いつかどこかにあった場所
サラ・ピンスカー
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刊行日 2025/10/14 | 掲載終了日 2025/10/13
ハッシュタグ:#いつかどこかにあった場所 #NetGalleyJP
内容紹介
【作品紹介】
あなたの記憶は、どこかの記憶
彼女がでっちあげたローカル番組は実在していた。しかも彼女自身も出演していたと言われ……(「二つの真実と一つの嘘」)。
赤と白と青に染まり、国旗になることが国民の誇りなのだ(「われらの旗はまだそこに」)。
たぐいまれなる魔術師の素質を持った少年は、まだ魔術の恐ろしさを知らない(「宮廷魔術師」)。
飛び込んだ人間がたまに消える池で行方不明になった兄の思い出(「センチュリーはそのままにしておいた」)。
バラッドの謎を解き明かそうとするネットユーザーたちは、その歌に秘められた恐ろしい意味に気づきはじめる(「オークの心臓集まるところ」)。
我々は奇想と現実の狭間で生きている。迷っても、着実に、そのあいだを歩くのだ。もっとも新しく、もっとも懐かしい、記憶を揺さぶる短篇集。
前作『いずれすべては海の中に』に対する読者からの声
意表を突くアイディアと納得の描写が光る傑作ぞろい。結末がはっきりしないものもあるがそれも含めて作品の魅力になっている。
SFはあまり得意ではないのですが、繊細で美しく、そしてとてもおもしろい短編集でした。
こんな読み口のSFがあるんだという衝撃。
どのお話も静かに音楽が聴こえてくるような奇想に満ちた短編集。
今までSFは小難しくて理解できないものと捉えていたけれど、この本がそんなイメージを壊してくれたように思う。
おすすめコメント
既刊の短篇集『いずれすべては海の中に』は、SFファンだけでなく、ふだんSFを読まないという読者からも広く支持され、現在も重版が続いています。
今回の短篇集も前回と同様、誰も考えつかないようなアイデアと心地良いリズムの文体で書かれた作品が集められております。
「二つの真実と一つの嘘」「オークの心臓集まるところ」は、秀逸なホラーでもあります。
読者それぞれが自分だけの記憶の森に分け入っていくような、唯一無二の読書体験ができる、最高の奇想短篇集です。
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784801947016 |
本体価格 | ¥2,400 (JPY) |
ページ数 | 408 |