ロバのおはなし

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刊行日 2024/04/30 | 掲載終了日 未設定

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内容紹介

「なんで ぼくばかり こんなふうに はたらかなくちゃいけないんだろう」

重たい荷物を運ぶのが仕事のロバは、いつもくたくたに疲れていました。そんなロバの気持ちが、馬や牛、犬と出会い、会話をすることで、優しく変わっていきます…。

『いつかはぼくも』など弊社の絵本シリーズをきっかけに、原画展の開催や絵本・エッセイの出版、『焼けあとのおにぎり』の教科書掲載など活躍が続くよしだるみさんの新刊絵本。

1匹のロバに「自分ばかりなぜ」という今の子どもたちの生きにくさを重ねながら、他者との出会いがあるからこそ、落ちこんだり、自分を相対化できたり、前を向けたりするという作品のメッセージに、さまざまな境遇の読者が感情移入しやすいのではないでしょうか。

日台合作映画「青春18×2」内で、清原果耶さん演じる画家の主人公が描く絵を、藤井道人監督の実姉であるよしださんが実際は描いている関係で、同映画の公開にタイミングを合わせての発売・プロモーションを予定しています。


「なんで ぼくばかり こんなふうに はたらかなくちゃいけないんだろう」

重たい荷物を運ぶのが仕事のロバは、いつもくたくたに疲れていました。そんなロバの気持ちが、馬や牛、犬と出会い、会話をすることで、優しく変わっていきます…。

『いつかはぼくも』など弊社の絵本シリーズをきっかけに、原画展の開催や絵本・エッセイの出版、『焼けあとのおにぎり』の教科書掲載など活躍が続くよしだるみさんの新刊絵本。

1匹のロバに「...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784337025240
本体価格 ¥1,600 (JPY)
ページ数 32

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

藤井道人監督の映画「青春18×2」の公開を楽しみにしているのでこの本をリクエストしました。
著者のよしだ先生は藤井監督の実姉で、映画の主人公が描く絵をよしだ先生が描いているとのこと。どのような絵が映画のなかで描かれるのかさらにこの映画が楽しみになりました。

重たい荷物を運ぶのが仕事のロバ。
いつも疲れているし、他の動物たちと比べて「なんで、ぼくばかり こんなふうに はたらかなくちゃいけないんだろう」と思っています。
でも馬や牛たちにもそれぞれの思いがあり、会話をするうちにロバの気持ちが変化していきます。
動物たちの表情の柔らかさ、ロバに降り注ぐ穏やかな光。色鉛筆で描かれたイラストにどこか懐かしく、優しい印象を受けました。
辛いときは「なんで、ぼくばかり」と自分しか見えなくなることもありますが、辛いのは自分だけではないと気付くことが出来る優しい絵本です。

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何とも優しいタッチで動物たちは生き生きと、風景は美しく、柔らかな光が印象的な、とても素敵な絵本。誇張し過ぎない自然な表情から動物たちの気持ちがじんわりと伝わってくる。重い荷物を運んで歩く、ロバはタフで働き者のイメージ。それだけに、ロバが自分の境遇を嘆く気持ちはわかる気がする。でもそれだけで終わらないストーリー展開には、大切なメッセージが込められていると思う。いろんな相手と出会って話したり、客観的に見て初めてわかることがある。すると自分の重荷も軽くなり、相手を思いやる心も生まれる。中学生にもすすめたい1冊。

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あたたかなタッチの優しい絵。いつもいつもロバは荷物運びをさせられているけれど。。羨ましく感じてた他の動物たちにも、悩みはあるのだな。
いつでも人間の都合で生き方を選べない。
せめて飼い主さんが優しく寄り添ってくれたなら、と願わずにはいられない。

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隣の芝生は青い。
表面だけ見ても本当のところは何もわからない。
うらやましいと思っていても本人はそうは思っておらず、むしろうらやましがられたりして。
自分が恵まれているとはなかなか思えない。自分の良さや持っている物などは人と比べても仕方ない。
年齢を重ねて実感してきた様々な思いがこの1冊の絵本に描かれていました。

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よしだるみさんの絵が好きなわたしにとっては、とてもうれしい作品です。
ストーリー自体は既視感がなきにしもあらずですが、対象年齢の子どもたちが自分のことばかりではなく、視野を広げる機会になり、相手のことを考えるきっかけになる作品になるだろうと思いました。

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「ぼくばかりなぜ」「わたしばっかりいつも」
そんな気持ちになるのは、大人も子どもも同じ。

この絵本のロバもそう。背中がきしむほどの荷物を背負って歩くのが仕事。
他の動物たちが、のんきそうで、楽しそうに見えて仕方がない。
本当にそう?周りはみんな、のんきで楽しくて…、それだけ?

牛や馬と話すことで、他者の視点を得られたロバは、自分の考えだけで判断できないことを知る。
さらに、ほかの動物たちの苦労にも気持ちがいき、そして…

優しい気持ちになりながら、他者のことを思いやる気持ちを知る絵本。
もちろん、はたらくロバも大変だよね、っていう寄り添った気持ちも忘れないようにしたい。

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よしだるみさんのやさしい絵が大好きです。
ロバの苦悩、葛藤が生々しく迫ります。背中に重い荷物を乗せて、毎日毎日働く小さなロバ。
自分のその立場に疑問を持ち始めるとどんどん苦しさが増してきます。でも、飼い主のおじいさんは、一日の終わりに頭をやさしく撫でてくれるのです。
荷運びをする道道、行く先々で出会った動物たちと自分を比べて悲しくもなります。
でも、ある日、牛のことばにはっとするのです。
馬には馬の、犬には犬の、牛には牛の、それぞれのいろんな事情があることを知るのです。
そして、人と比べることに意味がないことに気づくのです。
みんないろいろ抱えながら、暮らしているのです。
労働の後の心地よい疲れに身を任せながら、ロバは安息の眠りにつきました。
子どもたちにも大人にも寄り添ってくれる物語だと思います。

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【ロバのおはなし】
#よしだるみ #絵本

ロバの仕事は荷物運び。

いつも荷物運んでばかり、、

それに対して、うしはご飯食べるだけでいいな、

うまは人を乗せて走っていいな、

そんな始まりの絵本でした。

それが、だんだんといい面だけでなく、悪い面もみえてきます。

自分の悪い面だけでいい面もみえています。

みんないろいろな事情を抱えて生きていることが学べる絵本でした。

絵も水彩画っぽいかんじでいいです!
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#ロバのおはなし #ロバ #家畜 #動物 #仕事 
#メリット #デメリット #価値観

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ふんわりした優しいタッチと、やわらかい色使いが、目に心地よい。
ロバは毎日重い荷物を運んで大変。他の動物たちが羨ましい。
でも、実は他の動物たちも…?

自分とは違う人たちが、自分とは違うものの見方をしていることを教えてくれる絵本。
読み終わった後は、あったか〜い気持ちになりました。

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自分のことって他人と比べてこそ理解できるのだけれど、
見えるところを羨ましいと思ったり、自分は不遇だと嘆いたり、
比べるっていうことが、自分を良くも悪くもさせるし、
自分が自分を保つために必要なんだなと感じれる本でした。

生きていることって、不遇だって感じるほどに損なことが多い。
自分の境遇は、自分で変えられる範囲でしか買えられないことも多く、
どうしても他人と共存しなければいけない世の中だ。
そんな時に、他人と比べて自分は恵まれているところを糧にしたいなと思います。

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