犬と厄年
紗倉まな
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刊行日 2025/06/24 | 掲載終了日 2025/06/23
ハッシュタグ:#犬と厄年 #NetGalleyJP
内容紹介
// 作家・AV女優として活躍する著者が
素顔の日常を綴る、6年ぶりのエッセイ集!//
30歳で迎えた厄年、
家族コンプレックス、
大人の友達関係、
書くこととAV、
かけがえのない愛犬との暮らし……。
ままならない日常に小さな光をともす、
待望の最新エッセイ集。
* * * *
仕事がうまくいかなかった日、やるせない気持ちでひたひたになっている日、
ソファで茫然としながら「つれえ~」とぼやく私のそばにきた彼女(イッヌ様)は、お尻を私の身体にくっつけて、ポゥ、と鳴いてくれる。
腹を撫でているうちに彼女のあたたかいお腹の温もりが手に移ってきて、胸に湧いていた苦しさがじっくりと溶けていくように癒えてくる。彼女の存在と自分の人生が、ゆるやかに同期されていく。
――「生活の灯火」より
* * * *
Contents
花のない家
犬と暮らす
大人の本音
大人の友達
キャンプと掃除
母と遺伝子
マネージャーが母になった
厄にまみれて
あなたはなぜ書いているんですか?
小説前夜
生活の灯火
あとがき
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著者/紗倉まな(さくら・まな)
1993年、千葉県生まれ。工業高等専門学校(高専)在学中の2012年にSODクリエイトの専属女優としてA Vデビュー。著書に小説『最低。』『凹凸』『春、死なん』『ごっこ』『うつせみ』、エッセイ集『高専生だった私が出会った世界でたった一つの天職』『働くおっぱい』などがある。初めて書き下ろした小説『最低。』は瀬々敬久監督により映画化され、東京国際映画祭のコンペティション部門にノミネートされるなど話題となった。文芸誌「群像」に掲載された『春、死なん』が20年度野間文芸新人賞候補作となり注目される。
出版社からの備考・コメント
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出版情報
ISBN | 9784065397152 |
本体価格 | ¥1,600 (JPY) |
ページ数 | 200 |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー

現役のAV女優であるが、最近は小説をいくつも発表、エッセイも多く書いている。
本職のAVは未見だが、小説はここ3作ほど読んでいて、それぞれ独特な空気感があって興味深かった。
そしてこちらはエッセイ集。
こちらも空気感がいい。フワっと柔らかいが、きちんと芯が通った素直な文体。作者の想いが気持ちよく伝わってくるのがいい。
仕事を楽しみ、生活を楽しみ、生きることを全力で楽しんでいるのがいい。
特に犬を飼う話が良い。イッヌ様を飼うというよりは、イッヌ様と一緒に暮らす話。イコールパートナーであるのが微笑ましく、そして羨ましいほど気持ちいい。しかも読んでいると、なぜか覗き見るようなちょっとした背徳感があるのもいい。
それにしてもなかなかの多才。しかもWikiによれば高専で環境都市工学を学んだとある。私が大学で専攻した都市計画に極めて近い。シンパシーしかない。