちばかり膨らんでしまう......そんな時に行ってみたいお店、おひとりさま専用カフェ「喫茶ドードー」。
店主・そろりさんが考えるメニューは独特で、つい頼みたくなってしまうし、彼のお話は少し変わっているけれど面白い。
今の暮らし方や、働き方に悩みを抱えている方におすすめしたい1冊。

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ある住宅街の奥に鬱蒼とした木々に囲まれひっそりとあるおひとり様専用の喫茶ドードー。
まるで、おとぎ話のような雰囲気、そして訪れるお客さんにぴったりなものを提供する店主のそろり。
人生に迷いはつきもの。
迷えたからこそ、ここに辿り着けたのか。
読みながら、私までじんわりと心が温められていきました。
手のひらに森を、そして心に弓矢を。
喫茶ドードーでひと休みしたので、私もまた歩いて行けそうです。
私のしあわせ、あなたのしあわせ見つけられたらいいですね。
案外、近くにあるのかもしれませんね。

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小さな森のような場所にひっそりと佇む素敵なカフェ。そこは、なんとも不思議な“おひとりさま専用”喫茶店。マスターそろりとお客様のちょっとした出会いから繰り広げられる連作短編集。

丁寧な暮らしに振り回されたり、パートナーとの人生観の微妙なズレだったり、仕事への責任と情熱の分量だったり、コロナ禍も影響しつつ、世の中が変化するスピードに少し戸惑う各章の登場人物が喫茶ドードーで心の栄養をチャージします。
章を越えて少しずつ関わりを持つ登場人物たちに“人と人との繋がり”を感じて嬉しくなります。
読んでいる途中から、そろりさんをあたたかい眼差しで観察している、この語り手のような人は誰なんだろう?と不思議でしたが、最後に納得。そろりさんについては多くを語られてませんが、きっと色々な事があったんだろうな、と思わせる不器用ながらの優しさに心がふんわり軽くなります。

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私も喫茶ドードーに行ってみたい!
短編かと思いきや少しづつ繋がっていて、登場人物の背景が想像しやすく、みんな身近に感じました。
文章なのにでてくる飲食物の美味しそうな事が分かります。
レシピがあれば家で作って喫茶ドードーごっこができるのにな〜!

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そろりという不思議な名前の店主が迎える、おひとりさま専用カフェ。近所にあってほしい。癒されたい。1度目と2度目の来店でメニューが変わるなんて、そのお客さま専用のメニューみたいでうらやましいです。そろりは、名前だけではなく、考え方もちょっと不思議な人みたいですね。

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優しく初々しい文章にほっと気を緩めていると店主の鋭くも思いやり溢れた一言にやられます。
ただ慰めるだけでない、自分の可能性や今まで気がつかなかった新しい視点に目を向けるきっかけになるメニューと言葉の数々。
こんなカフェあったらいいなと思うと同時に自分も誰かの居場所を作れるような人になりたいと思いました。

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森のような場所にひっそりと佇む、おひとりさま専用の喫茶店。しっくりしないものを抱えながら日々を生きる人びとを、マスターの料理とおもてなしが癒やしていく。

ひとりになりたいとき、自分だけの時間を持ちたいとき、自分と向き合いたいときに、こんなお店があったならどんなにいいだろう。こわばった心を優しくほどく、連作短編集。

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こんな世の中になってから数年。
こんなにもド直球に描いた作品を初めて読んだ。
ここには、等身大の生活がある。
とても身近で、心のどこかで燻っていた感情を掬い上げてくれたくれた気がした。
プラスに考えようとすることで、かえって心が疲れるからくりが、文字となって現してくれたことで、なんだかもやもやしてた感情がスッキリした。

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正直、小説でまであの頃(コロナ禍)に戻りたくなかったけれど、当時感じていた何となく言葉にできないモヤモヤした気持ちを代弁してもらった気分。それを登場人物と一緒にそろりさんに癒される。売れているのがわかった気がした。

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とってもほっこりしました。わたしもアロマキャンドルの趣味を持ったのはつい最近で、でも香りも炎のゆらゆらもとても安らぐことはよく理解しています。
ラベンダーのアロマキャンドルを焚きながら読みました。実は連作短編、たくさんの人のしあわせが巡り巡るのが素敵ですね。

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インスタグラムでよく見かけるようになり、気になっていたのでリクエストしました。なるほど、インスタをよくやられる方にわかるわかると思ってもらえそうな時代とコロナ禍に合った内容でした。インスタを見るだけの私もそういうことあったなあ、こういう面倒なお客さんいるなあと思いつつ、出てくるメニューの一品一品がとてもうらやましかったです。森のような喫茶店、とても行きたいです。

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表紙と、おひとりさま用のコロナ禍やSNSの悩みに寄り添ってくれるカフェというコンセプトに惹かれて拝読しました。本当に素晴らしかったです。どの章にも自分の思い当たる節、ままならない現実があって都度登場人物に感情移入しました。文体が読みやすく、さくさく、それでいて軽すぎないスピードで読み終えることができました。
喫茶ドードーの由来など、点と点がつながっていく展開が好きなのでとてもわくわく、読み終えた頃にはそっと余韻に浸りました。少し疲れた時、元気をもらいに開きたい一冊です。

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作風として絵本の様な語り口が章の合間に挟まれてて とても面白かったです。

 昨今のコロナで疲弊した心を物語が癒してくれるってありますよね。物語だからこそ コロナが一切ない世界線のものを読みたいってのもあると思うんですよ。でも  コロナがあるって現実を受け入れながらの物語も読みたい。

 それぞれの登場人物たちは ちゃんとって言い方も変ですが コロナの影響を受けてお仕事なり人間関係なりで 疲弊しています。そんな彼女たちは 喫茶ドードーと出会えたのはきっと偶然ではなく 必然なのでしょうね。

 人の気持ちってほんとうにこんな些細なことでも浮上できるはずなんですよ。ううん 些細なことじゃない。立ち止まって 自分を試みて ゆったりする時間を きっとここで改めて気づかせてくれる時間が大事なんだろうね。

 どうにもならない現実に 理不尽な事ばかりの現実に 不平不満を言うばかりじゃなくて 憤りだけじゃなくて 変えていけるのは自分自身だけなんだと。関わり方を 見方を変えれば 幸せを 満足を感じることができるってことを感じさせてくれました。

 ふわりさんの優しい人柄や語り口、雰囲気にファンになっちゃいます。作り出すお料理はほんとうに美味しそうで そしてそしてなによりもシチュエーションも素敵なんです。 あー こんなカフェがあったらいいのに~ 常連決定なのに~って読み終わって 羨ましくてしかたがありませんでした。

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