この間取り、ここが問題です!

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刊行日 2024/01/16 | 掲載終了日 2024/01/31

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内容紹介

「日本人は大して満足していない家に、長期間入居している」

間取りで人生は大きく変わる!

一見かっこよく見える間取りだがそこにはじつは問題が!?
1000件以上の間取り診断を行ってきた建築士が
25の具体的事例から「隠れた暮らしにくさ」見つけます。

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一見すると、おしゃれで素敵そうに見える間取り。
でもそこには大きな落とし穴が隠れていることも多い。
注文住宅でも3分の1以上の人が「不満足」という調査結果の大部分はじつは間取りへの不満だった!

住んでみないとなかなか見えてこない「隠れた暮らしにくさ」、1000件以上の間取りを診断してきた建築士が、25の具体的な間取りから、その問題点を指摘。より住みやすい間取りを提案します。

間取りを変えると、毎日の生活が劇的に変わる!

第1章 なぜ間取りの印象と実際の暮らしは違うのか?
第2章 間取りで暮らしを理解する方法
第3章 家事時短できない日本の間取り
第4章 子育てで不機嫌になる間取り
第5章 セックスレスになる間取り
第6章 人生100年時代に対応できない間取り
第7章 流行りだけど〈取り扱い注意〉な間取り

「日本人は大して満足していない家に、長期間入居している」

間取りで人生は大きく変わる!

一見かっこよく見える間取りだがそこにはじつは問題が!?
1000件以上の間取り診断を行ってきた建築士が
25の具体的事例から「隠れた暮らしにくさ」見つけます。

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一見すると、おしゃれで素敵そうに見える間取り。
でもそこには大きな落とし穴が隠れていることも多い。
注文住宅でも3分の1以上の人が「不満足...


出版社からの備考・コメント

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

発売前の大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、建設的なご意見をくださる方

下記に該当する方のリクエストはお断りさせていただく場合がございます。
ご理解のほど、宜しくお願いいたします。

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※※リクエストの承認につきましては現在お時間をいただいております。

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

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○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、...


おすすめコメント


●引っ越しを考えている方、

●これから家を建てようと思っている方、

●今のお住まいに暮らしにくさを感じている方、

この本から原因を確認し、より過ごしやすい間取りを手に入れてください!!



●引っ越しを考えている方、

●これから家を建てようと思っている方、

●今のお住まいに暮らしにくさを感じている方、

この本から原因を確認し、より過ごしやすい間取りを手に入れてください!!



販促プラン


読み終わりましたら是非NetGalleyへレビューをご投稿ください!
著者・担当編集者ともに楽しみにお待ちしております。
また、適したメディアやお持ちのSNSにもレビューを投稿いただき、多くの方に本を拡げていただけますと嬉しく幸いです。

※発売前作品のため、ネタバレになるレビューはくれぐれもお控えくださいませ※

ご協力の程、何卒宜しくお願いいたします。

★★★

作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は
恐れ入りますが<講談社 出版営業局>まで直接お問合せをお願いいたします。       

★★


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出版情報

ISBN 9784065344637
本体価格 ¥940 (JPY)

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

実例を元にその間取りのどこが問題なのか、どう間取りが変わればその問題が解決されるのか。どれも成程と興味深く読ませていただきました。
家を建てる事は人生で何度もある事ではないので快適な生活動線の参考に良さそうです。

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この間取り、ここが問題です!is an interesting and well presented troubleshooting guide for interior/house/apartment planning. Presented by Aki Factory, it's 220 pages and is due out 16th Jan 2024.

The layout is practical, showing 25 cases with their design problem areas (see cover), and proposing solutions to each problem to promote good movement flow, efficient use of available space, etc. There are a lot of creative solutions presented with unusual and unexpected "found" space and storage. The book seems to be mostly aimed at houses (not flats) with an emphasis on landlords and property owners and remodeling on a professional basis. The author is an architect with a great deal of experience, and it shows in the analysis of the cases presented.

Four stars.

It's only available in a Japanese language edition, so proficiency in Japanese is helpful/necessary.

Four stars.

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タイトルと想定に惹かれてリクエストさせていただきましたが、家族構成、ライフスタイル、周囲の環境の変化などを踏まえ、家族が快適に、安全に暮らせる間取りはどのようなものか、またどのようにすればそんな理想の間取りが実現するのかを多くの「間取り診断」の実例を踏まえて解説、間取りの「流行」についても触れられていてとても面白かったです。

我が家でも間取りやらインテリアやらを考えたり選んだりしていた頃があるので、読みながらその頃のアレコレを思い出すところもあり…。

「間取りで暮らす」という概念、その頃は知りませんでしたが、間取りに家具や生活動線を書き入れたり、どの収納に何をしまうか考えたりと、夫も私も知らず知らずのうちに、間取りを生活の中に落とし込むことができていたのか、現在とても快適に暮らしていますが、家づくりに心残りのある方が読まれたら、複雑な気持ちになるかも知れないという気がしました。

家づくりに限ったことではないですが、「流行り」「人気」「一般的」が自分たちに合うとは限らず、他の人が「良い」と言うもの、思うものが、自分にも「良い」とは限りません。色々言う人もいましたが、自分や家族のライフスタイルや好み、こだわりを掘り下げて、それらに見合った選択をしてよかったとつくづく思います。

自分のことって案外よくわからないものですが、住宅購入のような大きめの選択や決断をする時は、自分を見つめ直し、理解を深めるよい機会になったりします。

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数々の間取りを診断してこられた、プロが教える間取りの問題点。ものすごく勉強になりました。それぞれのケースによって、家族構成もこだわりも、生活パターンも違うんですもんね。想像力がすごいです。間取りで暮らす方法は、簡単そうで、奥が深い。

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【この間取り、ここが問題です】
#船渡亮 #講談社α新書  #講談社

日本はアメリカやイギリス、ドイツ、スウェーデンと比べると

家の#間取り の#満足度 が格段に低い。

アメリカとは家の大きさが違うが、ドイツやイギリスは大きさがほとんど同じなのにである。

しかもそのポイントはそれらの国の半分以下の33.3%と低水準。

著者は住宅の不満は間取りにあるとして説明している。

多くの家庭が30代で#終の棲家 を建てるようです。

だからこそ、間取りを学ぶことが重要ということです。

具体的にどんな間取りがいいのか紹介します。
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◯#不動産会社 は暮らしの説明をしない
→どうですか、人気の物件ですよ、と#煽ってくる だけ

◯#動線 を説明する住宅会社は3割

◯ドリルを買いにきた客が欲しいのは穴であってドリルではない
→手段ではなく結果が欲しい
→家ではなく理想の暮らしが欲しい

◯#住宅購入者 は買って後悔する人が多い

◯日本人こそ間取りを学ぶべき

◯間取りを確認する4ステップ
1.#家具、#家電、モノを間取りに配置する
2.1日を5分割して#シュミレーション
3.#自宅と比較 する
4.#子どもの成長 や#家族の変化 を盛り込む

◯子育てしやすい間取りは目指さない
→子どもの成長は一瞬のため

◯家事時短 ができる間取りの5原則
1.#動線は最短にこだわる
2.メインストリートを設定する
3.収納と動線はトレードオフ
4.動線に二つ以上の目的を持たせる
5.ながらで時間を有効活用する
.
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本書を読んで、家を買う前にはかならず

間取りを確認しようと感じました。

家を買う前にまた読みたい本でした!

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建築士の著者がプロの目で間取り診断の具体例を解説してくれる本です。
不動産会社のチラシなどの間取りを見るのが好きなので、25軒分の間取りが掲載されている本書は時間を忘れて一気に読みました。間取り診断チャレンジは結構難しく、素人が見落としやすいポイントが多々あることが分かり面白かったです。
施主の情報欄を見ると、洗濯は室内干しという方が多いのも新たな発見でした。建売住宅に住んでいた頃に、毎日1階にある洗濯機から2階のベランダまで洗濯物を運ぶのが大変だったのですが、外干しは少数派だったのかもと今更ながら気付きました。私の場合はマンションに引っ越して生活全般が楽になったので、動線の短さって大事だなと日々実感しています。
家は3回建てないと満足しない、とよく聞きますが、間取りから暮らしのイメージを膨らませ、問題点を洗い出してくれる専門家がいてくれたら、一軒目でも満足度の高い家づくりができそうです。建築士にセカンドオピニオンを依頼する方法がある、ということを知っているだけでも家づくりで不安になったときに役立ちそうでいいなと思います。これから家を建てる人にぜひお薦めしたい一冊です。

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建築士の著者がプロの目で色んな間取りを診断し、暮らしやすい間取りを提案する。
間取り図好きなのでとても興味深く、想像しながら読みました。
住宅購入は生涯に何度もない事で、しかし、想像力の欠如などで使いにくい間取りになってしまうことも大いにあり得そう。
実例で解説してくれるのでとても解りやすく参考になりました。

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日本は、同じ家に住む期間が長い。
それならば、満足のいく間取りの家を建てたい。

住んでみないとわからない、暮らしにくさを間取りから診断。
具体的な事例のビフォーアフターを多数掲載。
子育て、夫婦生活、老後。長く快適に暮らすために、気をつけたいポイントがわかる!

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いま住んでいるところは、「つくば方式」という「定借+コーポラティブ+スケルトン・インフィル形式」という組み合わせで先駆的に作られたマンションだ。つまり数世帯が集まって地主から定期借地権で借りた土地にマンションを建てる。その間取りはそれぞれの自由。洋風の部屋もあれば、畳敷の和風の部屋があったり、炉を切っている部屋があったりもする。メゾネットっぽく2フロアをぶち抜いて生活している部屋もある。しかも、家族構成や生活の変化に合わせて部屋のレイアウトを自由に変えられるように、部屋の間仕切りをいじりやすくし、水回りもある程度自由に変えられるようにしてある。
実家暮らしからこのマンションに引っ越してきたのだが、当時は独身で、しかしいつ結婚するかわからない。その生活のどちらにも対応できる間取りということで、デザイナーと相談して作ったのが今の部屋になる。
そこそこの広さはあるが、寝室以外はほとんどワンルーム。子供が生まれてもウォークインクローゼットを部屋にできる構造。
だが、なかなか実際は想定通りにいかない。クローゼットはクローゼッドで必要だったり、子供が2人できたりで、結局は全く別の生活形態になった。
設計の段階で想定される不都合は全部潰しておく。それは基本だ。
建築を学んでいた大学時代、大型マンションの設計実習があり、個数を稼ぐあまり、エレベーターの数を少なく設計したところ、教授から「機能や効率のことばかり優先して生活のことを考えていない設計だ」と叱られた。至極もっともだ。朝の通勤時間、エレベーターが1台しかなかったらどれだけ待たなければならないのか。朝、朝刊の新聞を1階まで取りに行くにもエレベーターを使う。そこは過小評価してはいけないところだったのだ。

この本を読むと、工務店などから提案される設計がいかに生活を考えていないか、よくわかる。一級建築士の資格を持っていたって、一流の設計ができるとは限らない。安藤忠雄が設計したコンクリート打ちっぱなしの家は冬は寒く夏は灼熱でとにかく住みにくいらしい。デザインと機能、そのバランスが大切だ。
建築は、失敗から学べることが多い。この本もいっぱい失敗例が載っている。
もしこれから家を作る人がいれば、この本はいい参考書になること間違いない。

ちなみに私は欠陥住宅を扱う番組をいくつも作ってきた。
設計はきちんとしていても、施工業者によってダメ建築になったところもいくつも扱ってきたので、施工管理もけっこう大切だ。

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実際の間取りを見ながら問題点とここをこうした方がいいというアイディアを出してくれていてとても分かりやすいです。
うちはもう2年ほど前に家を建ててしまっているのですが、間取りについてものすごく悩んだのでこういった本を読みたかったなあと思います。特に欧米では絶対玄関ドアは内開きなので、せっかく玄関を作ったものの内開きに開くドアのせいで住んでみると狭く感じました。家を3軒建てるとやっと自分の理想の家になるといいますが、なかなかそんなことは難しいので、こういった本で勉強するといいなと思います。

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家は「理想の暮らしを実現する」手段であるからそれを持続できるような間取りの家に住むことが重要。
25の実例から間取りの問題について考える。

「家族全員の一日の動き(動線)を間取り上でイメージする」
「窓は南大きく他小さく」
「LDKは東西に長く配置」
など分かりやすく間取りについて学べるお得な一冊。

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実際の間取りを示して問題点を挙げて解説するという本。
間取り図を見て暮らしを想像するのが好きな人にピッタリ。
帰宅動線、来客動線、入浴する際の動線など、考慮すべき点がさまざま指摘されており、なるほどと思いました。
子育てや介護など生涯にわたる暮らし方を想像して間取りを考えることの難しさと面白さが伝わります。

惜しむらくは、画面で見ると図面が小さくて寸法がわかりにくいことと、すべてモノクロなので変化に欠けてしまい、終盤は飽きてしまいそうなこと。合間にコラムを挟むなどの工夫があれば更に読みやすい本になったかもしれないと夢想しました。

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本書を読んでいて、まさにうちのことだ!と思う人はたくさんいるはず。
購入したときは広かったわが家も物が増え、家具が増え、子どもが成長し、飽和状態です・・・。毎朝混み合う洗面所、ぶつかりあう動線・・・。
家族の形の変化に合わせて身軽に引っ越す友人がいますが、それができればこの本を読まなくても大丈夫。でも、大半の人はそんなに身軽に動けないので、この本が必要です。

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間取りを診断する建築士である著者が、相談された実際の間取りから改善点を提案する。バラエティに富んだ25例の間取りの問題と答えが図として並べられていて見やすい。特に生活動線を考慮した間取りが重視されているのに納得。一般人だと生活して初めてわかる、建築した後では手遅れになる重要事項。これから家を建てる人には大変参考になる一冊。

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間取りの実例に溢れ、実際に提案されたものと再考された実例が載っており、興味深かったです。
家族の希望となるべく動線を短くシンプルにと考えられた間取りは、追跡調査でも喜ばれているようでした。家を建てる際には考え方を知るだけでも役立ち、間取りを見て考えてみるのも想像力を駆り立てられます。変わる生活スタイルにも柔軟に対応できるよう考えられた間取りは素敵でした。

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家を建てることを検討しはじめたので、
少しでも知識をつけたくて拝読しました。

SNSでおしゃれなお家を見るたびに
「こんな家にしたいな〜」
「こういう空間作りたいな〜」と
漠然と思っていましたが、
実際にそこで「暮らす」ということについては、あまり考えられていなかったなと痛感させられました。

早ければ数ヶ月単位で引越しの可能性もある賃貸とは違い、何十年と暮らすことになる自宅を建てるには、知識や有識者の協力が必要不可欠だなと感じました。

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建築士による間取り診断。
25の実例をもとに、
その家族が求めた理想の暮らし、
不動産会社が提示した間取りの図面、
隠れた問題点、
筆者の提案に基づき決定した最終図面が
掲載されています。

これから家を建てようと考えている人にとって、
とても素晴らしい着眼点から描かれており、
これは大変有用だと感じました。

不動産会社は「暮らし」を説明しないため、
説明を受けた時は理想の家を手にしたと思ったのに、今の住まいに満足している割合は床面積が変わらないドイツが78%なのに対して、日本は3割とかなり低いそうです。

そこで筆者は、
図面を見て「家族全員の1日の動きの動線を間取り上でイメージする」
ことを薦めています。
ステップ1→家具、家電、モノを配置する
ステップ2→一日を5分割してシュミレーション
ステップ3→自宅と比較する
ステップ4→子どもの成長や家族の変化を織り込む

まず本書を読んで問題点などの知識を得て
それからこの方法で
家にはいる広告などによって
日頃から訓練出来そうです。

ただ少し残念に思ったのは、
素人でも図面からすぐにそのイメージが浮かぶように工夫が欲しかったです。
言葉で説明されているのですが、
その言葉がよく分からず、
1度目はイメージが湧かないまま読みました。
全部読み終えてからもう一度読むと、
図面にも慣れてきて、
筆者が指摘する問題点がイメージ出来るようになり、なるほど!と感じる事が出来ました。
これが1度目からイメージが湧く構成だったら、
もっと良いと思います。

例えば「玄関ステップ」「内玄関」「ドーリア式に装飾」「総二階」とは具体的にどういうものなのか、私はネットで調べないと分からず、少し面倒でした。
最後に読者専用サイトの紹介が掲載されていて、
こちらと間取り図を照らし合わせると、
よりイメージしやすかったので、
折角なら、実例の横にそれぞれのQRコードがあったら、良かったのではないかと感じました。

私個人の事を言えば、
私も家を購入する時、
自然と家族の動線を考え、
自分で素人なりの図面を描いて
何度もシュミレーションした経験があります。
大変狭い土地のため、諦めた事が沢山あります。
なので、狭くても満足しているドイツの図面を見たかったです。
特に、狭い土地ではどうしても階段が多くなります。我が家の場合は3階建てで、更に梯子を使うロフトがあります。
スロープや階段昇降機、ホームエレベーターの考え方が掲載されていて参考になりましたが、狭い我が家ではどれも導入が難しそうなので、初めから高齢時を踏まえた間取りの工夫が存在するのか、知りたかったです。

残念に思った点を書きましたが、
それは期待の表れで、
ネットとあわせて読めば、
家を建てる時に、こんなに参考になる本はないと思いました。

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ちょうど住み替えをしようか悩んでいることもあり、興味を持って読みました。
数年前にマンションを購入した時は、価格や立地くらいしか考えずに購入に踏み切りました。後悔しているわけではないですが、不便と感じることもあり、この本を読んで「このちょっとしたモヤモヤは、これが原因だったのか!」と目からウロコの気持ちで読みました。
中でもトイレとお風呂場は女性にとって近い方が良い、と言うのは毎月感じているのに、どうして間取りを見たときに思いつかなかったのかと驚きました。
生活を考えて間取りを見ることって、賃貸の時も購入の時も全然していなかったなと、当たり前のことなのに気づけていないことを実感しました。具体例が多く、子育てのその先、介護のこと、現在の問題から未来の問題も想像すること、教わることが多くて、家の購入を考えている方には是非とも読んでもらいたいと思いました。

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『間取りフェチにはたまらん…』

まさにタイトルのとおり、"間取りのマズさ"がもたらす問題をズバズバ指摘していく住宅改善本。「間取りで暮らす」がコンセプトであり、私のように住宅情報誌をずっと見ていられるような間取りフェチにはたまらん一冊。

著者の船渡亮氏は「家づくりや間取りのセカンドオピニオン」を提供している一級建築士。一見、理想の間取りに見えても、プロ目線で見ると実は奥に潜んだ課題がたくさんあり、そんな間取りにまつわる問題を25事例も交えながら解説している。

本書を読んでわかったことは、間取りを考える際に一番大事なことはリアリティ。家具配置や生活動線は当たり前。キッチンからの視野角や夫婦の営みにまで配慮した間取りの検討は本当に奥が深い。言うは易しだが、リアルにそこに住む人の気持ちになって考えることが一番大事だと思う。

我が家はマンションであり、将来的にはリビングの一角をテレワーク用の書斎にする案もあったが、本書を読んでそれは避けたほうが良いと気付いた。今後仮に注文住宅を建てる機会があったとしても、素人の自分が間取りを設計するなんて愚行だと思う。餅は餅屋。プロの意見は絶対に必要。

ライフスタイルやニーズは変わっていくのに、日本人の多くは終の棲家として家を建てようとする。しかし、そこには無理が生じる。その点で理想の間取りというのも、時間と共に変化していく生き物だと思っておく必要がある。万人にとって良い間取りなど存在しない。今後、注文住宅を購入しようと思っている方は読んでおいて損はない一冊である。

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