人生上等! 未来なら変えられる

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刊行日 2023/02/03 | 掲載終了日 2023/04/23

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内容紹介

過去は変えられないけど、未来なら変えられる!

レディース暴走族「魔罹唖」の総長は、刑務所出所者たちのマリアになった。

二度の服役経験がある建設請負会社社長、廣瀬伸恵の激動の痛快半生を描く。

映画やドラマを上回るようなスピードで悪の道を突っ走った彼女は、中学2年生で家出、温泉街のコンパニオン、ヤクザによる監禁を経験する。その後レディース暴走族「魔罹唖」を結成。暴力もいとわず組織を大きくした。

やがて覚せい剤の売人になり二度服役。だが二度目の服役中に獄中出産すると、子どものためにと、がらりと生き方を変えた。

ところが、まっとうな仕事をしたくても、職場で素性がばれると居場所がなくなる。ようやく受け入れてくれたのは、建設業界。やがて建設請負会社を起業し、さまざまな出会いにも恵まれ、刑務所の出所者を雇用するようになる。

裏切られることも多いが「私は決して見捨てない」と、従業員のために寮を確保し、毎日ご飯をつくる。いまでは従業員のほとんどが出所者だ。

長年裁判傍聴を続け、犯罪者に慣れている著者の北尾トロにとってさえも、廣瀬の生き方は驚きだった。廣瀬が悪に走り、劇的な更生を遂げたのはなぜか。相棒のカメラマン、中川カンゴローとともに、その核心に迫り、軽妙な筆致で綴る。

犯罪を生み、更生を阻む社会の現状も問う、北尾トロ初めての人物ノンフィクション。


北尾トロ(きたおとろ)
ノンフィクション作家。1958年、福岡県生まれ。世の中の面白い現象をいちはやく紹介している。2000年代初頭より裁判の傍聴を始め、『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』(文春文庫)など多数の裁判傍聴記を執筆。2014年より町中華探検隊を結成。猟師としても活動中。著書に『夕陽に赤い町中華』(集英社インターナショナル)、『犬と歩けばワンダフル』(集英社)、『猟師になりたい!』(角川文庫)など多数。

廣瀬伸恵(ひろせのぶえ)
(株)大伸ワークサポート代表取締役。1978年栃木県生まれ。中学2年生で家出。1996年レディース暴走族『魔罹唖』を結成、初代総長になる。覚せい剤売人として、2度服役。獄中出産を機に更生し、2010年建設請負業、大伸興業、2012年株式会社大伸ワークサポートを起こす。2018年、刑務所の出所者を雇い入れる協力雇用主に。以来、多くの出所者を雇用する。

過去は変えられないけど、未来なら変えられる!

レディース暴走族「魔罹唖」の総長は、刑務所出所者たちのマリアになった。

二度の服役経験がある建設請負会社社長、廣瀬伸恵の激動の痛快半生を描く。

映画やドラマを上回るようなスピードで悪の道を突っ走った彼女は、中学2年生で家出、温泉街のコンパニオン、ヤクザによる監禁を経験する。その後レディース暴走族「魔罹唖」を結成。暴力もいとわず組織を大きくした。

やがて...


出版社からの備考・コメント

★校了前のデータを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。
★本作品のサムネイル画像はNetgalley用に作成したもので、実際の表紙画像とは異なる場合があります。
★発行元は集英社インターナショナル、発売元は集英社です。

★校了前のデータを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。
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★発行元は集英社インターナショナル、発売元は集英社です。


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784797674231
本体価格 ¥1,800 (JPY)
ページ数 244

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

過去は変えられないけど、未来なら変えられる!
とても力強い、前向きな言葉が
印象に残る一冊
過去に起こしてしまった過ちに囚われて人生をそこで終わりだと思ってしまうのも自分自身だし
考え方一つで物事の方向性は変わってしまうもの
自分自身を最後まで見捨てないで勇気を持って生きていく勢いが伝わってくる一冊

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著者同様、「ワル」とももはやいえない悪さにひいてしまう部分はあるものの、サブタイトル通り「未来なら変えられる」を体現していて、そのことに希望が見いだせる。彼女から覚せい剤を買えたために(安くすぐに手に入るというのは便利だろうけれどそのぶん繰り返すことへのハードルが下がりそう)人生を壊されたと認識している側の人からすると「自分だけ立ち直りやがって」とか思われそうだとも思うけれど、それでも、一人でも二人でも社会復帰できるならできたほうがいいし、この先も裏切られながらも「未来を変え」たい人と歩んでいってほしいと思う。それに出所者がやり直しにくい世の中は日本全体の問題で、「Chance!!」の存在は聞き知ってはいたけれど(『プリズン・サークル』でだったか…)まだまだ点でしかない活動なので、もっと広がっていくことが再犯率を下げるのにも効果があるのではないかと思う。やり直しを認められる胆力が塀の外で暮らす私たちにも求められているのだということを考えさせられた。

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あんなに面白い裁判傍聴記を書かれるトロさんが見つけた方の半生なのだから、どんなに面白いのだろうかと読み始めた。面白いどころか、何という人生!凄い!壮絶!お話よりもすごい現実の体験。けれどあらゆる体験から、現在、出所者の方達を受け入れる会社の社長をされているという。タイトルの”未来なら変えられる。” 心にすっと入ってくるシンプルだけれど良い言葉だ。

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