スクール・フォー・グッド・アンド・イービル

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刊行日 2023/08/30 | 掲載終了日 未設定

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内容紹介

村に嫌気がさしている美少女のソフィと、村で孤立しソフィしか友達がいないアガサが、正体のわからない「校長」にさらわれて、それぞれ「悪の学校(悪者養成所)」と「善の学校(プリンス・プリンセス・ヒーローなどの養成所)」に入れられる。おとぎ話のプリンセスになりたいソフィは、自分が悪の学校に入れられたことに我慢ができない。一方、善の学校に入れられたアガサは、どうにかして村に帰りたいと願うものの、たった一人の友達と離れたくない。お互い環境になじめずトラブルつづきのなか、ソフィが善の学校の男の子(アーサー王の息子)に恋をして、さまざまな事件を巻き起こす。対象年齢10歳~。

村に嫌気がさしている美少女のソフィと、村で孤立しソフィしか友達がいないアガサが、正体のわからない「校長」にさらわれて、それぞれ「悪の学校(悪者養成所)」と「善の学校(プリンス・プリンセス・ヒーローなどの養成所)」に入れられる。おとぎ話のプリンセスになりたいソフィは、自分が悪の学校に入れられたことに我慢ができない。一方、善の学校に入れられたアガサは、どうにかして村に帰りたいと願うものの、たった一人の...


おすすめコメント

本書は、ハラハラドキドキの学園ファンタジーですが、

二人の少女が乗り越える試練は、現実の世界でも多くの方が共感できるものだと思います。


一人は、良い導き手に出会って良い資質が開花し、

一人は、元来の魅力を否定されて悪者になっていく…。


二人の絆は、お互いの立場を乗り越えられるのか。

友情、恋、冒険と、見どころいっぱいの物語です。

本書は、ハラハラドキドキの学園ファンタジーですが、

二人の少女が乗り越える試練は、現実の世界でも多くの方が共感できるものだと思います。


一人は、良い導き手に出会って良い資質が開花し、

一人は、元来の魅力を否定されて悪者になっていく…。


二人の絆は、お互いの立場を乗り越えられるのか。

友情、恋、冒険と、見どころいっぱいの物語です。


販促プラン

※書影は仮のものです

※書影は仮のものです


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784799111239
本体価格 ¥2,000 (JPY)
ページ数 567

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NetGalley会員レビュー

最初はルッキズムについての話かと思ったのですが、読み進めていくうちに、そう単純な話でもないことに気づき、読み終えた今「なんかすごいものを読んだ……」と呆然としています。
これは、かつてないタイプのシスターフッド小説にして、最高の寓話であり、捧腹絶倒の喜劇であると同時に、毒の効いた風刺小説でもあり、ジェットコースター展開な冒険ファンタジー小説にして、劇薬のようなフェミニズム小説でもあるという、前代未聞の小説と言えるでしょう。
対象年齢10歳~とありましたが、大人が読んでもめちゃくちゃ楽しめる超絶面白いエンターテイメント小説です。

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『善と悪の学校』へとさらわれた子供が、おとぎ話の登場人物となる。その不可思議で魅惑的な始まりに、心奪われた。
でも、そこから先は平坦とはかけ離れた展開だった。意に反する方の学校に入れさせられたソフィとアガサ。現在進行形で描かれていく、2人を主人公とした「語り手」がつむぐおとぎ話。彼女らのあがきは両校の生徒や先生達をも巻き込み、エヴァー(善の側)とネヴァー(悪の側)による、先が読めない群像劇と化していく。
ソフィとアガサの協力、ソフィとテドロスの恋愛、そしてハッピーエンドになるはずだった「おとぎトライアル」の大活劇…… それらは、「ソフィの想い」によって真逆の結果となっていく。何と言うこと。
そして、舞踏会前日のおとぎ堂の所有権を巡る「特技コンテスト」。そこで、人を「善」と「悪」に2分する無意味さ、愛すること愛されることの幸せ、「悪」と決めつけられた心の寂しさが示される。それでもこの「悲劇」は続いていく。なぜ?
そして両校の生徒の最終決戦。何という罠、何という逆転。それでも、この「おとぎ話」は終わりにならない。どうして?
最後の最後の、息をもつかせぬシーンの連続。そして最後もやはり、「ソフィの想い」によって幕を閉じる。ただ、今までとは違う「想い」によって、この「おとぎ話」は終わりを告げた。詠み終わった者に、深い余韻を残しながら。

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自分はプリンセスとして善人と思い込んでいるソフィと、変わり者で墓場にすんでいるアガサ。それぞれ自分のキャラとは異なる性質の世界に送り込まれたら?
善と悪の学校という設定が面白い。こんな物語は読んだことがない。おとぎ話の主役と悪役を育てるためにさらわれていくのだ。不適合と思われた世界でソフィとアガサの2人はは自分達の思いとはうらはらに秘められた才能を発揮していく。ルッキズムやジェンダー・バイアスにも一石を投じる唯一無二のファンタジーだ。

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