暁星
湊かなえ
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刊行日 2025/11/27 | 掲載終了日 2026/03/06
ハッシュタグ:#暁星 #NetGalleyJP
内容紹介
【2026年 本屋大賞ノミネート!!】
「涙を流しながら二度読みをしたのははじめて……」
湊かなえ史上最大の問題作にして最高傑作誕生!
現役の文部科学大臣で文壇の大御所作家でもある清水義之が全国高校生総合文化祭の式典の最中、舞台袖から飛び出してきた男に刺殺される事件がおきた。逮捕された男は永瀬暁、37歳。永瀬は逮捕されたのち、週刊誌に手記を発表しはじめる。物語は永瀬暁による手記からはじまり、その後、清水義之刺殺事件で同じ会場にいた作家による小説へとうつっていく。「手記」というノンフィクション、そして「小説」というフィクション。ふたつの物語から浮かび上がってくる真実とは!? 湊かなえ究極の「愛の物語」。
(著者プロフィール)
湊かなえ(みなとかなえ)
1973年、広島県生まれ。2005年、第2回BS-i新人脚本賞で佳作入選。07年、第35回創作ラジオドラマ大賞受賞。同年「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞。08年同作品を収録した『告白』でデビューし、「2008年週刊文春ミステリーベスト10」第1位、09年本屋大賞を受賞。また14年には、アメリカ「ウォール・ストリート・ジャーナル」紙のミステリーベスト10に、15年には全米図書館協会アレックス賞に選ばれた。12年「望郷、海の星」で日本推理作家協会賞短編部門を受賞。16年『ユートピア』で山本周五郎賞を受賞。18年『贖罪』がエドガー賞(ペーパーバック・オリジナル部門)にノミネートされた。近刊に『残照の頂 続・山女日記』『人間標本』『C線上のアリア』などがある。
出版情報
| 発行形態 | ハードカバー |
| ISBN | 9784575248562 |
| 本体価格 | ¥1,800 (JPY) |
| ページ数 | 376 |
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書店関係者 1052272
暁星/湊かなえ 双葉社
【要約】
感動!純で不器用な愛に胸が締め付けられた
文部科学大臣殺害、犯人の手記が週刊誌で連載される。
恨みと共に、ある宗教の闇を暴かんとする内容に、
犯人に面会依頼が殺到。連載も新情報が加えられながら続いていく。
そんな中、ある1冊の物語が…
#読了
【感想】
2つで一つの物語、2人で一人の物語。
文部科学大臣がイベント中、刃物で襲われ亡くなった。
すでに故人となっている有名作家の息子である縁で、
現行犯逮捕された容疑者の手記が、週刊誌で連載された。
恨みと共に、ある宗教の闇を暴かんとする
その連載のタイトルは「暁闇」
そしてそれと同じ時期に、ある出版社に持ち込まれた
冒頭に「この物語はフィクションである」と記載された書き下ろし。
その小説のタイトルは「金星」
「暁闇」と「金星」の別々の物語、各々の物語の主人公たち
それが重なる時に真実が浮かび上がる…
半分くらいのところで、衝撃的な一文が入り、
そこまで読んでいたものが裏返るような展開
思わずページを飛ばすことになるなんて想像もしてなかった。
そして、
なんて純で、なんて不器用で、なんて不運で…
無常さを感じずにはいられず、胸が締め付けられました。
しかし、
お互いの欠けた部分を補うような、魅かれ求め合う不器用な愛の形と、
未来を願うことが許されるラストに、胸の奥深くから感動が噴き出しました。
素敵な物語をありがとうございます。
書店関係者 1385557
現実に類似した事件を元に繰り広げられる湊かなえワールド。大切な誰かのために、自分を貶めてまで貫く罪とその罪を作るきっかけを用意した大人たちが現実にも存在することが恐ろしい。
信仰は自由だ。けれど、自分の何かを満たすために家族を差し出すのは間違いだ。信仰の自由と強制的に巻き込むことの差はあまりにも重い。
書店関係者 421556
愛のために人は何でもしてしまう。
他人を犠牲にすることも、自分を犠牲にすることも。
手記「暁闇」小説「金星」。二人で「半分こ」。お互いへのラブレター。
手記の部分は叙述ミステリのように、小説の部分で種明かしのように読める構成も面白い。
書店関係者 778385
二つの物語が交わった時に浮かび上がる事件の形に鳥肌が立ちます。特にラスト三行でミステリー小説だと思っていた物語がガラリと様相を変え、その真実は胸を深くえぐりました。すべてを知った上で二度読みすることをおすすめしたい作品です。
「ただ、星を守りたかっただけ」それが全ての愛の物語でした。宗教二世の話という情報のみで久々に湊さん作品を読んだのでこんな展開になるとは、いい意味で裏切られました。母親がまぁ酷いんですが、それにしても教団は搾り取れる所を見つけだすのが上手いんでしょうね。暁に「星が輝くには太陽が必要だよ」と伝えたいです。