オウム真理教の子どもたち
知られざる30年
NHK「クローズアップ現代」取材班
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刊行日 2026/03/05 | 掲載終了日 2026/03/31
ハッシュタグ:#オウム真理教の子どもたち #NetGalleyJP
内容紹介
見捨てられた「宗教二世」問題の原点。
これまで表に出ることのなかった「オウムの子」の人生に迫る──
オウム真理教による地下鉄サリン事件から30年。当時、山梨県の旧・上九一色村にあった教団施設から、信者の子どもたち53人が保護された。
親から引き離され、悪臭が漂う第10サティアンで集団生活をしていた子どもたちは、あれからどのような人生を歩んだのか。
子どもたちが一時保護された山梨県の児童相談所の記録約2800点を入手し、大人になった当事者たちに会いに行くと、知られざる「オウムの子」の苦難の30年が浮かび上がってきた。
昨年、大きな反響を呼んだNHK「クローズアップ現代」【オウム真理教の子どもたち 知られざる30年】(2025年3月18日放送)を、放送しきれなかったエピソードや、膨大な資料から明らかになった新事実を加えて書籍化。
江川紹子氏・鈴木エイト氏、推薦!
出版社からの備考・コメント
・本作品のサムネイル画像はNetgalley用に作成したもので、実際の表紙画像とは異なる場合があります。
・発行元は集英社インターナショナル、発売元は集英社です。
・校了前のデータを元に作成しています。刊行時には内容が異なる場合があります。ご了承ください。
・本作品のサムネイル画像はNetgalley用に作成したもので、実際の表紙画像とは異なる場合があります。
・発行元は集英社インターナショナル、発売元は集英社です。
出版情報
| 発行形態 | ソフトカバー |
| ISBN | 9784797674750 |
| 本体価格 | ¥1,800 (JPY) |
| ページ数 | 256 |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
図書館関係者 831903
表紙があまりにも痛々しい。
読みたくはない、けれど絶対に読まなくてはいけないと思った。
あの事件から30年。
私たちは何を見、何を聞き、何を読んで感じたのか、忘れそうになっているからだ。
かびの生えた食物を食べ、お風呂にも入れす、
”ここは現世?”と聞く子どもたち。
こんなことが現実に起こっていたなんて。
宗教とは、一体何なのだろう。
何年も細かい取材を重ね、
かつての子どもたちの気持ちに寄り添い、大切にし、
この本を世に出してくれた取材班の皆さんに、
”ありがとう”を伝えたい。
書店関係者 1869099
上九一色村の教団施設から保護された、「オウムの子」のその後を追ったドキュメント。
「オウムの子」たちが保護された時の置かれていた生活状況の酷さに目をつむりたくなりました。
宗教2世の問題は、さておき、明らかにその生活は虐待。
保護された児童相談所で、彼らが変化していく様は、とても考えさせられるものがありました。
また彼らのその後の人生や、オウムに対してのスタンスもそれぞれでとても興味深かったです。
この本を読んでいて思い出したのは、中学校の同級生に数人いた「エホバの子」のことです。
彼らは普段控えめでやさしく、中学校での生活になじんでいましたが、気付くと「エホバの子」どうしで一緒にいたりするのです。
その「エホバの子」どうしで一緒にいる時、彼らの雰囲気がいつもとちょっと違うなと当時感じていたのですが、この本を読んでその違和感が腑に落ちたように思いました。
「エホバ」はその当時の彼らにとって居場所のようなものだったのではないかと思ったのです。
生活する力のない子どもには、居場所は自分の意思では選べない。
上手く言葉にできないのですが、宗教2世の問題もいわゆる親ガチャ問題のひとつだな、と思わされました。
生きていくために、宗教を必要とする人もいる。
それを理解してもなお、やはりそういう人々とは距離を取りたいと思ってしまう自分がいます。
そういうことに気付けただけでも、この本を読んでよかったなと思います。
図書館関係者 1170607
NHKクローズアップ現代で放送された番組に放送しきれなかったことや新事実を加えての書籍化。
地下鉄サリン事件が起きたのが大学の卒業式だったと記憶している。衝撃的だった。
オウム真理教について多くの報道がなされ、いろいろと目にしてきたけれど私自身宗教2世についてはあまり意識をせずにきてしまった気がする。
善悪の区別もつかない時期に宗教にさらされ、親の愛情も知らずに過ごした子どもたちがいたこと。
その子どもたちのその後をごく一部ではあるけれど知ることができた。
メディアスクラム、個人情報保護、カルト宗教、被害者、加害者、洗脳…
考えさせられることばかりだった。
オウム真理教の子どもたちは被害者でしかない。
決して加害者ではない。