インディペンデントの栄光

―― ユーロスペースから世界へ

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刊行日 2022/08/29 | 掲載終了日 2022/08/28

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内容紹介

ユーロスペース代表が語るミニシアター文化、そしてインディペンデント映画

カラックス、キアロスタミ、カウリスマキらとの映画製作、配給など、国内外で活躍するユーロスペース代表・堀越謙三。その戦略や後進育成など、インディーズと歩んだすべてを語る。

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【目次】

まえがき

第1章 敗戦の年に生まれて

第2章 つらい記憶しかない内ゲバと闘争の学生時代

第3章 ドイツ留学時代に欧日協会を立ち上げる

第4章 一九七二年、帰国してユーロスペースを設立する

第5章 新しい監督、新しい批評も―

第6章 ニューヨーク・インディーズの衝撃、そして『スモーク』へ

第7章 一生忘れられない『汚れた血』との出会い

第8章 ユーロスペース史上最高のヒット作『ゆきゆきて、神軍』

第9章 アッバス・キアロスタミとの出会い

第10章 アキ・カウリスマキと「わさび物語」

第11章 サミュエル・フラー映画祭の大成功、そして李香蘭、ツァイ・ミンリャン

第12章 映画製作事始め『アンモナイトのささやきを聞いた』

第13章 ドキュメンタリー『書かれた顔』の現場

第14章 セールスカンパニと北野武映画

第15章 映画美学校を設立する

第16章 映画美学校での映画製作

第17章 ミニシアターの行方

第18章 東京藝大大学院映像研究科を立ち上げる

第19章『ライク・サムワン・イン・ラブ』の顚末

第20章 レオス・カラックスの『ポーラX』から『ホーリー・モーターズ』

第21 章 フランス映画社の倒産とシネマライズ閉館、ミニシアターブームの終焉

第22章 アッバス・キアロスタミ追悼

第23章 吉武美知子を追悼する

第24章 東京藝大大学院映像研究科と映画美学校の現在

第25章 映画館主より、席亭と呼ばれたい

第26章 カラックスの集大成『アネット』をめぐって

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【著者プロフィール】

堀越謙三(ほりこし・けんぞう)

1945年生まれ。早稲田大学卒業後、ドイツ留学を経て、1983年ユーロスペースを設立。ミニシアター時代を切り開く。その後も映画製作、配給、後進の育成など多様な活動を続けている。

高崎俊夫(たかさき・としお)/構成

1954年生まれ。「季刊イメージフォーラム」編集部などを経て、フリー編集者、映画評論家として活躍。


ユーロスペース代表が語るミニシアター文化、そしてインディペンデント映画

カラックス、キアロスタミ、カウリスマキらとの映画製作、配給など、国内外で活躍するユーロスペース代表・堀越謙三。その戦略や後進育成など、インディーズと歩んだすべてを語る。

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【目次】

まえがき

第1章 敗戦の年に生まれて

第2章 つらい記憶しかない内ゲバと闘争の学生...


出版社からの備考・コメント

今回アップしたデータは、校了前のものです。刊行時には内容が異なる場合があります。ご了承ください。

今回アップしたデータは、校了前のものです。刊行時には内容が異なる場合があります。ご了承ください。


出版情報

ISBN 9784480815651
本体価格 ¥2,000 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

『ゆきゆきて、神軍』をビデオで見たとき、すごく衝撃を受けて、短く言うと
面白かった。ので、本書をリクエストしました。かるーい動機ですみません。

私は、高校から大学にかけて演劇三昧、いわゆる小劇場演劇にかぶれて山崎哲さんの劇団に少しだけいたこともあり、ユーロスペースという場所の名前は知ってはいたものの、一度も行ったことはなく、高尚な感じがするあこがれの場所ではあったものの、自分とはジャンルが違うかなと。
ではありますが、堀越さんの幼少時代のお話や周りの環境、学生運動のはなし、ドイツの生活、ユーロスペース存続のための数々の試練や修羅場や動くお金の話など、想像もつかない世界を詳細にのぞかせていただき、ワクワクしながら、いっきに読み進めました。

編集の方の編む力にも、リスペクトを感じます。
堀越さんの濃い人生をきちんと、整理されてまとめてあり、読みやすかった。
堀越さんの記憶力もすごいです。ところどころの写真もよかった。
一流の人にはどれだけ命がけで頑張れるか試されるというところに、深く共感します。

ドイツ映画の固有名詞や監督のお話などは、映画好きの方なら、おそらくキラキラとした宝物だと想像します。
本格的な映画愛好家や、これから映画の周辺業界などで仕事をしようとする方には、是非おすすめします。

濃い読書体験をさせていただきました。
貴重な原稿を、ありがとうございました。

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