起業家フェリックスは12歳

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刊行日 2023/02/20 | 掲載終了日 2023/03/30

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内容紹介


12歳の男の子のアイディアで商品が大ヒット!

イギリスに住む12歳のフェリックスは、お母さんにプレゼントした手作りのバースデーカードが好評だったので、カードを売ってみることにしました。

オンラインショップを立ち上げると、カードはすぐに売れて、とうとう税金まで払うまでになりました。

大人目線だと、子どもがお金を稼ぐということに抵抗があるようで、児童書のテーマとして使われることはほとんどないのですが、人は誰もがいずれ世間にでて自分の力で稼いでいかなくてはならないのですから、子どものころから読書によってふれる機会があってしかるべきではないでしょうか。

本作は、仕事をする上での注意点が細かい部分までとてもリアルに書かれています。それから、ビジネスを成功させるには、実は家族や友だちとの関係を大切にすることが大前提であることも描かれています。

物語を楽しみながら、起業と仕事のしくみがわかってくる、異色のビジネス入門児童文学です。



12歳の男の子のアイディアで商品が大ヒット!

イギリスに住む12歳のフェリックスは、お母さんにプレゼントした手作りのバースデーカードが好評だったので、カードを売ってみることにしました。

オンラインショップを立ち上げると、カードはすぐに売れて、とうとう税金まで払うまでになりました。

大人目線だと、子どもがお金を稼ぐということに抵抗があるようで、児童書のテーマとして使われることはほとんどないので...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784751531365
本体価格 ¥1,500 (JPY)
ページ数 264

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NetGalley会員レビュー

とても読みやすく、一気に読み終えました。読む前は、子どもに起業を促すような内容かなとあまり期待せずに読み始めたのですが、後半の人間関係がこじれかける場面などは、心の動きに共感しながら楽しんで読ませていただきました。

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ビジネスを起こすのに、年齢は関係ない、必要なのは適材適所に人員を置くことと、適切な舵取りができる存在と、そして行動力だとこの本は語っている。

そこに子どもたちが行っていることへの大人の驚きや、教育という傘からはみ出しているように思う大人たちの存在や、岐路に立った時の大人たちの決断など、大人である私が読んだ時に自分のなかにある引き出しはどれなのか、試されているようでもある。

一つひとつの課題が出てきた時に投げ出さない、最善の解決法を見い出して動ける力のある主人公と、その両親、叔父の大きな存在。
何よりも他者の能力を正当に評価する社会であることが、羨ましくもなるストーリーだった。

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ビジネスが大好きな少年フィリックスのある日の行動からそれはスタートします。試行錯誤のよちよち歩きから、それぞれ才能があり信頼できる友人を仲間に引き入れ、ビッグビジネスへと膨れ上がり、否応なく周りを巻き込んでラストは普通であれば大成功、フィリックスにとってはそれが友人の裏切りからの惨敗とも思える失意の経験でした。仲間の背信や、売れ始めると意図せず違う方に歩き出すなど、わずか12歳でビジネスの厳しさを知ったフィリックスでしたが、頼りある叔父さんのアドバイス、「きみがきみ自身に語る物語はいつだって、きみ自身が選んだ物」を胸に、再びビッグビジネスへと歩き出すラストは応援したくなる未来の起業家の姿そのものでした。

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お金を稼ぐことは生きていくのに不可欠なことなのに、お金の話をするのはいやしいとかはしたないという価値観を刷り込んでおいて突然貯金じゃなくて投資をせよとか言い出す国に暮らしている身としては、こういう本を若いうちから読んで自分の知識をアップデートしていくのはとても大事なことだと思う。起業までは求めていなくても、ヒントになることはいろいろあると思うし、古い価値観を葬る一助にもなると思う。
個人的には、ネットが普及しだした時代にペン画を(売り物になるほど)きれいに取り込めるスキャナがある家は相当限られているのでは?(はっきり年代が書かれていないけれど、ネットが各家庭に行き渡った1995~2000年頃は日本ではそれほど性能がいいのではなくてもまだ各家庭で持つものではなかったように思うし、取り込めてもきれいにプリントする画素数も家庭用プリンタになかったし)とか、グリーティングカード需要がない(からこそビジネスが成り立ったわけで)頃にカード印刷にふさわしい紙が一般家庭に普通にある?(A4の一般的なコピー用紙がほとんどでL版程度の写真用紙もある人がいる、くらいだった気が)とか、あとから時代考証に気になる点がぽろぽろ出てきましたが、読んでいる間はそんなことは全く気にならずにたのしめたので、いまの子たちは(当時の様子を知らないから)何も気にせず楽しめると思う。
お金の配分を決めるくだりなんかは、相手と自分の仕事の評価の在り方を考えるよいきっかけになりそうで、他の場面でも参考にできそう。

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イギリスの小さな町に住む主人公のフェリックスは12歳の男の子。フェリックスは友達がデザインしたバースデーカードが売れることに気づいて、さらに別の友達の助けを借りてオンラインショップを立ち上げます。カードの売れ行きは順調でビジネスとして発展する過程で、主人公は友達とともにワクワクしながら次々に直面する課題を解決してゆきます。そのような状況の中で主人公と3人の友達は互いに大切な人間関係、家族との関係を学びます。起業をテーマにした児童書は今までほとんど例がありませんが、本書はこどもにビジネスの仕組みを理解させ、ビジネスが社会でどのような意味をもつのか、またビジネスで互いの能力を活かす方法を考える良い機会を与える素晴らしい作品です。

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小説でありながら、ビジネスを生み出し、成長させていく過程がリアルに描かれています。
フェリックスの行動が周囲を変化させていく様子がとても楽しく、ビジネスの本質を物語っているように感じました。
子どもたちにぜひおすすめしたい作品です。

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主人公フェリックスが立ち上げたビジネスは、友達が描いた絵をグリーティングカードにして売るというシンプルなものだけど、シンプルがゆえにビジネスの基礎が詰め込まれていて勉強になりました。サイトの立ち上げから経理の大切さ、そして税金のことまで触れてあります。もちろんフェリックスのビジネスはなにもかもうまくいくわけではなく、売上が低迷したり、仲間とケンカしたり…そのたびに乗り越えていくフェリックスが頼もしかった!
大人にもおすすめだけど、子どもが読んだら視野を広げてくれるんじゃないかな。周りにフェリックスのようにビジネスをしてる子どもはいないだろうから、子どもでも大人のようにビジネスができるんだというのは目から鱗だと思う。

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お金についての本はこの頃よく見かけるようになりましたが、この本はただお金の説明をしているのではないのが良かったです。物語仕立てで実際に体験しているかのように一緒に考えながら読めるので、よく身につくと思いました。

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