「誰でも簡単にできる」そう謳うレシピ本は多いが、これは本当に簡単にできそうな料理が並んでいる。
残念ながらほんのちょっとしか拝見できないのでその真価はわからないが、スープ系については確かにどれも簡単で作ってみたくなる。
レシピを見ていて思うのは「料理ってなんでもありだな」ということ。これを入れちゃダメというのはあまりないし、入れれば入れたでなんとかなって、味が深くなったりする。

前に名料理人に「自分の原点の味」をできるだけ簡単な手順で作れるレシピを紹介する番組を放送していたことがある。例えはじゃがいもを蒸す代わりにラップで包んで電子レンジで熱する、炊飯器調理もいち早く紹介した。
なるべく簡単に、でも色々な材料で贅沢に料理する。料理って自由で楽しいものだ。
この本を眺めてそんなことを感じた。

遅く仕事から帰ったときに体を労わりながら作れる、体と心を癒す簡単シンプルレシピでした。
一ページまとめているところが良く。食材写真も切り方が見て分かりやすく、作り方も簡単で分かりやすい。上手に作るポイントも紹介していてやさしい。

私たちは真面目です。
ちゃんときちんとしっかり。
仕事もお付き合いも食事管理も。。。できっこないです。くたくたです。

そんながんばりっこさんな私たちをどこで見てましたか。
へとへとで限界ぎりぎり
いつもどこかで失敗しちゃう
忙しくってお昼ごはんのことなんて
体調不良です。でも食べたい。お腹減りました。

どんなときでも　ふつうの食材で　ちゃちゃっと
できそうです。

あなたはいま笑顔でごはんを食べていますか
作るは作業になっていませんか

手始めに目次だけでも。。。
元気でそうですよ。

最初から２７ページまでとは、言われてたので、わかってました。
でも、やっぱりもっと色んなレシピを見たかったです！
私には、ちょっとレベル高いものもあったけど、これなら作れそうというのもあったので、嬉しかったです。
続きも見てみたいので、書店行ってきます。

時間が足りない、時短で、おいしく。
そう考えてくるとどうしてもジャンキーな食事になりがち。
それが私たちの新しい定番にしたい、と掲げるからにはしっかりとしたものになっている。

やっぱり健康的に野菜をたっぷりとってほしい。
楽するとはいえ最低限、いや最大級に体をいたわる食事をして欲しい。
そういう願いの感じられる優しい料理が詰まっているように感じる本です。

野菜がすでに切られた状態で写真になっているのが、分かりやすくて良いと思いました。
いちょう切り、短冊切りと言われても、ピンと来ない料理初心者には助かります。
ちょっとした工夫だけれど、画期的な工夫ですね。
料理自体も見開きで完結するので、料理しやすいです。
レシピが、ありきたりのお料理でないところも気に入りました！

最近はもう「今日のご飯何？」と聞かれることが恐怖です。
友達とランチに行ってもきまって「今日のご飯何にしよう」が合い言葉。
もう、メニューを考えたくないんです、私たちは。
本書は、ささっとできておいしい！を求める私たちの救世主です。

働く人や学ぶ人の多くが「時間が足りない」と感じながら生きていると思います。
料理に使うための時間が作りにくい、ただ料理を作らないわけにもいかない。
そういう方々にとって役に立つ内容だと感じます。
「新定番」「天才かも」といった前向きな言葉に、時間が足りずに疲れている人は背中を押されるのではないでしょうか。

材料はすぐ手に入ってストックしておいても何かにすぐ使えそうなものなのに、取り合わせが目新しく、作ってみたくなるレシピでした。
簡単なのに試したくなるワクワク感があるのがよかったです！
もうちょっと読みたかったです。

時間がないと弁当などを買って済ませてしまいがちですが、短時間でも体に良さそうな美味しい料理が作れるなんてと、目から鱗なレシピ本でした。今回は試し読みとのことで、わずかな内容ではありましたが、このレシピ本は手軽に作れる料理にフォーカスしていて、これまで材料や調理道具が揃いにくいといった理由で本に載っているレシピに挑戦しづらかった人にも手にしやすい1冊なのかなと思いました。私もそういった読者のひとりなので、この本は見かけたら他のレシピのページも読んで、いろいろ挑戦してみたいと思わせてくれました。