闇に堕ちる君をすくう僕の嘘

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刊行日 2022/11/10 | 掲載終了日 2023/01/29

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内容紹介

人を想う気持ちが涙を誘う闇堕ちミステリー

元子役で「死に憑りつかれた」美少女と大切な家族を失った青年

傷ついた二人が選んだ壮絶な結末とは――?


(あらすじ)

幼い頃に両親を亡くし、双子の弟とも離れ離れで育った太輝は「ある目的」のため、元人気子役の謎めいた少女・巫香に近づく。学校で「魔女」と呼ばれ、不登校になった17歳の巫香と交流を深めていくうちに、太輝は巫香の闇を知ることになるのだが――。

人には言えない大きな傷を抱える巫香と同じく悲しい過去を持つ太輝。巫香の謎が明かされたとき、太輝が巫香を救うためについた嘘とは⁉

闇堕ちミステリーにして、究極の愛を描いた純愛小説。第2回双葉文庫ルーキー大賞受賞作家、待望の新作。


(著者プロフィール)

斎藤千輪(さいとう・ちわ)

映像制作会社を経て、放送作家、ライターに。2016年『窓がない部屋のミス・マーシュ』で第2回角川文庫キャラクター小説大賞の優秀賞を受賞しデビュー。主な著作に「ビストロ三軒亭」シリーズ、「神楽坂つきみ茶屋」シリーズ、「グルメ警部の美食捜査」シリーズ、『トラットリア代官山』などがある。20年、『だから僕は君をさらう』で第2回双葉文庫ルーキー大賞を受賞。

人を想う気持ちが涙を誘う闇堕ちミステリー

元子役で「死に憑りつかれた」美少女と大切な家族を失った青年

傷ついた二人が選んだ壮絶な結末とは――?


(あらすじ)

幼い頃に両親を亡くし、双子の弟とも離れ離れで育った太輝は「ある目的」のため、元人気子役の謎めいた少女・巫香に近づく。学校で「魔女」と呼ばれ、不登校になった17歳の巫香と交流を深めていくうちに、太輝は巫香の闇を知ることになるのだが――。

人に...


出版社からの備考・コメント

※発売前作品のため、読書メーターやブクログなど外部書評サイトで発売前にレビューを投稿することはお控えください。

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出版情報

発行形態 文庫・新書
ISBN 9784575526189
本体価格 ¥770 (JPY)

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

双子の弟の自殺の真相を探るため太輝は多々木町に来た。なぜ月人は死んでしまったのかーー。
弟の死の真相が明らかになった時、太輝のついた嘘は?
誰かを救うためのウソはその後幸せになるのか?どうか?読む人によってハッピーエンドなのかアンハッピーエンドなのか分かれる作品。
二人のこの先の話が気になる!

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ダークで美しい物語の世界観にどっぷり浸かれて、とても面白かったです。
クジラが泳ぐ森やダリアの墓標、いろんな種類のダリア、ハーバリウムなど、頭の中で想像しながら読むのも楽しかったです。
不穏な雰囲気で進む物語でしたが、先が気になりすぎてわくわくしている自分がいました。そして最後の嘘と真実にはめちゃくちゃびっくりしました。悲しくてやるせなくて、決して明るいお話ではありませんでしたが、希望がみえるラストがとてもよかったです。
あと鈴女さんの作る料理がどれもおいしそうでたまりませんでした!
どうかこれからの2人が穏やかな日々を過ごせますように…!!
素敵な作品をありがとうございました!

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悲しいタイトルと、綺麗な表紙に
惹かれました‼️
真実を知る事が、決して幸せとは
限らない。
でも、知ろうとする事で生きて行けるの
だとしたら・・。
孤独な魂がめぐりあい、
悲しい嘘が、真実になる時
待っているのは光か闇か。
正しいのか、間違ってるのか?
ラストまで涙は、とっておいて下さい!

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真実は必ず暴かれなければいけないものなのだろうか。
何故、そんなことが起こったのか?
災難や事故などを未然に防ぐためには原因や、動機、関わる人間の生い立ちなど、明かされなければいけないことはあるだろう。
しかし、大切な人が、真実を知ることで、不幸な人生を送ることになってしまうのだったら、、

大切な人を失った太輝は、巫香を必ず守りたいほど、大切な存在になった。
切なさに胸を押しつぶされそうになりながらも、
エンドロールには、
美しくも妖しいダリヤの花が現れ、心を洗われるようなパッヘルベルのカノンが流れるようだった。
そして、二人が向かう先には、
クジラが泳ぐ森が観えた。。

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闇堕ちミステリーというコピーに惹かれました。
ダリアの墓標、クジラの森などのワードセンスが素敵。入り込みやすいライトな文体でサクサク読めます。
登場人物の生い立ちなど設定はかなり重めで、暗めボカロ曲などそういう世界観が好きな私には刺さりました。とは言っても常に陰鬱なわけではなく、職場の店長や巫香のハウスキーパーは優しく見守ってくれていて、その辺りの緩急が良かったです。
ただ、過酷な状況、抱えている苦しみに対してそれを説明する描写があっさりしている感じを受けたため、もっと感情剥き出しの泣けるシーンを作ってくれたら、より嬉しかったです。
結末はとても好みでした。

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謎めいた少女と暗い過去を持つ青年が出会い、お互いのグレーな日々が少しずつ色を持ち始め、美しいダリヤのように形作られていく。青年の過去も相当に暗いものだったが、少女の過去は闇そのものだった。ピアノ連弾、ダリヤなど二人を結びつけていく設定も刹那的だが未来への意図も感じ、非常に印象的だった。

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家族を失くしダリア専門店で働く二十歳の太輝と、子役タレントを引退して引きこもり生活を送る謎めいた十七歳の美少女・巫香。数年前に自殺した太輝の双子の弟・月人の存在が二人を結びつけ、衝撃のラストへと向かっていく。
純白のダリア、ピアノ曲「カノン」、巫香の家政婦が作るスイーツや料理(美味しそう!)など魅惑的なものに彩られつつも、常に不穏な空気が漂い、太輝の視点で探られる巫香や月人の秘密が気になって読む手が止まらない。
やがて明かされる意外すぎる真相。そして太輝が彼女をすくうためについた、あまりにも切ない嘘・・・。これはエモい!
著者のヒット作『だから僕は君をさらう』と同様の、心震えるヒューマンミステリ。

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幼い頃に両親を亡くし一卵性双生児の弟と離れて育った太樹。
弟の月人が自殺した理由を知るため、魔女と呼ばれる不登校の少女巫香に近づく。

ミステリアスな巫香への関心で前半を読み進め、ラストの太輝から巫香への言葉でしっかり〆。
もっと読みづらい作品かと思ってましたが意外にサクサクと読めました。

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読了後は登場人物みなさんの幸せを願うばかりです。
終始漂う緊張感と不穏な空気に、先が気になって気になって、最後まで一気読みしちゃいました。
主人公たちが使う秘密のコミュニケーションの取り方がステキだな~と思いました。

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双子の弟の死の真相を探るために出会った、いかにも面倒そうな女の子。そんな彼女に振り回され、不穏な出来事も次々と起きる展開は、主人公のようなタイプがもっとも関わり合いになりたくない、苦手とする相手だと思いますが、それでもいろいろなものを飲み込んで、デリケートで難しい選択に向き合って、孤独な彼女に寄り添うことを決める太輝の覚悟には絶望の中に光明を見る思いでした。

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徐々に明らかになっていく真実。早く全てが知りたくて後半は一気読み。全てが明らかになった時、その美しさと悲しさに打ちのめされてしまった。2人がこの先幸せであって欲しいと祈るような気持ちにならずにはいられない。

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ダリアは種類が多いだけでなくそれぞれに花言葉があるなんて知りませんでした。その意味深いダリアを持って何処かに向かう謎の美少女と弟の死の真相を追う太輝。読み進める程に深く哀しく、巫香の心がどんどんダリアの墓標に沈んでいく姿に、誰か早く彼女を掴んでと物語を読むことしかできない自分にもどかしさを感じました。
ラスト付近、一気に加速して息をつく間もなく読み終えました。電車で読むのはお勧めできません。泣きます。
太輝の幾重にも重ねられた嘘がいつまでも続きますように。

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静かに惹かれ合う青年と少女。しかしお互いに秘密を抱えていた。
その秘密を打ち明けることが出来ず、自分を追い込んでしまう少女。
そして少女の心は壊れてゆく・・・・。
そんな少女を救うため、青年は嘘をつく。
純粋過ぎるがゆえに、深く傷つく二人。
青年がついた嘘はある意味残酷で、でも美しい嘘。
そうしなければ少女の心は救えない。
青年の深い愛が切なく心に響く。恋愛ミステリーの極致。

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斎藤千輪さん初読み。闇堕ちミステリーという初めて聞くコピーが気になりました。幼い頃両親を亡くし双子の弟とも離れ離れになってしまった主人公。あることを調べるためミステリアスな美少女巫香に近づくが彼女の暗い過去を知り、もっと知りたいと願い惹かれていく。ダリアの美しさとクジラの森、この本の世界観がマッチして幻想的でもある。最後まで読むとタイトル通りそのまま。彼女を救うためのこの嘘はこれからどうなるのか、二人の今後が気になりました。

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