フェオファーン聖譚曲(オラトリオ)op.3 鮮紅の階

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刊行日 2021/01/15 | 掲載終了日 2021/07/21

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内容紹介

稀代の悪法を用いて繁栄を極めたロジオン王国に対し、革命の狼煙を上げた、魔導師アントーシャ率いるフェオファーン。彼らとロジオン王国の対立を軸に、王族、貴族、地方領主、騎士、魔術師、市井の人々、そして他国といった様々な存在の思惑と物語が絡み合う、長編ファンタジー群像劇シリーズ。


フェオファーンによる“裁き“が実行された前巻。

今巻では、宰相スヴォーロフ侯爵が、甚大な被害を齎した白銀の断罪者の思惑と正体を探る中で、ある論理的帰結に辿り着く。そして、国家の重大時の中で、新たな動きを見せるエリク王。様々な思惑を巡らせる者達の、それぞれの正義が交錯する中、オローネツ辺境伯爵もまた、矯激な決断を下す。

*この作品は完本ではありません。

稀代の悪法を用いて繁栄を極めたロジオン王国に対し、革命の狼煙を上げた、魔導師アントーシャ率いるフェオファーン。彼らとロジオン王国の対立を軸に、王族、貴族、地方領主、騎士、魔術師、市井の人々、そして他国といった様々な存在の思惑と物語が絡み合う、長編ファンタジー群像劇シリーズ。


フェオファーンによる“裁き“が実行された前巻。

今巻では、宰相スヴォーロフ侯爵が、甚大な被害を齎した白銀の断罪者の思惑と正体を探...


おすすめコメント

「お前は化け物だ、エウレカ・オローネツ」

アントーシャや家臣団の信頼篤く、領民からも慕われ、英傑と名高いオローネツ辺境伯爵。情熱と冷静を持ち合わせ、皆に平等で、気さくに軽口も叩ける……。おそらく、「上司にしたいロジオン貴族ランキング」でもあれば、殿堂入りを果たすような人物、それがオローネツ辺境伯爵。

フェファーンを率いる豪傑ながら、アントーシャのことになると涙もろくなったり、好感度高すぎじゃない?いい人すぎじゃない?……と、若干、斜に構えていました。

このop.Ⅲを読むまでは!!!

誰が、なぜ、彼を「化け物」と呼ぶのか。

最後の1行を読み終え、彼の孤独と悲哀に触れることで、オローネツ辺境伯爵が「エウレカ・オローネツ」として、私の中に生き始めた気がします。

(編集Y)

「お前は化け物だ、エウレカ・オローネツ」

アントーシャや家臣団の信頼篤く、領民からも慕われ、英傑と名高いオローネツ辺境伯爵。情熱と冷静を持ち合わせ、皆に平等で、気さくに軽口も叩ける……。おそらく、「上司にしたいロジオン貴族ランキング」でもあれば、殿堂入りを果たすような人物、それがオローネツ辺境伯爵。

フェファーンを率いる豪傑ながら、アントーシャのことになると涙もろくなったり、好感度高す...


販促プラン

◯NetGalley様でレビュアーの皆様にいただきましたレビュー・コメントを、帯、pop、web、SNS等で利用させていただいております。

◯全国の書店員様からいただきましたレビュー・コメントも、帯、pop、web、SNS等で利用させていただいております。 

◯1作目の「フェオファーン聖譚曲(オラトリオ)op.1黄金国の黄昏」では、NetGalley様とのコラボレーション企画として、NetGalley様で募集期間内(現在は終了しております)レビューをお寄せ頂きました方でご希望いただけます方全員のお名前(ニックネームを含みます)を、書籍巻末にspecial thanks として掲載させていただいております。NetGalley様としても初の試みにご協力をいただきました。


◯フェオファーン聖譚曲(オラトリオ)シリーズ公式サイトを独自ドメインで公開し、最新情報等をリリースしております。

◯NetGalley様でレビュアーの皆様にいただきましたレビュー・コメントを、帯、pop、web、SNS等で利用させていただいております。

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◯1作目の「フェオファーン聖譚曲(オラトリオ)op.1黄金国の黄昏」では、NetGalley様とのコラボレーション企画として、NetGa...


出版情報

発行形態 その他
ISBN 9784801496538
本体価格 ¥1,700 (JPY)

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

フェオファーンによる“裁き“が実行された前巻。本作第三巻では物語の軸が見えてきます。

第一の軸は主人公アントーシャ率いるフェオファーン。オローネツ辺境伯爵は息子のやったことに最終的な決着をつける。
フェオファーンが対峙する軸はロジオン国王。宰相スヴォーロフ、アイラト王子と伴に三方面騎士団が襲撃されるという異常事態への対応を図る。オローネツ辺境伯に疑いを抱きながら確証を得ることができない。
第三の軸はアリスタレス王子。前巻にて王家の夜と近づき、ロジオン国王の排斥を決意するが、ネイガス侯爵からのスエラ帝国の第一皇女エマとの縁談を進めることに同意する。
さらに第四の軸として第四方面騎士団.団長サネエフ男爵は隷属魔術をかけ混乱に乗じて王都強奪を目指す。
大きな軸の周りに幾多もの糸が綾をなす。
元近衛師団長コロニー伯爵は息子ドミトリと伴に危機の王都に戻っていく。
クレメント侯爵を引き継いだフョードル・クレメントは父レーピン男爵の挑戦を受けて立つ決意をする。
トリフォン伯爵率いる王家の夜
叡智の塔ダニエ・パーヴェル
また、スエラ帝国の思惑は那辺にあるのか。

輻輳する登場人物のそれぞれの思いが物語にどう働きかけるのか。読み終えた途端に次巻への期待が高まるばかりである。

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フェオファーン・シリーズの第3弾。前作までで世界観と主要登場人物たちのキャラクタ造形が見事に描かれていた。物語は序盤であったが、様々な事件がスピーディに展開していき非常に面白かった。そして第3巻目である。あれだけ緻密に構築された世界観がさらに広がりをもって展開していくことに驚きを感じている。ロジオン王国だけでなくスエラ帝国までもが物語の中枢に絡み始めた。なんとも身震いする展開ではないか!対立構図が数多く盛り込まれ、それぞれに大きな物語を内包しているさまは、まさに壮大な歴史絵巻(架空ではあるが)である。面白い。フェオファーンに次々と志を持つ人々が集まってくる様は、『水滸伝』を彷彿とさせる。それだけでも十二分に面白いのに、宮廷内の権謀術数やさらに新規に明らかになる第3勢力、そしてスエラ帝国の国内事情と思惑など絵になる展開がてんこ盛りである。圧倒的な構成力とキャラクター群像が織りなす一大叙事詩、正に聖譚曲と呼ぶにふさわしい作品だ。読み終わった瞬間から次巻が待ち遠しい。

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物語の勢いが衰えることない。
3巻目になり、1巻目、2巻目よりも、さらに長さを感じさせないスピードで物語を読ませる。

前巻では主人公アントーシャがロジオン王国への圧政に対する革命の狼煙を上げた。
この巻で、改めてフェオファーンと名乗りを挙げ、ロジオン王国に恐慌と動揺をもたらす。
挑戦状をたたきつけられたロジオン王国内部の動きが、一番の見どころだろう。
これまで感情や性格が覆い隠されていたエレク王の人となりが見えてきたところが興味深い。
また、そのアントーシャの意図を的確にくみ取り、好敵手になるであろう人物が見えてきたところにも注目だ。
しかも、フェオファーンとロジオン王国の単純な対決になるのではなく、混乱に乗じて下克上を挑もうとする者がおり、ロジオン王国と比肩する大国のスエラ帝国まで巻き込む勢いだ。
この戦い、ここからどのように展開し、アントーシャはどこに落としどころを持っていくのか。
引き続き、目が離せない。

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その襲撃は、悪政にまみれた王国の壁を打ち破った。
神の裁きのごとく衝撃は隣国さえ巻き込む。
フェアフォーンvsロジオン帝国。
そこに絡んでくるだろう神の国・スエラ帝国。
それぞれの思惑を孕みながら、物語の点が線となり紡がれていく。

ゲーナとオローネツ、2人の父の思いをアントーシャが引き受け、神の使徒として鉄槌を下す。
op1から見比べてみると、その成長ぶりに畏怖さえ抱いてしまう。

「ぼくのとっての神とは、この世の理にすぎません」(p178)
この言葉が示すところ、op3では無双と化したアントーシャの人間性を少しだけ垣間見えるのが嬉しい。

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opsol book 菫乃薗ゑ著
『フェオファーン聖譚曲(オラトリオ)op.3』読み終わりましたので感想をお伝えします。

op.1の時から読んでいるのですが、op.3も迫力ある作品でした。文章でこれ程まで迫力を感じさせてくれるとは、、、最高です。

大人が楽しく読めるファンタジー作品です。毎回、表紙が格好よくてカバーは付けたくなくなります。
私のお気に入り作品です。

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「裁きの銀光降り注ぎ罪有る者に鉄槌を。」この真髄を感じる作品でした。

三方面騎士団が襲撃されるという異常事態の発生でロジオン王国に動揺が走る。
動揺の中で事態は大きく動いていく。

1・2巻で緻密に組み込まれた人物模様が、3巻で臨場感をもってより現れた。
まるで映画を見ているようなイメージ。

我らはフェオホーン
神の使途なり。
民の怨嗟(えんさ)は天を突き
遂に我らを動かした。

裁きの銀光降り注ぎ
罪有る者に鉄槌を。
我らの胸に輝くは
神の祝福、青き百合。

この真髄を感じる作品でした。

本が好き!倶楽部@のり

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フェオファーンの第3作です!魔道士アントーシャが物語を追うごとに成長さを増し、ただ、優しさは変わらない。人々を助けるために自分の力を使っていく姿に感動します!物語はどんどん加速していき神の国といわれるスエラ帝国も絡み始めてきます!あっという間に読み終わりいまから続きが楽しみです!今回も壮大なファンタジーの世界を堪能しました!

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だいぶ物語も進んできて、どんどん話が大きくなり、今後壮大な物語が展開されると予想できます。騎士達の高邁な精神と、堕落した非常な人々。血より魂の絆の大切さは分かりますが、かなり厳しく罰しているので、ファンタジーといっても、かなり現実味を帯びた世界観だと思いました。

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