彼女が遺したミステリ

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刊行日 2024/01/05 | 掲載終了日 2024/03/19

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内容紹介

この世を去った彼女が恋人に遺したのは、「究極の愛」という名のミステリー

婚約者の一花が病気でこの世を去った――。

哀しみにうちひしがられる僕に一通の手紙が届く。

送り主は亡き恋人。

そこに記してあったのは、「謎解き」だった。

彼女から出される謎を解いていくたびに、明かされていく恋人の想い。

喪失と再生。

「誰かを愛するということ」の大切さが胸にささる、涙なしでは読めない恋愛ミステリー。


●著者プロフィール

伴田音(はんだ・おと)

1993年生まれ。神奈川県出身。別名義でラノベ文芸の作品を複数刊行している。第6回双葉文庫ルーキー大賞を本作で受賞した。

この世を去った彼女が恋人に遺したのは、「究極の愛」という名のミステリー

婚約者の一花が病気でこの世を去った――。

哀しみにうちひしがられる僕に一通の手紙が届く。

送り主は亡き恋人。

そこに記してあったのは、「謎解き」だった。

彼女から出される謎を解いていくたびに、明かされていく恋人の想い。

喪失と再生。

「誰かを愛するということ」の大切さが胸にささる、涙なしでは読めない恋愛ミステリー。


●著者プロフィール

伴田...


出版社からの備考・コメント

※発売前作品のため、読書メーターやブクログなど外部書評サイトで発売前にレビューを投稿することはお控えください。

※書影は仮のものです。

※ゲラは校了の前のデータにつき、修正が入る可能性がございます。

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出版情報

発行形態 文庫・新書
ISBN 9784575527230
本体価格 ¥770 (JPY)
ページ数 320

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

亡くなった婚約者が遺してくれた、愛情と思い出が詰まった謎解き。
2人の思い出を辿った先に何があるのか、気になって仕方ありませんでした。
行く先々で出会う人達がみんな優しくて、主人公を励まして背中を押してくれているようでした。
それらも全て婚約者である一花のおかげなんだろうなぁと、深い愛を感じました。遺された悲しみ、遺して逝かなければならない悲しさをひしひしと感じて、読んでいて辛いところもありました。
でも最後まで読んでよかった…!
一花の想いに涙が止まりませんでした。最後の一花のメッセージ、ダミーも本物もどちらも本当の気持ちが込められていて、そこもグッときました。
愛に溢れた作品で、とてもよかったです!素敵な作品をありがとうございました!

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恋人が亡くなり喪失感に打ちひしがれてる主人公のもとに、亡くなった恋人からの手紙が届く。
それは、ミステリー好きの恋人の残した謎解きをしながら、思い出を辿る旅でした。
周りの人達の優しさや温かさに触れながら、徐々に主人公が前を向いていく姿に心がギュっとなりました。
根底に愛と優しさが流れていて、穏やかに包まれているように感じます。
読み終わって、私も大切な人に想いをちゃんと伝えていこうと思いました!

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今と過去を行き交う不思議な構造のミステリーの中で、博人と一花の想いが浮き彫りにされていく。過去の愛し合う二人のさりげないやり取りがこそばゆい。さらに、今の博人が巡る先で会う人々の優しさに言葉もなかった。
もうこの世にはいない一花に導かれていく中、博人の凍りついていた心が溶けていくのがわかる。しかし薫子がそれを許さない。それは、姉妹の誓いから。姉にすがるしかないから。その一途さの様子が辛くて仕方なかった。
それでも、円谷と共に謎を解き、新たな手紙を見つけていく博人。その中で、二人に関わるたくさんの人々がなぜみんな優しかったのか、献身的なのかわかった。みんな奇跡を信じたかったのだ。愛がもたらす奇跡を。
そして、生前の一花が手紙を仕掛けて回る幕間劇。これを読み進めるうちに、彼女の愛情、切迫感、そして協力してくれる人々とのやりとりに感極まってしまった。
とうとう、最後の謎を解く博人。でも、それさえもトリック。ミステリーが大好きで、博人を愛している一花だからこそのトリック。それを知った時、覚悟をした彼女の博人への想いの深さに言葉もなかった。
「きみなら大丈夫。きっとできる」
今までの謎の後に必ず書き添えられた文。だから、ラストを泣きながら読んでいた。奇跡はちゃんと起きたのだ、と。
これをミステリと言っていいのだろうか? そう、言っていい。犯人ではなく愛を見つけるミステリだと。

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婚約者の一花が恋人に遺した「謎解き」
謎解きの途中で色んな書籍の名前が出てくるが、一花は本当に本が好きな女性だ。
「電話を発明した人の名前が答えられないような馬鹿に、私はなりたくないの」と言った一花。私は疑問も持たずにベルと答えてしまったが今の時代では間違った答えだった。最初から一花の謎解きに私は躓いてしまい、一花の婚約者である桐山博人くんが探し出す答えをただ見守るばかりだった。そうこの物語の謎は桐山くんでなければ解けないものだったのだ。
なぜ一花は「謎解き」を遺したのか。物語が進むにつれ一花の思いの強さが伝わり、小さな奇跡を起こした。

一花は「きみなら大丈夫。きっとできる」そうメッセージに添えていた。自分が亡くなり喪失感を抱える婚約者に向けて、生きている間にどれほどの気持ちでその言葉を残そうと決心したのだろう。
大切な人より先に亡くなると分かっているからこそ、愛情溢れる謎ときは時に胸が苦しくなり、彼女の思いに涙が流れた。

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結婚間近だった彼女を喪いながらも哀しみにまともに向き合えてなかった男に彼女から一通の手紙が届く。その手紙は謎めきながらもその男を外に連れ出す手紙だった・・・。
回想の甘さと謎解きのワクワク感が楽しめるが、根底に流れる哀しみの向き合い方は愛深さに比例するかの如く切なさが増していくようだ。名前にリンクした最後のシーンは切なさの中に希望を見出すの光のように思え圧巻です。
哀しみの受容から再生までを謎解きに託した作品。

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