杜ノ国の神隠し

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刊行日 2023/09/15 | 掲載終了日 2023/08/31

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内容紹介

第4回カクヨムWeb小説コンテストキャラクター文芸部門特別賞を『雲神様の箱』にて受賞しデビューした、円堂豆子の最新作!

壮大な物語が、いまはじまる。

講談社文庫オリジナル書下ろし、古代和風ファンタジー登場!

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真っ赤な炎が目に入る。
ここは、どこ――。

大学生の真織(まおり)は、どこか神社のような暗がりのなかで、“その少年”に出逢う。

生き神としてまつられる
神王(くまみこ)・玉響(たまゆら)に。

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著者/円堂豆子(えんどう・まめこ)
第4回カクヨムWeb小説コンテストキャラクター文芸部門特別賞を『雲神様の箱』にて受賞しデビュー。他の著書に『雲神様の箱 名もなき王の進軍』『雲神様の箱 花の窟と双子の媛』『鳳凰京の呪禁師』(いずれも角川文庫)がある。滋賀県在住。

第4回カクヨムWeb小説コンテストキャラクター文芸部門特別賞を『雲神様の箱』にて受賞しデビューした、円堂豆子の最新作!

壮大な物語が、いまはじまる。

講談社文庫オリジナル書下ろし、古代和風ファンタジー登場!

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真っ赤な炎が目に入る。
ここは、どこ――。

大学生の真織(まおり)は、どこか神社のような暗がりのなかで、“その少年”に出逢う。

生き神としてまつられる
神王(く...


出版社からの備考・コメント

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

発売前の大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、建設的なご意見をくださる方

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おすすめコメント

---このプレゼント企画のレビュー募集は締め切りました---
◆◆◆ 著者サイン本プレゼント企画 ◆◆◆

『杜ノ国の神隠し』を読んでレビューを投稿してくださった方の中から抽選で8名様に、
著者・円堂豆子 先生のサインを入れた本書をプレゼントいたします!!

沢山のリクエスト、レビュー投稿をお待ちしております!!
------------

・レビュー投稿締め切り【2023年8月13日(日) 23:59まで】

・応募期間終了後、当選者へはメールにてご連絡いたします
・NetGalley登録アドレスを出版社へ開示している方が対象となります
・当選の発表は講談社からのメール通知をもってかえさせていただきます
・発送の都合上、国内在住の方が対象となります
・プレゼントは9月下旬~10月上旬の発送を予定しております

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販促プラン

読み終わりましたら是非NetGalleyへレビューを投稿ください!
著者・担当編集ともに楽しみにお待ちしております。

発売前作品のため、ネタバレや、読書メーターやブクログなどNetGalley以外の外部書評サイトで発売前にレビューを投稿することはお控えください。

ご協力の程、何卒宜しくお願い致します。

★★★★★

作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は
恐れ入りますが<講談社 出版営業局>まで直接お問合せをお願い致します。

★★

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出版情報

ISBN 9784065327326
本体価格 ¥780 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

読み始めてすぐに物語の中に引きこまれた。その辺にあるような異世界トリップものではなく、これぞファンタジー。綺麗で壮大な世界観がとても素晴らしかった。

真織と玉響の関係が物語の展開とともに変わっていくのだけれど、無理やり感じはせずお互いのことを想いあっている(恋愛感情ではない)のがよくわかった。真織が未練なく千紗杜に残ったのも玉響の存在が大きく、お互い似た者同士でひとりだったからじゃないかなと勝手に考えてみたり……。

『自分がどこにいるかを見つけられるのは自分しかいない』けれど、別にひとりで捜さなくてもいいのだ。

夢中になりすぎて感想がまとまらないけれど、とにかく面白かった作品だった。

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ファンタジーでありながら、現代社会に潜む問題を反映していると思えて、興味深かった。人と人との関わり、コミュニティーを守っていくということ。人は人の役に立ったり、助けたり、助けられたりする関係があるから、生きていけるのだと強く感じさせてもらった作品。

情景模写が優れていて、非現実的な世界が文章から想像しやすく、目の前に物語の状況が見えるようだった。主要人物の真織は、突然、異世界にまよいこんでしまい、優しくて強い千鹿斗、不思議な少年、玉響に出会う。異世界での多くの人との出逢い、ぶつかりあい、助け合い、成長していく。もがき苦しみながら、未来のために戦う人たちの物語。

物語の最後に真織が手に入れたものは!?

是非、ファンタジーと現代の間で揺れ動く作品の世界観を楽しんでほしい。

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大学生の真織(まおり)は神社のような場所に迷い混む。
そこから始まる古代和風ファンタジーでとても面白かった。
世界観は古代なのに、帰り道が分からない真織の悩みはとても現代的で、いったい真織はどうなるのだろうと気になり一気読みした。
「いい人でいなさいね」これは真織の母親がよく言っていた言葉。この言葉は真織にとって呪縛であり、道標でもあったのだろう。「助けて」と言えない彼女が迷い込んだ世界で出会った者たちと関わりながら変わっていく。
真織や迷い込んだ世界で出会う玉響(たまゆら)、千鹿斗(ちかと)など魅力的なキャラクターたちともっとこの世界観を味わいたいので続編希望します!

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自分を大切にすることと、そしてそれらを手放してしまった瞬間にひょいっと現れる、虚ろ。
人間的にこれは正解とは言えないのかもしれないところを深く掘り下げられていました。
一度はとおる道で、気づけば終わる道、なのではないかなぁってすごく思いました。

素敵なお話でした!!

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最近、軽すぎる異世界転生ものに食傷気味だったので、純粋なファンタジー作品は新鮮に思えました。

母の死をきっかけに杜ノ国に紛れ込んでしまう真織。
冒頭から玉響、千鹿斗との出会いがテンポ良く描かれ、あっという間に物語に気持ちが吸い込まれます。

異世界転生ものにありがちな、いわゆる現代のチート能力が持ちこまれることもなく、真織自身の感情の揺れや喪失感から浮かぶ「虚ろ」が、杜ノ国における世界の規律に影響を及ぼしていき、それが玉響や真織自身にも伝わっていく描き方が本当に素敵でした。

千鹿斗らとの関わりから、千紗杜目線で善悪を捉えそうになりますが、水ノ宮に関わる人からの視点も丁寧に描いており、御狩人の役割や行動はこの物語に深みを与えています。
個人的には、千鹿斗や古老以外の千紗杜の人々、少し水ノ宮側の人々をもっと描いて欲しい気持ちもありますが、真織と玉響に物語を集中させたからこその読後感の良さなのかもしれません。

この世界での物語をまだまだ読みたいと思わせる素敵な作品でした。

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天涯孤独となった大学生の真織が神隠しにあって迷い込んだ古代日本風の世界。
文化や風習の何もかもが未知の世界に放り出されて、混乱して己を哀れんでもおかしくないような状況に置かれて流されているようでも、真織は毎回自分の行動を自分で決めている。
前向きな選択も、捨て鉢に見える選択も、二十歳まで育ててくれた母の教えであったり、その母を失った喪失感と孤独感や帰属意識の希薄さからくるものだったりと、読んでいて理解と納得ができる展開が多く、独特の世界観なのに置いて行かれることがなく最後まで夢中で読み切ってしまった。

人と神との狭間を揺らいでいた彼らが、人として選んだ行動でこの結末を迎えられて良かった。
「涙というのは今にまた笑うためのもの」という考え方が素敵だ。
そうして、泣いてもいい、と弱音を吐くことを許しながら、泣かせたくない、と寄り添ってくれる。
登場人物達と同じに、優しい物語だった。

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古代和風ファンタジーとあるように、舞台は遥か昔?のようですがテーマは現代的!
真織がいることで私たちと繋がっていて、ただのファンタジーではないな?と思った時にはもうすっかりこの物語に魅了されていました。そこからは通勤電車の中でもお昼休みにも黙々と読み続け、一気読みでした!
そして漢字の読み方が難しいものもでてくるのですが、「もう忘れちゃったでしょう?」と時々ふりがなを再度振っていただける優しさ。ありがたかったです。

最初はなんの、と読んでいた玉響も途中からはすごくイケメンに見えてきたり…(笑)

どうか真織には自分を大事に、周りを大切に、ずっとあの人と仲良く過ごしてほしい。けど、進んだ関係も見たい。ようなこのままでいてほしいような。。

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以前から円堂豆子さんが描く古代浪漫ファンタジーのファンです。
読み始めてすぐに引き込まれて、主人公の目でストーリーを追っていきました。
現代人の主人公が違和感なく物語の世界に存在しているのに作者の力量を感じました。
この作品は円堂豆子さんの真骨頂だと思いました。
早く紙の本で読みたいです!

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近年ファンタジー作品といえばヨーロッパ風のものばかりですが、こちらは古代和風世界が舞台となっています。
主人公の真織が神隠しをきっかけに迷い込んだ杜ノ国。戸惑い混乱する状況の中、玉響や千鹿斗と出会い一気に物語は進んでいく……
神と人との関係や、真織が現実世界に戻る事は可能なのか、疑問点は残りながらもあっという間に読了。
ここで終わってはもったいないと思うので、願わくばこの世界がまだ続きますように。

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最初は世界観がわからなくて少し戸惑ったけど、読み進めていくうちにだんだんと面白くなってきました。
これはシリーズ化されるのかな?もっと読んでみたいです。そして私の大好きな八咫烏シリーズのようにこの物語の世界観が広がるのを期待したいと思いました。

玉響と真織の命が入れ替わり、真織がだんだん化け物というか神様に近くなっていく描写がとても面白かったです。神様というものは確かにこんな風なのかもしれないなと思いました。よくある生贄的な感じですが、子供が神様になり、儀式で女神に射られるという話は新鮮でとても面白かったです。

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古代の日本らしき世界に迷い込んでしまった主人公・真織。父に次いで、母も亡くし、元いた世界への執着もあまりないまま、迷い込んだ世界で過ごしていく。その世界で出会った人々にもそれなりに馴染み、なぜか真織に付いて来てしまった神王(くまみこ)の玉響(たまゆら)と、授かってしまったらしき不思議な力に向き合いながら、ある出来事に巻き込まれていく(いや、自分から巻き込まれるよう、行動していく)。

真織の亡き母の教えが好きだけど、ラスト付近で、自分がやりたいからやると決める真織も好き。
物語の前半は、里のリーダー格・千鹿斗の人柄に目がいったが、後半は玉響がどんどん人間らしくなっていく過程が良いなと思った。

登場人物はみんな憎めない。ただ、女神だけは、神だからか、最後まで怖さを感じた。
作品は好きだけど、真織自身はこのラストで良かったのかな。
元いた世界に未練がなければ、新しい世界に自分の生活を築いていっても良いとは思うけど。

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スピード感のある展開ですぐに小説の舞台に引き込まれた。登場人物一人一人のキャラクター設定がくっきりしていて、心の動きにいたるまで無理なく寄り添えた。ラストの瞬間まで予想がつかず、ハラハラドキドキの最高のエンターテイメントだ。

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すっと物語の世界に入っていけて、あっという間に読んでしまいました。
世界観がとても好きです。
まだ神々の存在があり、生贄などが行われていた時代。
そんな時代の、人間らしさと神々への畏敬、また真織と玉響の変化など、読んでいてダレることなく最後まで読めました。

もっとこの世界を読んでいたいです。

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神隠しの物語、というのがしっくりくるお話でした。迷い込んだ世界で起こった事件?を真織がきたことで解決するお話なのかと思いきや、真織の心の成長や自立を含んだお話だったのか、と。しかも、この成長や自立は真織だけでなく、玉響も。
真織が主人公なのかと思いきや、真織と玉響が主人公のお話だったのか、と気づきました。

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母の葬儀を終えたばかりの大学生のヒロイン・真織(まおり)は突然、神社のような場所で覚醒する。古代日本のような異世界にいきなり放り込まれ、持っていたスマホは常に圏外で電気が無いので充電も不可で役立たずの中で出会った人々にこの世界のルールを教わりながら徐々に順応していくのだった。まあ理由は一切不明ながらも昔の不便な世界で健気に頑張って人々に溶け込んで生きる真織の体当たりの奮闘ぶりが素敵ですね。そして信じられない驚異の能力の数々と彼女の真面目さと優しさに頁を繰る手が止まりませんでした。傑作古代ファンタジーです。彼女にとっては元の現代に戻るよりも古代社会の仲間達と暮らす方が幸せみたいですが、まだまだ説明されていない部分も多く残されていますので著者には続巻を書いて下さいますようにと切に願いますね。

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古代日本のような杜ノ国で、神事を司る水ノ宮。その水ノ宮になぜか紛れ込んだ現代人の真織。そして訳あって忍び込んだ千鹿斗、水ノ宮の神王(くまみこ)の玉響。
特に重要な神事・御種祭(みたねまつり)を控えた今、3人が出会ったことで思わぬ事態が巻き起こる。
真織との関係性が今後どうなるのか、気になるところだ。

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4年前に父を亡くし、4日前に母を亡くした真織(20才)がきづくと「ここは?あなたは?」だった。なぜ杜ノ国に来たのか(タイムリープ?)全くわからない。けれど、それはこの国において神官である玉響(たまゆら)に会い、水ノ宮の女神が吹かせる豊穣の風に出会うだめだったのでは…。自分も玉響も友だちであるなら「変わるものと変わらないもの、そこにある違いとはなんなのか」。風の先て見た父と母は「自分を好きでいること。それだけでいい」と。真織はこの先どこへ。差し出された友の両手の先を掴むのか?続編ありそうな和風ファンタジー。

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