レーエンデ国物語 月と太陽

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レーエンデ国物語 第2巻
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刊行日 2023/08/07 | 掲載終了日 2024/01/12

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内容紹介

//  大人のための王道ファンタジー、第二弾! //

この世界を守りたい。

少年は大人になり、少女は英雄になった。

* * *

名家の少年・ルチアーノは屋敷を何者かに襲撃され、レーエンデ東部の村にたどり着く。
そこで怪力無双の少女・テッサと出会った。
藁葺き屋根の村景や活気あふれる炭鉱、色とりどりの収穫祭に触れ、ルチアーノは身分を捨てて、ここで生きることを決める。
しかし、その生活は長く続かなかった。村の危機を救うため、テッサは戦場に出ることを決める。
ルチアーノと結婚の約束を残して――。

封鎖された古代樹の森、孤島城に住む法皇、変わりゆく世界。
あの日の決断が国の運命を変えたことを、二人はまだ知らない。

* * *

著者/多崎 礼(たさき・れい)
2006年、『煌夜祭』で第2回C・NOVELS大賞を受賞しデビュー。著書に「〈本の姫〉は謳う」、「血と霧」シリーズなど。

*関連リンクも是非ご確認ください*

//  大人のための王道ファンタジー、第二弾! //

この世界を守りたい。

少年は大人になり、少女は英雄になった。

* * *

名家の少年・ルチアーノは屋敷を何者かに襲撃され、レーエンデ東部の村にたどり着く。
そこで怪力無双の少女・テッサと出会った。
藁葺き屋根の村景や活気あふれる炭鉱、色とりどりの収穫祭に触れ、ルチアーノは身分を捨てて、ここで生きることを決める。
しかし、その生活は長く続かなかった。村の危機を...


出版社からの備考・コメント

★大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、建設的なご意見をくださる方

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著者・担当編集者ともに楽しみにお待ちしております。
また、適したメディアやお持ちのSNSにもレビューを投稿いただき、多くの方に本を拡げていただけますと嬉しく幸いです。

※ネタバレになるレビューはくれぐれもお控えくださいませ※

ご協力の程、何卒宜しくお願いいたします。

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作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は
恐れ入りますが<講談社 出版営業局>まで直接お問合せをお願いいたします。       

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NetGalley会員レビュー

レーエンデに自由を……その信念のもとに集まった義勇軍と槍斧をふるい戦うテッサがカッコ良かったです。名家の出でありながら彼女を支えるために奮闘するルーチェも良かった。凄惨なシーンもあるし胸が痛くなる犠牲を伴うシーンもある。だからこその生きていることへの素晴らしさ、人として自由と尊厳を求める気高さを感じました。綺麗事では終わらない物語の最後も良かったと思います。

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無駄な怪力しかもたないと自らを悲観していた少女と、身分を捨て逃げてきた聡明な少年との出会いが、帝国支配下の歪んだ価値観にメスを入れる。愛と知と力を携え、美しい国「レーエンデ」の自由を求め立ち向かう王道ファンタジー、第二弾。

前作からどう繋がっていくのか気になっていたが、壮大な世界観にあわせた時間軸と情勢が、革命にリアリティをもたらしていると強く感じた。
小さな幸せを護るため、未来の自由を手に入れるため、命を賭す事も厭わない気高いレーエンデ人たちの意志が、少しずつ芽を出し引き継がれていく様子に胸が熱くなった。失う前から大切なものに気付けている者がそれを失い、犠牲をもってしても何も気付けない者が上に立つ。護るべきものがある事で生まれる強さと脆さの描き方が秀逸で、痛切に心を抉ってきた。
前作よりも戦闘シーンが多く、綿密に練られた一進一退の攻防が面白かった。知と力を合わせ城の攻略を謀るシーンが特に印象的で、キラキラしたファンタジーが苦手な方にもオススメ出来る作品。

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1巻でのハードな展開を受けて、覚悟してはいた。
しかし、レーエンデの歴史には、それ以上の厳しい運命が刻み込まれていた。
これは反逆の英雄となるかもしれなかった者の物語であり、
おそらく表の歴史には刻み込まれないが、
のちの世に大きな影響を与えるに違いない「ある愛」の物語。

革命の物語としては、前巻がエピソードゼロであり、
今作こそが、のちの物語の礎となるともいえる。

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