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内容紹介
感動の声、続々!
大人気重版の『極彩色の食卓』待望の第2弾!
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相変わらず律子さんの家に住み続ける燕は、ある目的のため、音楽喫茶でキッチンバイトに挑戦する。そこで、ピアノを弾けなくなった音楽高校生の桜と出会うが……。
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◎『小説家になろう』投稿作品になります。
感動の声、続々!
大人気重版の『極彩色の食卓』待望の第2弾!
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相変わらず律子さんの家に住み続ける燕は、ある目的のため、音楽喫茶でキッチンバイトに挑戦する。そこで、ピアノを弾けなくなった音楽高校生の桜と出会うが……。
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内容紹介
感動の声、続々!
大人気重版の『極彩色の食卓』待望の第2弾!
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相変わらず律子さんの家に住み続ける燕は、ある目的のため、音楽喫茶でキッチンバイトに挑戦する。そこで、ピアノを弾けなくなった音楽高校生の桜と出会うが……。
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◎『小説家になろう』投稿作品になります。
出版社からの備考・コメント
校了前のデータを元に作成しています。 レビューなどでお話の真相やオチについて本文を引用する際には、発売後の製品版をご利用ください。 (発売までの改稿で差異が生じる可能性があります)
おすすめコメント
舞台は前作より3年。
鮮やかな色彩の物語にあらたな登場人物が加わり、今作では「音」の表現にも挑戦。
◯舞台も拡がり、男女の悩める高校生も加わることで作品の世界観が大幅にパワーアップしました!
◯数々の著作で人気の料理コラムニスト、山本ゆり先生も大絶賛!
◯カバーイラスト、装幀デザイナーは、本屋大賞にもノミネートされた『線は、僕を描く』(講談社)と同じ丹地陽子&大岡喜直コンビ!※『線僕』との併売も有効です。
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◯数々の著作で人気の料理コラムニスト、山本ゆり先生も大絶賛!
◯カバーイラスト、装幀デザイナーは、本屋大賞にもノミネートされた『線は、僕を描く』(講談社)と同じ丹地陽子&大岡喜直コンビ!※『線僕』...
おすすめコメント
舞台は前作より3年。
鮮やかな色彩の物語にあらたな登場人物が加わり、今作では「音」の表現にも挑戦。
◯舞台も拡がり、男女の悩める高校生も加わることで作品の世界観が大幅にパワーアップしました!
◯数々の著作で人気の料理コラムニスト、山本ゆり先生も大絶賛!
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出版情報
発行形態 | 文庫・新書 |
ISBN | 9784867160114 |
本体価格 | ¥700 (JPY) |
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私のおすすめ度
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前回に続き、読むたびに色があふれ出す素敵な作品でした。読み終わると、あったかくて優しい気持ちになって、やっぱりお腹が空いてしまいます。味、匂い、色彩、触覚の代わりに心情、さらに音が加わって、ここまで五感が刺激される小説はなかなかないと思います。 |
私のおすすめ度
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グイグイと引き込まれて あっという間に読了。はぁ〜。と大きなため息が出てしまうくらい 読み終わりたくない気持ちになりました。 なんだろう。キュンキュンして。好きなんだって自覚して。気持ちを素直に伝えられないもどかしい感じ。 コトバだけで色と音と美味しそうな匂いが頭に浮かんできて… 幸せな気持ちになれました。 |
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主人公たちの、モノクロだった心の景色が徐々に色鮮やかに塗り替えられていくのと同時に、 どんなに色鮮やかなキャンパスを持っている人でも、 その下地はその人だけの苦しみや悲しみでできていることに思いが及ぶ。 一番痛い場所に向き合うのは誰だってイヤだけれど、そのままにしておくのもイヤ。 だから一生懸命乗り越えようと色を重ねていくが、やっぱりそんなに簡単にはいかない。 その時に、本気で相手を想って作られた料理や人を想う本当の優しさの塊があれば、 人はこんなにも強くなれる。 そして、それを使って出来た絵の具で重ねていくから、 この物語は、数々の描写がこんなにも色鮮やかに映るのだ、と思った。 この感覚にまた出会えてよかったです。 読後は本当にお腹がすく。でも、心は満腹になる。五感を刺激しまくる小説です。 |
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前作「極彩色の食卓」で、燕と律子の二人が出会って三年後の物語。 家族のような友人のように暮らす燕と律子ですが、燕は過去の傷を癒しきれず、就職活動から逃避します。 けれど、過去と向き合い、未来に向かうため。 大好きな人との関係をよりよいものに変えていくため。 燕は、葛藤する心を絵画、料理を通して昇華していきます。 新しく出会った友人や仲間、そして音楽も彼を後押ししてくれます。 アートという心の絆を通してお互いがお互いを知り、心も少しずつ成長していく、そんな繊細な感受性が描かれています。 燕と律子の少しずつ変わっていく関係からも目が離せません。 前作を読んでいなくても楽しめますが、二作合わせて読んでいただくと、さらに深く楽しめます。 ぜいたくな彩りと音楽、料理のハーモニーをぜひお楽しみ下さい。 |
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前作から3年経って、バイトを始めた燕くんが、高校生の子たち相手に大人っぽく振る舞うのを見ると、成長したなぁと感慨深いです。燕くんと同じように、トラウマから立ち止まってしまっている、桜という少女を中心に物語が進んでいきます。色とりどりの料理とともに、今回は音楽も楽しめる作品です。燕くんの想いは届くのか?魔女のような律子さんの秘密は、すべて明かされるのか?魅力的なキャラクター達に、また会いたくなります。 |
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前作で新しく共に歩き始めた律子さんと燕が、今作で更に魅力的に描かれていてとても嬉しくなりました。 律子さんの過去に触れる今作も、前作同様に文章から色が溢れるようでした。律子さんの筆から溢れる色や燕が作るお料理の色が目の前に描かれていくようでキラキラと美しいなと思いました。 更に今回は、かつての教え子とその子供たちの葛藤や迷いを中心にストーリーが進み、彼らによる音楽が全編に絡まっているので、色と音に満ちたより鮮やかな印象だなと思います。 桜と陽毬親子の蟠りが、桜が自分と向き合い寂しさに素直に気付くことで溶けてゆき、律子さんを中心に繋がる人々の輪に自分なりの『家族』を燕が見つけ出していくラストは、希望に満ちて笑顔に満ちて、読者の私まで笑顔になる素敵なラストでした。まさに『律子の黄色』がピッタリだと思います。 律子さんと燕の物語が今後も読みたいと思いました。 |
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その指が紡ぐ音は、光を奏で、色彩となり。そして新たな家族を描きだす。 前作から少し時を経た二人と、新しく出会った友人たちとの物語。 かつての二人がそうであったように、桜と夏生もまた、それぞれの過去に大きなわだかまりを残しており―― 読み手を強く惹きつけるこの作品の魅力は、やはり言葉運びの巧みさなのだと思う。 感覚、人間関係、テーマ。どれもが「然るべき」というところにいてくれる。 前作の時点でも作品の完成度に驚かされましたが、今回もまたそれ以上のものを感じました。 |
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音と色が美しい!まだカバー画がありませんが、どんな表紙になるのか楽しみです。前作を未読なので、是非読もうと思います。 燕くんのサンドイッチ食べたいなぁ…自分で次に作るときは、バター外側にしてみます。 読ませていただき、ありがとうございました! |
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聴覚がプラスされ、より黄金のきらめきに・・ 美大生・燕が人と触れあい、欠けているピースを埋めながら成長していく物語・第2章。 料理・絵画で味覚、嗅覚、視覚、他者との触れあいで触覚を刺激されてきた前作から今回は音楽による聴覚も追加され、より黄金の感性に近づく。 新たな登場人物・二人に寄り添うことで燕自身にフィードバックされていくように感じる。また寄り添い方もさまざまで時には熱く、時には優しく、時には切なくとまさに色とりどり。 燕の卒業制作に描かれる顔を早く見てみたい気になりました。 |
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時間。そして居心地のよい場所。どんなに傷ついても未来を見失っても、自分を癒し休ませてくれる場所があれば再び歩き出せる。時間がかかってもいい。腐ることなく自分を取り戻すことができれば生きていける。歩き出したその先が明るいことを願う。 |
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音楽が好きなのに、楽しんで演奏できない桜さん。絵が好きなのに、楽しんで絵が描けない燕くん。どこか似たもの同志の2人の苦しみがかわいそうでなりません。親の期待が重すぎたのか、それに答えようとし過ぎたからなのか、自分が何故こんなにも苦しまなければならないのか分からない2人を、そっと見守ってくれたのはやっぱり律子さんでした。 美しくておいしい料理、楽しい音楽、そして心を許せる友人たち。そういうものに囲まれると、人間は笑顔を取り戻せるのですね。苦しい時には1人でいちゃいけないんだ。誰かに助けてっていうのを我慢しちゃいけないんだって、思いが溢れてきました。 |
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過去に色はあるのだろうか? これは僕がいつも考えていることだ。 アンニュイに隠れた本音、そんな不思議な関係を行き来する世界的画家の竹林律子と居候の大島燕を中心にした物語。 「極彩色の食卓」が前作よりもさらに色濃さを増して帰ってきた。 これは僕にとっても大事件である! 今回の舞台は綺麗な音楽と、美味しい食事、こだわりのコーヒーが自慢な『カルテットキッチン』にまつわる人びとの話。 カルテットキッチンのバイトを始めた燕の前には、ピアノを弾くことにためらう桜の姿があった。 かつて自分も色を失った経験を持つ燕は、知らずのうちに彼女に投影し始めるが…。 登場人物それぞれの抱えるメロディーが孤独に響く。 心象スケッチが素晴らしく、見ている読者の感情も含め、一つのキャンバスに何重も絵が塗られていくようだ。 誰も足を踏み入れることのできないそれぞれの心の領域には、それぞれの役割になぞらえるように壁がそびえる。 その壁から微かなSOS振動が著聞し、作中の絵や料理に触れた瞬間にグレースケールが一気に開花するように音が弾ける。 意図としたシンフォニックではなく、無造作に手にした筆や楽器が無作為に混ざり合っていくような不思議な調を感じた。 これは何かに似ている。 大島燕が深夜に作る餃子スープのように自由であったかい。 いつかは雨がやみ夜が明ける。 大きな意味で僕らは同じ釜の飯を食らう家族なのかもしれないなぁと思いながら本を閉じた。 今回も最高に極彩色であった。 |
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前作と同じように、とても色彩豊かな小説だ。 主人公の燕は、今も律子さんの家に住み、料理の腕を振るっている。 今回の作品では、燕は新しい登場人物たちと出会う。 彼らは、「色」ではなく「音」に関わる人々。だから、カルテット。 色と音と味。五感を刺激する要素が以前よりも幅広くなって、読み手に訴えかけてくる。 Stay homeのこの期間、家の中で閉じこもりがちになっていると忘れそうになるのが、こういう五感に訴えかけてくる世界の豊かさではなかろうか。 |
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そこここに散りばめられるように鮮やかな色が見えるようだ。しかし、この作品は色彩だけではない。匂いも味も感じられる。描かれる料理が本当においしそうなのだ。さらに聴覚を刺激するようにピアノやヴァイオリンの奏でる音にあふれている。中でも最も印象的なのが”雨”の音。まるで映画のシーンが目前に展開されるように感じることができる。そういった小道具を上手く使いながら、様々な障害を乗り越え、様々な真実を明らかにし、切り離された”個”の関係性を再び紡ぎ”家族”という属性へ昇華していく様を描き切る筆力は見事。とても心地よい作品であった。 |
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前作から3年後のお話 燕と律子の関係が壊れず僅かながらでも進展していたのはうれしい 新たな登場人物が増えて物語に深みがました気がします そしてやはりお腹が減る! 前作を知らずとも十分楽しめるでしょう まだまだ続きが読みたいと思える作品です |
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こちらで、このシリーズを知り、 「山本ゆりさん絶賛」の帯に惹かれた。 まずは前巻を図書館で読んでから、こちらへ。 前巻から3年後の物語。 燕は復学して、大学4年生。 音楽喫茶「カルテット キッチン」でアルバイトを始める。 その店に関わる人たちが、今回の主要なメンバーとなる。 ピアノが弾けなくなった高校生・桜が中心で、 律子はやや出番が少なくなり、残念な気がしたが、 いやいや、やっぱりその存在感は揺るがなかった! また、燕も、卒業後の未来について迷い、 律子との現在、親との過去にもがきながら ゆっくりと進み始める。 美味しそうな料理、美しい絵に、 ピアノとバイオリンの音色が加わり、 ますます豊かな作品、 豊かな食卓になった。 その後の律子、燕たちを知りたい。 続編、希望! #NetGalleyJP |
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みおさん、初読み。前作を読んでいないけど大丈夫だった。美味しそうな料理が出てくる美味しいのも小説が巷に溢れていて、これもそんな感じかな?と読み始めたが違っていた。確かに燕が創る料理は美味しそうだけど、でも、物語は少し哀しくて美しくて切ない。エピローグの不思議な出会いが、物語の後半で少しずつ繋がっていく。美味しい料理と艶やかな壁画、そして軽やかな音楽、そんなカルテットに行ってみたい。 |
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色にもこだわった美味しそうな料理に、今度は音楽まで加わったシリーズ第2弾。将来のビジョンを見つけられないままの燕が、バイト先で知り合った挫折とトラウマからピアノが弾けなくなっていた桜に寄り添うことに。それは律子さんも絡んでくるからなんだけど。そう繋がってくるのかな設定やストーリー展開が面白く、自分の進路や両親との関係にもがきながらも、年下の桜たちのことを気遣い、背中をそっと押してあげる燕の姿が頼もしかった。律子さんの悪巧みがまだありそうなので、続編があると嬉しい。 |
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1作目から3年後。相変わらず律子さんの家に居候している燕。大学にも復帰し、卒業制作や律子さんの絵の修復、新たに『カルテットキッチン』でバイトも始める。そして新しい出会い。そこには律子さんの切なくも人を思う暖かい計画があった。色鮮やかな美味しい料理に素敵な音楽と素敵な家族に包まれた時、自分の本当の気持ちに気付き優しくなれる。読んでいる途中で自然と涙の溢れる物語。 |
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五感すべてを刺激されるような描写にすっかり魅了されてしまった。 色、音、食などが紙の中から流れるようにあふれだし、心の中にすーっと入り込み光を放ち続ける。 その不思議な感覚がとても心地よかった。誰かを思いながら作る料理は幸せを運んでくれる。 誰かと暮らすということが、今までなかった思いやりの感情を生み出す。 そして、無邪気さにより心の奥底に傷や寂しさを抱える人々が救われていく。 家族とは、一緒に悲しみを乗り越え、互いを必要とし、いなくなると寂しい。そういうものなのかもしれない。 たくさんの幸せの伏線が散りばめられ、じんわりとあたたかい優しさに泣きそうになる。 もがきながら立ち止まってしまっても、周りのあたたかさに助けられることがある。 徐々に変化していく登場人物たちの心情に、大切に思える人と過ごす時間が永遠に続きますように。 そう祈らずにはいられなかった。とても素敵な癒しの時間を味わうことができました。 |
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前作から3年の月日が流れている。桜と夏生とその家族、という新しい登場人物も加わり、美しい絵と美味しい料理に心踊る音楽がプラスされた。燕と律子さんの年の差婚は正直どうかと思うが、二人が幸せならそれでいい。燕の準備した手巻きサンドイッチはなかなか素敵なアイデア。 |
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心温まるストーリー 音楽、料理、色彩。 登場人物は個性的で面白いだけでなく、登場する料理も美味しそうで作りたくり、「極彩色の食卓2」に出てくる黒胡麻スープを作ってみました。 「極彩色の食卓1」を読んだことのない方でも楽しめる感動作品! |
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発行形態 | 文庫・新書 |
ISBN | 9784867160114 |
本体価格 | ¥700 (JPY) |
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前回に続き、読むたびに色があふれ出す素敵な作品でした。読み終わると、あったかくて優しい気持ちになって、やっぱりお腹が空いてしまいます。味、匂い、色彩、触覚の代わりに心情、さらに音が加わって、ここまで五感が刺激される小説はなかなかないと思います。 |
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グイグイと引き込まれて あっという間に読了。はぁ〜。と大きなため息が出てしまうくらい 読み終わりたくない気持ちになりました。 なんだろう。キュンキュンして。好きなんだって自覚して。気持ちを素直に伝えられないもどかしい感じ。 コトバだけで色と音と美味しそうな匂いが頭に浮かんできて… 幸せな気持ちになれました。 |
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主人公たちの、モノクロだった心の景色が徐々に色鮮やかに塗り替えられていくのと同時に、 どんなに色鮮やかなキャンパスを持っている人でも、 その下地はその人だけの苦しみや悲しみでできていることに思いが及ぶ。 一番痛い場所に向き合うのは誰だってイヤだけれど、そのままにしておくのもイヤ。 だから一生懸命乗り越えようと色を重ねていくが、やっぱりそんなに簡単にはいかない。 その時に、本気で相手を想って作られた料理や人を想う本当の優しさの塊があれば、 人はこんなにも強くなれる。 そして、それを使って出来た絵の具で重ねていくから、 この物語は、数々の描写がこんなにも色鮮やかに映るのだ、と思った。 この感覚にまた出会えてよかったです。 読後は本当にお腹がすく。でも、心は満腹になる。五感を刺激しまくる小説です。 |
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前作「極彩色の食卓」で、燕と律子の二人が出会って三年後の物語。 家族のような友人のように暮らす燕と律子ですが、燕は過去の傷を癒しきれず、就職活動から逃避します。 けれど、過去と向き合い、未来に向かうため。 大好きな人との関係をよりよいものに変えていくため。 燕は、葛藤する心を絵画、料理を通して昇華していきます。 新しく出会った友人や仲間、そして音楽も彼を後押ししてくれます。 アートという心の絆を通してお互いがお互いを知り、心も少しずつ成長していく、そんな繊細な感受性が描かれています。 燕と律子の少しずつ変わっていく関係からも目が離せません。 前作を読んでいなくても楽しめますが、二作合わせて読んでいただくと、さらに深く楽しめます。 ぜいたくな彩りと音楽、料理のハーモニーをぜひお楽しみ下さい。 |
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前作から3年経って、バイトを始めた燕くんが、高校生の子たち相手に大人っぽく振る舞うのを見ると、成長したなぁと感慨深いです。燕くんと同じように、トラウマから立ち止まってしまっている、桜という少女を中心に物語が進んでいきます。色とりどりの料理とともに、今回は音楽も楽しめる作品です。燕くんの想いは届くのか?魔女のような律子さんの秘密は、すべて明かされるのか?魅力的なキャラクター達に、また会いたくなります。 |
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前作で新しく共に歩き始めた律子さんと燕が、今作で更に魅力的に描かれていてとても嬉しくなりました。 律子さんの過去に触れる今作も、前作同様に文章から色が溢れるようでした。律子さんの筆から溢れる色や燕が作るお料理の色が目の前に描かれていくようでキラキラと美しいなと思いました。 更に今回は、かつての教え子とその子供たちの葛藤や迷いを中心にストーリーが進み、彼らによる音楽が全編に絡まっているので、色と音に満ちたより鮮やかな印象だなと思います。 桜と陽毬親子の蟠りが、桜が自分と向き合い寂しさに素直に気付くことで溶けてゆき、律子さんを中心に繋がる人々の輪に自分なりの『家族』を燕が見つけ出していくラストは、希望に満ちて笑顔に満ちて、読者の私まで笑顔になる素敵なラストでした。まさに『律子の黄色』がピッタリだと思います。 律子さんと燕の物語が今後も読みたいと思いました。 |
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その指が紡ぐ音は、光を奏で、色彩となり。そして新たな家族を描きだす。 前作から少し時を経た二人と、新しく出会った友人たちとの物語。 かつての二人がそうであったように、桜と夏生もまた、それぞれの過去に大きなわだかまりを残しており―― 読み手を強く惹きつけるこの作品の魅力は、やはり言葉運びの巧みさなのだと思う。 感覚、人間関係、テーマ。どれもが「然るべき」というところにいてくれる。 前作の時点でも作品の完成度に驚かされましたが、今回もまたそれ以上のものを感じました。 |
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音と色が美しい!まだカバー画がありませんが、どんな表紙になるのか楽しみです。前作を未読なので、是非読もうと思います。 燕くんのサンドイッチ食べたいなぁ…自分で次に作るときは、バター外側にしてみます。 読ませていただき、ありがとうございました! |
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聴覚がプラスされ、より黄金のきらめきに・・ 美大生・燕が人と触れあい、欠けているピースを埋めながら成長していく物語・第2章。 料理・絵画で味覚、嗅覚、視覚、他者との触れあいで触覚を刺激されてきた前作から今回は音楽による聴覚も追加され、より黄金の感性に近づく。 新たな登場人物・二人に寄り添うことで燕自身にフィードバックされていくように感じる。また寄り添い方もさまざまで時には熱く、時には優しく、時には切なくとまさに色とりどり。 燕の卒業制作に描かれる顔を早く見てみたい気になりました。 |
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時間。そして居心地のよい場所。どんなに傷ついても未来を見失っても、自分を癒し休ませてくれる場所があれば再び歩き出せる。時間がかかってもいい。腐ることなく自分を取り戻すことができれば生きていける。歩き出したその先が明るいことを願う。 |
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音楽が好きなのに、楽しんで演奏できない桜さん。絵が好きなのに、楽しんで絵が描けない燕くん。どこか似たもの同志の2人の苦しみがかわいそうでなりません。親の期待が重すぎたのか、それに答えようとし過ぎたからなのか、自分が何故こんなにも苦しまなければならないのか分からない2人を、そっと見守ってくれたのはやっぱり律子さんでした。 美しくておいしい料理、楽しい音楽、そして心を許せる友人たち。そういうものに囲まれると、人間は笑顔を取り戻せるのですね。苦しい時には1人でいちゃいけないんだ。誰かに助けてっていうのを我慢しちゃいけないんだって、思いが溢れてきました。 |
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過去に色はあるのだろうか? これは僕がいつも考えていることだ。 アンニュイに隠れた本音、そんな不思議な関係を行き来する世界的画家の竹林律子と居候の大島燕を中心にした物語。 「極彩色の食卓」が前作よりもさらに色濃さを増して帰ってきた。 これは僕にとっても大事件である! 今回の舞台は綺麗な音楽と、美味しい食事、こだわりのコーヒーが自慢な『カルテットキッチン』にまつわる人びとの話。 カルテットキッチンのバイトを始めた燕の前には、ピアノを弾くことにためらう桜の姿があった。 かつて自分も色を失った経験を持つ燕は、知らずのうちに彼女に投影し始めるが…。 登場人物それぞれの抱えるメロディーが孤独に響く。 心象スケッチが素晴らしく、見ている読者の感情も含め、一つのキャンバスに何重も絵が塗られていくようだ。 誰も足を踏み入れることのできないそれぞれの心の領域には、それぞれの役割になぞらえるように壁がそびえる。 その壁から微かなSOS振動が著聞し、作中の絵や料理に触れた瞬間にグレースケールが一気に開花するように音が弾ける。 意図としたシンフォニックではなく、無造作に手にした筆や楽器が無作為に混ざり合っていくような不思議な調を感じた。 これは何かに似ている。 大島燕が深夜に作る餃子スープのように自由であったかい。 いつかは雨がやみ夜が明ける。 大きな意味で僕らは同じ釜の飯を食らう家族なのかもしれないなぁと思いながら本を閉じた。 今回も最高に極彩色であった。 |
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前作と同じように、とても色彩豊かな小説だ。 主人公の燕は、今も律子さんの家に住み、料理の腕を振るっている。 今回の作品では、燕は新しい登場人物たちと出会う。 彼らは、「色」ではなく「音」に関わる人々。だから、カルテット。 色と音と味。五感を刺激する要素が以前よりも幅広くなって、読み手に訴えかけてくる。 Stay homeのこの期間、家の中で閉じこもりがちになっていると忘れそうになるのが、こういう五感に訴えかけてくる世界の豊かさではなかろうか。 |
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そこここに散りばめられるように鮮やかな色が見えるようだ。しかし、この作品は色彩だけではない。匂いも味も感じられる。描かれる料理が本当においしそうなのだ。さらに聴覚を刺激するようにピアノやヴァイオリンの奏でる音にあふれている。中でも最も印象的なのが”雨”の音。まるで映画のシーンが目前に展開されるように感じることができる。そういった小道具を上手く使いながら、様々な障害を乗り越え、様々な真実を明らかにし、切り離された”個”の関係性を再び紡ぎ”家族”という属性へ昇華していく様を描き切る筆力は見事。とても心地よい作品であった。 |
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前作から3年後のお話 燕と律子の関係が壊れず僅かながらでも進展していたのはうれしい 新たな登場人物が増えて物語に深みがました気がします そしてやはりお腹が減る! 前作を知らずとも十分楽しめるでしょう まだまだ続きが読みたいと思える作品です |
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こちらで、このシリーズを知り、 「山本ゆりさん絶賛」の帯に惹かれた。 まずは前巻を図書館で読んでから、こちらへ。 前巻から3年後の物語。 燕は復学して、大学4年生。 音楽喫茶「カルテット キッチン」でアルバイトを始める。 その店に関わる人たちが、今回の主要なメンバーとなる。 ピアノが弾けなくなった高校生・桜が中心で、 律子はやや出番が少なくなり、残念な気がしたが、 いやいや、やっぱりその存在感は揺るがなかった! また、燕も、卒業後の未来について迷い、 律子との現在、親との過去にもがきながら ゆっくりと進み始める。 美味しそうな料理、美しい絵に、 ピアノとバイオリンの音色が加わり、 ますます豊かな作品、 豊かな食卓になった。 その後の律子、燕たちを知りたい。 続編、希望! #NetGalleyJP |
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みおさん、初読み。前作を読んでいないけど大丈夫だった。美味しそうな料理が出てくる美味しいのも小説が巷に溢れていて、これもそんな感じかな?と読み始めたが違っていた。確かに燕が創る料理は美味しそうだけど、でも、物語は少し哀しくて美しくて切ない。エピローグの不思議な出会いが、物語の後半で少しずつ繋がっていく。美味しい料理と艶やかな壁画、そして軽やかな音楽、そんなカルテットに行ってみたい。 |
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色にもこだわった美味しそうな料理に、今度は音楽まで加わったシリーズ第2弾。将来のビジョンを見つけられないままの燕が、バイト先で知り合った挫折とトラウマからピアノが弾けなくなっていた桜に寄り添うことに。それは律子さんも絡んでくるからなんだけど。そう繋がってくるのかな設定やストーリー展開が面白く、自分の進路や両親との関係にもがきながらも、年下の桜たちのことを気遣い、背中をそっと押してあげる燕の姿が頼もしかった。律子さんの悪巧みがまだありそうなので、続編があると嬉しい。 |
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1作目から3年後。相変わらず律子さんの家に居候している燕。大学にも復帰し、卒業制作や律子さんの絵の修復、新たに『カルテットキッチン』でバイトも始める。そして新しい出会い。そこには律子さんの切なくも人を思う暖かい計画があった。色鮮やかな美味しい料理に素敵な音楽と素敵な家族に包まれた時、自分の本当の気持ちに気付き優しくなれる。読んでいる途中で自然と涙の溢れる物語。 |
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五感すべてを刺激されるような描写にすっかり魅了されてしまった。 色、音、食などが紙の中から流れるようにあふれだし、心の中にすーっと入り込み光を放ち続ける。 その不思議な感覚がとても心地よかった。誰かを思いながら作る料理は幸せを運んでくれる。 誰かと暮らすということが、今までなかった思いやりの感情を生み出す。 そして、無邪気さにより心の奥底に傷や寂しさを抱える人々が救われていく。 家族とは、一緒に悲しみを乗り越え、互いを必要とし、いなくなると寂しい。そういうものなのかもしれない。 たくさんの幸せの伏線が散りばめられ、じんわりとあたたかい優しさに泣きそうになる。 もがきながら立ち止まってしまっても、周りのあたたかさに助けられることがある。 徐々に変化していく登場人物たちの心情に、大切に思える人と過ごす時間が永遠に続きますように。 そう祈らずにはいられなかった。とても素敵な癒しの時間を味わうことができました。 |
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前作から3年の月日が流れている。桜と夏生とその家族、という新しい登場人物も加わり、美しい絵と美味しい料理に心踊る音楽がプラスされた。燕と律子さんの年の差婚は正直どうかと思うが、二人が幸せならそれでいい。燕の準備した手巻きサンドイッチはなかなか素敵なアイデア。 |
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心温まるストーリー 音楽、料理、色彩。 登場人物は個性的で面白いだけでなく、登場する料理も美味しそうで作りたくり、「極彩色の食卓2」に出てくる黒胡麻スープを作ってみました。 「極彩色の食卓1」を読んだことのない方でも楽しめる感動作品! |
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