27000冊ガーデン
大崎 梢
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刊行日 2023/04/17 | 掲載終了日 未設定

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内容紹介
いつかこの本が、あなたの力にきっとなる。
舞台は県立高校の学校図書館。
次々と持ち込まれる本にまつわる謎を学校司書と書店員のふたりが解き明かすーー。
本への愛に満ちた図書館ミステリー!
【あらすじ】
星川駒子は県立高校の図書館に勤める学校司書だ。
ある日、カウンターに置いた「本について 相談したいことがあったら なんでも声をかけてね」
というプレートを見た男子生徒から、転落死体が発見された場所に本を落としてしまったと相談を受けた。
駒子は出入りの書店員・針谷敬斗と共に、生徒が巻き込まれた事件の解決に一役買う。
そんなふたりのもとには、図書館や本にまつわる謎が次々と持ち込まれる!?
本への愛に満ちた図書館ミステリ-!
【著者プロフィール】
大崎 梢(オオサキ コズエ)
東京都生まれ。元書店員。2006年『配達あかずきん』でデビュー。『サイン会はいかが?』『平台がお待ちかね』など書店や出版社を舞台にしたシリーズが多数ある。他の著作に『クローバー・レイン』『忘れ物が届きます』『本バスめぐりん。』『もしかして ひょっとして』『バスクル新宿』などがある。
出版社からの備考・コメント
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販促プラン
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こちらのタイトルの新刊ご希望数の締め切りは3月30日(木)迄とさせていただきます。
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784575246223 |
本体価格 | ¥1,600 (JPY) |
ページ数 | 272 |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー

本好きにはたまらない一冊!もちろん私も大好きな一冊になりました。
学校の図書館が舞台のミステリーで、学校司書と書店員が次々と謎を解いていくという、設定もストーリーもめちゃくちゃよかったです。
実は学生時代から本は大好きだけど、図書館に通ったことはありませんでした。図書館はただ本を借りる場所だと思っていたからです。読みたい本はどうしても自分の手元に欲しくて、バイト代を本に注ぎ込んでいました。
でもこの作品を読むと、もう一度学生に戻れたら絶対に図書委員になって図書館に通い詰めたい!と強く思いました。
図書館はただ本を借りるだけの場所ではなく、いろんな人との出会いやもしかしたら謎にも出会えるかもしれない!そんな素敵な場所だと改めて気付かされたからです。もしも私が中学生や高校生の時にこの作品に出会っていたら、間違いなく図書委員になっています!(影響されやすいタイプなので)
そして所々で実在する作家さんや本のタイトルがいくつも出てきて、これ読んだ!好きなやつだ!と、にやにやしながら読みました。
私が高校生の時に出会った作家さんで、一番好きな作品のタイトルも登場していて、すごくすごく嬉しかったです!
そして私の心に深く響いたのは終盤で針谷さんが言っていた、「本から得られるものは無限であり、それは誰にとっても平等だと思うので。」のところです。
そうなんです!私もこれをたくさんに人に伝えたいのです!この事に気付いたらきっと誰もが本好きになると思います。
そしてこの本が誰かの大切な一冊になると思います!素敵な作品をありがとうございました!

とても面白かった!高校の学校図書館を舞台に、生徒や本が関わるミステリーを、司書や出入りの書店員などが解き明かしていくストーリー。その中に、司書の雇用・異動問題、学校の方針と図書館の役割、過去の赴任校や学校間の横の繋がりのことなど、学校図書館司書あるある的な様々な事柄が散りばめられている。また、たくさんの本のタイトルが出てきて、読書熱、再読熱も高まる。作者が元書店員ということもあってか、謎を解き明かす書店員・針谷さんの着眼点・発想・推理力が冴え渡り思わず唸る。そして悩みながらも"居場所としての学校図書館"を大切にする司書の星川さんの思いには共感しきり。職場では司書は1人で仕事することが多く、同業者や分かってくれる人に話せること、聞いてもらえることがつくづく大事だなぁと思った。こんなに立て続けに事件が起こる学校は、現実ならとても大変(笑)!だけど、ストーリー展開が秀逸で、問題があっても皆が協力的でハートフルなところも良く、夢中になり一気読み!楽しかった!