立ちあう保育

だから「こぐま」にいる

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刊行日 2024/03/01 | 掲載終了日 2024/04/30

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内容紹介

≪本文一部抜粋版≫

教え導くという関係でなく、子どもと保育者と保護者が共に成長しあい、子どもたちの生きる場所にそのまま立ちあう保育者のまなざし

時代が変化し、保育者に要求される仕事量や内容がどんなに変わっても、子どもと保育者と保護者が共に育ちあうことをぶれることなく続けるにはどうしたらよいか。

こぐま保育園(山口県)のさまざまな記録(写真・日報・月報・連絡帳など)をヒントに、保育の原点と保育記録のあり方を再考する。

また、保育や保育記録における本当の物語とは何か、児童文学の世界に身を置く著者(村中李衣)の視点から考察。

子どもの人生に立ちあい、保育者自身の人生にも立ちあうことによって、「ねばならない」ことに取り囲まれている保育現場の苦悩や疲弊を打開するためのヒントを提示。

保育者が撮った「写真記録 人生が立ち上がる瞬間」(80p:カラー写真)には、子どもたちが生きるそのままの姿が写し出され、子どものいのちが伸びゆく瞬間瞬間が捉えられている。保育者だけでなく、子どもにかかわるすべての人、必見。

≪本文一部抜粋版≫

教え導くという関係でなく、子どもと保育者と保護者が共に成長しあい、子どもたちの生きる場所にそのまま立ちあう保育者のまなざし

時代が変化し、保育者に要求される仕事量や内容がどんなに変わっても、子どもと保育者と保護者が共に育ちあうことをぶれることなく続けるにはどうしたらよいか。

こぐま保育園(山口県)のさまざまな記録(写真・日報・月報・連絡帳など)をヒントに、保育の原点と保育記録のあり方...


出版社からの備考・コメント

※本アカウントは、BookCellarの運営元である㈱とうこう・あいが運用しております。本作品にアクセスした際の会員情報の開示先は、㈱とうこう・あいとなります。

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出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784991342110
本体価格 ¥2,600 (JPY)
ページ数 216

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

山口県にあるこぐま保育園の保育方針を通して、保育とは、保育記録のありかたとは、どうあるべきかを綴ったもの。

保育記録とは、試行錯誤の日々の記録をそのまま書く。
予定調和の物語であってはいけない。
保育記録とはどう書くかが問題ではない。
その前にどういう保育が行われているかが問われている。

子どもたちになにかを「させる」のではなく、子どもたちが自ら活動したくなるような声かけをする。
そして、実際に子どもたちが活動を始め、無事では済まないような、山あり、谷あり、なんやかんや起こりそうでも、保育者が介入して進路変更させるのではなく、そのまま見守っている事例が多くあり、「立ちあう保育」というのは、こういうことか、と納得がいった。
生き生きとした子どもたちや羊たちの写真もいっぱい載っており、実際にこぐま保育園で園児たちと同じことを体験したような気持ちになった。

保育者にとっては、もちろんだが、子どもたちと関わる全ての人たちに有益な本だと思う。

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数多の写真と日報、月報、連絡帳から表れてくる保育者と子どもたちの毎日。
保育者がさまざまな業務記録をつける際に、ついつい物語化を目指して脚色したり、子どもたちの成長を結末に据えるように書いてしまいがちだが、それは子どもの人生に本当に立ち会えているのだろうか。

山口県にあるこぐま保育園の記録を例に挙げ、保育者が子どもたちとどう向き合っているか、保育者自身はどう成長しているかを記している。

保育園に現在進行形でお世話になっている身からすると、保育園の先生方が、連絡帳をこまめに記録し、口頭でも仔細にお話ししてくださるのには本当に頭が上がらない。
その上さらに…と業務を増やされてはたまらない、という保育者の叫びも聞こえてきそうな現状だが、こんなに色々な方が考えて、工夫して、子どもたちを見守り、成長を促してくれている現実が垣間見れた本書は、読み終えたあとはますます感謝の気持ちでいっぱいになる。
親としては、自分たち家族以外にも、子どもたちに愛情を注いでくれる大人の存在はとてもありがたく、頼りになるもの。
保育園の先生方には、色んな保護者のご意見などあるだろうけれど、ご自身の仕事の尊さ・有難さに救われている人間がたくさんいるということを、どうか知っていてほしい。

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