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きつおん克服! 表紙

きつおん克服!

保育士めざして見つけたこと。

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刊行日 2025/05/28 | 掲載終了日 2025/05/27

ハッシュタグ:#きつおん克服 #NetGalleyJP


内容紹介

スラスラ話せないみいこは、

国語の音読とクラスでの発表をなんとか乗り切るため、

失敗? 成功! 笑いと涙ありの練習法で上手な付き合い方を見つけ出す。

将来は保育士を目指そうと思うも、待ち構えていた読み聞かせの壁に激突。

“ふつうの人”でいるために悪戦苦闘してきた著者は、思いがけない気づきで人生が大きく変わったーー。


スラスラ話せないみいこは、

国語の音読とクラスでの発表をなんとか乗り切るため、

失敗? 成功! 笑いと涙ありの練習法で上手な付き合い方を見つけ出す。

将来は保育士を目指そうと思うも、待ち構えていた読み聞かせの壁に激突。

“ふつうの人”でいるために悪戦苦闘してきた著者は、思いがけない気づきで人生が大きく変わったーー。



出版社からの備考・コメント

本書籍は刊行前のものです。内容・仕様等に変更がございます。ご了承ください。

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出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784772615792
本体価格 ¥1,500 (JPY)
ページ数 160

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

私は吃音ではないですが、電話や他人に声をかけることが苦手です。この本を読んで、いろんな人がいて当たり前、言葉がスラスラ出てくる人ばかりじゃないことが広まってくれるといいなぁと思いました。
【障がい】ではなく、吃音が個性の1つとして認識されて、その人の困り感をみんなが自然に受け止める社会になったら、本当の意味での多様性社会になるんだろうなぁと感じました。

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知るは変わるの第一歩
知ることのハードルは高い けれど 漫画だからミニハードルのように軽々読めた
当事者 だから 表立っては伝えにくいことが描ける
一生会えないような専門の先生  どうしてどうすれば ひとつづつ教えてくれた
スムーズに言葉が出てこないこと  カ行が言えないこと ドウシテワタシダケ・・・
「吃音」という生きづらさの正体
知らなかったよ

1994年生まれの著者はそれが「吃音」であることを高校生まで知らなかった
緊張 不安 限界 に苛まれる時間が長かった
薬物療法はない けれど治療法はある
頼れる場所がある わかってくれる先生がいる
知った

もちろん吃音に限らない 
堕ちないように はぐれないように 独り居る 誰かが側にいたら
クラスメイトならどんな言葉をかけようか 教員ならどんな方策を示せそうか
今なら知っている

「かなとくん」このひと言に どれだけ練習し不安になりどきどきしていたか

吃音トンネルを抜ける瞬間を著者が見せてくれた

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傍から観たら吃音の人って優しいし、言葉が出にくいのも急かされる感じもしないし、
普通とは違うと悩み、生きていくのにこんなに悩んだり苦労してる風に見えなかったけれど、
成長発達の段階ごとに、具体的な苦しかったことが語られると彼女(彼)らを応援したくなる。
私も人前で自分の意見を言ったり発表するのが苦手で、いつも順番とか内容を無難にとか計算をしていた。
未だに苦手だから避けようとするけど、後悔したり落ち込んだりは減ってきた。
みいこさんのように自信をもって克服と言えるように堂々と社会で頑張れる人が増えて欲しいなと思います。

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素晴らしい漫画でした。吃音の生きづらさが年代ごとに分かりやすく描かれ、専門家の監修のおかげで親や教員の正しい関わり方や自助団体のことも学べました。
私も疲れた時に滑舌が悪くなることがあり(意識して明瞭に発音するようにしていますが、聞き返されるたびに地味に傷付いてしまう)、「話す」という誰もが当たり前のようにできていることに困難を感じることのつらさは、少しだけ想像ができます。
願わくば、作中にある通りアレルギーくらいに気負わずカミングアウトできる社会が、ありのままで生きやすい社会が早く実現しますように!

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本書は著者の桜井みいこさんが保育士を目指して、吃音(きつおん)を克服するお話である。漫画仕立てになっており、非常に読みやすい。吃音とは発語障害の一種だ。実は私も昔、軽い吃音があった。大学・大学院時代から就職してしばらくのことだ。高校時代にはまったく吃音はなかったし、会社員になってしばらくするとなおってしまった。だからどうしてなったのかよくわからないし、気にすることもなく、突然あらわれて、いつの間にか直っていたという感じだ。私も「カ行」が言いにくかったがほとんど気にしなかった。私の経験から言うとあまり気にしないということと、これは大抵の人には負けないというものを持つことだろう。気にすると益々吃音がひどくなり、自分に誇れるものがあれば吃音があったとしても気にならないものである。

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吃音の症状には、連発・伸発・難発と3つのおもな症状があることや、吃音の出る人が、言葉を話すたびに吃音の症状が出るかもしれないという緊張感を持っていたり、発音しにくい音から始まる言葉を避けて会話したりと、言葉を発することに強いストレスを抱えていることを知ることができました。マンガや、専門家との対話で、いろいろなことを知り、気づくことができると思うので、吃音の症状で悩んでいる人だけでなく、もっと多くの人に読んでもらいたい本だと思います。
吃音が出なくなることじゃなく、そういう自分でもいいんだ、と思えるようになったことを克服ととらえられているのが良いと思いました。

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