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万丸食堂、奇跡のソフトクリーム 表紙

万丸食堂、奇跡のソフトクリーム

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刊行日 2026/02/18 | 掲載終了日 未設定


ハッシュタグ:#万丸食堂奇跡のソフトクリーム #NetGalleyJP


内容紹介

万丸ビルにある食堂は、60年以上前から続く大食堂。名物は10段重ねのソフトクリーム。食べるともう二度と会えないはずの人に会えるとか、信じられないようなことが起こるとか。そんな奇跡がうわさされている。

思いがけない出会い、大切な人との別れ、そして……。時間を行き来しながら食堂での不思議な出会いをたどるうちに、人々を見守る万丸食堂の奇跡の秘密が見えて来ます。

万丸ビルにある食堂は、60年以上前から続く大食堂。名物は10段重ねのソフトクリーム。食べるともう二度と会えないはずの人に会えるとか、信じられないようなことが起こるとか。そんな奇跡がうわさされている。

思いがけない出会い、大切な人との別れ、そして……。時間を行き来しながら食堂での不思議な出会いをたどるうちに、人々を見守る万丸食堂の奇跡の秘密が見えて来ます。


おすすめコメント

作者が2023年4月、実在する大食堂を訪れ、ソフトクリームの大きさに驚嘆しながら召しあがったことから、こんなにハートウォーミングな物語が生まれました。どうぞ味わってみてください。

作者が2023年4月、実在する大食堂を訪れ、ソフトクリームの大きさに驚嘆しながら召しあがったことから、こんなにハートウォーミングな物語が生まれました。どうぞ味わってみてください。


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784652207383
本体価格 ¥1,500 (JPY)
ページ数 158

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NetGalley会員レビュー

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岩手に想いがある人には
嗚呼嗚呼と、疼いてしまう。
昔のデパートレストラン
座敷わらしの宿 
忘れられない震災
なかなか溶けない,、箸ではさめる10段重ねのソフトクリーム

いなかったのだろうか。まさかそんなこと。在るはずがない。いたでしょ。
出逢い、巡り合い、鉢合わせ、出くわし。
「奇跡」呼び込むことも
この地ならば在り得るだろう、土壌が育む地縁を感じさせる。

どうして 訛りなのか 
今の人たちはこれほどに訛っていないのに、と思いながら読んでいた。
「生ぎでぐごどだ」
おばあさん 今日の空もせいせいしています。

~だいじょうぶ。お母さんが迎えにくるまで、ここにいればいいよ。
 おばさんずっとつきあってあげるから~
愛しかないのか此処は。

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あ~、いい!
このぬくもりが残る感じ。

伝説の十段巻きソフトクリームに
着想を得て描かれた連作短編集です。

大人から子どもまで
さまざまなキャラクターが
みんなに愛される食堂を舞台にして
心に残るしこりの和らぐひとときを
味わいます。

やっぱり後味最高!

冷たいソフトと
ちょっとした不思議体験で
心があたたかさに満たされるさまに
こちらの身体まで熱くなりましたよ。

もしかしたら最初の数ページで
強めの方言に戸惑うかもしれませんが
それ以降は弱まるので大丈夫。

安心して読み進めましょう。

コロナや震災など記憶に強く刻まれた
出来事が物語に関わってくる部分は
物語に力強さを与えていますね。

とくに少女の心が避難所生活に
悲鳴を上げるところなどは迫真そのもの。

老婆の「生ぎで」という
祈りにも似たメッセージは
私もそっと胸にしまいましたよ。

亡き人の想いに触れる体験は
せつなく沁みてきますね~。

物騒な書き出しの短編では
その得体の知れなさにビクビクし、
親のはてない情にもビックリ。

多彩なストーリーを締めくくる
最終話のエピソードは素敵の極みでした。

一番こうなってほしいという場面が
眼前に現れるめぐり合わせの妙。
やさしさあふれる人々の
交わりがくれる明日への力。

ぜひご自身の目で確かめてください!

この新たな傑作の影響で、
モデルになった岩手花巻のお店に
行ってみたくなる人が続出するのでは?

(対象年齢は11歳以上かな?)

5 stars
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震災や大切な人との別れといった重いテーマを扱いながらも、
山本悦子さんの温かく包み込むような文体と、登場人物たちの柔らかな東北弁が、物語全体に優しい救いを与えてくれています。
過去と現在が交錯し、会えないはずの人と再会する場面はぐさりと胸にささりました。
雰囲気のある独特な表紙イラストも、この物語の温もりとファンタジー性を見事に表現していて素敵です。

5 stars
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ソフトクリームの描写が魅力的で、読んでいて思わず自分も同じ物を食べたくなった。十段重ねで、はしで誰かと分け合って食べるというのがワクワクする。
全体的に不思議な話で、昔の〇〇に会うとか、時間絡みの不思議な話はよくあるけど、そこに山姥や座敷わらしなどの不思議も加わっているので新鮮味があった。

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《一つ一つの幸せが、時を超えて結ばれていく》

身近に寄り添う不可思議と、ささやかな幸せを描いた連作短編集。
——そう言ってしまうには、この物語は奥行きが深かった。

読み終えたとき、一つ一つの「幸せ」が、時を超えて結ばれていたことに気づく。

1959年、岩手の花里にできた万丸デパート。
そのデパートはのちに閉店するが、皆の願いによって、四階の食堂は「万丸食堂」として再開した。

そこの名物が、十段もある〈奇跡のソフトクリーム〉。
専属の担当者しか作れないほど巨大で、しっかりとしたそのソフトクリームは、スプーンではなく箸で摘んで食べるのが作法だという。

東北を襲った巨大地震から現代まで。
時間を行き来しながら、さまざまな人々がそのソフトクリームを食べていく。
そして、ささやかな不可思議と出会い、ふっと肩の力が抜けるような幸せに巡り合う。

時にはこの地を守る存在たちを通して、生きることの大切さが静かに示されていく。

思わず「ほー」と声が出たり、知らぬ間に微笑みを浮かべていたり。
そんなふうに読み進めていた、ある瞬間——気づいてしまう。

この子は、さっき読んだ短編のお母さん?
今ソフトクリームを作っているのは、いったい何年先の専属担当者?
あのとき生まれた赤ん坊が、この人だったの?
箸で摘んで食べるという作法は、ここから始まったのか?

短編同士が重なり合い、点だったものが線になり、やがて円環を描きはじめる。

そこに浮かび上がってくるのは、人だけではなかった。
時さえも超えて、私たちはつながっているという感覚。
そして、そのつながりが、確かに幸せを運んでくる。

だからこそ、願ってしまう。
私たちもまた、つながっているのだということを。
それこそが〈幸せ〉なのだということを。
皆が、幸せであることを。

読み終えたあと、自分を、家族を、友人を、
そして「時間」を、いつのまにか見つめ直していた。

そんな読後感を残す、不思議で、あたたかな連作短編集だった。

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地方の百貨店の大食堂。そこには名物の10段のソフトクリームがある。百貨店は無くなったが、大食堂だけが生き残った。
その食堂を舞台とするハートウォーミングな物語。

子供の頃、地下鉄銀座線の沿線に住んでいたので、休日にデパートに連れていってもらうのが楽しみだった。屋上で遊んで、大食堂で食事。浅草の松屋、上野広小路の松坂屋、三越、高島屋、銀座の松屋、松坂屋などによく行っていた。
デパートの大食堂には、特別な何かがあった。今考えると特に美味しいということでもなく、いろいろあるがまあ無難な食堂でしかない。でも当時は楽しい場所。そして食後のデザートのパフェやプリンアラモードなどが楽しみだった。
そんな懐かしい感じがこの小説にはある。10段のソフトクリームというのもいい。
最近はあまり行かないが、中野ブロードウェイの地下に「デイリーチコ」という立ち食い蕎麦屋があり、そこが多段のソフトクリームを出していて人気だ。バニラだけではなく、様々なフレーバーを重ねてくれたりもする。いつも様々な客で賑わっている店だ。たまにイベント的に10段ソフトを提供したりもしている。それを思い出した。

色々な記憶が呼び起こされる物語。
色々な出来事を経験してきた岩手のデパートだからこそ残されている記憶。
懐かしい気持ちで心がじわっと暖かくなりました。

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地元にとても愛されている万丸ビルにある食堂。そこの名物である10段重ねのソフトクリームには、食べると奇跡がおきるという噂がある…。
時系列はバラバラなんだけど、この順番であるからこそ気づく“!”があって、人と人の縁が紡ぐ優しい物語の連なりに、切なさと慈しみが波のように寄せては返し、心の隅々まで柔らかくほぐしてくれます。
建物にかかっている魔法が思いやりの心をきっかけにじんわりと広がっていくようで、幸せな時がぎゅーっとつまった作品でした!

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実話だと思ったらファンタジーでした。
あの有名なソフトクリームにこんなエピソードをつけてもらえるなんて。
全て懐かしく幸せな気持ちになれます。
あの子とあの子も繋がっていて、色々なエピソードが温かくて伏せん回収まで楽しめました。
岩手の地震や民話(座敷わらし)、方言も混ざっていて地方色がありながらも読みやすかったです。

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確かに不思議な現象も奇跡も起きるのだけれど、万丸食堂の魅力はそこではなくて…ここを営む人たちの掛け値なしの優しさとか、温かさでした。ソフトクリームのもつ、派手ではない優しい甘さに似ている気がします。私も娘と食べてみたくなりました。ハッとしたり大人もズキンとくるような悩み苦しみを抱えている登場人物たちの物語はそれでも前向きで光に溢れている。是非児童書にとどまらず大人読者にも手に取ってほしいですね。

5 stars
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