魔法使いのお留守番 (上)(下)

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刊行日 2024/05/20 | 掲載終了日 2024/06/30

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内容紹介

大陸の果ての孤島に住み、不老不死の秘術を得たという大魔法使い・シロガネ。秘術を求める世界中の人間が次々と使者を島へ遣わし、その秘術を我が物にしようとする。しかし、彼らのうち誰一人として目的を達成するものはなかった。「魔法使いは、留守にしております」の言葉で島を守り続ける不思議な青年・クロ、そしてアオ。二人が守る島に、ある日傷だらけで記憶すら失った金髪の少年が流れ着く。クロは少年の正体をいぶかしみ、早々に島の外へ追い出そうとするが、アオは少年を保護したいと言い始め……。ヒマワリと名付けられた少年によって、静かだった島の暮らしは一変し、長らく時が止まったようだったクロの心も少しずつ変わっていく。その間も絶えず不老不死を求めて訪れる客たちと交流するうち、ヒマワリは並々ならぬ魔法の才能を開花させていくが、それはどこかシロガネを思わせるもので……? 魔法使いの留守を預かる「家族」の、輝く宝物のような日々を描く上巻!

上巻に続けて下巻も公開しております。

大陸の果ての孤島に住み、不老不死の秘術を得たという大魔法使い・シロガネ。秘術を求める世界中の人間が次々と使者を島へ遣わし、その秘術を我が物にしようとする。しかし、彼らのうち誰一人として目的を達成するものはなかった。「魔法使いは、留守にしております」の言葉で島を守り続ける不思議な青年・クロ、そしてアオ。二人が守る島に、ある日傷だらけで記憶すら失った金髪の少年が流れ着く。クロは少年の正体をいぶかし...

出版情報

発行形態 文庫・新書
ISBN 9784086805575
本体価格 ¥760 (JPY)
ページ数 320

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NetGalley会員レビュー

魔法使いに竜に青銅人形にタイムトラベラー…美しく優しいキャラクター達に、夢のような読書体験をさせてもらいました。キラキラと眩しくて、儚さも美しい。
残酷な描写もチャラになるくらい、美しいものをみせていただきました。
もっとずっとこの世界に浸っていたい…!と願ってしまうような作品です。
特にヒマワリが可愛くて愛しい!!まるでシロガネのことをライバルかのように思っているところも可愛いし、無邪気なところも、クロとアオが大好きなところも可愛い!!
そんなヒマワリの成長が嬉しいような切ないよな、不思議な気持ちです。そしてみんなでずっと仲良く暮らして欲しい。
きっとそう思ってしまう私のような読者もたくさんいるはずで。
この物語はそんな私達に、変わらないものなんてなくて、だからこそその一瞬を大切に。と教えてくれていて、ずっと大切にしたいと思わせてくれる作品でした。
素敵な作品をありがとうございました!

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ファンタジーブームがきている私に取ってはすごーく面白く、好みのど真ん中!のお話でした。
上下巻だけど、短編で繋がっているので長くは感じませんでした。むしろ、もっと読みたいです。
クロの過去の話があったのが良かった。

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お留守番、という響きの軽さよりももっと重いお話でした。
記憶喪失で拾われた少年、ヒマワリ。最後の一匹となった竜、クロ。古代の兵器だった、アオ。3人(?)のほのぼのとした生活と世界のギスギスした情勢が巧みに描かれ。
なぜ魔法使いは、戻ってくると言ったのか。何のために研究をしていたのか。その研究結果はどうなったのか。
それを全て知りつつも、あえて語らないミライ。
この不思議なファンタジーと科学が混じるはずのようで、交わらない歴史の境目のバランスがとても面白い。
ファンタジーが好きな人、ファンタジーだけじゃ物足りない人、そんなあなたにオススメです。

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ファンタジーの世界の中に優しさや成長が描かれていてとてもきれいな反面、人間の自己中心的な考え方や醜さも描かれていた。結果的に、アオ、クロ、ヒマワリがどのような生活を送ったかをあえて書かず、ミライの視点で終わるのがより素敵だと感じた。

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魔法使いや滅んだはずの竜がいて、古代兵器が城を守って予言のせいで少年が国王に狙われ・・・・と、ザッツファンタジーの世界なのに、違和感なく入っていけるのは登場人物の感情が覚えのあるものだからでしょうか。嫉妬や「好きな人を独り占めしたい」「一人にしないで欲しい」。特に心がギュッとなったのは、下巻のクロの過去のお話でした。
上巻は現在の様子を描いて、下巻はキャラたちの過去を描くという構成が好きです。読み終わってまた始めから読みたくなる。
なぜミライという人物を出してきたのか、最後の最後になって納得。「こういう終わりか!」

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クロ、アオ、ヒマワリの関係がずっと続いて欲しいと思う上巻。過去の話から未来へ繋がる下巻。
どちらも読んでいて心がほっこりするお話が詰まっていた。
最近流行りの無理やり感もないし、ファンタジー好きには大満足な作品でした。

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