人魚姫の町

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刊行日 2023/10/17 | 掲載終了日 2023/11/09

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内容紹介

劇場アニメ映画化された『岬のマヨイガ』のアンサー作品!

岩手県出身、盛岡市在住の児童書の大家が「東日本大震災」で遺された者を描く。
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東日本大震災から九年。当時岩手に住む小学生だった宏太は、父とともに静岡に避難し、親戚のもとに身を寄せた。

「故郷を捨ててきた」。その思いにさいなまれながらも、宏太は父の死をきっかけに故郷を訪れ、かつて家族同然だった老婆・砂婆に「楓を助けてやってくれ」と頼まれる。
謎の男に追われる幼い少女・楓は何かを探しているようだが……。

何が人を故郷に惹きつけるのか?

人の生きる意味に迫る、少し不思議な町のお話。
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著者/柏葉幸子(かしわば・さちこ)
1953年、岩手県生まれ。東北薬科大学卒業。『霧のむこうのふしぎな町』(講談社)で第15回講談社児童文学新人賞、第9回日本児童文学者協会新人賞を受賞。『ミラクル・ファミリー』(講談社)で第45回産経児童出版文化賞を受賞。『牡丹さんの不思議な毎日』(あかね書房)で第54回産経児童出版文化賞を受賞。『つづきの図書館』(講談社)で第59回小学館児童出版文化賞を受賞。『岬のマヨイガ』(講談社)で第54回野間児童文芸賞を受賞。『帰命寺横町の夏』(講談社)で2022年バチェルダー賞を受賞。近著に『竜が呼んだ娘』(朝日学生新聞社)、『モンスター・ホテルでうたいましょう』(小峰書店)など。

絵/さいとうゆきこ
1981年、青森県十和田市生まれ。岩手大学教育学部特別教科(美術・工芸)教員養成課程で染織を学ぶ。グラフィックデザイナー、イラストレーターとして活動。現在、盛岡市在住。

劇場アニメ映画化された『岬のマヨイガ』のアンサー作品!

岩手県出身、盛岡市在住の児童書の大家が「東日本大震災」で遺された者を描く。
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東日本大震災から九年。当時岩手に住む小学生だった宏太は、父とともに静岡に避難し、親戚のもとに身を寄せた。

「故郷を捨ててきた」。その思いにさいなまれながらも、宏太は父の死をきっかけに故郷を訪れ、かつて家族同然だった老婆・砂婆に「楓...


出版社からの備考・コメント

★公開のデータは1章~5章までとなります。
★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

発売前の大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、建設的なご意見をくださる方

下記に該当する方のリクエストはお断りさせていただく場合がございます。
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販促プラン


読み終わりましたら是非NetGalleyへレビューをご投稿ください!
著者・担当編集者ともに楽しみにお待ちしております。
また、適したメディアやお持ちのSNSにもレビューを投稿いただき、多くの方に本を拡げていただけますと嬉しく幸いです。

※発売前作品のため、ネタバレになるレビューはくれぐれもお控えくださいませ※

ご協力の程、何卒宜しくお願いいたします。

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作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は
恐れ入りますが<講談社 出版営業局>まで直接お問合せをお願いいたします。       

★★


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出版情報

ISBN 9784065332429
本体価格 ¥1,400 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

原作は読んだことはありませんが映画『岬のマヨイガ』がとても不思議な世界観ながら血の繋がりなど関係ない家族の形に感動し、そのアンサー作品ということでリクエストしました。

東日本大震災から9年。父親と共に岩手から静岡の焼津に避難した宏太。
知らない土地での暮らしで苦労したものの、高校生になった時やっと周りから普通に笑ってたと言われるようになる。それでも故郷を捨てたという思いは残り、父親の死をきっかけに故郷を訪れる。

『岬のマヨイガ』が震災で残った人たちの物語であるから、その場所から離れ故郷に戻る宏太の視点という事でアンサー作品なのだとわかる。
宏太はとても不思議なものが見えるし声が聞こえる。そしてある言い伝えのある家の砂婆の存在、謎の男に追われる楓はいったい何者なのか。言い伝えを大切に守り、不思議な事が起きても受け入れられるこの世界観がとても温かく読んでいて心地よい。

5章までの公開なので、ここからどうなるのかととても先が気になるところです。
辛い思い出があっても故郷に帰りたいという宏太が、この先どうなるのか発売されたら続きを読みたいと思います。

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『岬のマヨイガ』アンサー作品。5章までの公開を拝読しました。これは紙の本で絶対に読みたいです。
東日本大震災から9年。父と共に岩手から静岡に避難した宏太。
高校生になってやっと笑うようになったと周囲から言われるほど心に重いものを抱えたままの長い時間だった。故郷を訪れたのは父の死がきっかけだ。
そこで砂婆にある依頼を受ける。ここからがちょっとミステリアスな展開で、一気読み。その先を‼︎というところで5章は終わるのですが、もう心掴まれてしまって、先を読みたくてうずうずしています。
『岬のマヨイガ』が映画化されたことも知りませんでした。原作を読んだのが2015年と、少々物語の内容の記憶が怪しくなっていますので、これから再読します。

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『岬のマヨイガ』と同じ空気が流れている。
読みながら何回も「あれっ?この人って?」と思い、「マヨイガ」をめくり、「ちがうか~」と、また読み進める。(それぐらい確認作業が必要でした。)

残った人、去った人それぞれの悲しみや傷みに触れ、あたたかい思いに触れ、見守ってくれる存在に思いをはせながら読みました。
続きがとても気になっています。この帰郷をきっかけに宏太の未来が切り開かれるといいなと祈っています。

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震災で祖母、母と兄を亡くし、唯一生き残って一緒に焼津で暮らしていた父も亡くなり、一人ぼっちにになった宏太。
昔、吉浜にあった珊瑚壮という民宿は、海から亡くなった人の魂が帰ってくる場所。
死という物を近くに感じる話ですが、謎めいた冒険ファンタジーなので、重いということはありませんでした。
「岬のマヨイガ」は読んでいないのですが、読んでいなくても面白く読めました。
楓は海から来たものではないのに、なぜ人魚姫の話を懐かしく感じたのか。
あの男は何者なのか。
宏太は、震災後、故郷を捨てたといううしろめたさを払拭することができるのか。
五章までしか公開されていないので、続きが気になって仕方がありません。

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公開データが1~5章までだったのですが、あまりにも先が気になってしまい、自宅の本棚に仲間入りさせてしまいました!
震災でたくさんのものを失い、故郷から出ていった少年が9年後に岩手へ戻るところからお話は始まります。
故郷を捨ててきた、という自分を後ろめたく感じながらも、懐かしさに心が揺れ動く宏太の姿が、時間が経つにつれて穏やかになる哀しみもあれば、解消しきれない悲しみもあることに気づかせてくれます。
家族のように付き合っていた砂婆の様子見をしようと赴くと、一緒にいるらしい謎の少女・楓のピンチに遭遇。どこか見覚えあるような楓が気になりつつ彼女を助けるため奮闘する宏太。楓を追う男は何者なのか…。どんどん物語の世界へ引き込まれます。
読み終わって、表紙の砂婆と楓が青いなにか(読んだ後は“なにか”が何なのか分かる)越しに笑顔で手を振る姿を再度眺めると色々な感情が込み上げてきて、もう、本当に『お帰り』の言葉の優しさとあたたかさが沁みます。

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舞台となっている町の出身です。
冒頭のバス車内、主人公と同じように息をひそめて、近所の噂話を聞いているような気持ちになりました。
あの震災がひとの心におとした影を、柏葉ファンタジーで、どうラストに浄化させて成長させていくのか、最後まで読んでみたいと思わされます。

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映画にもなった「岬のマヨイガ」という著者の作品と関連のある作品でした。
父と故郷の岩手を逃げるように静岡へ移り住んだ。9年後、父の死を迎えた宏太は何かに導かれるように岩手へ。そこで出会った少女楓は謎の男に追いかけられていた。「楓をたすけてやってくれ」と頼まれる。
悪くないと思います・・・。

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『岬のマヨイガ』のアンサー作品と知って、まず前作から読んでから本作品を読んだ。東北の民話をモチーフに、震災のみならず家族の問題について深く考えさせられる『岬のマヨイガ』。そして、今回も東北が舞台、時はコロナ禍。震災から九年が経ち、以前の見知った町とは違った風景となった故郷となっても、なぜ主人公宏太はなぜ戻ってみたのか。宏太の迷いと「人魚姫」の物語を語り継ぐ人。キーパーソンは謎めいた少女楓。語り継がれる民話などの物語、それを生み出した「故郷」、人の心のよりどころとはなんなのか。震災が立ち止まって考えるきっかけとなったのは間違いない、この作品によってそう気づかされると感じた。

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先がものすごく気になります。良いところでお預けな感じなのでぜひ本を手にとって最後まで読みたいと思いました。どんな結末を迎えるのかすごく楽しみ。主人公が、笑顔でアンケート家路につけるようなラストだといいな。

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