発達障がいのわが子が笑顔で自律する育て方

特性とともにしあわせになる55のヒント

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刊行日 2023/04/01 | 掲載終了日 2023/11/12

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内容紹介

はじめに―はちゃめちゃな息子がプレゼントしてくれた楽しい人生

 この本は、発達障がいに苦しんだ息子と、母の私、そして家族が、発達障がいとうまく付き合うための工夫を重ね、人生に色を取り戻し、穏やかで幸せな毎日を送るようになるまでの「旅路」を記すものです。

 私が、なぜ本の執筆という大それたことに挑戦しているかと言いますと、2022年2月に刊行された『死にたかった発達障がい児の僕が自己変革できた理由』(時事通信社)という息子の著書がユニークだと少なくない評判を呼び、今度は親の私に「子育ての経験を書いてみないか」かとお誘いいただいたからです。

 息子の本は、当時はまだ現在ほど有名ではなかった麹町中学校の工藤勇一先生から学んだことを生かし、少しずつ「死にたい」という気持ちを手放していくまでを綴ったものです。自分と同じような境遇で苦しんでいる子どもたちの役にたちたいと考えた息子が、自身の失敗やトラブルも包み隠さずに明かしています。発達障害の当事者が感じていることや内面がよく分かる内容で、親としても「こんなこと考えていたのか」と驚かされることもたくさんありました。

 出版社さんからは、息子がここまで冷静に自分の内面を見つめられるようになった子育ての秘訣を、親の視点から書いてほしいと言われています。息子が小さかった頃にくらべますと、現在は専門家によるたくさんの育児書や当事者の書かれたHOW TO本がたくさんあります。どれも非常に素晴らしく、役立つ内容ばかりで、今さら専門家でもない私が書いた本など不要ではないかと悩みました。

 けれど、編集者さんから「幹之佑さんの本では、ご家族や工藤先生をはじめとした教育関係者、医師など、たくさんの方からサポートがあったことが分かりました。19歳の今の息子さんが笑顔になれる環境を整えたのはご両親です。その経験を書いた本は、必ず誰かの役に立ちます」と言われて、覚悟を決めてお引き受けすることにしました。

 私たち家族にとって、はちゃめちゃな息子の特性があればこそ生まれた素晴らしい出会いもたくさんありました。本書には数々の素晴らしい専門家やプロフェッショナルの方々のお名前を出させてもらっていますが、すべて息子がつないでくれたご縁です。

 失敗もたくさん繰り返し、涙したことも多々ありますが、今振り返ると、そんな日からの数多くの学びを得て、生きる意義を考え、自らの人生を豊かにすることにつながったように気がします。

 そんなふうに私を楽しませてくれた息子に敬意をあらわし、本書では「発達障がい」という言葉を使わずに、「特性のある子」「難しい子」といった言葉を使います。私自身が19年間の子育ての日々の中で、息子に対して私ができる限り使うようにし、何より周りの人からも息子に対して使ってほしかった言葉だからです。

 息子が『死にたかった発達障がい児の僕が自己変革できた理由』を世に出した理由と同じように、今も日本のどこかで頑張っているもう一人の私に寄り添えるよう、心をこめて書いたつもりです。読んでくださる皆さまのお役に立てることができたら、これほど嬉しいことはありません。

はじめに―はちゃめちゃな息子がプレゼントしてくれた楽しい人生

 この本は、発達障がいに苦しんだ息子と、母の私、そして家族が、発達障がいとうまく付き合うための工夫を重ね、人生に色を取り戻し、穏やかで幸せな毎日を送るようになるまでの「旅路」を記すものです。

 私が、なぜ本の執筆という大それたことに挑戦しているかと言いますと、2022年2月に刊行された『死にたかった発達障がい児の僕が自己変革できた理...


出版情報

ISBN 9784788718739
本体価格 ¥1,600 (JPY)
ページ数 272

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NetGalley会員レビュー

子育ての原点が詰まっています。障害や特質があろうとなかろうと、親が我が子をどう見たら良いかを学ばせてもらった。著者の飾りのない素直な文章が読み手にも、ストレートに伝わる。また、実際の例をあげて書かれているので、理解しやすい。後になってしまったがご子息のご著者の本も読んでみようとと思う。

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心に響く言葉がたくさん詰まっています。
特に教科書のエピソードから学校に対する見方、たくさん失敗しても良い場所というとらえ方、子どもは宝物、本当にそうだなと再認識できました。
最近本当に皆何かしら特性を持っていると感じますが、西川さん親子のこの本には良い出会い、ユーモアを忘れない家族の絆、一つ一つ乗り越えた実例が載っており、エールをもらえました。

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発達障害という言葉に振り回されてしまうのは現実。以前よりずっと診断が進み、さまざまな状態がわかるようになってきたようにも思う。それで少しラクになるかというと難しい。分かっても、その子に合う手立てはそれぞれで、それを見つけるのにまた一苦労。そして真に分かって支えてくれる人にどれだけ出会えるか。この難しい個性とともに生きていく家族に明るい兆しになりますように。

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育児書と同じで、療育に関してもそれぞれに適したやりかたがあると思います。
根底にある、こどもが笑顔で暮らせるようにという願いはみなさん同じだと思うので、参考にできる部分は参考にしつつ、自分なりのやり方を見つけていけば良いのかなと思っています。

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発達障がいという特性の有無関係なしに、子供を育てている親という立場の人なら、共感できる方は多いのではないでしょうか。また、学びを得ることができる本だと思いました。小学生の息子を持つ母親として、この本に出会えてよかったです。

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