私、産まなくていいですか

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刊行日 2024/03/15 | 掲載終了日 2024/03/21

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内容紹介

妊娠と出産をめぐって“女性の選択”を問いかける小説集!

産みたくないことに、どうして理由が必要なんだろう?
子どもは要らないと約束していたのに、夫が急に欲しいと言い出した。その結論は……。
妊娠と出産をテーマにした人気シリーズの第3弾は書下ろし文庫!

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第一話 独身夫婦 /鎌倉の海辺のホテルで、ウエディングプランナーとして働く美春。一つ年上の夫・朋希の40歳の誕生日に、ライカのカメラを奮発したことから二人の仲がぎくしゃくしはじめる。結婚するときに、子供はいらないと充分確認し合ったはずなのに、将来のために子供のことを考えたいと言い出したのだ。それからは母親の手術をきっかけに、不妊治療中の姉夫婦とも不仲になるなど、朋希との隔たりは一向に修復できないまま。そのあげく、二人は子どものことが原因で離婚に至るのだった……

第二話 拡張家族
 /結婚12年。夫が突然家を出ていき、義母と息子、友人カップルたちと鎌倉の古民家に同居することになり……

第三話 海外受精
 /再婚同士、45歳で結婚した花葉はどうしても二人のDNAをこの世に残したくなり、最新技術を求めて海外へ……

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著者・甘糟りりこ(あまかす・りりこ)
1964年、神奈川県生まれ。玉川大学文学部英米文学科卒業。ファッション、グルメ、映画、車などの最新情報を盛り込んだエッセイや小説で注目される。2014年に刊行した『産む、産まない、産めない』は、妊娠と出産をテーマにした短編小説集として大きな話題を集めた。ほかの著書に、『みちたりた痛み』『肉体派』『中年前夜』『マラソン・ウーマン』『エストロゲン』『逢えない夜を、数えてみても』『鎌倉の家』『鎌倉だから、おいしい。』『バブル、盆に返らず』などがある。

妊娠と出産をめぐって“女性の選択”を問いかける小説集!

産みたくないことに、どうして理由が必要なんだろう?
子どもは要らないと約束していたのに、夫が急に欲しいと言い出した。その結論は……。
妊娠と出産をテーマにした人気シリーズの第3弾は書下ろし文庫!

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第一話 独身夫婦 /鎌倉の海辺のホテルで、ウエディングプランナーとして働く美春。一つ年上の夫・朋希の40...


出版社からの備考・コメント

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

発売前の大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、建設的なご意見をくださる方

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販促プラン


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著者・担当編集者ともに楽しみにお待ちしております。
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※発売前作品のため、ネタバレになるレビューはくれぐれもお控えくださいませ※

ご協力の程、何卒宜しくお願いいたします。

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出版情報

ISBN 9784065350669
本体価格 ¥640 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

タイトルに惹かれて読ませて頂きました。
出産や子育てに興味がなく、産まなかった私には共感の嵐です!!
産まないのになぜ理由がいるのかと思ってました。
2話目を読んで、血縁に関わらずまとまって近くに暮らす事で人手があり、助け合って生きていけそうだと思いました。
どのお話も興味深い視点で本当に面白かったです。

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なんて直球なタイトルなんだろうと思い読ませてもらいました。
どの章も深いテーマとは思えないほどサクサク読めて頭を悩ませずに入ってくるのがいいです。
しかも面白い!
夫抜きに義母に頼って寄り添えるってなかなかないけど、あったらいいな〜
私自身、深く考えずに産まずにきてしまったので、この作品には
それでもいいんだと言ってもらえたような感じがしてホッとさせてもらえました。

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子どもを持つこと、それぞれの考えや立場、生き方から考えるストーリー。短編連作なので、ストーリーが繋がっているので読者を安心させるのは、著者の力量に感心する。物語とはいえ、考えることや思うことの多い作品だ。男女問わず読んで考えるきっかけになるといい。

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産まないことを選択した夫婦の行く末。夫婦の形はそれぞれ、どのケースも興味深く伝わってきました。鎌倉という地で暮らす内に、地縁の繋がりに助けられていく夫婦たちの織りなす物語に、こちらまで湘南の風に吹かれているような爽やかな気持ちで読み終えました。

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鎌倉を舞台に、3組のカップルたちの「子どもを持つ・持たない」事情を語る3つの短編。
子どもを産んでも産まなくても、それぞれの苦労や不安はあるし、どちらが正しいとか、どちらが幸せとかいう基準はない。
ただ、その選択をパートナー同士で納得しているか、お互いの考えを尊重し合っているかが、人生を共に歩む上での幸福なのだと思う。

鎌倉に実在するお店が度々出てくるので、その美味しそうな描写に、いつか鎌倉に行く時には訪れてみたいと思う。

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欲しい、欲しくない。産みたい、産まない…。読んでいる自分も試される。「出産こそが女の幸せと思っていない?」ドキッとした。自分は産んだからって、産まないことを選択した女性のことを自分本位と責めてもいいの?産んだはいいものの自分一人で育てるのは難しい社会なんだから、頼れるものはなんだって頼りたい。妊娠は難しいから、海外で何とかして体外受精して産みたい…。投げかけられた問いに対して、いかに自分が固定観念にとらわれているか、よくわかる。それぞれの女性が選んだ未来。良い悪いを裁く権利は誰にもないのだ。

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「子供を持つ、持たない」という選択は、家族を形成する上で、重要なファクターのひとつだと思うんです。
私は子供を持ち育てましたが、必要性を感じない人がいても不思議はありません。
いろいろな選択肢があり、いろいろな価値観がある。
そのことをさらりと、そして読みやすく書かれているところも良かったです。
また、鎌倉を舞台に書かれており、落ち着ついて、そして、海風を感じる…。
鎌倉に行きたくなりました!

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出産の可否の選択肢を巡る夫婦の物語。本書には3つの短編が収録されていまして、1作目は出産拒否の妻と最初は妻の意向に同意していたが次第に子供を残したいと考えるようになった夫が決裂して離婚に向かう話ですが、でも全てが出産を拒否する話ではありません。大きな視点からすると少子化を助長するような話は悲しくもありますが、多様性の時代ですので悩ましく思いながらも人それぞれの意思を尊重し固定観念で束縛すべきではないとも思いますね。女性同士の愛や産めない事情の女性の問題が描かれ考えさせられましたね。

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子供を産む人、産めない人、産まない人それぞれ個人の事情や考えなので他者が口にする事ではないと思うけれど、だからこそ特に産めない人や産まない人の気持ちや、それに関するパートナーや家族の態度など知る機会もないのでこの本を読んでいろいろ感じるところがありました。自分一人で解決できることでもないしタイムリミットもある、産んだらその子に対する責任もある。永遠に難しい問題なんだと思う。結局は自分がどうしたいかなのでしょう。それが一番難しいのかもしれないけれど。

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産まないことに許可を求める必要はないのに、夫に対して、親族に対して、社会に対して、つい許可を求める口調になってしまう。タイトルだけでも様々なイメージが浮かんできて、深く共感できました。
子どもを産む・産まないという選択は、自分の人生の理想像、家族の今後のあり方に大きく影響するものです。本作に登場する3家族は、それぞれの子どもとの関わり方、家族の幸せの形を選択していきます。3家族がクロスオーバーする部分もあり、他者からはその家族それぞれの考えや苦労は見えにくいものだなと感じさせられます。だからこそ幸せの形は家族によって様々であり、自由に選べば良いのだと励まされているように感じました。
どうかこの3家族に、これからもささやかな幸せを感じられる日々が続きますように、と、つい願ってしまいます。

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