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俺が偶然ちいさいおっさんになる確率 表紙

俺が偶然ちいさいおっさんになる確率

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刊行日 2026/05/31 | 掲載終了日 未設定


ハッシュタグ:#俺が偶然ちいさいおっさんになる確率 #NetGalleyJP


内容紹介

【あらすじ】

正義感の強い30代の刑事である葉月稜児(はづきりょうじ)は、SNSやニュースで流れてくる目も当てられない事件、人と人との関係性が希薄で殺伐とした今の世の中に嫌気をさしていた。そんなある日、同僚と飲んだあとの帰宅途中の駅で、一方的にやられている人を助けるべく、喧嘩の仲裁に入る。その日の深夜、妻と子どもたちが寝静まった家に帰宅すると、目の前に”ちいさいおっさん”の集団が出現。ちいさいおっさんたちは何者なのか……。その目的とは……。令和イチ泣けるとSNSで話題になった『ストロベリームーン』の著者がこれまでとはまったく違うジャンルで書き上げた、ダークヒーローファンタジー小説。

【あらすじ】

正義感の強い30代の刑事である葉月稜児(はづきりょうじ)は、SNSやニュースで流れてくる目も当てられない事件、人と人との関係性が希薄で殺伐とした今の世の中に嫌気をさしていた。そんなある日、同僚と飲んだあとの帰宅途中の駅で、一方的にやられている人を助けるべく、喧嘩の仲裁に入る。その日の深夜、妻と子どもたちが寝静まった家に帰宅すると、目の前に”ちいさいおっさん”の集団が出現。ちいさいお...


おすすめコメント

【芥川なおインタビューコメント】

・なぜこの小説を書いたのか?

テレビ番組で「ちいさいおじさん」の都市伝説の特集を見たのがきっかけです。ふと、この殺伐としたドライな世の中で、ちいさいおっさんたちが、困難に直面した人を少しでも助けようとこっそり暗躍していたら面白いんじゃないかな、と思ったんです。自分の知らない日常の裏側で、そんな小さな奇跡が起きていたら素敵ですよね。

生きていれば、楽しいことばかりではないかもしれません。だからこそ、ややこしくて個性豊かなちいさいおっさんたちが一生懸命に奮闘する物語を、私自身が見てみたくなったんです。

ちなみに「ちいさいおじさん」ではなく「ちいさいおっさん」にしたのは、彼らに対する私なりの愛情表現です。

・この小説に対する想い

令和という移り変わる時代の中で薄れつつある、泥臭いまでの「義理と人情」、そして人と人との熱いぶつかり合いを描きました。

苦しくて辛い夜でも、あなたは絶対に一人じゃない。目に見えなくても、あなたを思い、そばで助けてくれている存在が必ずいる。読者の皆様の毎日に、そんな「ほんの少しだけの幸せなファンタジー」をお裾分けして、前を向くためのエールになればと願っています。

物語では、とにかく個性豊かなキャラクターたちが大暴れします。ちいさいおっさんたちの独自の世界のルールや、その刹那の中にある希望を感じていただけたら、著者としてこれ以上の幸せはありません。


【編集者コメント】

芥川なお先生のこれまでの著作『ストロベリームーン』『コールドムーン』は純愛ストーリーでしたが、今回はまったく異なった物語となっています。

実際にニュースやSNSで目にする問題、悩んでいる人を“ちいさいおっさん”たちが手助けしていく、笑いあり、涙あり、感動ありの「ダークヒーローファンタジー小説」です。

登場人物もみな個性的で、見た目や性格もそれぞれ異なります。

読者のみなさま自身が、これまでに会ったことのある人、イメージにぴったりな人にそれぞれ置き換えて読んでいただければ、より物語の世界観にひたれること間違いなし!

みなさまの“推しのちいさいおっさん”を、ぜひレビュー欄で教えてください。

【芥川なおインタビューコメント】

・なぜこの小説を書いたのか?

テレビ番組で「ちいさいおじさん」の都市伝説の特集を見たのがきっかけです。ふと、この殺伐としたドライな世の中で、ちいさいおっさんたちが、困難に直面した人を少しでも助けようとこっそり暗躍していたら面白いんじゃないかな、と思ったんです。自分の知らない日常の裏側で、そんな小さな奇跡が起きていたら素敵ですよね。

生きていれば、楽しいことばかり...


販促プラン

俺が偶然ちいさいおっさんになる確率【公式】

@orechiibook

https://x.com/orechiibook


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出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784799114117
本体価格 ¥1,800 (JPY)
ページ数 240

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NetGalley会員レビュー

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オモロいやんけ!けどハートが何故かジーンとしちゃう。摩訶不思議。ちいさいおっさんは正に都市伝説。誰も知らないリクルート事情。ここがちょっと切ない。旦那を見るたびに小さくなったおっさんサイズを想像しニヤニヤしたら気持ち悪がられたおばさん。いつ彼にも勧誘が来るかもしれないから優しくしてあげよう。

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面白い。
コンセプトがまずユニークで、「こんな話、絶対面白いじゃん」って惹かれました。
文章が読みやすくて、あたたかみがあり、ユーモラス。
かつ、現代日本ならではの問題とか闇を描いて、おっさんが感情丸出しになって光を見せてくれる。
映画やドラマになったときの名シーンの映像が目に浮かぶよう。
楽しいだけではなくメッセージ性もあって、心に刺さる小説でした。おっさんなのがいい。

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幾度、連呼しただろうか。マジかよ。
いい年したおっさん達の
いかにも!名前のセンス。あーいえばこういう会話の応酬。
一癖なんてもんじゃない個性立ち。苦笑いが止まらない。
「そんな偶然ってあります?」
ちいさいってなんなんだよ。
おっさんがタグを組む。
人生が、ちょっとだけいい方向に進むように。
ちいさいだけに個力には限界がある。けれど
ワンチームになれば、って、ラグビーの物語じゃないです。
ノーサイドのホイッスルのその瞬間まで
男気のワンチームに気持ちの乱高下を堪能した。

忌まわしい事件が席巻する。
すんでのところで本書に出会っていればと思わずにいられない。
~いい年して どんな生き方してきたんだよ~
こんなことなら、こんなことになるのなら・・・

読んだ人の数だけ、優しさとヒーローが増える。

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一見するとコミカルなタイトルや設定からは想像もつかないほど、深く重い人間ドラマが展開されるダークファンタジーの傑作でした。
絶望的な展開の連続の後に待ち受ける、予想を裏切るような怒涛のクライマックスと、思わずクスッと笑ってしまうようなラストの余韻が絶妙です。命の重さや本当の正義とは何かを深く考えさせられる、心揺さぶられる一冊です。

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芥川なおさん本作2作品目。

ちいさいおっさんって絶対ユーモラス系だよねと思って読み始めましたが
なんとヒーローもの?!いやいやダークヒーロー?!
元の人間に戻るまでの実績カウント多いこと!これはコミカルだけではないのかもと読み進めるうちに仲間の団結力と使命感そしてそして信頼関係となんとも感動な物語でした。


#俺が偶然ちいさいおっさんになる確率
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タイトルから想像したらほのぼのファンタジーかと思い読んでいたら、ダークヒーローファンタジーでした。
個性豊かなちいさいおっさんたち。
ちいさいおっさんには、色んな制約があります。
そんななかで、彼らは困っている人たちを助けるために奮闘します。
昭和感漂う、ちいさいおっさんたちの奮闘ぶりに胸が熱くなります。(平成生まれのちいさいおっさんもいますが)
ちいさいおっさんたちが解決しようとする様々な問題は、SNSでのいじめや、高齢者問題など、現代的で多方面にわたる問題です。
一人で抱えられない問題でも、ちいさいおっさんたちは制約のなかで懸命に助けようとしてくれます。
目に見えないけれど何か不思議な奇跡が起きたら、ちいさいおっさんたちが力を貸してくれたのかもしれませんね。身近にいたら面倒なおっさんもいますが、助けてくれるちいさいおっさんたちなら大歓迎です!
私の推しのちいさいおっさんは、権田さんと八木沼さんです。

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「ちいさいおっさん」なんて可愛いらしい名前の本なのに、読み始めたら「可愛いらしい」なんて言えない内容。予想外の結末に、読み終わってからも気持ちが追い付いていません。葉月と一緒に同じ目線で、一緒にその場その場の空気を感じ、共感し、一度も飽きずに読み終えました。結末は共感もできるし、でも「なんで」という感情が捨てきれず、人生に迷ったら一度立ち止まってこの話を思い出そう、そう思える心に残る作品でした。

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直情型の刑事・葉月稜児は不思議な集団と出会う。それは都市伝説ともいうべき「ちいさなおっさん」達であった・・・
概して都市伝説としてあげられるものは恐怖感が優勢としているものが多いが、「キモカワ」という可笑しさまでも含んだ「ちいさなおっさん」は独特なようだ。さらにはその可笑しさに「七人の小人」のような童話・訓話性をもたせようとしながらも、呈されるのが揶揄されがちな「昭和オヤジ」というのも悲哀にも通じる可笑しさを供する。
それでも家族への想いや、真の想い、芯の強さなどにそこはかとない感動を覚える都市伝説の裏一面物語。

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小さいおっさん妖精が人助け。心がぼろぼろの若者に手を差し伸べたり、老々介護に介入したり。けど小さいおっさんって何や。いっくら小さくなったってちーっとも可愛くないぞ。しかも対象者の監視から始まる。イヤだ―、おっさんにオレの私生活覗かれたくない。が、心の闇を抉り出し、対処できるのは人生を少しばかり長く経験したおっさんだからに違いない。そういう情味のある人間でありたいとは思う。

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曲がった事が大嫌い。正義感の塊のような刑事・稜児が、ある日、突然「ちいさいおっさん」にスカウトされる。体は小さいが心は大きい「ちいさいおっさん」たちが繰り広げる、人情味あふれるダークヒーローファンタジー。

初っ端からしっかりふざけている。ラップ現象や都市伝説にそんな真実が隠れて…いないだろうが、妙に説得力があるからまた面白い。すべての展開に意外性はあるが、そうなる過程(思考回路)には何一つ違和感がなく、自分がそれを選択するかは別として、とても理解出来た。
「必要悪」というのは時として都合良く変化していってしまう事もあるが、誰かが、どこかのタイミングで、なんとしてでも止めなければならない事もある。重要な局面での判断力が試される、ギャグとシリアスの落差が魅力の作品。

想像の斜め上をいくエピローグに、この先への期待が膨らんだ。

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涙が止まらなかった。何度も泣いた。
あまりにも「泣いた」と主張しすぎると引いてしまうかもしれないが、今作においては
(失礼ながら)タイトルや表紙絵から、泣ける作品だとは微塵も思っていなかったので、良い意味で予想を大きく裏切られた形になった。

人情味溢れる小さなおっさん達が悩める人たちを助け、救っていく物語。
こんなおっさんいるなぁと唸るほどに解像度の高いキャラクターが繰り広げる漫才のようなやり取りに笑い、
自分を犠牲にしようとしてまで悩める相手のことを助けようとする熱情的な場面に感動し、
おっさん達が抱えている想いや人生の背景に涙する

時に、じれったくなったり怒りで打ち震えたりする時もある
こんなにも感情が忙しなくて喜怒哀楽すべてを体感する作品は珍しいのではないか

間違いなく今まで読んだ作品の中で断トツのヒーロー小説です

5 stars
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《格好悪くて、不器用で、人間臭い。
それでも小さな彼らは、誰かを救おうとする》

芥川なお先生と言えば、『ストロベリームーン』。そして、その続編『コールドムーン』。

だからこそ、この作品には驚かされた。
しかもそれは、嬉しい驚きだった。
新たな一面を見つけた喜びがあった。



最初はタイトルに首を捻った。
「ちいさいおっさん」?

どうやら、人を助けるために存在している小人たちらしい。
けれど、その使命のわりには、名前の通り、あまり格好よくない。
テレポートやテレパシー、普段は姿が見えないといった〈見守る〉ための力はある。
でも、肝心の〈助ける〉ための力はあまり当てにならない。

まさに、“ほんのちょっとした奇跡を演出する”のが精いっぱい。
いるだけまし、くらいの小さな体の“人生の応援団”。

主人公の刑事・稜児は、スカウト――正確には、有無を言わさずに、そんな「ちいさいおっさん」の一人にされてしまう。
小さな子ども二人と、健気な妻を残して。

その存在意義も、仲間の増やし方も、最初からもうズレているじゃないか。
そう呆れてしまった。

さらに、稜児が所属することになった権田隊のメンバーが、なんとも頼りなさそう。
稜児に負けず劣らず、こちらまで頭を抱えそうになる。
現代のメルヘンを期待していたのに。

そして始まる最初のミッションは、鮎原みちると堀田龍人という、互いに面識さえない二人を恋仲にすること。

ただそれだけ?
そう首を傾げながら読み進めた。

けれど、それが「クラスB」案件――心に深い傷を負う人を対象にした任務であることが、生々しい描写の中からはっきりと浮かび上がってくる。
特にみちるを囲む状況には、人と人のつながりの歪みや、社会の暗部が見えてしまい、胸が苦しくなった。

人の人生を知る重さ。
人の醜さを知る重さ。
それを実感する。

しかも、それを助けるはずの権田隊のメンバーは、ぶつかり合ってばかり。
これは無理ゲーじゃない?
そう思ってしまった。

無力感に駆られた稜児が、残してきた家族の様子を気にしてしまうのも無理はない。

けれど、権田隊のメンバーのやり取りは、人と人との距離が、現代では忘れられかけているほど近いからこそのものなのだと分かってくる。
ぶつかり合うのは、それだけ近しいから。
そう気づいたとき、「おっさん」という言葉の意味まで、少し違って見えてきた。

そして権田隊は、二人の心に種を撒く。
それに取り組んだ「ちいさいおっさん」たち、特に八木沼の意気には、胸を打たれた。

その種がどのように育ち、どんな花を咲かせるのかは分からない。
でも、それは二人を癒すかもしれない、小さな希望だった。

こうして、「ちいさいおっさん」の持つ小さな力は、それで充分なのだと分かってくる。
大きな奇跡ではなく、きっかけを運ぶ力。
そして、それを本当の花にしていくのは、当事者たちなのだ。

「ちいさいおっさん」たちへの見方が変わった、ファーストミッションだった。

続くセカンドミッションでは、物語はさらに深い場所へ降りていく。
超高齢化社会、老老介護、優しさと苦しさが分かちがたく絡み合う人の心。
目を背けたくなる現実が差し出されてくる。

それに挑む権田隊。
稜児もまた、その一員として任務に向き合っていく。

たわいもないやり取り。
不器用なボディタッチ。
本音でのぶつかり合い。

それらは一見、古くさく、暑苦しく、少し面倒くさい。
でも、その人間臭さの中にこそ、この物語の温かさがある。

すべてを救えるわけではない。
変えられるものと、変えられないものがある。
それでも、誰かがそこに手を伸ばしたこと。
誰かの最期や孤独に、ほんの少しでも温もりが届いたこと。

その小さな確かさが、読んでいるこちらの胸に残った。

任務を重ねる中で、稜児は自分自身を見つめ直していく。
残してきた家族のこと。
自分が今ここにいる意味。
そして、権田をはじめとする権田隊の一人ひとりが抱えているもの。

物語が進むほど、「ちいさいおっさん」たちの姿は、単なるファンタジーの存在ではなくなっていく。
社会の闇に呑まれた人たちへ、救いの手を伸ばそうとする、小さくて、人間臭くて、不器用な希望に見えてくる。

読み終えてから、改めてタイトルを見直した。
『俺が偶然ちいさいおっさんになる確率』。

その〈確率〉について、しばらく考えてしまった。
誰かを助けようとする気持ちの中に、誰でも少しだけ「ちいさいおっさん」になれる可能性があるのか。

こんなメルヘン、本当にあっていい。
いや、今の社会だからこそ、あってほしい。
そう思える作品だった。

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主人公である妻子持ちの刑事の前にある夜ちいさいおっさん達が現れ、主人公を仲間にするといいます。強制的にちいさいおっさんにされた主人公。元に戻るには人助けのミッションをこなす必要があります。ミッションを通じて育まれる仲間たちと友情と、ちょっと切ない話です。

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