若親分、起つ(目明し常吉の神楽坂捕物帖)

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刊行日 2024/10/04 | 掲載終了日 2024/10/11

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内容紹介

神楽坂で名を馳せた目明し・鐵が、腹に一文字の刀傷を負って殺された――。ぐうたら息子の常吉は、父の仇を探るために、目明しを継いで「若親分」として起ちあがる。


「親爺…あんたは何を見ちまったんだい――」

神楽坂で名を馳せた目明かしの鐵が謎の死を遂げる。腹には横一文字に斬られた傷。

のんべんだらりとした毎日を送っていた鐵の息子の常吉が跡を継ぎ「神楽坂の若親分」となった。

鐵の右腕だった腕利きの子分や一癖も二癖もある親分衆、仲間たちの手助けで常吉は父の死の真相を追っていく。

父の情婦とおぼしき女の存在が浮かびあがったと思いきや、女の夫もやはり父と同じように斬られて死んでいた―。

事件はやがて大奥や公儀中枢にまで及び、国を傾けかねない一大事が見え隠れし始める。

目次

第一章 腹一文字 

第二章 鐵の情婦(おんな)

第三章 備中屋の変事 

第四章 木蓮寺 

第五章 岩井屋敷、動く


著者プロフィール

生年出身、未公開。2020年、『江戸留守居役 浦会』(ハヤカワ文庫)でデビュー。同作は『江戸留守居役 浦会 火盗対浦会』『江戸留守居役 浦会 白河対浦会』の3部作シリーズとなる。

神楽坂で名を馳せた目明し・鐵が、腹に一文字の刀傷を負って殺された――。ぐうたら息子の常吉は、父の仇を探るために、目明しを継いで「若親分」として起ちあがる。


「親爺…あんたは何を見ちまったんだい――」

神楽坂で名を馳せた目明かしの鐵が謎の死を遂げる。腹には横一文字に斬られた傷。

のんべんだらりとした毎日を送っていた鐵の息子の常吉が跡を継ぎ「神楽坂の若親分」となった。

鐵の右腕だった腕利きの子分や一癖も二...


おすすめコメント

改稿を重ね、驚くほど面白くなりました!(担当編集)

改稿を重ね、驚くほど面白くなりました!(担当編集)


出版情報

発行形態 文庫・新書
ISBN 9784267024382
本体価格 ¥900 (JPY)
ページ数 256

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

多くの人に慕われた神楽坂の目明し・鐵が何者かに殺され、お調子者で怠惰な息子・常吉が父の仇を取るべく「若親分」となり、不可解な事件の謎に迫っていく 笑いとスリルを織り込んだ捕物帖。

皆に好かれ名を馳せる親を尊敬しながらも、その大きな存在を重圧と感じてしまう。反発しながらも根は素直でのせられやすい常吉の成長過程が見ものの軽快な作品。
父とは違う形ではあるが、常吉を慕い寄ってくる癖者がたくさん居り、彼らの働きにより物語に良い抑揚が生まれ面白かった。特にブラコン気味で博識な弟が何から何まで好かった。

歴史上の人物の使い方や、伏線の張り方と回収の仕方が絶妙で、特に問題のモノを見付けた時の流れに、そうきたか!と唸らされた。満点の新シリーズ。

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