水面の花火と君の嘘

オトナも楽しめる感動の青春小説「泣ける四季シリーズ」第2弾・夏

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刊行日 2023/08/19 | 掲載終了日 2024/04/19

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内容紹介

「今年も三人で花火大会行こうよ」それは他愛もない約束だった――。
感動の名手、水瀬さらの贈るひと夏のタイムスリップ・ストーリ ー。

☆ ☆ ☆

【ゲラを読まれる方へ大切なお願い】

・校了前のデータを元に作成しています。刊行時には内容が異なる場合があります。

・レビューなどでのネタバレ行為はネットギャリーのみならず、外部サイトやSNS等の多くの方が目にする場でもお控えください。

・自分には合わない作品だった場合、今後のためにも建設的なご意見をよろしくお願いします。

※今作は作者のご厚意によって提供いただいた校了前の大切なゲラを公開をしています。

※今作にこれから出会うであろう多くの読者のためにも、ご理解の上、素敵なレビューによる応援とご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

☆ ☆ ☆

【あらすじ】

大学1年生の早瀬瑞希は、久しぶりに帰郷する。
暖かく迎えてくれる旧友に囲まれる瑞希だったが、彼にはある悔恨の思いがあった。
それは幼馴染の夏帆、大好きだった兄・千尋と三人が交わした約束……。
瑞希は叶わぬ約束を果たすため、ある決意をするが――。

【目次】

第一章 時が止まった日
第二章 過去を変えるために
第三章 たどり着いた未来
エピローグ

◆著者について
水瀬さら(みなせ・さら)
2018年『あの日、陽だまりの縁側で、母は笑ってさよならと言った』(アルファポリス)でデビュー。
『涙の向こう、君と見る桜色』(ポプラ社 キミノベル)で第3回ピュアラブ小説大賞を受賞。
2021年、第6回スターツ出版文庫大賞で『青い風、きみと最後の夏』が優秀賞と、受賞を重ね、
今、注目の女性作家。

◆イラストレーターについて

フライ(ふらい)
漫画家、イラストレーター。
書籍の装画やキャラクターデザインを中心に活動中。
「弱キャラ友崎くん」「色づく世界の明日から」等

「今年も三人で花火大会行こうよ」それは他愛もない約束だった――。
感動の名手、水瀬さらの贈るひと夏のタイムスリップ・ストーリ ー。

☆ ☆ ☆

【ゲラを読まれる方へ大切なお願い】

・校了前のデータを元に作成しています。刊行時には内容が異なる場合があります。

・レビューなどでのネタバレ行為はネットギャリーのみならず、外部サイトやSNS等の多くの方が目にする場でもお控えください。

・自分には合わな...


出版社からの備考・コメント

【書店員様へご案内】

◎拡材や新刊配本のお申込みにつきましては、
【マイクロマガジン社 販売営業部】までお問い合わせいただけますと幸いです。

件名に「ことのは文庫 8月新刊の注文」と明記の上、
「番線 or 番線情報」「書店名」「ご発注者様名」をご記載いただき
【hanbai-bceigyou@microgroup.co.jp】までメールにてご連絡くださいませ。

※受注状況によってはご希望数より調整が入る可能性がございます。予めご了承ください。
※価格は予価です。

◎こちらの新刊タイトルのお申し込み締め切りは2023年7月20日迄承っております。

【書店員様へご案内】

◎拡材や新刊配本のお申込みにつきましては、
【マイクロマガジン社 販売営業部】までお問い合わせいただけますと幸いです。

件名に「ことのは文庫 8月新刊の注文」と明記の上、
「番線 or 番線情報」「書店名」「ご発注者様名」をご記載いただき
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※受注状況...


おすすめコメント

●かけがえのない存在ともう一度出会うために、自分の大切なものと引き換えに一世一代の賭けに出る。主人公の決心と行動に、感涙必至!

●タイムパラドックスをどう回避するのか? タイムスリップ作品ならではのドキドキにも注目!

●そして、彼らの恋の行方は……? 感動の名手・水瀬さら先生による珠玉のラストにご期待ください。

●かけがえのない存在ともう一度出会うために、自分の大切なものと引き換えに一世一代の賭けに出る。主人公の決心と行動に、感涙必至!

●タイムパラドックスをどう回避するのか? タイムスリップ作品ならではのドキドキにも注目!

●そして、彼らの恋の行方は……? 感動の名手・水瀬さら先生による珠玉のラストにご期待ください。


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①応援レビューを拡材(帯またはPOP)やECサイトに使用させていただきます!

期間内にいただい応援レビューを、拡材に使用させていただく場合があります。

掲載文字数に制限がありますので、一部抜粋の上、整理した文面になります。

書籍オビに採用された方にはサイン本を1冊進呈します。

※掲載時には事前にご連絡・確認をいたします。

※サイン本の発送は国内に限らせていただきます。

※出版社にメールアドレスを開示設定されていない場合は、送付先の確認のご連絡ができかねますのでご注意ください。


《拡材用の応援レビュー募集期間》

~2023年7月10日(月)午前10時


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~2023年7月10日(月)午前10時

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掲載文字数に制限がありますので、一部抜粋の上、整理した文面になります。

書籍オビに採用された方にはサイン本を1冊進呈します。

※掲載時には事前にご連絡・確認をいたします。

※サ...


出版情報

発行形態 文庫・新書
ISBN 9784867164570
本体価格 ¥710 (JPY)
ページ数 256

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NetGalley会員レビュー

頑張れ!と背中を押してくれているような『あたり』棒。止まっていた時が動き出す瞬間にドキドキしました。

ずっと自分と兄を比べながら生きてきた中で、瑞希が偶然聞いた『 瑞希は瑞希のままでいい』心が熱くなりました。
大好きな人達の気持ちを知ったり、何気ない一言に涙が込上げる。夏の空気を感じる涙必須の感動作でした!

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にやにやしてしまうお話。

大学生の瑞希は夏休みに帰郷しても、気持ちが休まらない。
悔やみ続けている過去を変えたくて、中学時代の部活の顧問から聞いた秘密を実行することにする、、、。

タイムリープものとしては、ラストにほっとした。
そして、大筋の展開とは別に、時々手渡されるシーンに頷かされた。
時々出てくるフレーズ「瑞希は瑞希のままでいいのに」というセリフは、とても大事な言葉だと思う。10代の子ども達に限らず、大人になってもそう言ってもらえたら、明日もなんとかやっていける。
自分の頑張りをわかってくれる人たちがいることも。

瑞希が時々誤解して、「幸せになってほしい」と願う人については、「いやいや、その相手はあなただよ」と読んでいれば分かるし、よく知る人たちにはなるべく会わない方がいいのに、頼まれるとは嫌と言えない性格を見ていると、切羽詰まったストーリーであるはずなのに、どこかほんわかしてしまう。

ちょっと呆れることはあっても、決して怒ることなく、瑞希に協力してくれる池田先生がいい味出してます。
弱々しいのに、瑞希に触発されたのか、結局未来を変える強さを持っている人。

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青春タイムリープもの、大好きなんです!
鍵となるプールも花火もキラキラとしていて、作品の雰囲気にぴったりでした。
好きな子の笑顔を守るため、大切な家族のために勇気を出してタイムリープをする、主人公の瑞希がかっこいい!
そして過去に戻った先で、友達や母親に自分がどんな風に思われていたのかわかる場面では、瑞希と一緒に胸がぎゅっとなりました。もしかしたらみんな自分が気付いていないだけで、まわりの人達はちゃんと見てくれているのかもしれない。と、私まで嬉しくなりました。
しかもハッピーエンドでめちゃくちゃよかったです!!
そして池田先生が手を差し伸べてくれたように、瑞希もちゃんと次の子へ手を差しのべていたラストもよかったです!
夏にぴったりのキラキラした作品でした!素敵な作品をありがとうございました!

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確かに、瑞希にとって帰省は荷が重すぎたろう。4年前のあの事で、家族も幼馴染の夏帆もどうなったかわかっていれば。だからこそ、兄の身代わりから逃れ、自責からも逃れ、そして皆の笑顔を取り戻す手立ては一方向しかなかったのか。そう、過去という方向のみが。でも、それを選んだのは瑞希の強さ。自分よりも周りの人々の幸せを望む、瑞希の強さ。
そして、過去へと跳ぶ方法があまりにも夏にふさわしく、美しくてロマンチック。何と言う視覚的イメージ。
ただ、過去では暗躍すべきなのに、人前に出ていってしまう彼に、頭を抱えてしまった。それでいいのか、瑞希。
とうとう花火の日。対策の全てが無に帰していても、それを乗り越えた瞬間、完璧超人の兄を超えられた瞬間、花火を背にして夏帆が「この瑞希」を認めた瞬間。それは、「鉢合わせ」という形で破局を迎えた瞬間だったとは。それでも、強い意思を持って2人を優先した瑞希の心を思い、言葉もなかった。だからこそ、瑞希が未来へ戻る道に映った、無数の花火が祝福していると信じた。
そして、努力は実るが自分に残されたものは何もない瑞希が現在に帰る。
そこからの展開に、言葉もなかった。瑞希が周りの人々を想うのと決して負けない、「彼への想いたち」が「この上なく優しい嘘」が、4年前からずっとずっとあり続けていたとは。だからこそ、瑞希は「この現在」に戻ってこられたのだと言う事に。
自分よりも人の為に成せば、人から手が差し伸べられる。相手を支えようとすれば、向こうも向いてくれる。そして、相手の想いを通してこそ、己の想いに気づいていく。そんな真理が詰まった物語。

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大切な友人のため、大切な家族のため、そしてなにより幼馴染の笑顔のために、瑞希は辛い過去に立ち向かう。過去を変えようと必死に努力する瑞希の姿に、心が熱くなりました!!物語のラストは涙なしには見れません。水瀬先生の珠玉の一冊です!!

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ある出来事をきっかけに、変わってしまった周囲を変えようと行動し、傷つきながらも進んでいく瑞希がかっこいい!

兄の背中を追い続けていた少年と、そんな彼の努力を誰よりも見ていた少女の物語。
そんな2人が不器用ながらも互いに大切にしている描写が最高でした!

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鬱屈とした感情を抱えたまま夏休みに帰省した大学生の瑞希。消化しきれていない感情を抱えたまま、ひと夏の奇跡を体験する・・。
癒えることなく疼き続ける痛みを振り返ると、甘さと苦みが混ざり合いとてもせつない。そして縋るかのように飛び込んだ恩師からもたらされた秘密の中で、一喜一憂しながら進み行きたどり着く結末の分岐は、それまでに気づかなかったことの大切さなのであろう。
王道ともいえるものでありながらも、結末に安堵し、ニヤリとする物語。

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あの日、素直な気持ちを言えなくて大切な人たちの笑顔が消えてしまった。大切な人の笑顔を取り戻せるかもしれないたった一つの手段はタイムリープ。あの時こうしていれば、あの時あんなことを言わなければと後悔を抱えている人は多いのではないだろうか。でもあの時に戻っても今の幸せを手に入れられているとは限らない。
それでもあなたは大切な人の笑顔を取り戻すためにタイムリープしたいですか?
主人公の瑞希は大切な人たちの笑顔を取り戻すために、笑顔が失われてしまってから止まったままの時間を動かすためにタイムリープをしようと決意する。彼は過去を変えることが出来るのか、そして未来はどうなってしまうのか、ただ瑞希を見守りながら読んだ。

真夏の花火が打ち上がり、ぱっと花火が開いたときの掴めない美しい一瞬を閉じ込めたような物語だった。
この夏大切な人と見る花火が、来年も再来年もずっと一緒に見られますように。

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大切な人を守るために過去へタイムリープすることを決意した瑞希…不思議な立ち位置で奮闘する瑞希が発するメッセージは、不器用ながらもコツコツと物事と向き合うことの大切さ。何気ない日常が愛おしくなる丁寧な描写が素晴らしく、過去への後悔を抱える登場人物たちの思いが見事に昇華されるラストシーンには感動が止まりませんでした。

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最初は信じられなかったが、タイムスリップのスポットが身近にあった。主人公瑞希は、花火の日に突然亡くなった兄を取り戻すために、タイムパラドックスで起こるかもしれない危険も顧みずにタイムスリップに挑む。大切な人々の笑顔を取り戻したいと願う瑞希の気持ちが切実に伝わり、タイムスリップ後の展開がワクワク・ドキドキを募らせる。ラストシーンは感動的だった。

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あなたには取り戻したい過去、変えたい過去はありますか?
兄を事故で亡くし、大きな心の傷を負ってしまった主人公の瑞希や瑞希の家族、大切な幼馴染との物語。
人生を変えてしまう程の辛い出来事を体験し、辛い現実から逃げていた瑞希。
本来は、真っ直ぐで頑張り屋で涙もろい瑞希が、水泳部顧問の池田先生から聞いた秘密(タイムリープ)を思い出し実行して、過去を変えようと頑張るのだけど、ちょっと抜けてて、そんなところも全て愛おしいです。過去を取り戻し、みんなが笑顔になれてよかったです。

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事情を知る過去の先生に協力してもらいながらタイムスリップで、当時の自分が知らなかった状況を知ってゆく中で、もうこれ以上後悔しないために、悲しい思いをさせないために代償を恐れず奔走して、懸命に手繰り寄せて運命を変えてみせた結末がなかなか素敵な物語でした。

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オババが読むには相応しくないライトノベルと知りながら、タイムリープという大好きな魔法のキーワードに引き付けられて読んだ。瑞希を事故で死んでしまった優秀な兄千尋と取り違える母。心を病んでいるとわかってはいても、自分の存在を母の中から消し去られたみたいで、キツイよなぁこれは。ドヨンと重たい空気で始まった物語。が、「みんなの笑顔を取り戻したい」その一念で闇雲に過去に突入していく瑞希の無鉄砲な優しさに、上手く伝わらない夏帆の幼い恋心に、私の気持ちも彼らと同じ年頃にタイムリープし、シンクロする。新たな未来が見せる光景にウルウルと目頭熱くし、あ~~久々のこういう純粋な話は面白かった

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そう! これこそが青春小説だと思う。私は青春小説よりミステリーの方がもっと好きなんだけど、時々高校生とか、大学生が出てくる日常のミステリーを読んでいるとこのみずみずしさが良い。この作品も同じでみずみずしさも良いけどそれとSF的な要素、つまりタイムスリップを適当に使ったことも良かった。あまり重い話もないし、複雑な話でもない。気軽に読める作品だと思う。夏によく似合う物語だった。

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目標としていた兄が想いを寄せていた幼馴染を助けるために命を落とす。
その事実に向き合えず、故郷を出た主人公は失意のまま惰性の大学生活を過ごしていた。
ある夏の日、地元に帰った主人公は幼馴染と出会い、彼女の笑顔を取り戻すためにある行動に出る。
それは過去へ戻って兄を助け、未来を改変することだった。

ことのは文庫は大人の女性向けに創刊されたレーベルだそうです。
ですがこのお話しは中高生の多感な時期に読んで欲しいなと思いました。
ちょっと背伸びしたい時期に読む物語という感じがしたからです。
以前にあった「朝日ソノラマ文庫」っぽい感じ?

夏の間に読んで欲しい、さわやかで読後感の良い作品です。

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キラキラとした青春と、甘酸っぱい恋心と。
瑞稀がんばれー!とずっと思いながら読みました。読了感も、ほっこりしてとてもよかったです。お兄ちゃんもかっこいい!

息子さんがいなくなった時の母の気持ち、わかる気がしました。でも瑞稀が切なくて。。

表紙も可愛くて、思わず手に取りたくなると思います!

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青春の光と影を感じさせてくれるタイムリープSF青春恋愛小説の秀作です。いつも三人で行っていた故郷の町での花火大会。当時は高校生だった主人公の瑞希(みずき)は幼馴染みの同級生・夏帆と大学生の兄・千尋と一緒に行く筈だったが直前で意地を張り止めた事で大きな不幸な事件が起きてしまう。川に落ちた夏帆を助けようとした兄・千尋の死とショックで心を病んだ母。後悔を胸に抱えて久々に帰郷した大学生の瑞希は昔高校の先生から聞いたタイムリープの話を思い出し悲しい過去を変えようと決意する。過去界での希望に満ちた物語が良かったです。もう一度過去を生きる事で得られた気付きで主人公も人として大きく成長して行くのですね。残念ながら、詳しいストーリーはこれ以上は書けませんね。この結末には賛否両論あろうかと思いますが、私は大満足でしたよ。心に素直に届く青春ストーリーの一読を、ぜひお奨めしますね!

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