はじめまして、夢交換手の川崎です
音はつき
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刊行日 2025/11/17 | 掲載終了日 2025/11/19
ハッシュタグ:#はじめまして #NetGalleyJP
内容紹介
ひとが見る夢は、誰かの夢と繋がっている。
夢と夢をつなぐ「夢交換手」の川崎は、カフェで働く女性・凪沙の夢へ出張するうちに、次第に惹かれていった。
しかし現実世界では、凪沙は川崎のことを覚えていない。凪沙に対して、何度も「はじめまして」を繰り返す川崎…。
誰かを大事に想うことを諦めた男が、本当の愛を見つけるまでの物語。
ひとが見る夢は、誰かの夢と繋がっている。
夢と夢をつなぐ「夢交換手」の川崎は、カフェで働く女性・凪沙の夢へ出張するうちに、次第に惹かれていった。
しかし現実世界では、凪沙は川崎のことを覚えていない。凪沙に対して、何度も「はじめまして」を繰り返す川崎…。
誰かを大事に想うことを諦めた男が、本当の愛を見つけるまでの物語。
出版社からの備考・コメント
プロローグ
[川崎]夢交換手って知ってるかい?
[凪沙]ネモフィラの花言葉
[川崎]僕らの宿命
[凪沙]アリスの迷路
[川崎]きっときみは現れない
[凪沙]「はじめまして、夢交換手の川崎です」
【目次】
プロローグ
[川崎]夢交換手って知ってるかい?
[凪沙]ネモフィラの花言葉
[川崎]僕らの宿命
[凪沙]アリスの迷路
[川崎]きっときみは現れない
[凪沙]「はじめまして、夢交換手の川崎です」
おすすめコメント
「何度忘れられてしまっても、僕は「はじめまして」を繰り返す―」
『夏の夜明けを待つ僕ら』(実業之日本社 刊)『大嫌いな世界にさよならを』(スターツ出版 刊)の著者 音はつきが贈る、何度も読み返したくなる究極の恋愛小説!
「何度忘れられてしまっても、僕は「はじめまして」を繰り返す―」
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出版情報
| 発行形態 | ソフトカバー |
| ISBN | 9784839988951 |
| 本体価格 | ¥1,630 (JPY) |
| ページ数 | 200 |
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NetGalley会員レビュー
教育関係者 645139
《忘れても、絆は感じるはず。きっと。》
夢を繋いで人々の心の安定を図る川崎の仕事は、“夢交換手”。彼が担当したのは、カフェで働く凪沙。ただ、夢のことは毎回忘れてしまう――それが宿命。
何も覚えていない凪沙に、夢で毎回「はじめまして、夢交換手の川崎です」と自己紹介する川崎。でも彼の純粋な想いは積もっていく。
現実では、凪沙と店長・山下との距離が少しずつ近づいていく。
この不等辺三角関係の行方を見守るうちに、読み手の心はいつしか川崎の痛みに共鳴していた。
⸻
『夢交換手って知ってるかい? 川崎』
川崎の冷めた言動に腹が立った。
でも、夢交換手としての宿命――思い出されることのない哀しみと、それでも他者の幸福を願う優しさ――を知った時、彼の“冷たさ”が思いやりの裏返しだと気づかされた。
生真面目さゆえに負のスパイラルへ沈む姿は痛々しく、だからこそ、彼の“思いやり”が胸に迫る。
⸻
『ネモフィラの花言葉 凪沙』
仕事のストレスと孤夢症を抱える凪沙。
夢の中で彼女を癒す川崎の想いは、いつしか仕事を越えていた。だが夢交換手は、必ず忘れ去られる。
明るさを取り戻していく凪沙に、毎夜「はじめまして」と自己紹介を繰り返す川崎。それでも仕事だと自分に言い聞かせるしかない。
彼の心を支えるのは一輪のネモフィラ――
花言葉は「あなたを許します」。
それは凪沙へ、そして自分自身への祈りでもあった。
⸻
『僕らの宿命 川崎』
凪沙の夢の中で「またね」と言われた川崎。
ありえないはずの言葉に、一瞬の希望を抱くが―― それは曖昧な記憶の残滓にすぎない。
しかし現実で凪沙の好きなカフェモカを、常連客として川崎が注文した瞬間、彼の中で自ら封じ込めていた何かが蘇る。
そして、同僚・濱口の真の姿も明かされる。
軽薄に見えた彼こそ、深い愛情を胸に秘めた夢交換手だった。
他者の幸福を見届けることでしか生きられない彼らの矜持に、胸が熱くなった。
⸻
『アリスの迷路 凪沙』
立ち直りかけた凪沙は、妹との確執を解きほぐす。その影に、夢の中で彼女を導いた川崎の存在があった。
奇跡は誰にも知られず、忘れ去られていく。
神ではないが、神に近い者――夢交換手とはそんな存在。だから覚えられることはない。
そして神ではないから、この辛さを癒すこともできない。
そして、現実では店長・山下の“毒舌の裏にある優しさ”が明らかに。彼もまた、川崎や濱口と動揺に、見上げた人間だったのか。
凪沙を想う、そんな二人の男性。
でも、夢の川崎と現実の山下では、出発点も、そして行き着く先も違う。
⸻
『きっときみは現れない 川崎』
川崎には、夢交換手になった途端に恋人の記憶を失った過去があった。凪沙との出会いで、封じ込めたその感情が溢れ出してしまう。
そして、夢交換手の同僚たちもまた、似た痛みを抱えていたとは。
「忘れられても、ちゃんとここにいる」
――妻と娘に去られた東堂課長の言葉が、あまりにも重く感じられた。
装画のシーンの後、現実で泣く凪沙に、意を決した川崎はハンカチを差し出す。でも、凪沙にとっては初対面の男性だった。
やはり、夢交換手としての願いはひとつしかないのか。
「忘れられても、幸せであればいい」
川崎がその信念に従って行動する様子を、どうすることもできず、読み進めることしかできなかった。
⸻
『はじめまして、夢交換手の川崎です 凪沙』
すべての奇跡は、彼の想いを感じ取った同僚と、凪沙の変化を見抜いていた山下と親友・マナの支えによって生まれた。
けれどこの言葉を口にした瞬間から、川崎は“夢”ではなく“現実”を生きなければならない。
けれどこの言葉を口にした瞬間から、
川崎は“夢”ではなく“現実”を生きなければならない。
それは、現実で相手に向かってこうに言うこと。
「はじめまして、夢交換手の川崎です」
――たとえ忘れられても、想いは残る。
そう信じた彼の歩みが、静かに胸に灯をともす。
レビュアー 513020
大企業の特殊な部署で働く川崎。その仕事はとても有意義だが、代償も大きく切なさがつきまとう・・・
自由でありながら、心理状態を映す鏡のように明確でもあり、さらには決して当人にはままならない夢。さらには「必ず〇れる」という追加条件まで・・。これでもかというぐらい切なさがこみ上げてきます。また同僚の合コンの展開を目の当たりにし期待を持たせ、上司の結婚生活の顛末を聞き奈落に落とす。またヒロイン側に強力なライバルまでと・・やきもきとハラハラが覆ってくるかのようで、夢と同様恋のままならなさを丁寧に紡いでいきます。
切なさを極限まで高め、奇蹟を信じたくなるようなラブストーリー。
レビュアー 781279
夢と夢をつなぐ「夢交換手」の川崎さん。
出張先で出会った凪沙に惹かれていく。
しかし、夢のなかで出会った川崎のことを、凪沙は覚えていない。現実世界でも、彼の記憶は消えてしまう。
それが夢交換手の宿命なのである。
惹かれた相手なのに記憶に残らないなんて…そう思うと切なすぎます。
「はじめまして」と川崎さんは、いったい何度、凪沙に挨拶してきたのでしょう。
現実でも、どこかで会ったことがあると感じたことは誰にでもあるでしょう。
どんな夢を見たのか覚えていなくても、ぐっすり眠れた日はなんとなく体調がいい。
それは、夢交換手がつないでくれた夢のおかげかもしれません。
夢交換手のことは忘れてしまうかもしれない。
でも、大切な人の記憶はどこかに残っているはず。
言葉にしなくても、そっとネモフィラが咲き、その花言葉が示すように思いが通じたときに起きる奇跡がとても美しかったです。
レビュアー 1910750
世界一残酷な「初めまして」
胸が苦しくなるような、辛くて、切なくて、でも期待ととドキドキがギュッと詰まった物語でした。
君の名は。を観てるようだった‥映像化したら綺麗だろうなぁ〜。
どんなに大切だと思っても、最後には必ず忘れられてしまう夢交換手の川崎さんを想うと、もう苦しくて苦しくて。
涙止まらなくなってしまった。切なすぎる‥
『記憶』から消えるって辛いけど
忘れる方もきっと辛いはず。
でもその忘れる辛さも忘れるって、どれだけのことなんだろう。
それでも、存在がないわけではない。
記憶に残らなくても、きっと想いが残ってる。
無意識に。
私たちも、もしかしたら夢交換手に夢を見せてもらってるのかも?なんて、ファンタジーな気持ちになりました!
図書館関係者 1038994
残酷な恋なのに希望を持てる。
誰かに忘れられても自分が存在していることは揺るがない事実。
大切な人だと忘れないのではないかと期待を持ってしまいながら緊張感を持ち読み進めました。
交換手たちの会話も、彼らだからこそお互いに分かり合える気持ちがあって良かったです。
記憶喪失でもないのに何度も「はじめまして」から始まる設定。もどかしさもありながら最後まで温かい気持ちで読めました。
書店関係者 1670311
正直最初、自己紹介がタイトルって変わってるなぁ、と思った。
でも読み始めてすぐ、こんなに切ないタイトル、こんなに胸が締めつけられる自己紹介があっていいのか…と。こんなにドンピシャなタイトルはこれしかない!
誰かの心の平穏のために、寂しい思いをし、他人の夢を繋ぎながら、自分は人と繋がることができない人がいる。しかも、そのことを皆知らない。それだけでもう悲しい。
それを受け入れ、諦めていた人が、抗おうとするところは、祈らずにはいられなかった。
周りの人たちの温かさという救いがあって良かった。読んでいるこちらも救われた。
読み終わった今日の私の夢は、きっと、優しさとトキメキで溢れた物語の続きだと思う。
書店関係者 1068733
夢でも現実でも会いたい誰ががいるのはとても素敵なことですね。
夢交換手という特殊な仕事をしている川崎さん。
周囲の人に忘れられていくというのは職場では割り切っていても心は寂寞感に囚われてしまっているんじゃないかと心配してしまいました。
挨拶の「はじめまして」がせつなくて、痛みを伴うことばだったのに⋯⋯。最後は嬉しくなりました。
川崎さんと夢で会うことで生まれてくる感情が無垢で綺麗で、そんな感情を無くして欲しくないから奇跡を信じて読み進めました。
純粋にこの人に会いたいという気持ちが呼び起こす優しい繋がり。その温かさに感動しました。