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女王陛下に捧ぐ、王家の宝の在処 表紙

女王陛下に捧ぐ、王家の宝の在処

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刊行日 2026/04/20 | 掲載終了日 2026/04/16


ハッシュタグ:#女王陛下に捧ぐ王家の宝の在処 #NetGalleyJP


内容紹介

★★★第66回メフィスト賞受賞作★★★

消えた秘宝と五層の物語が織りなす巨大迷宮。
ひとたび開けばもう戻れない。


「あなたに、この本を」

消えた秘宝と、五層の物語が織りなす巨大迷宮。
主人公は「本」そのもの。

 * * * * * * * * * 

【あらすじ】

戦争が国土を焼いた。
大学生の青年エリメは戦火に巻き込まれ傷を負い、遠い故郷の実家で目を覚ました。
療養で暇を持て余し、手に取った一冊の本。
それは「女王陛下に捧ぐ、王家の宝の在処」というむかし実在した宰相の筆による小説なのだという。

軽い気持ちで読み始めたエリメを待っていたのは、九天九地に比類なき物語の迷宮。
そして、歴史の砂に埋められた国家の秘密だった。
最奥へと誘う〈声〉がこだまする。

「あなたに、この本を」──

 * * * * * * * * * 

------------------------------------------
著者/市塔 承(しとう・しょう)
2005年生まれ。大学生。2025年、投稿作『女王陛下に捧ぐ、王家の宝の在処』で第66回メフィスト賞を受賞。翌年4月同作でデビュー。

★★★第66回メフィスト賞受賞作★★★

消えた秘宝と五層の物語が織りなす巨大迷宮。
ひとたび開けばもう戻れない。


「あなたに、この本を」

消えた秘宝と、五層の物語が織りなす巨大迷宮。
主人公は「本」そのもの。

 * * * * * * * * * 

【あらすじ】

戦争が国土を焼いた。
大学生の青年エリメは戦火に巻き込まれ傷を負い、遠い故郷の実家で目を覚ました。
療養で暇を持て余し、手に取った一冊の本。
それ...


出版社からの備考・コメント

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。
 空白ページは削除して公開しております。

発売前の大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
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○自分には合わない内容だっ...


おすすめコメント

【担当者コメント】
二十歳の若き才能、市塔承さんのデビュー作です。
本書は一行目「あなたに、この本を」という言葉から始まります。
〈本を読む人〉の物語です。
文字を追うこと。頁をめくること。両手/方手で本を持って重さを感じながら読むこと。
そういった〈あなたと本〉の関係性について考えが巡る、ちょっと珍しい体験ができます。
きっと読後、誰かに興奮を伝えたくてたまらなくなるはず。是非お楽しみください。

【担当者コメント】
二十歳の若き才能、市塔承さんのデビュー作です。
本書は一行目「あなたに、この本を」という言葉から始まります。
〈本を読む人〉の物語です。
文字を追うこと。頁をめくること。両手/方手で本を持って重さを感じながら読むこと。
そういった〈あなたと本〉の関係性について考えが巡る、ちょっと珍しい体験ができます。
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※発売前作品のため、ネタバレや、読書メーターやブクログなどNetGalley以外の外部書評サイトやSNS等で発売前にレビューを投稿することはお控えください。(SNSにてNetGalleyレビューページのリンクをご投稿いただくことは問題ございません。)

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出版情報

ISBN 9784065432419
本体価格 ¥2,300 (JPY)
ページ数 457

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4/22発売 女王陛下に捧ぐ、王家の宝の在処/市塔承 講談社

【要約】
ある孤立した宗教国家の歴史を、物語in物語、
それもかつてない斬新な物語in物語で味わえる。
凄いよ、物語好きは必読、必ずニヤリと出来る♪
ワクワク、謎解き、真相。
史実の歴史で感じる浪漫と同じものが得られる満足の一冊
#読了

【感想】
小説の中で本を読み始める、物語in物語。
よくある手法で、結構好きですが。
まさかの、物語in物語in物語in物語…
しかも、ある工夫で読みやすく仕上げてある。
これだけで、ご飯一杯いける。

ネタのようなワクワクの謎解きとして読んでいて、
この物語の決着はどうなるのか・・・と思っていたら
想定外の展開に息を飲みました。
軽かった物語が、ずっしり重い読み応えのある骨太ストーリーになって
大満足しました。

歴史小説は好きですが、それと同等の時の流れを感じる
浪漫と学びが、架空の世界観で味わえるとは思いませんでした。
しかも、長編の歴史を時系列でもなく、回想でもなく、
まさかの物語in物語で表現するのは斬新でした。

素敵な物語をありがとうございます。

5 stars
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4 stars

読み始めは、「作中作のなかに宝の暗号があるのかな?よし!探しながら読むぞ!!」と思っていたはずなのに、いつの間にかそんなことはすっかり忘れて気付けば物語そのものに夢中になってしまっていました。
後半からは、作中作の内容と怒涛のように繋がり始めて、もうページをめくる手が止まりませんでした。
面白かったです!!

4 stars
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《神とは何か。宗教とは何か。歴史とは何か。すべてをミステリとして問う》

〈序〉〈第1部〉
この本の中でキーがエリメに渡した書物の名もまた、『女王陛下に捧ぐ、王家の宝の在処』。
この荘厳な装丁こそ、エリメがこれから読んでいく同名の書物そのものなのだろう。そう思って表紙を改めて見直してから、物語を読み進めた。

作中作であるこの書物は、かつて宰相ミジリアが著した、王家の宝を示す暗号小説だとエリメは信じている。
そして読み手である私もまた、これは入れ子構造のミステリなのだと信じていた。



〈序〉〈第2部〉
ところが作中作『女王陛下に捧ぐ、王家の宝の在処』は、さまざまな時代に生きた、異なる立場の人物たちによる物語、記録、詩の断片から成り立っていた。

吟遊詩人マモーワセが語る。
拝月教の最高司祭の娘ミルイがキレヴィアに読んで聞かせる。
神聖ニアニ王国の総司令官ヒアヌビレが苦悩を語る。
レティーとシェルーミアは拝水国の謎に迫る。
そして詩は、水神オアクを讃えていく。

だがこれは、単純な入れ子構造などではなかった。
断片化されたはずのそれぞれの層が、千年の時を越えて互いに響き合い、影響し合っていく。
本来なら隔てられているはずの層に綻びが生じ、別の時代の人々の声が、他の層へと言葉を差し入れてくる。

まるで断片そのものが、“生きている歴史”であるかのように。

それはもはやトリックでさえなかった。
渾然一体となった断片たちが、この国の歴史の真実を、そしてそれを編み上げてきた人間のありようを、読み手に直接語りかけてくるのだ。

宗教とは何か。
神を信じる行為なのか。権力維持のための組織なのか。
そもそも神は存在するのか。人が作り出したものなのか。

千年に及ぶ歴史の断片が、宗教との関わりの中で結びついていくことで、通史では見えない、“その時代を生きた人々の本当の歴史”が立ち上がってくる。
そこには常に、宗教の影があった。
私はただ、言葉を失って読み入るばかりだった。



〈序〉〈第3部〉
頭痛に耐えながら、ようやく『女王陛下に捧ぐ、王家の宝の在処』を読み終えたエリメ。

暗号の書であるはずなのに、そこに記されていたのは、多層のやり取りと歴史との符合。
その事実に唖然とするエリメに、読み手もまた引きずられていく。

今や王政は倒れ、神聖ニアニ共和国となっている。
だが、教皇が大統領となり、聖戦を行っているのがエリメの“現在”だ。

歴史は前へ進むものだという思い込みを崩されたあとでは、その“現在”は、表面だけを整えた、作為に満ちた世界にしか見えなかった。



〈序〉〈第4部〉
再び、作中作『女王陛下に捧ぐ、王家の宝の在処』の続きが語られていく。

翻弄されてきた人々が、それぞれの時代で、自らの意志によって動き始める。

レティーたちは拝水国建国の謎へと迫り、
ヒアヌビレは月神ニアニと王国に対して行動を起こし、
ミルイは最高司祭たる父に対して、自らの信念を貫こうとする。

神が授けた宗教と、人が自らのために作った宗教。
その相剋が歴史を形づくっていく。

その真実によって、各層の物語全てが終局へ向かっていく様子を、読み手はただ無力なまま見届けるしかない。



『女王陛下に捧ぐ、王家の宝の在処』
〈第1章〉
エリメたちは、暗号小説『女王陛下に捧ぐ、王家の宝の在処』を手がかりに、宝探しを始める。

だが、この本に記されていたことは、単なる暗号ではなく、過去の事実でもあったことに気づくエリメ。
入れ子構造のミステリだと思っていた読みは、ここで大きく揺らぐ。

ではなぜ、この物語はこのような多層構造をとり、さらに断片化されなければならなかったのか。
読んでいても、なおその意図が掴みきれない。
エリメも読んでいる私も。

そのとき、再び本の中に本が現れる。
それが、『女王陛下に捧ぐ、王家の宝の在処』から17年後にミジリアが著した『セプティーミ一族の歩み』である。

そこでミジリアは告白する。
前作を意図的に断片化した理由、そしてさらに隠されていた意図を。

ここで、歴史を語ることの重みが、強くのしかかってくる。
しかし、そこさえも到達点ではなかった。

エリメたちは、ミジリアの巧妙なレトリック/トリックの隙間を突き、さらにその先の真実を見抜いていく。
その過程を読んで追っていくことは、あらゆるものが信じられなくなっていく感覚につながり、感嘆だけでなく恐怖さえ呼び起こしていった。

そして最後に残ったのは、「信じる」という行為が美しく見えてしまうこと、だからこそそれが他者への強要へも変わりうるということだった。

こうしてすべてがつながり、定められた“正史”ではない、“真の歴史”が姿を現す。
しかもその中心に、ほかならぬエリメ自身がいたことに、私は驚愕するしかなかった。

エリメ自身の失われた過去もまた語られていく。
だがそれは、『女王陛下に捧ぐ、王家の宝の在処』によって明らかにされた“真の歴史”ではなく、“正史”に縛られたものだった。

“真の歴史”に触れてしまったエリメにとって、“現在”の自分は、存在すら許しがたいものになっていたとは。



〈第2章〉
ようやく語られる“あの時”の物語。
“真の歴史”を背負ったジアネと、“正史”の体現者であるエリメの恋の物語。

それは、あまりにも優しく、あまりにも辛かった。



〈最終章〉
歴史を知るのは何のためか。
本という形で後世に伝えるのは何のためか。

あまりにも重い問いに、私は簡単には答えられなかった。

確かに本書はミステリだった。
けれどそれは、事件や謎解きだけに回収されるものではない。
構造の複雑さに圧倒されたが、“正史”とされるものと、その時代を生きた人々の感覚の対立として見た時、この作品が歴史そのものを問うミステリであることがようやく見えてきた作品だった。

5 stars
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「あなたに、この本を」
なんとも掴まれる冒頭。そこから一気に引き込まれる序盤……と思いきや、
「入れ子構造にも、限度がある」
作中のセリフですが、まさにその通り・笑
なんなんだこれは…と戸惑う、これまでに味わったことのない読書体験でした。
終盤の怒涛の伏線回収は圧巻。驚かされました。

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帯の通り「消えた秘宝と五層の物語が織りなす巨大迷宮」を、作品の登場人物たちと共に彷徨う。作中作、作中作、作中作…と混乱の序章が、本編〜終章で一気に意味を持って繋がる。
かなり入り組んだ構成にワクワクする反面、どの物語の誰に寄り添えばいいのか、感情移入型読者にはそちらもラビリンス。

3 stars
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