魅惑する子どもアート

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刊行日 2022/08/03 | 掲載終了日 2023/06/27

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内容紹介

水彩画のアーティストである著者が、アーティストに目覚め、アートを突き詰める中で、子どもたちと出会い、アート・レッスンを開いていく中で、いかに子どもたちの感性が素晴らしいか!実践を通じて浮かんでくる様々なアイディア(アートの技法など)をエッセイ風に描いた本。実践例は、教育関係者だけでなく、保護者や社会教育関係の方にも知ってほしい!

水彩画のアーティストである著者が、アーティストに目覚め、アートを突き詰める中で、子どもたちと出会い、アート・レッスンを開いていく中で、いかに子どもたちの感性が素晴らしいか!実践を通じて浮かんでくる様々なアイディア(アートの技法など)をエッセイ風に描いた本。実践例は、教育関係者だけでなく、保護者や社会教育関係の方にも知ってほしい!


おすすめコメント

『大きい絵を描ける子は小さい絵も描ける、しかし小さい絵しか描かない子は大きな絵が描けない…』

本書の豊饒なエピソードに表現されたひぐちさんの子どもとアートの発見と思索は、あまりに多くの啓発に満ちており、そのすべてを提示しようとすると、さらに一冊の本が必要である。読者の方々には、本書の珠玉の文章からダイレクトに多くを学んでいただきたい。

――佐藤学(教育学博士)の本文解説より


『大きい絵を描ける子は小さい絵も描ける、しかし小さい絵しか描かない子は大きな絵が描けない…』

本書の豊饒なエピソードに表現されたひぐちさんの子どもとアートの発見と思索は、あまりに多くの啓発に満ちており、そのすべてを提示しようとすると、さらに一冊の本が必要である。読者の方々には、本書の珠玉の文章からダイレクトに多くを学んでいただきたい。

――佐藤学(教育学博士)の本文解説より



販促プラン

「子どもアート」は、絵本の読み聞かせ等の活動とと 

 もに、広がっています!

・美術書・芸術書コーナーよりも、子育てや教育書のコ

 ーナーに並べてほしい本です。(保育関係

・図書館でのワークショップのネタ本にもなります!

「子どもアート」は、絵本の読み聞かせ等の活動とと 

 もに、広がっています!

・美術書・芸術書コーナーよりも、子育てや教育書のコ

 ーナーに並べてほしい本です。(保育関係

・図書館でのワークショップのネタ本にもなります!


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784566051850
本体価格 ¥2,000 (JPY)

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

私の勤務する小学校の現場では図工の時間は週にあるかないかだ。私が小学生の頃は週に5時間以上あった。土曜日授業がなくなり、ゆとり世代の教員は図工や理科の授業の経験がほぼなく、図工の授業に苦労している。「水彩絵の具のパレットは洗わなくても大丈夫ですよ」と伝えるとたいていの教員は驚く。「私は絵心がないので指導できない」と、図工の時間は「ものを用意をする、後片付けをする」指導をする以外必要ない時間だという教員も少なくない。何よりも絵やアートは、「才能」という魔法の力を持っている人だけがこなせる特別なものなのだと思い込んでいる人がほとんどではないだろうか。
この本は、著者のアートレッスンやワークショップを紹介しながら、レッスンをうけた子どもたちの様子を通して「アート」とは一人ひとりの子どもの能力を育てることで心の土台を作り、子ども自身の力を「自ら伸ばすことを学ぶ」ことなのだということを教えてくれる。
自分を知ることのむずかしさ、思いついたことを形にすること、できたものを受け入れ、自分を好きになること。子どものうちに経験しておいてほしいことがこの本には詰まっている。教育の現場で、教員の方々にぜひ読んでほしい。

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タイトルから、子どものアート作品の紹介かなーと思っていましたが、
そうではありませんでした。いい意味で裏切られました。

子どもとアートと、日々の中で紡がれている言葉と文章にお人柄がにじみ、
ものごとを、表面だけでなく、深く考えつくされていることに、感動します。
ひぐちさんのお人柄が伝わり興味深く拝読しました。
ちょっとうらやましいような人生。。。

幼い頃に私も通ったな。お絵かき教室。。楽しかった。いい経験でした。
今年で還暦ですが、ずっと変わらず美術やアートが好きなのは、そのおかげかも。
かけがえのない人生の幸せなパーツのひとつです。

子どもの教育に関わる方はもちろん、親たちやアート関係の方にも
是非読んでいただきたい。と思いました。

貴重な原稿をありがとうございました。

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子どもアートに惹かれて読む。読み進むうちに、著者の目を通して子どもも大人も不安を抱えて生きていることに気づかされる。喜びや悲しみは大きなものであったり深いものであったり、自分自身は経験する本人となるけれど、他者を思いやる時はただ想像することしかかなわない。著者の子どもアートへの取り組みと他者に対する優しい眼差しに癒される思い。

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冒頭に
佐藤学氏の短い解説、が置かれている
http://manabusato.com
非常に鋭く格調高い論調であった。

全編にわたってアカデミックな筆致なのだろうかと正直門外漢は少しひるんだのだが。
ひぐちけえこさんは佐藤学先生の愛弟子なのだな、と師弟間の交流も垣間見られた。

超一流と言われる大学、大学院で学び、NYのこれも難関の美術大学で学んだ著者の、経歴、を読むと華々しい。

しかし、この本は、そんな学歴や経歴とは無縁の、さらにアートや子どもへのアートレッスン、というテーマを超えた、全ては哲学なのだなと感じさせるものだった。

エッセイのような雰囲気で書かれているので、どこから読んでも構わない、

アートについて、教育について、書かれた本は無数にあり、絵画などの芸術作品を文字で評することは困難だ。本書は著者の生きてきた道筋、理屈でなく手触りのようなもの。美しい心に響く文体で描かれ、ゆっくりじっくり少しずつ楽しめる本。おすすめです!!

読ませていただき、ありがとうございました。巡り会えて嬉しかったです。

追記:
長き引用失礼します。丁度受験生の息子が成績表を見ながら学校の進路指導で「美術の点数もうちょっと上げられない?」という会話をしたことを思い出しました。(どうやって点数を上げたらいいかわからなかったので)なおさら響きました。:

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アート・レッスンの本質とは何だろう? それは自由に動き躍動している子ども達の魂が、閃きを試み続け、探究していく場を保障することだ。好奇心の赴くままに心にまたたく閃きは、実現すればするほど、さらにアートの奥深くへと子ども達を誘い込む。
レッスンの中で次々と生み出される表現は試みの結果であり、ある意味探究の残滓に過ぎない。レッスンを通じて子ども達が作り上げた作品は、大人が「評価する」対象には実のところなり得ないのでは、と私自身はひそかに思っている。なぜなら子どもによる表現は探究の過程で振り出されている産物であり、作品に表れている表現は心の軌跡だからだ。
誰が心の動きを評価することができるのだろう? 作品は、子どもを理解する手掛かりなのだと思う。大人は作品を眺め、表現した子どもの心の動きを追体験し、普段の生活では見えていなかった子どもの姿を発見することができる。作品を通じて、大人は子どもの考え方や心のありようを探究することができるのだ。
創造的なアート・レッスンは、子どもの心が躍動するだけではない。共に居て見守っている大人の心も、自由になることができる。大人は社会生活の中で仕事や日常生活を進める役なので、枠を作り、ゴールまでの最短距離を逆算する必要に毎日迫られている。大人として上手くこなせるようになればなるほど、仕事がルーティーンになり、心が鈍化する危険性が常にある。仕事を上手く流しているつもりが、いつの間にか自分が流され、立ち止まることさえ忘れている時もあるだろう。 知らない内に心が疲弊してしまい、諦めることが習慣になっていることすらある。
本当は大人だって、心を躍らせたいのだ。毎日を新鮮な思いで受け止め、創造の海へと繰り出し、自分らしい歩みをしたいと心の底では願っている。特に子どもと関わっている人であれば、本当はただ課題をやらせるのではなく、子どもが自由にやる傍らで一緒になって楽しみたいと心の中では願っているだろう。どうしたら多くの責任を大人として背負う中、心の奥底にある願いを叶えられるのだろうか?


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日々揺れる想いを抱えつつそれでも歩き続けている人、どちらに進んだらよいのか分からず、今は立ち止まっている人へ。 少ししゃがんで、自分の中にいる子どもの語り掛けに耳を傾けてみませんか。あなたの中にいる子どもが小さな声で話す内容は、懐かしいと同時に、これからあなたが歩む方向のヒントになる秘密を隠し持っているかもしれません。
子育て真っ最中のお母さん・お父さん、保育園や幼稚園・学校で、日々成長している子ども達に関わっている先生方。それからアートを通じて、子ども達を支えている方々へ。
安心して、目の前にいる子どもを、まず信頼して下さい。彼らは頼もしい 「先生」であり、そして何より心 強いあなたの「仲間」だから。

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とても楽しく拝読しました。
アートにまつわる自己啓発本やビジネス本がたくさん出てきている中で、子どもの感性はやはり魅力的で、大切にするべきものなのだと感じさせられます。

素敵な子どもアートにどっぷりと浸ることができる1冊です。
読後はきっと、パワーをもらい、自由を授けてもらった気分になることができます。

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