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ねぎのねぎしくん 表紙

ねぎのねぎしくん

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刊行日 2025/11/11 | 掲載終了日 2025/10/06


ハッシュタグ:#ねぎのねぎしくん #NetGalleyJP


内容紹介

野間児童文芸賞受賞作家、戸森しるこの不思議なイキモノガタリシリーズ童話・スタート!

少年がまちかどの街灯に寄りかかっていた立派なねぎを見つけると、ねぎに話しかけられます。
「ねぎとして食べられたい」というネギの願いを少年は聞き届けて……。はたして、ネギの運命はいかに!?
潔く、夢見がちなネギの生き方から「幸せのありかた」をじわじわと感じられるハートフル・ユーモア童話。

※カバーデザインは変更することがございます。

★日常ファンタジーシリーズ3作品刊行予定★
『ねぎのねぎしくん』(2025年11月13日発売予定)
『窓のまどかさん』(2026年刊行予定)
『棚のタナカちゃん』(2026年刊行予定)


【編集担当より】
潔い生き方を知りたい人、モノにも実は心があるんじゃないかと信じたい人にぜひ読んでもらいたい、子どもも大人もワクワクするおはなしです!

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作/戸森しるこ(ともり・しるこ)
1984年、埼玉県生まれ。武蔵大学経済学部経営学科卒業。東京都在住。『ぼくたちのリアル』で第56回講談社児童文学新人賞を受賞し、デビュー。同作は児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞。2017年度青少年読書感想文全国コンクール小学校高学年の部の課題図書に選定された。『ゆかいな床井くん』で第57回野間児童文芸賞を受賞。その他の作品に『十一月のマーブル』『理科準備室のヴィーナス』『レインボールームのエマ』『すし屋のすてきな春原さん』『ぼくらは星を見つけた』『ひなまつりの夜の秘密』 (以上、講談社)、『トリコロールをさがして』(ポプラ社)、『しかくいまち』(理論社)、『れんこちゃんのさがしもの』(福音館書店)、『ジャノメ』(静山社)などがある。

絵/伊野孝行(いの・たかゆき)
1971年、三重県生まれ。東洋大学卒業。セツ・モードセミナー研究科卒業。講談社出版文化賞、高橋五山賞、グッド・デザイン賞受賞。Eテレ「オトナの一休さん」「昔話法廷」の作画を担当。著書に『となりの一休さん』(春陽堂書店』、『Portraits of Painters画家の肖像 増補改訂版』(888ブックス)、南伸坊氏との対談『いい絵だな』(集英社インターナショナル)、絵本の共著に『えほん遠野物語 おしらさま』(汐文社)、『ふりかけのかぜ』(福音館書店)などがある。

野間児童文芸賞受賞作家、戸森しるこの不思議なイキモノガタリシリーズ童話・スタート!

少年がまちかどの街灯に寄りかかっていた立派なねぎを見つけると、ねぎに話しかけられます。
「ねぎとして食べられたい」というネギの願いを少年は聞き届けて……。はたして、ネギの運命はいかに!?
潔く、夢見がちなネギの生き方から「幸せのありかた」をじわじわと感じられるハートフル・ユーモア童話。

※カバーデザインは変更することがござ...


出版社からの備考・コメント

※カバーデザインは変更することがございます。

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。
 空白ページは削除して公開しております。

発売前の大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
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★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。
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販促プラン


読み終わりましたら是非NetGalleyへレビューをご投稿ください!
著者・担当編集者ともに楽しみにお待ちしております。

また、適したメディアやお持ちのSNSにもレビューを投稿いただき、多くの方に本を拡げていただけますと嬉しく幸いです。
※発売前作品のため、ネタバレになるレビューはくれぐれもお控えくださいませ※

ご協力の程、何卒宜しくお願いいたします。

★★★

作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は
恐れ入りますが<講談社 児童書営業部>まで直接お問合せをお願いいたします。

★★


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★★★

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出版情報

ISBN 9784065415290
本体価格 ¥1,500 (JPY)
ページ数 64

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わたしの前世は ねぎ だったかもしれない
この発想なさすぎて  あーわたしの頭 硬すぎだわ~
一晩中 頭はねぎ だった

もの思いにふける 憂いをはらんだその立ち姿
短命を嘆きはしない これは本望 
わたしはねぎとして 天命を全うする その潔さ 心意気
ねぎ人生冥利に尽きる

「ピタゴラスイッチ」では たまごかいぎが 行われている
ここにも 「食べられるのが幸せ」 を名乗るものがいた

生まれ変わったら ねぎだろうか たまごだろうか
どこで会えるだろう 道端か 冷蔵庫の野菜室か 農学部の畑か 
根岸くんにも出会えるだろうか
取り扱いには注意するから また会おうね
あでぃおす!!

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おもしろかったです。今まで見たことないような装丁で、横書きで、語り口調もなかなか独特で、それでいて、ほんわかほっこりという気持ちにさせてくれるのだから、すごい物語ですね。「ゆかいな床井くん」を彷彿とさせながら、それとはまたテイストが違っていて、読み聞かせてみて、子どもたちがどんな反応を示すのかとても楽しみになってきました。そうそう、星新一さんのSFを思い浮かべました。絵もとってもマッチしてよかったです。

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ネギがしゃべるというナンセンスな話なんだけど、戸森さんの語り口にかかると、そんなこともあるのかも、という気にさせられる。
ネギを食べたらそれで終わりになっちゃうんじゃないか、とか、読者が抱くであろう素朴な疑問をとも君が読者に代わって投げかけると、ねぎしくんがつらつらと答えてくれるので、もやもやがない。
根岸くんの家に何度も現れるねぎしくんにやきもちを焼くともくんがかわいらしい。
最後はちゃんと友達に慣れてよかった。

それにしても、ネーミングセンスはさすが。
窓のまどかさん、棚のたなかちゃんと、次作が準備されてるのね。
とても楽しみ。

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食べられることが幸せ――そんな不思議な哲学を持つ、ねぎのねぎしくんと〝ぼく〟の交流。
少しズレたやりとりの中に、食べること・生きること・誰かと通じ合う幸せの深さがじわじわと滲んできた。

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「人に美味しく食べられることが、ぼくの幸せなんだ」

そう語るのは、ねぎの姿をした、ねぎのねぎしくん。
ちょっと投げやりで、少しすねたような態度をとるけれど、その芯には一貫して「人のために役立ちたい」「おいしく食べられてこそ価値がある」という、強い信念がある。

そんなねぎしくんに出会ってしまった“ぼく”は戸惑いながらも、彼とのやりとりを重ねていく。そして、ただの野菜には収まりきらない、その“在り方”に引き込まれていく。

野菜が新鮮なためにと、ねぎしくんの言う通りに冷蔵庫の中を整理したり、自分の苦手なセロリやねぎに挑戦してみたり。

そうやって“ぼく”は、彼の覚悟を正面から受け止め、友情と呼ぶにふさわしい絆を育んでいく。ねぎしくんもまた、“ぼく”の気持ちに応え、「ネギトモ」として“ぼく”を認める。

そして、何度目かの再会の場面。
ねぎしくんは少し元気をなくし、かつてのような使命感も曖昧になっている。
そんな彼に、“ぼく”は静かに寄り添い、言葉で、行動で、彼の存在そのものを支えようとする。

ねぎとして食べられることが幸せだと信じていたねぎしくんが、やがて“別の形の幸せ”に気づいていく過程は、どこか切なく、それでいてとても温かい。
それは“ぼく”という存在が、彼の価値観にそっと手を添えて、少しだけ別の道を見せてあげたから。

違う姿のふたりが出会い、対等に語り合い、互いの価値観を尊重しながら、新しい幸せを一緒に見つけていく。
――これは、ねぎと人間の話でありながら、もっと根源的な「共に生きること」の物語なのだ、と感じた。

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東京農業大学の大根踊りならぬ、ネギのネギ踊りを次回の職場の送別会でしようと「ねぎのねぎしくん」を読んで思った。風邪を引いたら首にねぎを巻くといい。ねぎとカモは相性がいいからうんたらの蘊蓄を知れて学びもある。ねぎが日曜日のお父さんのテレビを見る体勢の表紙絵もそそる。題名も然り。明日の朝ごはんは絶対にねぎの味噌汁だ!

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シリーズの1作目なんですね⁉︎以前戸森しるこさんの『れんこちゃんのさがしもの』を読んだ時、感じた風変わりなテイストが記憶に残っています。
このお話も読むうちに、ナンセンスでどこかシュールなのに、えも言われぬ親近感が湧いてきて「おーい、ねぎしくーん」と呼びかけたくなりました。というのも、わたしはねぎが大好きで冷蔵庫には常備しているくらい。うちに来てよ!おいしく食べてあげるから!とついつい食い意地が先走りました。
ねぎしくんとの飄々としたやり取り。ちょっと達観した印象のねぎしくん。思い返せば、わたしだって同じねぎと度々出会ってきたのかもしれないなぁ。そんな不思議なねぎワールドを垣間見させていただきました。

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何度か歩道や、駐車場などでねぎが落ちているところを見かけたことがある。なぜねぎは落ちていたのだろう。
深く考えたことがなかったけれど、もしかしたらあれはねぎの「ねぎしくん」だったのかもしれない。
美味しく食べてほしかっただろうな。
ねぎしくんと友達になりたかったな。
いっぱいお話してみたかったな。

次にねぎが落ちているところを見かけたら、話しかけてみようかなと、想像するとなんだか楽しくなりました。

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これはまた独特の雰囲気を醸し出しているお話。ねぎ嫌いの少年が喋ることの出来る不思議なねぎ、ねぎしくんと出会い、交流するお話。彼らのとぼけた風合いのやりとりが楽しい。包丁を入れられたら次のねぎに意識がうつる仕組みも面白い。そのおかげで様々なシチュエーションのねぎしくんに会って展開が進んでいく。途中でカプセルトイでねぎ袋なるものが登場するが、本当にあるのか調べてしまった。いつもエコバッグから飛び出すから我が家にも欲しいな。教訓めいた押しつけがましさもないし、とことん脱力した世界観に浸り、読むだけでしばし身も心も緩む時間を過ごせる。

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ねぎを食べよう!という食育的な本かと思ったら、全然違いました。ねぎと普通に会話をしているというシュールさと、ねぎしくんとの会話のやり取りが面白く、笑ってしまいました。私もネギトモになりたいです。と言いつつも、この本の中に出てきたねぎ料理が食べたくなりました。

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まさかまさか、ねぎが普通に話すとは!

ねぎの姿なのに、佇まいと話し方が堂々としすぎてねぎと話してる違和感を感じさせない。その世界観に没入させられる!
ねぎしくんの豆知識もすごくためになる!
ねぎが大好きでよく買うから、私の元にもお喋りねぎがきてたかも…?ねぎしくんとネギともになりたい。

途中のカプセルトイ、ねぎ好きすぎて持っているので話に出てきてびっくり。


楽しさを感じさせながら食べ物の大切さも教えてくれる。ぜひぜひ子どもたちに読んで欲しい。

「人に美味しく食べられることが、ぼくの幸せなんだ」

その言葉を食べ物側に言われると苦手なものでも頑張って食べてみようと思えるかもしれない。

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ちょっぴり擬人化してるっぼいねぎが横たわる表紙を見た瞬間、これは面白いな違いない!と確信。期待は裏切られることなく、独特なねぎしくんのキャラに心を掴まれました。文章と挿絵のバランスがほどよく、読み物が得意ではない子も楽しく読める一冊だと思います。

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ねぎしくんはねぎ。見た目はどこにでもあるねぎ。帰り道の街頭に寄りかかっているねぎ。突然話しだすねぎ。あまり驚かない冷静な少年と青年。今の状況を事細かく説明するねぎ。喜ぶねぎ。面白い絵本。ねぎしくんの5つの話が収録されている。今、冷蔵庫の中にねぎが入っているなら話しかけてみるといい。もし、野菜室に入っているなら気をつけるといい。ねぎが何を求めているかわかるだろう。刈られてもねぎは生えてくる。何があってもたくましく、ねぎ坊主が花咲くまで。ぼくがあの日に声をかけなかったら、この物語は生まれていなかったのだろう。

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道に落ちていたネギが話しだし、仲良くなっていくという不思議な設定でしたが、その不思議ワールドにぐいぐい引き込まれました。仲良くなってもネギなので、ずっと置いておくと腐ってしまうしどうなんだろうという心配は、ネギとして料理される時に意識がうつるという説明で安心しました。シュールで不思議な本を読みたい子どもに手渡したいです。

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主人公の男の子はネギが嫌いなのに、しかも喋るねぎのねぎしくんと心を通わせるところがステキ。美味しく食べられる度に転生するのが面白い。最後転生した先で運悪く食べられず・・でも、主人公の男の子と最後をゆっくり過ごせて微笑ましい

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ねぎを見たときに、子供心にねぎしくんとまた出会った。
そんなふうにこどもが思ってくれるような想像力をはぐくむ本かなあ。
そしてちょっとした遊びごころをもって、
洒落を楽しんだら現実にも、洒落のような出来事が起こってくるかも、
っていう、日常の楽しみを見つけるきっかけになってくれるといい本ですね。

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